腰や背中の症状

2011年09月07日

腰椎の外傷

〇骨折のない外傷

腰椎の外傷で多いのは、転倒したり、腰をひねった時などに起こる急性のねんざです

これはぎっくり腰の一種なのですが、レントゲンなどの画像検査をして骨や関節の変形が認められても、痛みの原因を確認することはできません。

あくまで、患者さんの訴える痛みと、それが発生した事故などの状況から判断されます。


急性で患部に熱感のある時には、クライオ療法で患部を冷やしさらしで固定して安静にしておいてもらいますが、炎症があるていど治まれば動ける範囲でなるべく普段どおりの生活をすることが大切になってきます。

施術においても、「冷やして固定する」⇒これ以上悪化させない為の守りの治療、から「暖めて動かす」⇒回復させていく攻めの治療にシフトしていきます。

骨折などのない軽い外傷の時は痛くて動けない場合をのぞき、過度の安静を避けるほうが回復を早めることになるからです



〇骨折

骨折などの外傷はカイロプラクティックの適応外となりますが、ここでは骨折におけるいくつかの注意点を申し上げておきます。


<ちょっとしたことで骨折した方>

骨粗鬆症が無いか、がんの骨転移などが無いかを検査する必要があります


<スポーツのあと腰痛が長引く>

疲労骨折が疑われます。また骨粗鬆症があると、同じ動作を繰り返すだけで圧迫骨折することもあります。



腰椎の骨折は、事故や転倒、スポーツ時のけがによるものがほとんどです。外傷などで急激に起こる骨折のほか、「疲労骨折」や「圧迫骨折」のように徐々に起こるものもあります。

中でも、中高年の骨折は注意が必要です。大きな外力が加わったわけでもないのに骨折した場合、背景に何らかの病気が潜んでいる可能性が高いからです。

がんによる骨折も考えなければならないため、鑑別診断が必要なことが多くなります。また、中高年になると骨粗鬆症が関係しているケースもよく見られます。ちょっとしたことで骨折したり、急激な腰痛を伴う圧迫骨折が起こったときは、骨粗鬆症が原因のことが多いのです。

とくに50歳以上の女性は注意が必要です。

rakutaikan at 19:01|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2011年08月29日

心因性腰痛

近年わかってきた、原因不明の腰痛、治りにくい腰痛の背後に、心の問題がかかわっているケース。


〇好発年齢:15歳〜

〇特徴的な症状:慢性腰痛があるが、検査をしても原因が見つからない

〇こんな人に多い:仕事での満足度が低い、家庭内に不和がある、不安を抱えている、いつも憂鬱で気分が晴れない



どんな病気?

<精神的なストレスが腰痛を招くことがある>

さまざまな検査を行っても腰痛を引き起こすような骨の異常や病気が見当たらないなど、原因が不明なまま、慢性的な腰痛を訴えるケースの中に「心因的腰痛」がかなり含まれていることが近年注目されてきています。

また、慢性腰痛を訴える患者さんの80%に抑うつ状態が見られるともいわれ、ストレスや心の問題が腰痛に大きく影響していることは否定できません。

人間関係のストレス、仕事関係の緊張や不満、家庭内の不和など、さまざまな問題がストレスとなって腰痛を増悪させていると考えられます。




施術と対策


実際腰痛のみならず、体の不調でカイロプラクティック等に見えられる患者さんの中には大なり小なり「心のれが体の症状として現れている状態」(心身症)的な方がかなりの割合で見受けられると思われます。

もちろん、問診・検査でカイロ療法で手に負えないと判断した場合は、心療内科などを先に受診されることをお勧めいたしますが、ほとんどの患者さんの場合はカウンセリングの時間を長めに取り、マニピュレーションで体の緊張を緩和させたのち、背骨を調整して自律神経の働きを回復させる施術や室内を少し暗くして行う自律神経訓練法、また腹部を暖めながら行う呼吸訓練法などで体と心の状態を安定させていく施術を何回か続けられると症状の方もだんだん取れていく方がほとんどです。


