楽韓Web

韓国に関する話題を面白おかしく、韓国の文化背景を含めて解説してしまうサイトです。

THAADミサイル

 相互RSS募集中です

韓国大統領候補ムン・ジェイン「慰安婦合意、GSOMA、THAAD配備のすべてを見直す!」と発言。公約が際限なく反日でエスカレートする模様

次期大統領有力候補の文氏「慰安婦合意は見直す」(朝鮮日報)
 最大野党「共に民主党」の前代表で、次期大統領選挙の有力候補と目される文在寅(ムン・ジェイン)氏が15日、ソウル市内で行われた外信記者との懇談会で、THAAD(在韓米軍の高高度防衛ミサイル)配備問題、慰安婦問題の韓日合意、韓日軍事情報包括保護協定(GSOMIA)など朴槿恵(パク・クンヘ)政権が推進してきた外交政策について、事実上全て見直すべきとの考えを示した。

 文氏はTHAAD配備問題について「次期政権に先送りした方がよい」と述べた。「韓米同盟を強固にするという従来の方針と、THAAD配備の見直しという主張は相反するのではないか」との質問に対し、文氏は「THAADの配備見直しが韓米同盟を損なうとは思わない」との見方を示した。しかし、米国政府と在韓米軍は今年中の配備が必須だとしており、文氏が大統領になった場合、韓米の間にあつれきが生じる可能性が高い。

 文氏はTHAADについて「朴政権は、米国から提案も論議も決定もないと主張し続けていたのに、いきなり拙速に処理した。首相が(大統領)権限を代行するという状況でTHAAD配備を強行するのは適切ではない」として、次期政権で十分に検討した上で合理的決定を下すべきと主張した。しかし文氏は韓米関係については「トランプ新政権の対韓国政策に大きな変化はないとみている」として、これまでの韓米関係を継承し、発展させる意向を示した。在韓米軍撤収論については「南北だけでなく北東アジア全体の軍事バランスと平和のためにも重要な役割を果たしている」として、撤収させる考えはないことを示した。

 韓日の慰安婦合意に関しては「朴政権が日本と結んだ慰安婦合意は正当性を認めがたい」として「カネは必要ない。日本の法的責任と謝罪をもう少し明確にする新たな交渉が必要だ」と主張した。文氏は韓日GSOMIAについても「日本は軍事大国化の道を歩んでおり、とりわけ独島(日本名:竹島)については領有権を主張し続けている。韓日の間で領土紛争がある状況でGSOMIAを締結するのが適切なのか疑問」だとして、国民感情も考慮した上でGSOMIA締結を再検討すべきと主張した。GSOMIAについては民主党など野党各党が協定の破棄を主張している。
(引用ここまで)

 お、いいですね。
 ただ、まだ生ぬるい。これをきっちりと大統領選公約として出してほしい。さらにいえばタイムテーブルでどのようにしてこれらを実現するのかという絵を描くべきです。
 仮にも大統領になろうというものが宣言するのですから。
 そのくらいのことはやって当然。

 おそらくイ・ジェミョンの登場によってこのあたりの公約はエスカレートの一途を辿るでしょう。
 最終的にどこまで行くのか予想できないほどです。

 というのも、ノ・ムヒョンは7%の経済成長を公約に掲げていました。
 これは当時のハンナラ党からの候補が公約として6%の経済成長を公約に掲げていたのを見て、腹立ち紛れに7%と言っただけだったのです。
 体脂肪率0%のスーパーボディとかいうバカな俳優がいましたが、このように数字が大きいものがよい場合はより大きな数字を出し、小さい数字がよい場合は極限まで小さな数字を出すのが韓国人というものなのです。

 その数字が実現可能であるかどうかとか、体脂肪率0%になったらもうすでに脳みそ壊れてるよとかそういう現実はどうでもいいのです。
 声闘(ソント)では相手をやり込めれば勝ち。
 そして、一度勝った人間はずっと上の立場でいることができるというのが李氏朝鮮からの風習なのですよ。

