ものつくる日記

使いやすくておしゃれなデザインの漆器「楽膳-RAKUZEN」デザイナーの日記。開発のエピソードや漆器の豆知識など。日々思うことを書かせていただきます。

ついに完成☆手前味噌

てまえ-みそ【手前味噌】
自分で自分を褒めること。自慢。▽かつて味噌みそは自家製で、自分が造った味噌を互いに自慢し合ったことからできた言葉。

こんにちは。
RAKUZENデザイナーのおおたけです。
ご覧いただきありがとうございます。
1年前に初めての味噌作りをしまして、
先日待望の味噌開きをしました。

天地返しはサボり、冷暗所に1年間放置していたお味噌。
ネットではカビが生えたりすると書いてあったけど、どうだろう。
どきどきです。

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ヒイイ…カビがびっしり。
*重石は重めの陶器で代用しました。
カラフルでほわほわしたカビは美しくもありますが。
中身が心配になりつつ、内蓋を外します。

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中身は密封されていたので、少し黒いところがあるけど綺麗でした。
表面は取り除きました。
お味噌のいい香りがします。
ちゃんとお味噌ができていました!感動!

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ネットでは冷凍保存がオススメされていたので
お味噌は小分けにして冷凍保存しました。

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後日、ご報告を兼ねて和醸岩本園さんにご連絡したら
「カビは生えるもの」と聞いてほっとしました。
「人それぞれに常在菌の数が違うから
同じ材料でも作る人によってお味噌の味も変わる」
そうです。
奥深い菌の世界に触れた気分です

カビが生えにくくなるコツも教えていただきました。
お味噌を仕込む際に
味噌の真ん中を少し盛り上げて、山のような状態にして
樽のフチに塩を撒くといいそうです。

さて、完成したお味噌のお味は
「手前味噌」の言葉どおり、格別でした☆
当然、自分で作ったというバイアスがかかっての高評価です。
手作りの満足感で幸せな食事ができるんだから、それでよいのです。

和醸さんはデザインのお仕事で関わらせていただいてる農家さん。
この味噌造りセットのラベルも担当させていただきました。

味噌造りセットの大豆も、麹の材料のお米も
農薬も肥料も一切使わない、自然農法で作られています。

美味しいお味噌だと感じたのは
自分自身のバイアスだけではなくて
やっぱり、素材の良さが大きいと思います。

和醸さんの「味噌造りセット」はこちら

味噌+マヨのディップを作りました。
野菜がもりもり食べられます。
ディップの器はぐいのみ「らく杯」です。
倒れにくいからソース入れにも重宝しております。

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ご覧いただきありがとうございました。
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幸せはこぶ桃の御朱印帳

こんにちは。
RAKUZENデザイナーのおおたけです。
ご覧いただきありがとうございます。
本日はデザインに関わらせていただいた事例のご紹介。

幸せはこぶ桃の和紙でできた御朱印帳
商品企画、パッケージ、販促物のデザインに関わらせていただきました。

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こちらは
福島の桃の剪定枝から生まれたアップサイクル和紙
「福咲和紙」のオリジナル商品です。

どうして桃の和紙で御朱印帳なのかというと
「桃」は古来より邪気払い、不老長寿の縁起物とされてきたから。

福咲和紙でオリジナル商品を作りたいというクライアント様。
紙皿など別の商品企画案もありましたが
福咲和紙らしさ、桃の和紙らしさを表す商品にと方向性を決め
邪気を払い、福を呼び込む桃の御朱印帳が生まれました。

福島市や伊達市の名産品である桃。
子どもの頃から親しんできた大好物の桃が
実はものすごく栄養価が高くて、しかも
縁起物だと知ったのは福咲和紙に関わってから。
これまで無縁だった新しい世界を知れることは
デザインのお仕事をしていて面白いと感じることのひとつです。

〈知ってました!?桃ってスゴイ〉
桃はうなぎ以上の夏バテ防止食材と言われるくらい栄養豊富で
桃の甘い香りにはリラックスやアンチエンジング効果があるとされ
女性の健康と若さにうれしい要素がたくさん。