ただし、このような状態の患者さんは、施術者への「信頼と安心感」がベースにないと、どんな施術を行っても効果が出にくいので、患者さんと先生との相性も大切な要因となってきます

rakutaikan at 18:28|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2011年08月25日

腰部脊柱間狭窄症

中高年の腰痛・坐骨神経痛の大きな原因


〇好発年齢:50〜70歳以上

〇こんな人に多い:生まれつき脊柱間が狭い人。腰椎や椎間板の変形、すべり(椎骨のずれ)が有る人。

〇特徴的な症状:少し歩いただけで下肢に痛みやしびれが出て歩けなくなるが、しばらく休むとまた歩けるようになる(間欠跛行)。前かがみになると症状が楽になる。



どんな病気?


<骨や椎間板の老化による腰部脊椎症やすべり症が主な原因>

「腰部脊柱間狭窄症」は病名というより、腰椎の脊柱間が狭くなっているという病態を示したものです。脊柱間とは、背骨(脊柱)を構成している椎骨が積み重なって出きる管状の空間のことです。

この管の中のは、脊髄(せきずい)と馬尾(ばび)、神経根が通り、枝分かれした神経が体の各部に伸びています。

この脊柱間が先天的要因(生まれつき)に加え、腰部脊椎症や脊椎すべり症など加齢に伴って起こる病気や変性などが原因で脊柱間の中を通っている神経や背骨から出て行く神経の根元が圧迫されることによって、腰痛やしびれなどのさまざま症状が現れる状態を「腰部脊柱間狭窄症」といいます。

*注:生まれつき脊柱間が狭い人が必ず脊柱間狭窄症になるとは限りません。



分類

脊柱間狭窄症は神経のどこが圧迫されるかによって3つに分類されます。

/牲从型

背骨から出る神経の根元(神経根)が圧迫されるタイプで、神経に沿って腰から脚にかけて痛みやしびれなどの症状がでます。左右どちらかの神経根が圧迫されているときは、圧迫された側だけに症状がでます。腰部脊椎症や脊椎分離すべり症があると、起こりやすいといわれています。


馬尾型

両脚のしびれや麻痺が広範囲に及んだり下肢の脱力感が起こるなど神経根型より重い症状が出ます。また馬尾は膀胱や直腸の働きにも関係しているため排尿・排便の異常が見られたり、会陰部のほてりや異常感覚、男性では異常な勃起が起こることもあります。これは腰椎の最上部(L1)から下の脊柱間には、脊髄に出入りする「馬尾」(ばび)という神経の束が通っています。多数の神経の束であるため、こらが圧迫されると、さまざまな障害が出やすくなるためです。馬尾型は、変性すべり症があると起こりやすいことがわかっています


混合型

神経根型と馬尾型の2つが合わさった症状が現れます変性すべり症が原因となることが多いといえます。


どの型でも重症になると安静にしていても症状が出ます。




症状の特徴

腰部脊柱間狭窄症に共通する特徴的な症状に「間欠跛行」(かんけつはこう)があります。

「間欠跛行」とは、しばらく歩くと脚が痛くなり、しびれや脱力感が起こって歩けなくなり、少し休むとまた歩けるようになる、 という状態のことです。


歩ける持続時間は狭窄の程度によって違い、軽症の人は10分程度歩けますが、重症の場合は1〜2分歩くのが精一杯で、すぐに痛みやしびれで歩けなくなってしまいます。

間欠跛行が起こるのは、歩くことによって脊柱間が動的に動く結果、脊柱間が狭くなり、神経への圧迫がより強くなるからです。 そのため、しゃがんだり座って休むと、自然に前かがみになるので脊柱間が広がり、またしばらくは歩けるようになります。


鑑別

脊柱間狭窄症の特徴である間欠跛行は、脚の動脈硬化である閉塞性動脈硬化症」(へいそくせいどうみゃくこうかしょうでも起こります。 共に発生する頻度の高い年代が重なっているため慎重な判断が必要になります。