 つまり、韓国では公約はエスカレートせざるをえない構造にあるのです。
 パク・クネは慰安婦合意、GSOMIAなどで「親日」のレッテルが貼られました。易姓革命である韓国の大統領選挙ではその逆に行かなければならない。
 よって、反日をどこまでもエスカレートさせることが予想できるのです。
 THAAD配備、慰安婦合意、日韓GSOMIA、日間通貨スワップ協定、それぞれの項目について公約がどうなっているのか一覧を作ってほしいですね。
 韓国マスコミには無理かなぁ……。

良心をもたない人たち
マーサ・スタウト
草思社
2012/10/10

韓国人「THAAD配備の報復なんて大国の中国らしくない!」……中国をなんだと思っているのやら……中国当局がロッテを徹底調査

中国、ロッテ事業所を立ち入り税務調査…韓国THAAD配備への報復か(中央日報)
【社説】中国の偏狭なTHAAD報復…大国にふさわしくない(中央日報)
中国政府が最近、中国に進出したロッテグループの全事業場に対して同時多発的な税務・消防・衛生調査をする異例の措置を取り、THAAD(高高度ミサイル防衛体系)に対する報復でないかという疑惑を呼んでいる。中国はロッテグループ上海本部をはじめ、中国内の150余りのロッテ店舗と事業場に対して高強度の調査を実施している。中国の措置は、ロッテが慶尚北道星州(ソンジュ)のゴルフ場をTHAAD配備の敷地として提供したことに対する報復の性格が強い。

中国のTHAAD報復は「等価対応(tit−for−tat)」と分析される。THAAD配備が一段階進展するたびに報復の程度を高める方式だ。中国はすでに韓国行きの中国人観光客20%縮小指示に続き、韓流を制限する措置を取っている。さらに韓国の駐中大使が中国内の韓国企業工場竣工式に出席して祝辞を述べるのを阻止したりもした。こうした中国のTHAAD報復は一言で大国らしくない。まず中国の習近平国家主席が明らかにした近隣諸国との4原則、親しく交流する(親)、誠実に応対する(誠)、恩恵を与える(恵)、包容する(容)という精神に外れる。また、THAAD導入を主導する米国に対してはまともに対応できず、それより弱い韓国、さらに企業や芸能人など弱者をターゲットにして腹いせしているという指摘が出ている。特に北朝鮮の核に対応するための韓国の防御的措置に対し、代案の提示もせず「THAAD反対」圧力を加えるというのは、我々の安保に脅威でもある。

我々は中国が大局的な立場でTHAAD報復を直ちに撤回することを期待する。韓国政府もTHAAD導入において中国の立場を十分に配慮する措置が求められるだろう。また文化や経済などその他の分野での協力を強化し、THAADのように安保分野で発生した対立を最小化する努力を傾ける必要がある。韓国企業としては中国市場にオールインする場合のリスクをより慎重に考慮する側面で、対中国進出戦略を新たに構想しなければならない。
(引用ここまで)

 既報のようにロッテが自社所有のゴルフ場をTHAADミサイル配備用に提供しています。
 その報復として中国が現地法人のロッテに対してさまざまな調査を実施した……と。
 で、この中央日報の社説は「そんなの中国らしくない!」と訴えているわけですが。

 中国をなんだと思ってるんでしょうかね。
 どうも韓国から発信される情報を見ると、中国を徳のある儒教精神に溢れた父親のように感じているようなのですが。
 以前も朝鮮日報が「王道を歩むはずの大国である中国がTHAAD配備で制裁をすべきではない。韓国は属国ではないのだから」みたいな記事を書いていました。
 ちょっと前には「中国は韓国のビジネスパートナーだ」なんてことを恥ずかしげもなく書いていましたっけ。

 対等な関係だとどこかで思っていた……というか、そうあることを願っていたのでしょうね。
 属国ではない。朝貢国でもない。対等なビジネスパートナーであり、友邦であると。

 でも、そもそも中国は事前に「THAADを配備したら中韓関係は一瞬で破壊される」って警告していたのですから、それを実行に移しただけなのですが。1日に3回警告した、なんてこともありました。
 さすがに「一瞬」は白髪三千丈のお国柄なのでアレですが。
 中国側から見たら「だって言っておいたのにwww」ってくらいなもので、草不可避ってとこでしょうかね。