古代中国では西王母の不老不死の桃の伝説があり
日本では「古事記」でイザナギが桃を投げて鬼を払ったと記される。

ご存知「桃太郎」は桃から生まれた男の子が鬼退治をする話ですが
桃太郎のお話、明治時代後半までは
「川から流れてきた桃を食べて若返った
おじいさんとおばあさんの間に誕生した男の子が桃太郎」
とされていたそうです。
桃には不老長寿や若返りの効果があると
古くから信じられていたからだと考えられています。

桃の栄養価の高さを目の当たりにした古代の人たちが
桃を不老長寿の仙果だと信じるようになったのかもしれませんね。

・・・脱線したので、御朱印帳に戻ります。
表紙と、本文(御朱印を書いていただく面)、しおり、
全てが福咲和紙でできたスペシャルな御朱印帳です。
しおり単品でも販売されていますよ。


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縁起物というだけでなく、この和紙は色合いも素敵。
桃の果実と同じように桃の枝にも紅い色素があって
漉き込んだ枝もほんのりピンク色。
かわいらしい和紙です。

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福咲和紙のオリジナル商品は
福島駅西口の岩瀬書店さんでお買い求めいただけるそうです。
詳しくは販売元の三和紙店さんへお問合せくださいませ。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
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修理跡はあえて見せる

こんにちは。
RAKUZENデザイナーのおおたけです。
ご覧いただきありがとうございます。

漆器を金継ぎ風に修理してみた話です。

「金継ぎ」は主に焼きものの器に施される修理法ですが
修理には漆芸の技法が使われています。
でも漆器の修理に金継ぎはメジャーではない。

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何故って。
漆器は修理跡をまるっと漆で塗り直せるから。
修理跡がわからない、新品と見間違える状態に修理できるから。
修理跡に金を蒔いてごまかす必要がなかったんですね。

でも今は、金継ぎって素敵だよねと感じる人が増えてきた。
修理跡はその器を使ってきた歴史みたいなものだから。
同じ形に壊れる器はないから、金継ぎされる形もみんな違う。
金継ぎした器は世界に一つの器。
ストーリーを感じさせてくれる修理法なんですね。

ということであえて金継ぎ風に漆器を修理してみました。
→すごく素敵に仕上がりました!

修理品はRAKUZENの倒れないぐいのみらく杯
入荷商品の検品をしていたらうっかり手をすべらせて
縁が割れてしまいました。

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木製の器は落としても壊れにくいですが
縁から落下すると大抵こんな感じに壊れます。

そそっかしい自分にがっかりしつつ
せっかくなので金継ぎ風に修理してみようと思い立ち

金継ぎ教室もやられている一心堂さんにお願いして
修理してもらいました。
一心堂さんのウェブサイトはこちら
おお!

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修理前よりも高級感が出ました!
ケガの功名。

ついでにもう一つ、金継ぎではないけど
修理箇所をあえて見せる修理もしてみました。

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サンプル用に貸出後、底が壊れて戻ってきた楽膳椀です。

底を黒じゃなくて青い漆を塗って
ワンポイントの模様みたいに演出してみる。
最後の青漆を塗る工程だけを自分でやらせてもらいました。

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柄を大きくしようと欲張って
修理&職人さんが下塗りしてくれていた場所から
はみ出だして青漆を塗ったので…

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乾燥後、修理箇所と自分で塗った箇所とに
結構な段差ができてしまいました。
職人さんの忠告には従うもんです…

新品みたいに修復できるのが漆器の良さだけど
修理箇所を素敵に見せることで
その漆器にさらに愛着がわくなと実感しました。

過去の日記に「金継ぎを習う」も書かせていただいていましたので
金継ぎのやり方が気になった方は探してみてください。
カテゴリー分けされてないブログですみません…

ご覧いただきありがとうございました。
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漆塗りを習う・番外編★和紙ピアスをリメイク★

こんにちは。
RAKUZENデザイナーのおおたけです。
今回は「漆塗りを習う」番外編。

和紙ピアスを漆でリメイクしてみた★

今回リメイクしたのは美濃和紙で編まれたピアス。
軽くてナチュラルな風合いが気に入って愛用していました。
しかし気づけば表面にファンデーションが付いたり
残念な見た目になってきていました。

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お気に入りだから捨てるのは忍びない。
そうだ
職人さんの工房に打合せに行ったついでに
和紙に漆を塗ってリメイクさせてもらおう!

