首や肩の症状

2011年07月17日

頚椎ねんざ(むち打ち症)、外傷

原因と特徴

「むち打ち症」<頭部の強打や無理な曲げ伸ばしから起こりやすい>

〇交通事故に遭った
〇ぶつかり合うスポーツをしている
〇頭を強く打った



むち打ち症は「頚椎ねんざ」の一つで、骨や椎間板、靭帯などに損傷を伴わず検査によっても神経症状が見られないものを指します

損傷がある場合はむち打ち症ではなく、頚椎脱臼や頚椎骨折などの頚椎損傷となり、別の病名になります。

むち打ち症の主な症状は「首の痛み」です。 急性期にはなるべく首を動かさないように固定して安静をはかります、炎症が起きてズキズキするときには冷やしてあげると楽になります。(楽体館ではクライオ療法とテーピングを行います)

通常は安静にしていれば2〜3週間でよくなりますが、それ以上症状が続く場合やしびれや麻痺、感覚鈍磨(どんま)などの神経症状が現れた場合は一度精密検査を受けてみる事をお勧めします。

よく、損傷がないのに「いつまでも首の痛みや頭痛などの症状が続く」と訴えるケースがありますが、これは事故時の恐怖感や心理的要因が大いに関係していると考えられています。

痛みが軽減されてきたら、今度は無理をしない程度に首の筋力増強運動などで首を支える筋肉を鍛えていきましょう、(動かし始めに少し痛みが有ってもすぐに止めないで何回か続けます、最初の痛みがだんだん強く成るのか慣れて痛みが軽くなってくるのかが見極めるポイントです)。



「外傷」 <多くは交通事故や転落事故、スポーツ時の事故や落下物がぶつかるなどの事故で起こる>

〇交通事故、転落事故などによる骨折・脱臼
〇負担のかかりやすい第7頚椎の疲労骨折
〇接触プレーがある格闘技やラクビーなどで起こるスポーツ外傷
〇関節リウマチ、ダウン症の人の上位頚椎の亜脱臼


事故による怪我で注意しなければならないのは、痛み以外にしびれや麻痺などの神経症状が起こる可能性が高い事です。また神経症状はけがをした直後には現れないことがあるのでこれも注意が必要です。

さらに、子供のころ頚椎にけがをしたことがある人や、頚椎に病気をもっている人、脊柱管が狭いと診断されたことがある人は事故や怪我がきっかけで、別の病気が起こっていることもあるため、より注意が必要となります。


大きな事故などで頚椎の損傷が疑われるときは、首を動かさないことが大切です、特に上部頚椎(第1・第2頚椎)の損傷では呼吸困難や呼吸停止など、非常に危険な状況に陥ることもあります。


<注:怪我や骨折などの外傷は、カイロプラクティックの適応外と成りますので、ファーストコンタクトでは適切な医療機関の受診をお勧めする事になります>

rakutaikan at 11:33|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2011年07月06日

頚肩腕症候群

    <ほとんどは心配のない、いわゆる「肩こり


特徴

首から肩、腕にかけて痛みやこりが起こる病気の総称です。通常、特に原因となる病気がないものをいいます。好発年齢は10代から50代と幅広く、長時間同じ姿勢で作業している猫背で首が前に突き出ているなで肩で首が細い、人などに多いといえます。



どんな病気なの?

肩のこりや首の痛み、腕の重たい感じは、誰もが経験したことがある症状ですが、原因となる病気がある場合はその病名で呼ばれるので、ここでいう「頚肩腕症候群」とは特に原因となる病気がなく、肩こりのような症状が起こるものを指します。

な原因は、首や肩、背中の筋肉の疲労です。肩の周辺には僧帽筋(そうぼうきん)や肩甲挙筋(けんこうきょきん)、棘下筋(きょくかきん)などの筋肉がありますが、これらの筋肉が疲労して固く緊張し、血行不良になると「乳酸」などの疲労物質が筋肉中に蓄積してきます。 その結果、こりや痛みが起こります。