中国4.0 暴発する中華帝国 (文春新書)
エドワード・ルトワック
文藝春秋
2016/3/18

中国メディア「日本がTHAADを配備すると安倍はパク・クネと同様に弾劾されるぞ! それでもいいのか! だから配備するな!」

THAAD:中国網「安倍も朴槿恵のように弾劾危機迎えたいのか」(朝鮮日報)
 日本が来年夏までに終末高高度防衛ミサイル(THAAD)導入に向けた政府方針を固めるとしていることに関連し、中国メディアが「安倍首相も朴槿恵(パク・クンヘ)大統領のように弾劾の危機を迎えたいのか」と警告した。

 中国網(チャイナネット)は29日、時事評論家の毛開雲氏の寄稿を掲載し、「THAADという単語は四面楚歌の朴大統領を連想させる」と指摘。

 その上で、朴大統領の支持率が4%まで低下する一方、安倍首相の支持率は60.7%を記録しており、THAAD問題のせいで「弾劾」される可能性は低いが、THAADが日本に与えるマイナス影響はかなり大きいと主張した。安倍政権が国民の反対を押し切り、THAAD配備を強行すれば、いつかは支持率が低下するはずで、「弾劾」に直面する可能性もあるとの指摘だ。(編注・日本では内閣不信任決議はあるが、首相に対する弾劾制度はない)

 29日付中国紙・環球時報も韓国と日本によるTHAAD配備推進について、「中国軍は米国のミサイル防衛(MD)システムを突破(無力化)する能力の強化に取り組むことになる」と指摘。中国は大して力を入れなくても、THAADなどMDシステムを無力化できると主張した。
(引用ここまで)



 中国にとってTHAADミサイル導入配備がどれほどいやな事態なのかがよく分かりますね。
 軍事というものは基本的に、相手の戦力を保守的に推し量るということが前提となっています。
 「○○なんてありえないだろ」という前提で、実際に戦火を交えたら本当だったなんていうのは下の下ですから。

 THAADをはじめとしたミサイル防衛網に関していうのであれば、通常の弾道ミサイルを撃っただけでは撃墜されるであろうという前提のもとに戦略を組み直さなければならない。 
 デコイを組みこむだのなんだのの対応を強いられるわけです。

 アレな人々が「ミサイルでミサイルを迎撃するなんて、撃たれた拳銃の弾をこちらも拳銃の弾を撃って迎撃するようなものだ」とか言っていますが、実際に打ち落とせるかどうかは関係ないのですよ。まあ、現代のコンピュータ技術はそれを可能にしているのですが。
 ともかく「そういう性能がある迎撃ミサイルである」とされている以上、それを考慮に入れなければならないのです。つまり、ミサイル防衛システムが拡散すればするほど、中国はこれまでの弾道弾が無駄になり、THAADミサイルに対応するコストをかけなければならないわけです。

 逆にこちら側もJ-20がエンジンから黒煙を吹いていようとも、ステルス性能があるという前提で考えるべきなのですけどね。 

ゴースト トリック NEW Best Price! 2000
カプコン
2011/5/26

韓国「中国が非関税障壁を次々にぶち上げてくる!」 → いや、中国の立場では当然でしょ、それ

雰囲気が変わった…非関税貿易障壁を日増しに高くする中国(中央日報)
中国が高高度防衛ミサイル(THAAD)システムの韓半島(朝鮮半島)配備決定に反発し韓流と中国人観光客の制限に続き貿易規制にも乗り出している。

匿名の北京高位外交消息筋は28日、「韓流制限と韓国行き中国人観光客縮小とともに貿易規制も発生している。中国当局は明確に明らかにしていないが、業界ではTHAADの影響と認識している」と話した。同消息筋はこの日中央日報の「韓国に行く中国人観光客20%減らせ」(本紙10月25日付)、「韓国ドラマ・映画・芸能放映禁止」(本紙11月21日付)の報道に対し、「中国当局は公式文書を出していないが、業界を通じ事実と把握された」と確認した。特に「韓国産砂糖に対しセーフガード(緊急輸入制限措置)発動と太陽電池材料であるポリシリコンに対するアンチダンピング再調査着手、食品・化粧品に対する通関拒否急増など、韓国に対する非関税障壁が高まっている」と懸念する。