漆を塗ることで
汚れをカモフラージュするだけでなく
● 耐水性が出る
● 丈夫になる、破けない
という機能的なメリットも

*代わりに、和紙の柔らかい質感はなくなります

小ぶりな刷毛で和紙に漆を直塗りしました。
せっかくだからイメージを変えようと黒漆をチョイス。

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紙だから漆をぐんぐん吸います。
木の器に塗る時よりもたっぷり塗りました。

室で乾燥させたのがこちら。

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下地なしの直塗りで
重ね塗りもしていないので
和紙の質感は残りつつも、硬い板状になりました。
和紙の軽さも健在です。

職人の手仕事が存分に発揮された
ツヤツヤピカピカの漆のアクセサリーよりも
こちらのほうが素材としての漆の良さが感じられて好きです。
(手前味噌)

このままでも悪くないけど
なにか物足りない…
ピッカピカじゃなくていいけど
もう少し漆っぽく、艶とか欲しいー
と職人さんに聞いてみたら
二度塗りしたら艶が出るかもとのこと。

部分的に二度塗りしてみました。

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写真の艶のあるところが二度塗りした箇所。
乾かす前だからすごくツヤツヤしています。

乾かしたのがこちら。
リメイク完成!

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写真だとわかりにくいですが
一度塗りと二度塗りでは黒の濃さが違います。
一度塗りはマット、二度塗りはほんのり艶が出ました。


世界にひとつのピアスになりました。
またたくさん使うぞ

ご覧いただきありがとうございました。
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弁理士の頭脳バトル「特許の鉄人」!

こんにちは。
RAKUZENデザイナーのおおたけです。
先日、「特許の鉄人」というイベントに招いていただきました。

内容は
往年のテレビ番組「料理の鉄人」的ルール。
二人の弁理士さんが初見の商品に対するクレームを
制限時間25分で書き上げて、その内容を競うというもの。

*クレーム:特許申請時に作成する文書で、機能や特徴を記載します

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第一試合の「日用品対決」のテーマに
らく杯を使いたいと
主催者さんに声をかけていただいたご縁で
おおたけは「発明者」として登壇させていただいたのでした。

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正直、難しそう&堅いイベントなのかと思っておりました。
それが参加してみたら予想以上に白熱した戦いに
知財権に詳しくない自分も楽しめて
しかもタメになったイベントでしたー!

すごいなあ!と思ったのが
クレームって普通は1日がかりで書くものだそうです。
商品やサービスの本質を見極めて表現するのは
デザイナーにも共通する作業です。

仮に自分が初めて聞いたテーマで
たったの25分でデザインを作るとしたら…
想像しただけで頭が爆発しそうです。

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しかも形状を文章で表現するというヘビーな作業...

★勉強になったこと★↓

RAKUZENの商品って意匠権は取得済みだけど
特許って、日用品よりも
もっと劇的な発明じゃないと申請できないイメージがあって
意匠権との違いもよく知らなかったんです。
イベントで弁理士さんとお話させていただいて
ざっくりとですが違いを知ることができました。

意匠:形状
特許:機能

*本当にざっくりです

とのこと。
デザインはモノの形だから意匠権で間違いはないんだけど
機能=形状(デザイン)になっているモノもある。
らく杯はまさにそう。

こういう場合、意匠権の申請が却下されても
特許申請すると通る場合があるそうです。
日用品は機能に優れたモノが多いから権利取得の可能性は高そうです。

らく杯、以前に意匠権申請却下されてたんですよねえ。
もっと前に知りたかった〜

そんなわけで
新しい世界を知れたイベントでした。
主催者の皆さま、ありがとうございました!