しかも、こりや痛みがあるせいで動かさなくなったり、姿勢が悪くなることで、さらに筋肉が緊張して、余計に悪化させてしまうのです。

筋肉を緊張させ、疲労させるのは、パソコン作業やデスクワークなどで長時間同じ姿勢をとり続けることが大きな原因です。

また、もともと体型がなで肩の人や首が細く長い人は、首や肩周辺の頭を支える筋肉が弱いことが多く、こりやすいといえます。これは頭を支える筋力が男性よりも弱い女性に多いことからもわかります。

運動不足で筋力が低下している人も要注意です、さらに最近では、ストレスや精神的な緊張によるものも増えてきています。



鑑別

肩こりや首筋の痛みなどの症状は、さまざまな病気で見られます(たとえば、頚椎症や胸郭出口症候群など)。このため、たとえば初回「肩こりで」と見えられた患者さんでも、充分な問診・検査の時間を取る事が重要になります。

いつごろから、どこがどんなふうに痛むのか? 怪我や打撲などの思い当たる原因があるか? いわゆる肩こりの場合、ほとんどの人は肩というよりも首の付け根のこりや痛みを訴えます。また、日によって程度が軽くなったり、重くなったり、左右のどちらかだけだったりと変動します。 

したがって、痛みが徐々に強くなってきたり、指先まで痛みが走るというような場合は注意が必要です。さらに重要なのは、こりや痛み以外にしびれや指を動かしにくいといった神経症状があるかという点です。

これを調べるために当院では、初めて「肩こりで」来院された患者さんにも運動分析、整形学的検査の他にもサービカル・コンプレッションテスト(同ディストラクションテスト)やソトホールテストなどの神経学的検査も時間をかけて行い、他に何らかの病気がないか確認してから施術に入ります。(痛みが強くなったり、放散痛が起こることが有る場合は提携の病院でレントゲンやMRIを撮って来ていただくこともあります)



施術と対策

検査の結果、普通の肩こりと判れば、まず首・肩を中心に緩和操作(マニュピレーション)で筋肉を緩め、モビリゼーションで動きの悪くなっている関節の可動域を回復させて行きます。次にアジャストメント(矯正)で骨の歪みや変異を取り除く事で体全身のバランスを整えていき頚肩部に掛かる負担を軽くしていきます。

また肩こりは普段の生活を改善しないとまた繰り返すことになるので、自宅や職場で出きる姿勢を正しく保つ為のエクササイズや筋力アップの為の体操もしっかり覚えて帰ってもらいます。


rakutaikan at 18:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2011年06月15日

あなたの症状から考えられる病気は?

<肩こり・首の痛み>
 
 首から肩のこり、痛み、つっぱり感などいわゆる「肩こり」には特別な病気が原因ではない頸肩腕症候群が多いのですが、若い女性では胸郭出口症候群、中高年では頚椎症頸椎椎間板ヘルニア頚椎後縦靭帯骨化症などの病気が考えられることがあります。

また、むち打ち症や寝違えなどは頚椎ねんざの一種で、自分の合わない枕が原因で肩こりや首の痛みが起こることもあります。

関節リュウマチのある人はリュウマチ性脊椎炎、糖尿病のある人は化膿性脊椎炎、人工透析を行っている人は、破壊性脊椎症、癌の既往歴のある人では転移性脊椎腫瘍などの可能性も考えなくてはいけません。


<首が動かない、動かしにくい>

 頚椎椎間板ヘルニアでは、首を動かせない、動かしにくいという首の運動制限が起こることがあります。(痛みを伴わない人もいます)

リュウマチ性脊椎炎が進行すると、痛みに加えて、次第に首が動かしにくくなります。

強直性脊椎炎では、痛みは弱いものの強い運動制限が起こります。



<肩の痛み、運動制限>

 中高年の人が手を上げると肩が痛むというなら、肩関節周囲炎(いわゆる五十肩)がまず考えられます。
関節リュウマチが肩関節に起これば、やはり肩が痛み、動かしにくくなります。

バスや電車でつり革などにつかまっていて、急ブレーキの後に肩が痛くなったら肩腱板損傷が考えられます。

二つの見分け方は、腕を自分で上げても(自動運動)他人に上げてもらっても(他動運動)痛みが起こるのが肩関節周囲炎で、自分では痛くて上げられないけど、他の人に上げてもらうと上がるのが腱板損傷です。



rakutaikan at 19:37|PermalinkComments(0)TrackBack(0)