貿易の現場では対応策作りに乗り出している。ソウル・禾谷洞(ファゴクドン)の化粧品卸売流通団地で会ったある中国人行商人は「化粧品は通関手続きがますます厳格になり通関物流を代行する物流業者を通じて中国に持っていく。代行業者を通せばそれなりに通関が容易だったが、最近はコンテナをまるごと奪われるケースもあり、当分化粧品の購入自体自を減らすだろう」と話した。

韓国貿易協会が24日に発表した報告書も中国の非関税障壁が高まっていると指摘した。報告書によると今年に入り9月まで中国税関が韓国の食品・化粧品輸入通関を不合格にした件数は148件で、台湾に続き2位を記録した。2014年から今年9月の場合、韓国製品の輸入不許可件数は542件で台湾と米国に続き3位だった。 (中略)

北京の消息筋は「中国は韓国に簡単に衝撃を与えられる韓流・観光・人的交流・文化産業規制に集中しているが、貿易分野にも規制を拡大する傾向だ」と話した。彼は限韓令(韓流制限令)について、「中国が独自に知的財産権を持つ放送番組が昨年の30%水準から最近は70%を突破した。オリジナル韓流に固執するよりは現地化した番組を開発し、中国依存度を低くして市場を多角化し、影響が最小化されるよう賠償条項を契約に盛り込まなければならない」と助言した。

観光については「来年4月まで中国人団体観光客を20%縮小するようにとの口頭指示にもかかわらず、個人観光客の増加で今年の中国人観光客訪韓目標である800万人達成には問題ない。安物観光国の汚名を脱却する機会にしなければならない」と強調した。
(引用ここまで)

 中国の基本方針ですね。
 まつろうものには褒美を与え、そうでないものには罰を与える。
 フィリピン、台湾、日本がやられてきたことですね。フィリピンではバナナが溢れるほどに余り、台湾では民進党政権樹立後にさまざまな制裁を行い、日本にはレアアースの輸出規制をした。
 輸出規制したつもりが新技術開発にブーストをかけただけに終わったというところが日本らしいオチでしたが。

 特に韓国の場合、中途半端に中国へのシンパシーを示してしまったことが余計に始末が悪い。もう中国側としては朝貢国であるという認識がされていた
 習近平、プーチンと共にパク・クネが天安門で同じフレームに収まったとき、その序列は決まっていたのですよ。少なくとも中国の中では。
 そこから歴史問題で共闘していたはずの日本を相手に慰安婦合意を結ぶ。さらにはTHAADミサイルを配備する宣言をしてアメリカ側に戻るような見せている。
 その相手に制裁を加えずしてどうするのかと。
 ここで制裁を躊躇するようであれば、他の朝貢国から舐められるわけですから。中国側も退くわけにはいかない。

 チベットのように「解放」されていないだけマシだと思うべきだと思うのですが。
 ま、現状では地続きではないので、韓国国民解放のために人民軍が送られるようなことは当分ないでしょうけどね。

東アジア動乱 地政学が明かす日本の役割 (角川oneテーマ21)
武貞 秀士
角川学芸出版
2015/1/15

中国上海の慰安婦像も撤去へ? そこに透けて見えてくる中国の意図

[インタビュー]「上海の『韓中平和の少女像』も日本の圧力によって撤去の危機」(ハンギョレ)
「先月、韓国と中国そして米国、ドイツの市民社会の協力で中国上海師範大学の校庭に建てられた『韓中平和の少女像』が、日本政府の執拗な撤去要求に悩まされている。上海市当局は少女像の撤去または室内への移転を求め圧迫している。少女像の設置を主導した上海師範大学の蘇智良教授と中国慰安婦問題研究センターや学生などが日本と中国当局を批判し抗議しているが、このまま行けば室内移転の結論が出る可能性が高い」

