2011年07月02日

頚椎症・頚椎椎間板ヘルニア

       <中高年の首の痛みの主な原因


特徴

40歳以上の中高年に多く、上を向くと首が痛む、腕へ響く痛みがある、手指がしびれる、動きがぎこちないなどの症状があり、過去に激しいスポーツや運動で首を痛めた人、脊柱管が狭い人に起こりやすい。


どんな病気なの?

頚椎は、背骨の中でも首の部分を構成する骨のことで、第1〜第7頚椎までの7つの椎骨が積み重なって形成されています。そして第2頚椎以下の椎骨と椎骨の間にはそれぞれ椎間板がはさまっています。

頚椎症は椎間板の老化から始まる加齢性(変性)疾患で、頚椎椎間板ヘルニアも、その一連の変化の中で起こり、広義には頚椎症に含めて考えられます。

椎間板には中心にゼリー状の「髄核」(ずいかく)があり、周囲を「繊維輪」(せんいりん)という丈夫な組織が取り巻いています。

椎間板は椎骨と椎骨の間にあってクッションの役割をもち、頚椎に伝わる衝撃を吸収していますが、年をとると椎間板が変性して、弾力が失われたり、亀裂が入ってしまうことがあります。

このようにして、椎間板のクッションの働きが弱くなると、椎骨同士がぶつかったり、椎間関節が磨耗してきます。頚椎がぶつかって刺激されたりすり減ったりすると、骨棘(こつきょく)という骨の出っぱりができて骨が変形します。

あるいは、椎骨の並びにずれが生じて脊髄の通り道である脊柱管や、脊髄から枝分かれした神経が出て行く椎間孔(ついかんこう)が狭くなったりすることもあります。また、変性した椎間板から髄核が飛び出し、頚椎椎間板ヘルニアが起こることもあります。

こうした骨や椎間板の変化によって神経が圧迫を受けると、痛みやしびれをはじめ、さまざまな神経症状が現れることになるのです。



頚椎症で起こる主な症状

〇頚椎症状⇒朝は具合がよいが、長時間根を詰めた仕事をしていると首筋が痛くなって来る(肩こり、頭   
         痛、目の症状、耳鳴り、めまい)

〇神経根症状⇒強い痛みが首から肩、腕へと走る。(首をそらすとひどくなる手のしびれ)

〇脊髄症状⇒手がしびれる(片側・両側)、手指が伸ばしにくい、もつれる、脚がしびれる、もつれる(特に階段  
         を降りる時など)



対処方法&アドバイス

*首の痛みが出たら、痛みだけのうちに保存療法(手術以外の方法)を行いましょう。

*病院や治療院では、どんな症状がどのくらいの期間続いているのか、またどの部位にどんな症状が出ている  
 のかを出きるだけ正確に伝えましょう。(的確な問診と身体所見であなたの症状の原因が7〜8割は見当が  
 つきます)後は、整形学的検査、神経学的検査、や感覚、運動、反射のテストでさらに原因と部位を絞り込み  
 ます。 (楽体館では、さらにそれの裏づけを取る為にMRIやレントゲンを撮って来ていただくことがあります)

*頚椎を安静に保ちましょう(楽体館では、頚椎だけでなく背骨全体のバランスを整えて頚椎に掛かる負担を減  
 らしていきます、またピンポイントで局所牽引の出きる特殊テーブルで神経根や椎間板への圧迫を取り除いていきます

*温めて血行を促し、筋肉のこりをほぐしましょう(楽体館ではホットパックサンビーマーを使用します)

*首の骨は重い頭部を支えているため、筋力が弱まるとおおきな負担になります、首や肩の筋力アップする  
  運
動や体操を習慣づけましょう。(楽体館では職場や家庭で出きる運動やエクササイズを指導しています)


rakutaikan at 20:03│Comments(0)TrackBack(0) 背骨に関する考察! | 上肢の症状

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