      
   <脊柱間狭窄症と閉塞性動脈硬化症の特徴の違い>


        状況             脊柱間狭窄症   閉塞性動脈硬化症


杖をついて歩くとよい?             はい         無関係         

階段を下りたり、立ち上げる時に痛む?   はい         無関係

歩けなくなった時しゃがみ込むと楽になる? はい         いいえ

腰をかけると楽になる?             はい         無関係

自転車に乗ると楽になる?           はい          つらい

排尿障害、会陰部の灼熱感がある?     はい          いいえ



検査&施術


脊柱間の狭窄は、レントゲンやMRI検査を行えば、画像でわかります。しかし画像はあくまで事前に行う問診や現れている症状、身体所見の裏づけとして行うのであって画像所見だけで診断されるわけではありません。(画像で狭窄があっても本人に症状が無い場合は治療の必要はありません)


施術においては、圧迫されている神経が神経根なのか馬尾なのかの判断が重要になってきます。神経根型の場合は保存療法(手術以外の方法)が第一選択となりますが、馬尾障害の疑いのある場合(上記、馬尾型の症状参照)は緊急性を伴う場合が多いので、(長く圧迫され続けて傷ついた神経は元どおりに修復されないので手術をしても、しびれや麻痺が残ることがある)先に専門の病院で詳しい検査を受けてもうことを勧めることになります。



保存療法の施術においては、特殊ベッドによる狭窄部のモビリゼーション+軟部組織の緩和操作で神経根の圧迫を取り除き、光エネルギーと赤外線を同時に照射出来る「スタービーム」による経根へのピンポイント刺やホットパックで痛みや局所の血液循環を改善していきます。


また痛みや、しびれが日常的にひどい場合は、さらし固定骨盤ベルト患部の安定をはかります。さらに普段の生活においては、重いものを持ち上げたり、腰をひねるなどの神経を圧迫させるような動作や姿勢を避けることが大切ですが、かといって過剰の安静も禁物です。


*生活の中で症状を出さないように工夫をしながら。適度に体を動かすように心がけてください。



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2011年08月20日

脊椎分離症・すべり症

「脊椎分離症」は脊椎の骨の一部が離れてしまうもの「脊椎すべり症」は脊椎の位置がずれたものをいいます。 脊椎が不安定になって神経を刺激し、慢性腰痛などを引き起こします。



〇好発年齢:15歳〜45歳

〇こんな人に多い:成長期に激しいスポーツをした、重労働をしている(分離症、分離すべり症)

〇特徴的な症状:後ろに反ると、腰痛、下肢痛が現れる/長時間の起立・座位や重労働のあとに痛くなる




【どんな病気?】

背骨は(脊柱)は椎骨が積み重なって構成されています。椎骨の前側(お腹側)には円柱状の椎体があり、後ろ(背中側)には椎弓の椎弓根、棘突起、横突起、上関節突起と下関節突起などの部分があります。

背骨はこの一つ一つの椎骨が、椎間板、靭帯、椎間関節(上関節突起+下関節突起)によってつながっているのです。

脊椎分離症は、腰部の椎間関節の上関節突起と下関節突起の間に分離が起こる、つまり離れてしまうものです。 分離してしまう原因は、生まれつき離れている例もまれにありますが、ほとんどは子供のころにスポーツなどで長時間繰り返し負荷がかかったために「疲労骨折」を起こしたものだと考えられています。

脊椎すべり症は、積み重なってできている背骨に、前方か後方のどちらかへの「ずれ」が生じた状態です。
 背骨はもともとゆるやかなカーブを描いて弯曲しているため、何らかの原因でずれが起こると支えきれなくなって、椎骨がすべってしまうのです。 すべってずれが大きくなると、神経を刺激したり圧迫することがあり、しびれなどの神経症状が現れるようになります。

<すべり症の種類>

 嵎離すべり症」⇒脊椎の分離が原因で起こる(第五腰椎に好発)

◆嵎兩すべり症」⇒老化による変性で起こる(第四腰椎に好発)

「先天性すべり症」⇒先天的な骨の形成不全のために起こる極めてまれなケース)




