こんにちは。
RAKUZENデザイナーのおおたけです。
ご覧いただきありがとうございます。

みなさまは「河井継之助」というサムライをご存知でしょうか。
歴史ファンの方や司馬遼太郎さんの作品が
お好きな方はご存知かもしれません。
小説「峠」の主人公として有名な幕末のサムライです。

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わたしはこの方のおまんじゅうパッケージデザインの
お仕事をいただくまでは聞いたことがありませんでした。
しかし「峠」を読んでびっくり。すごい人でした。
常識に囚われない発想力や時代の先を読む力。

すごい人なのに歴史の教科書に載っていないのはなぜか。
戊辰戦争で敗れた側の人だからですね。
まあ。歴史というのは勝者が
自分に都合のいいように作るものだから仕方ないですね。

前置きが長くなりました。

福島県の南会津郡只見町に
「河井継之助記念館」という施設があります。

幕末の戊辰戦争の時代、長岡藩家老であった河井継之助が
戊辰北越戦争に敗れ負傷しながら奥会津の「八十里越」
という峠を越えたものの、只見町の塩沢村で息を引き取りました。
それで只見町には河井継之助記念館があり
毎年の命日には墓前祭も行われているそうです。

記念館で販売する只見の新たなお土産品として
「河井継之助まんじゅう」
のパッケージデザインをさせていただきました。


デザインのクライアント様で
おまんじゅうの製造販売元はヤマサ商店さん。
こだわりは上質な素材を材料に「手づくり」すること。
ゆべしやお味噌などを製造されています。
どの商品も丁寧に作られたことが伝わる、やさしい味わいです。

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そして完成したのが
,まんじゅうの外箱に付ける「掛け紙」

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継之助記念館を訪れる人は
司馬遼太郎作品や歴史ファンの中高年男性がメインだと想定して
継之助さんのキャラクターとイメージが重なるよう
男性的で、力強く、素朴で実直な印象のデザインにしました。

継之助さんのイラストはAki Kankeさんの作で
記念館のメインビジュアルとなっています。

また
版画風のデザインなのは
イラストのタッチと馴染みますし
手づくりで昔懐かしい味わいのおまんじゅうであることを表現するためです。

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皮がもちもち。とっても美味しい黒糖まんじゅうです。

△まんじゅうの箱に封入した「しおり」

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お土産におまんじゅうをもらった人が
継之助さんを知らない可能性大なので
「ガトリング砲」というキャッチーなキーワードを使いながら
クイズ形式で継之助さんを紹介しています。

お土産をもらった人が興味を持ってくれれば
次の旅行先の候補に河井継之助記念館も登場するかも
お土産をきっかけに只見を訪れる人が増えてほしいと思い
敢えておまんじゅうの説明は省き、継之助さんの紹介だけで構成しました。

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河井継之助について詳しく知りたい方は
司馬遼太郎氏の著書「峠」(上・中・下巻)がおすすめです。
映画「峠 最後のサムライ」も今年公開予定とのこと。
主演は役所広司さんだそうです。
史実と役者の年齢が合いませんが笑

只見の河井継之助記念館にいらした際は
おまんじゅうにも注目してみてくださいね!


最後までご覧いただきありがとうございました。
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