 9月から中国慰安婦問題研究センター(所長・蘇智良)の客員研究員として上海に滞在しているユン・ミョンスク博士(55)は「少女像の室内移転はすなわち日本に屈服することであるため、少女像の建立に参加した京畿道華城市(ファソンシ)など韓国の市民社会もこれを守る運動を応援してくれるよう願う」と伝えた。 (中略)

 日本側の露骨な撤去圧力は、少女像の除幕式前日から始まったとユン博士は伝えた。「10月21日午後4時頃、上海の日本総領事館から蘇智良教授に直接電話があり、設置しないでほしいと要請された。上海には日本企業も多いので両国の交流協力にも良くないという趣旨の話もされた」。蘇教授は「何も返事をしなかった」という。 (中略)

 現地と日本のメディア報道を総合すると、10月22日午前に少女像の除幕式が開かれると、その日の午後日本の外務省が東京の中国大使館に少女像の撤去を要請し、中国の日本総領事館も上海師範大学に少女像の撤去を要請する電話をかけた。その後から中国政府側の圧力がさまざまな経路を通じて入ってきた。「22日午後から中国外交部は上海市人民政府の外事事務所に連絡し、上海市人民政府はまた上海市教育委員会に、そして上海市教育委員会は上海師範大学に連絡をした。最初は少女像に幕をかぶせて人目につかないようにするよう言った。しかしすぐに要求内容が少女像の撤去に変わった。その後、11月10日頃からは再び少女像を博物館内部に移動させよという要求に変わった」

 これに反発した中国人たちの要求で、中国外交部はブリーフィングを通じて強硬な態度で繰り返し原則的な立場を明らかにしている。「しかし実際には、中国当局の公式な対外反応と内部の対応は異なり、二重的だ」
(引用ここまで)

 フライブルクでの設置拒否に続いて、上海での「双子の慰安婦像」も撤去の圧力がかかっているとのこと。
 一応、外務省も仕事をしているようです。
 海外、特に欧米では慰安婦合意によって日韓間の問題としての慰安婦問題は「最終的かつ不可逆的に解決された」という文言は効いているのは間違いない。
 でも、中国はそういった約束というような価値観では動いていない。そもそも動かない。
 ではなにがきっかけなのかと考えてみると、思い当たる部分があります。

 中国はそもそも韓国側の「ハルビン駅に安重根記念碑を作ってくれ」という依頼に対して、安重根記念館を作ってしまうという反日の蜜月ぶりだったのですが。
 韓国がTHAADミサイルを配備することを決めてからこっち、どうやらアメリカ側に寝返ったという判断をしているようです。
 その裏切り者に対しての報復が韓国芸能人の活動締め出しであり、この慰安婦像の屋内への移転であるという感じではないでしょうか。
 一連の動きに見えるのですよね。

 日本に対しては反中国であることはしょうがない。でも、韓国が再び寝返って日米側に向かうことは許さない。
 そういった決意が見えているように思えます。

中国大動乱の結末 混乱が止まらない経済・政治・社会を現地から驚愕レポート邱海涛
徳間書店
2016/10/28

韓国人「韓国と中国は対等なビジネスパートナー、THAAD配備で報復などありえない」 → 結果……

中国、「限韓令」を全面適用…チョン・ジヒョンのドラマ、ソン・ジュンギ広告も「禁止」(中央日報)
「芸恩網」や「騰迅娯楽」など中国インターネット芸能ニュースは20日、「限韓令(韓流禁止令)、全面アップグレード」というタイトルで関連内容を報じた。まだ公式文書は出されていないが、「韓国ドラマ・映画・芸能番組および韓国作品をリメークしたコンテンツがすべて放送禁止になる。ただし、すでに審議を通過した作品や放送フォーマットを正式に購入した芸能作品は例外」という指針が伝えられたという内容だ。特に、今回の措置は、地方31省市区の衛星放送はもちろん、地方放送やインターネット動画プラットホームも適用対象になるとされており、中国内における韓流コンテンツの流通は大きな打撃を受ける見通しだ。 (中略)

