今日はORPのお勉強です。

なにげにORPをモニタリングしていますがきっちりとその意味を把握していなかったのでお勉強です。

◎ORPとは?
「酸化還元電位(ORP:Oxidation-reduction Potential)」
酸化させる力と還元させる力の差を電位差で表したもの
ORP値がプラスであれば酸化力が強くマイナスであれば還元力が強い

???

またもや化学バカを丸出しです。

ことばではなんとなくわかっても化学では理解できません。(^^ゞ

酸化と還元をきちんと理解するには化学式までわからないといけません。

なので…

それはあきらめました。

サンゴ水槽でORPをモニタリングする意味を理解していこうと思います。

酸化力が強い=酸素が多い

酸化力が弱い=酸素が少ない

というとらえ方なら水槽と関連付けて理解できそうです。

一昔前からORPはオゾナイザーのコントロールに使われていました。

ORP

うちでも以前は少しだけORPコントローラーにオゾナイザーをつないでいました。

◎ORPの変動
で、どんなときにORPが変化するのかといいますと…

魚を追加したときや生体が死んでしまった時です。

これらのことがあると有機物が増えてバクテリアが爆殖します。

その結果、酸素が多量に消費されてORPが下がります。

あと光合成の始まる直前の朝がORPが最も高く、照明が消える直前では低くなる傾向にあるようです。

◎サンゴ水槽でのORPの活用
ここが一番のポイントかと思います。
①BPシステムでのバクテリアのコントロール
バクテリアのコントロールといっても難しいです。うちではべっぴん珊瑚のBPシステムで運用しています。べっぴん珊瑚でのBPシステムは土壌バクテリアや炭素源、アミノ酸を投与して栄養塩をコントロールするシステムです。なので炭素源を入れすぎてバクテリアが過活性になると酸素が消費されてORPが下がります。こういったことを把握するのにORPは役立ちます。
じゃぁどれくらいのORP値が正解なのかですが、正常値というよりもどれだけ変動があるのかがポイントであると思います。
一般的にサンゴ水槽では350mv前後が理想的なようです。

②水槽の状態を知る
先に書いたように生体が死んだときにはORPが下がります。なので突然ORPが下がった時など岩の裏側で魚が死んでいたってこともありえます。

③オゾナイザーの調整
これも先に少し書きましたがオゾナイザーはオゾンの強力な酸化力で水質を浄化させるものです。オゾンを添加することでORPは上昇します。じゃぁいくらでも上がっていいのかといいますと上がり過ぎはサンゴにも負担がかかるようなので危険です。400mvくらいまでが許容範囲のようです。

ORPをモニタリングすることで水槽の不調を数値としてとらえることができます。

◎ORPモニター
なのでORPモニターはサンゴ水槽にとって水質維持のための有効な器材だと思います。

モニター

ところが売ってないんですよねORPモニター

↑は初期に使っていたORPモニター

MV

一昔前はLSSからmvコントローラーってのが出されていたんですが廃盤になっています。

今はもうアクア用としてのORPモニターやコントローラーは売っていません。

私も苦労して探しヤフオクで落札しました。

このORPモニターの欠点は高価なうえに電極の寿命が短いこと。

1年毎の交換を推奨している水質機材メーカーもあります。

しかしORP電極は白銀(だったかな?)を使っているのでこれも高価です。


↑今も交換用の電極を探しているのですが安いのは中華製のしかありません。


↑いっそのことこれを買ったほうがお得かなぁと。

◎電極のお手入れ
日頃のメンテとしては電極のセンサー部のお掃除です。

今日は数年ぶりに掃除してみました。

本当にいつしたのか覚えてないくらい前です。

20190509_165508
↑これがORP電極です。

見た目はph電極と同じです。

20190509_165635
↑センサー部を耐水ペーパー#1000で軽くこすります。

20190509_165601
↑これでセンサー部に付いた膜を取り除きます。

20190509_104955
↑お掃除直後は100台までダダ下がり。

20190509_165311
↑夕方には267まで上昇

う~ん、やはり今まで340前後の数値を示していたのはセンサー部の劣化が原因だったと思います。

炭素源やバクテリアを投入してもORPが下がりませんでしたからね。

初期の頃は投入直後からすぐに下がっていましたから。

ただ朝は370前後で夕方は340前後と日内変動はありました。

明日にはもっと安定するでしょうか。

*お勉強は苦手なので山崎さんのブログを参考に抜粋させていただきました。