ご覧いただきありがとうございました。
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世界にひとつ!漆器のリメイク

こんにちは。
RAKUZENデザイナーのおおたけです。
今日は漆器のリメイク事例のご紹介です。

「ふくしまベンチャーアワード2017」というビジネスプランコンテストで
漆器のリメイク事業を立ち上げたい!
とプレゼンして「特別賞」をいただいておりました。

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漆器の良さは、修理できることだと思います。
修理すれば子の代、孫の代と引継いでいけること。
修理することで思い出も一緒によみがえること。
修理しながら長年使うことで、人生に寄り添える道具になること。

修理の魅力をデザイナーの目線で発信したい!
ということで漆器のリメイク修理事業を考えたのでした。

でも、プランを具体化しようとすると
自分自身が漆器職人じゃないことや
ネットでリメイク受注することで想定されるリスクが
予想以上に多くて事業化を中断していました。

そんなとき
リメイク修理事業の相談に乗ってくださっていたKさんが
楽膳椀が壊れたから修理してほしい。
“どうせならリメイクで”と言ってくださって。
初めてのリメイク修理が実現しました☆

【こちらが修理前のお椀】
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木製品は陶磁器やガラスに比べて断然割れにくいですが
フチから落下すると割れてしまいます。

Kさんからのリメイクのオーダーは
・金継ぎ風にしたい
・修理箇所を隠すのではなく、デザインの主役にしたい


職人さんにイメージを伝え、修理開始。

【修理後のお椀がこちら】

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かっこいいー!!

破損箇所には朱漆を塗って。
破損箇所とお椀本体との継ぎ目は金を蒔いて金継ぎ風に。
もともとは全面に黒の拭き漆を施したお椀。
伝統的な、渋めな印象でした。

修理後はとってもモダン。
朱色に金と伝統的な色しか使っていないのですが
これがまたクールな印象に一役買っています。

Kさんにお見せしたら
ものすごく喜んでくださいました。
購入時よりも修理費用が高くなってしまったけれど
(修理面積が大きく、そのぶん金を多く使ったため)

“世界にひとつだけの漆器が手に入って
かえって愛着がわいたし
価値が出たから気にしない。
家宝にします!“

と言ってくださいました。
うれしかったです。

ちなみに今回のケースは
修理期間は1ヶ月半
修理費用は9,000円
でした。
Kさん、ありがとうございました!

当社商品に限りますが、漆器の修理を承っております。
RAKUZEN修理のページはこちら

リメイク修理にご興味のある方がいらっしゃいましたら
お気軽にお問い合わせくださいね。
*職人さんに「おまかせ」の要素が強いです。
 予算やデザインの詳細なご希望には応じられません。
 あらかじめご了承くださいませ。

ご覧いただきありがとうございました。
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これが本当の手前味噌!はじめての味噌仕込み

こんにちは。
RAKUZENデザイナーのおおたけです。
令和の初日に会社移転をして
引越しが落ち着いた10連休の最終日に味噌を仕込みました。

「和醸 岩本園」さんの
和醸みそ造りセット!


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ラベルデザインとウェブサイトの商品撮影をさせていただきました☆

撮影に使ったみそ造りセットを気前よくくださったので
はじめての味噌仕込みにチャレンジしました。
お料理というより子どものころの粘土遊びに近い。
親子で仕込んだら最高の食育になりそうです。

こちらがみそ造りセットの内容。

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自然農法で農薬も肥料も使わずに育てられた大豆とお米。
室町時代からの伝統的な方法で作られた米麹。
九十九里の天然塩。
美味しいお味噌にならないはずがない!という最高の材料。

味噌の仕込み方は和醸さんのサイトからダウンロードできます。
こちらからどうぞ

和醸みそ造りセット手順書_裏ドラフト


〈みそ造りスタート〉

前日に大豆を洗い、18時間以上水に浸けておく
大豆を洗うと泡が出るんですね。
洗剤でも入ってるのかと思うほどの泡にびっくり。
大豆に含まれるサポニンという成分だそうです。

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水を吸わせた大豆を圧力釜で煮る
指で潰せるくらい柔らかくなればOK。

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大豆を煮ている間に「塩切麹」を作りました
塩と麹を手で混ぜます。
混ぜ終えたら手がスベスベになりました。
麹と塩の美肌効果でしょうか。

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煮えた大豆の粗熱をとって、つぶす
細かく潰すには麺棒より瓶の底がやりやすかったです。
潰し終えた大豆をつまんでみたら
お砂糖なしの「ずんだ」でした。
このままで食べたい衝動にかられます。