今回の措置によって、7月8日の韓米両国のTHAAD公式配備発表以降、事案別に適用されていた限韓令は全面禁止令に強化される見通しだ。これまで中国版『パパ、どこ行くの?』シーズン4を撮影した歌手ファン・チヨルの出演の部分に編集の手が入れられ、湖南衛星放送の韓中合作ドラマ『相愛穿梭千年2』(原題)は女優ユ・インナの出演分が全面削除されたままで放映された。
(引用ここまで)

 THAAD配備への報復が中国からあるのではないかとされていたときに、韓国側からは「中国は韓国からの中間財を必要としている。そんな自らの不利益になるような報復をするはずがない」とかなんとか言っていたのですよ。
 ま、ふたを開けてみたらこうだった、というお話。


  韓国芸能人の規制であれば経済の本流部分に傷をつけることはなくても、傍流部分であれば容易に切り離すことができるということですね。
 それも象徴的な部分を規制することで、より分かりやすく抱腹であると示すことができる。ついでに外貨流出も防げる。
 中国からしてみたら一石二鳥にも三鳥にもなる楽な手段。
 専制国家ですから、方針を決めたらあっという間に浸透するのも有利な部分ですね。

 さて、「経済の結びつきを強くすればするほど互いに互いを縛りつけることになるので、不利益をもたらすような行動には出にくくなる」。
 こういう考えかたは昔からあるのです。
 古くは第一次世界大戦前からそんな話がされていて、実際には未曾有の戦争に突入することになったっていう。
 幾度も間違いが指摘されている考えかたなのですが、「いや、まだまだ経済的な結びつきが弱かっただけ」とかいうように間違いを頑なに認めようとはしない。

 その結びつきを究極的に強力にしようとして、統合国家を作ろうとしたのがEUだったわけですが。
 まあ、そのEUの現状はアレ。
 そもそも人間なんて不合理な存在なのですから、多少の不利益には目をつぶって戦いを挑むことくらいいくらでもあり得るのです。

EU崩壊(新潮新書)
木村正人
新潮社
2013/11/16

THAAD配備もF-35導入もチェ・スンシルの仕業だった? ロッキード・マーチンが韓国で暗躍!?

ロッキード・マーチンが朴政府で勢いに乗る、「チェ・スンシルゲート」武器ビジネスまで?(マネートゥデイ・朝鮮語)
チェ・スンシル氏が韓国軍の次世代主力戦闘機となるF-35Aの導入とサード(THAAD・高高度ミサイル防衛システム)の導入過程などにも影響を及ぼしたという疑惑が提起されている。
チェ氏が使用したタブレットPCで既に南北間接触した軍の機密事項まで見たという事実が明らかになったし、一部では武器取引ロビイストであるリンダ・キムとチェスンシルの接触状況があったことを挙げている。

防衛産業では数兆ウォンレベルの資金が投入されることを考慮すると、リンダ・キム事件の時のように、超大型防産不正に拡散することができる可能性もある。
特に政界や軍の周辺では、米国のロッキード・マーティン社が世界1位の軍需メーカーはいえ、パク政権になってからというもの韓国の武器市場を掌握しており、その背景を調査しなければならないと主張がある。

キム・ジョンデ正義党議員は1日、「7月サードが電撃的に配置されたが、当時(サード製作会社の)ロッキード・マーチン側が現政府の実力者たちとの接触を試みたという話が多かった」とし「当時、ロッキード・マーチンが接触した秘線系実勢を明らかにしなければならない」と強調した。
金議員はまた、「リンダ・キムとチェ・スンシル氏の親交があるどうかはふめいだが、二人が互いに知っていることは事実」とし「リンダ・キムがまだロッキード・マーチンであるパートを担当しているとしたが、それがどのようなものなのか知ることができない」と述べた。
金議員は、先だって前日にFacebookへ「サード配置以来、不安になった首都圏の防衛にパトリオット6つの砲台を1台あたり6000億ウォンに供給すると、3兆6000億ウォンの市場が開かれる」と書いた。