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塩切麹と潰した大豆を混ぜて、お団子を作る
塩切麹と大豆は一度に混ぜるとなかなか均等に混ざらず大変でした。
2〜3回に分けて混ぜるのがよさそうです。
お団子は空気を抜くようにしながら丸めます。

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お団子の空気を抜きながら味噌の容器に詰める

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ラップまたは和紙をかけて空気と触れないようにする
 →中蓋をして重石を載せて
 →ラップで蓋をおおう

和紙は余分な水分を吸ってくれるのでカビ防止になるそうです。
重石はちょうどいいものがなくてどんぶりで代用。

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冷暗所で1年間寝かせて完成!
天地返しをしなくても美味しいお味噌になるそうですよ。

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美味しいお味噌になりますように☆
ご覧いただきありがとうございました。

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ものづくりには物語があるんです



こんにちは。
RAKUZENデザイナーのおおたけです。
ご覧いただきありがとうございます。

RAKUZENのブランド紹介動画がついに完成しました!
(ブログ冒頭の動画はセリフなしのショート版です)

「使うひと 作るひと みんなにうれしいデザイン」
をモットーに、会津塗り職人×デザイナー×障がいを持つ人たちが
一緒に作る食器ブランドがRAKUZENです。

RAKUZENの看板商品
持ちやすい楽膳椀が生まれるまでには
ドラマがあったんです!という内容の動画。
職人、デザイナー、そして開発に協力してくれてた障がいがある人たち
それぞれのひたむきな想いを収めた動画、ぜひご覧ください。

本編はウェブサイトトップページからご覧いただけます。

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動画を作ってくださったのは
映像作家の福井崇志さん。
職人の仕事を丁寧に追った映像を多数手がけていらっしゃいます。
すばらしい作品ばかりなので
こちらもぜひチェックしてみてくださいね!

福井さんの作品はこちら

ご覧いただきありがとうございました。

日本でいちばん大切にしたい会社

こんにちは。
RAKUZENデザイナーのおおたけです。

「日本でいちばん大切にしたい会社」(坂本光司著)で
紹介されている企業のトップお二人による
講演会&対談に参加させていただきました。

日本理化学工業株式会社 代表取締役社長
大山隆久氏
  ×
株式会社クラロン 取締役会長
田中須美子氏

どちらも障がい者雇用で有名な企業さん。
地元福島市でお話が聴ける。
なんて幸運でしょうか。

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こちらは日本理化学工業の大山社長。
社員の70%以上が知的障がいがある人たち。
いろいろな著書があるので詳しくは割愛しますが
↓がお話のなかで印象的だったこと。

障がい者が直感的に理解できる作業工程にする
=障がいのない社員もわかりやすい
みんなが働きやすい職場になる

障がいがある社員は戦力なので
あなたがいないと困ると伝える
責任感が生まれる

障がいがある社員にとって
会社=居場所だと思ってもらえる環境を作る
がんばってくれる

さて
日本理化学工業さんが作られている画材
「kitpas(キットパス)」をご存知ですか?

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見た目はクレヨンだけどもっとスゴイ。

・口紅と同じ材料で出来ているから安全
・水で落ちる
・紙だけでなく窓ガラスとか平滑な面ならどこでも描ける

だから
こんな使い方もできる

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冷蔵庫に買い物メモを書いて

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いらなくなったら水+ティッシュで消す

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キレイに消えました

社長のお話もさることながらkitpasにも感激!

大山社長の講演後は
クラロンさんの工場見学をさせていただきました。
体操着を作られている会社さんです。
小・中・高校生時代に着てた体操着はここで作られていたのですねー。

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130名以上の社員のうち障がいがある方は36名いらっしゃるそう。
工場内でも楽しそうに働いている彼らの姿をたくさん目にしました。

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障がいがある社員さんへの気遣いが感じられてほっこりします。

工場見学後の対談のなかで
両社とも障がいがある人の離職率が低ことをお話されていました。

せっかく施設から企業に就職できても
馴染めなくて施設に出戻ってしまうという話を
よく耳にしていたので、これはスゴイこと。

採用担当者は好意的なのにいざ現場で働いてみると
障がいがある人がイジメのような扱いを受けてしまうケースが
少なからずあるそうなのです。

でも
クラロンの社員さんを見ていたら
離職率が低いことも納得しました。
どの社員さんも明るく挨拶してくれて
お手洗いを探していたら丁寧に案内してくれたり
お会いした社員さんみんな、親切であったかかった。