今まで私たちが運用していたパトリオット(PAC-2)は、レーヨン社製であるが、今後導入予定のパトリオット(PAC-3)ミサイルは、ロッキード・マーティン社製品である。
実際のロッキード・マーティン社は、2010年代序盤には、韓半島の武器市場でいくつかの千億ウォンレベルの契約を受注する平凡なものであった。しかし、2014年から最近まで、ロッキード・マーティン社が韓半島武器市場を急速に吸収した。
次世代戦闘機F-35 40台導入事業のみ2021年までに7兆3419億ウォンを持っていき、次期イージス駆逐艦広開土-掘Batch-供砲謀觝椶垢襯ぁ璽献浩鐺システム事業も占めた。
1兆8000億ウォンが投入されると見られるKF-16改良事業責任会社も英国BAEシステムズからロッキードに変更された。

2014年3月、F-Xの最終機種が米国ロッキード・マーティン社のF-35Aで決定されたときにも、様々な議論があったという点に注目する必要がある。当初F-Xの最終的な機種は、ロッキード・マーチンのF-35Aではなく、ボーイングのF-15SEであり、価格の入札結果でもF-15SEが総事業費8兆3000億ウォンを合わせたことが分かった。
しかし、この結果は、当時の国防長官だったキム・クァンジン県国家安全保障室長の主宰で開かれた防衛事業推進委員会で「F-15SE次期戦闘機の機種選定案」が否決され、ロッキード・マーティン社に契約が変わった。

当時、金長官は、このような決定を「政務的な判断」と発言することによって、ある種の政治的背景があったことを示唆して論議を生んだ。
したがって、金長官が言及した「政務的な判断」が、最終的に上層部である大統領府の介入があったではないかということだ。
軍関係者はこの日、マネートゥデイもっと300とのインタビューで、「ロッキード・マーティン社のF-35Aが、韓国の戦力として優れた戦闘機であることは事実だが、突然ボーイング社からロッキード・マーチンに変わった理由は分からない」とし「サードの場合韓国政府がこれまで必要ないという立場だったが、これいきなり決定された部分で、いくつかの話が出てきているのが現実だ」と述べた。
(引用ここまで)

 ちょっと前に「もはや郵便ポストが赤いのもチェ・スンシルの仕業」という話を書きましたが、まさにそういう状況になってきました。
 野党議員がそう言っている、というだけなのですが。

 F-15SEからF-35Aへの変更も、THAADミサイル配備宣言も、KF-16の近代化改修の担当がLMになったのもチェ・スンシルの仕業。
 軍事的にはどの選択も不自然ではないですけどね。
 というかそもそもF-16の近代化改修にBAEを選んだことのほうがよっぽど問題だと思いますが。

 ロッキード・マーティンばかりというのはアメリカでも問題になっているくらいなので、基本的にアメリカの兵器体系をそのまま持ってきている韓国が同じ構図になっても不思議はない。
 この記事で出ている中で、唯一「あれ?」って感じたのはTHAADミサイルを配備決定したときの唐突さくらいなものですが。
 それでも韓国には必要な装備であることは間違いありません。


 実際、ロッキード・マーティンが韓国に営業にきているのは間違いないでしょうけども、さすがになぁ……。
 まあ、こういうような感じで「なにもかもチェ・スンシルが悪い」というような言われかたをするのでしょう。
 いくつかは実際にそうなのでしょうし、いくつかは言いがかりに過ぎないものもあるのでしょう。
 それほどまでに大きな事件であるというのは間違いないところでしょうかね。

謀略のステルス艇を追撃せよ!(上) (扶桑社BOOKSミステリー)
クライブ・カッスラー
扶桑社
2015/6/30

韓国国防部「THAADミサイルの新配備地決定です」 → わずか数時間後 → 中国外交部「断固反対、必要な措置を取る」

THAAD:星州ゴルフ場で最終確定、来年中に配備完了(朝鮮日報)
   ↓
THAAD:配備先決定に中国「断固反対、必要な措置を取る」(朝鮮日報)
 韓米両国は30日、在韓米軍の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」の配備地について、慶尚北道星州郡北部の草田面にあるロッテスカイヒル星州ゴルフ場にすることを最終決定した。今年7月13日に同じ星州郡の星山砲台への配備を一旦決めてから79日後の再決定だ。