現場の一人一人が障がいがある人を
受け入れる心の準備ができているのを肌で感じました。

すばらしい時間をありがとうございました。

お読みいただきありがとうございました。
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暮らしに和を 日日是好日な1日

こんにちは。
RAKUZENデザイナーのおおたけです。

今回のブログタイトル「日日是好日」(にちにちこれこうにち)
樹木希林さんの遺作映画のタイトルとして記憶に新しい
この言葉の意味、ご存知でしょうか。
「毎日毎日が素晴らしい」という意味の禅語だそうです。

「漆器と着物で和食を楽しむ会」
新しい年の始まりに和食、着物、漆器の三大和ジャンルのコラボで
日日是好日を体験しよう!というイベントを開催しました。

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会場は千葉県松戸の「つながる古民家 隠居屋」さん。
大正時代に建てられた古民家をリノベーションして
コンサートやマルシェなど
地域のコミュニティースペースとして活用されています。

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この趣ある古民家で
和装または和アイテムをドレスコードに
RAKUZENの漆器を使って
和食をいただこう

というイベントです。

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和食を担当してくださったのは
和食料理人の平田有子さん。
日本人の身体に馴染み深い食材
「まごわやさしい」(豆、ごま、わかめ、野菜、魚、椎茸、芋)
を使った料理教室・講座・出張料理などをされています。

平田さんの料理教室はこちら
暮らしの中の懐石料理教室
★2019年2月16日開催 お出汁の講座

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今回使用した器は展示サンプルや試作品だったので…
“色がバラバラだなー”
“器が全部丸くてコーディネイトしにくいなー”
と制約があるなかでもさすがプロ!
器とお料理のすばらしいコラボを実現してくださいました。

お料理たちの一部がこちら
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トレイ兼プレート皿の「らく皿」は大皿として使用。

出汁巻き卵の美味しいことといったらもう!
丁寧に手間暇かけて作られたお料理は
どれもお出汁が上品に香って
ひとくち食べるごとに幸せな気持ちになりました。

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楽膳椀はソース入れにしたり、酢飯&サーモンの丼ものに。
やっぱり、器はお料理があってこそ映えますねー。

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“軽いんですね“
“持ちやすいですね”
“実家に眠っている漆器を掘り起こして使ってみようかな”


参加してくださったみなさんのコメントから
体験してもらえば漆器の良さが伝わると実感。
高級感丸出しで棚に飾っておいても良さは伝わらないんですね。

漆器を普段使いするハードルが少しでも下がって
毎日の食卓に取り入れるきっかけになったらいいな。

そして「着物」を担当されたのは
和装イメージコンサルタントの上杉恵理子さん。

この日の上杉さんの帯はなんとサバンナ柄!
これ、アフリカに思い入れがある上杉さんの自己表現ツールなんです。

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初対面の人がいる場に着物を着ていくと
自分を覚えてもらいやすいし
“どうしてサバンナ柄なの?”から会話が始まり
経歴や自己紹介を自然に伝えることができるというわけ。
戦略的に着物を纏うなんて
上杉さんにお会いするまで考えもしませんでした!

★上杉さんの主宰する「和創塾」はこちら

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和食も着物も漆器も
現代の慌ただしい生活では「面倒」かもしれません。

でも

食べてくれる人を想って手間暇かけて食事を作る
衣服を着ることを意識する
匠の技を感じる器で心もお腹も満たされる

面倒に見えることは日々を大切にすることであり
自分自身を大切にすることで
自分の周りの人を想うおもてなし精神でもあります。
和を取り入れた暮らしは「日日是好日」そのもの。


最後に
イベントを企画運営してくださった中小企業診断士のみなさま
会場を盛り上げ、おおたけの着付けコーディネイトもしてくださった上杉さん
繊細な和食で器とコラボしてくださった平田さん
参加してくださったみなさま
心からありがとうございました!

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写真はRAKUZENロゴのポーズです笑

最後までお読みいただきありがとうございました。
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