 韓国国防部(省に相当)はこの日配布したプレスリリースの中で「北朝鮮の核・ミサイルの脅威が徐々に拡大していることを受け、国の安全保障と国民の生命を一層安全に守るため、来年中にはTHAADが配備されるよう尽力したい」とコメントした。またTHAAD配備の時期についても当初は「来年末まで」としていたが、今回は「来年中」と前倒しした。韓米両国も来年上半期には配備を完了する方向で意見を集約したという。
(引用ここまで)
  ↓
 韓米軍当局が9月30日に米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)の配備先を最終決定・発表したことをめぐり、中国外交部はTHAADの配備を直ちにやめるよう強く反発した。中国外務省の耿爽報道官は同日の定例ブリーフィングで「THAADの配備は中国を含む域内国家の戦略的安全保障の利益を深刻に損ない、地域の戦略的バランスを破壊するものだ」と強調した。同報道官はさらに「中国側は断固反対し、国の安全保障の利益と地域の戦略的バランスを守るために必要な措置を取る」と述べた。これに先立ち中国国営の新華社通信はこの日の発表直後、評論記事で「THAAD配備によって韓国の前途は難所だらけになった」と書いた。
(引用ここまで)

 このロッテのゴルフ場への配備はここ何週間か言われていたことで既定路線。
 ゴルフ場なら広大な土地があって、「電磁波ガー」「作物ガー」って叫ぶサヨクもいない、あるいはかなり少なくなるというのが利点でしょうね。ま、彼らはどんなところであろうと出没してくるでしょうけども。
 それから以前の配備予定地と比べてもちょっと高い場所になるらしく。レーダー波の通りもよくなるのではないかという話でした。
 これが決定したというプレスリリースが韓国の国防部から出たのが昨日の午後2時でした。

 そしてその日のうちに中国から「絶対に許さんぞ!」という発言が出る、という。
 前述のように以前からここに決まるのではないかという話は出ていたし、韓国国内でも「そろそろ決定するはず」という報道は出ていたのでその場合の対応というのは前もって決められていたのでしょうね。
 それにしても、午後2時に発表したものに対してのリアクションをその日の定例記者会見で出すというのは尋常じゃない素早さ。
 中国としては朝鮮半島のTHAAD配備は生命線のひとつというように考えている、ということですね。

 駐韓中国大使が「THAAD配備が決まったら一瞬で中韓関係は破壊される」と言ってきたのは脅しではない、ということか。
 思えば7月の「配備決定」の時も同じ日に「配備中止しろ」って中国外務省は言ってましたもんね。
 本気なのでしょう。
 この中国の本気に韓国がどれだけ抗うことができるのか、ここが見どころです。

最強 世界のミサイル・ロケット兵器図鑑
坂本 明
学研プラス
2015/4/28

最新記事
スポンサーリンク
オススメアイテム
韓国人による北韓論
緊急追記で金正男についても。
BABYMETAL
LIVE AT TOKYO DOME
初回限定+早期購入特典
初音ミク ハートハンターVer.

ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド COLLECTOR'S EDITION

匠の技 ステンレス爪切り
About This Weblog
楽韓WebのBlog版。今年中にはドメイン含めて移行予定。

うちはそこらにありがちなゼノフォビアライクなところとは異なっており、文化的・文明的背景をもって「なぜこのようになっているのか」を解説して、大いに韓国を楽しんでしまおうというコンセプトの元に2002年から設立されているサイトです。単純に韓国が嫌いなかたは他を見てもらったほうが満足できるんじゃないかと。

相互RSSのご連絡先等 → rakukan.net★gmail.com
★を半角@に変更してください。
なんか適当な欄w
記事検索
Twitter プロフィール
楽韓Webの更新情報なんかをお伝えしますよ
最新コメント
Monthly Archives
Categories
スポンサーリンク
QRコード
QRコード
逆アクセスランキング
Twitter
  • ライブドアブログ