【症状の特徴】


脊椎分離症と脊椎すべり症の症状で最も多いのが腰痛です。 長時間立ちっぱなしだったり、重労働をした後に痛みが強くなります。

鈍く重い痛みが続き、後ろに反るような姿勢をとると、特に痛みが強くなります。ただし、脊椎分離症だけの場合は症状がまったく出ないこともよくあります


すべり症になると、の痛みやしびれなど、腰痛以外の症状も現れます。 椎骨がすべることによって、近くにある坐骨神経の神経根を刺激したり、圧迫するためです。 おしりからふくらはぎにかけて痛みやしびれが起こります。

また、脊椎のすべりが大きくなって脊柱間狭窄を起こすと、間欠跛行が見られることもあります(*腰部脊柱間狭窄症の項参照)



【検査&施術】


まず問診・検査で分離やすべりの疑いがある場合は、提携の病院でレントゲン撮影をしてきていただきます。
特に、脊椎分離症や分離すべり症の確認の場合は通常の2R(正面と側面の撮影)+両斜位像(体を45度傾け背中から斜めに撮影)で、4Rでの撮影をしていただきます。(神経症状のある方は腰部MRIの撮影も加えます)


この斜め45度から背中側を撮影すると、椎骨の後方の突起部の様子がわかりやすく、関節突起の間に隙間が見られる場合(まるで子犬の首の部分が切れているように見える)は、脊椎分離があるとわかります。

またすべりがある場合は姿勢が悪くなったり、背中に階段状のくぼみが見られることがあります(階段現象)



施術としては、脊椎分離症は骨が疲労骨折で折れた状態ですので、急性(分離が起きたばかりの時)の場合はカイロプラクティックの適応外となり、整形外科などで骨折の治療(整復+固定、痛みや炎症があれば痛み止めや湿布)を受けてもらいます。

しかし脊椎分離症の多くは過去に起こった古いものと考えられますので、安静にして痛みの軽い場合は骨格の歪みを整え患部への負荷を減らしたのち、ホットパックなどの温熱療法で末梢の血行を改善して痛みを軽減していったり、「ころがり体操」「さらし固定」ですべりを修正したり、腹筋を強化する体操を覚えて帰ってもらいます。

但し、日常生活の指導もきちんと守り、これらの保存療法を数ヶ月続けても症状が改善されず、日常や社会生活に支障をきたす場合は、病院での手術療法も検討していただくことになります。









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2011年08月07日

腰椎椎間板ヘルニア

  [若い人にも多い強い腰痛、坐骨神経痛の原因]


どんな病気?


<椎間板の一部が飛び出して神経を圧迫し、痛みを引き起こす>

好発年齢:15歳〜65歳

特徴的な症状:腰から下肢に痛みが響く、 前屈、座位がつらい

こんな人に多い:〇前かがみの姿勢で長時間作業をしている
          〇座り続けることが多い
          〇腹筋や背筋が弱い、肥満している



背骨(脊柱)は椎骨が縦に重なって形成されています。その椎骨と椎骨の間にはさまっているのが椎間板です。椎間板は中心部にゼリー状の「髄核」(ずいかく)があり、周囲を「線維輪」(せんいりん)という丈夫な組織が取り囲んでいます。 椎間板は、背骨に加わる衝撃や体重を緩和するクッションの役割を担っています。 

この椎間板に強い圧力が加わったり、線維輪の弾力性が低下すると、破れたり、ひび割れて髄核が脱出することがありますこれが椎間板ヘルニアで、腰椎に起こるものを「腰椎椎間板ヘルニア」といいます。また椎間板ヘルニアは、その状態によって次の四つのタイプに分類されます。

)栂慣拭Э餝砲線維輪を押し出して突出させている状態
脱出型:髄核が線維輪を突き破って飛び出している状態
穿破脱出型:髄核が線維輪と後縦靭帯を破って脱出している状態
ね稽ッ出型:飛び出した髄核が遊離し、移動してしまっている状態




原因

腰椎椎間板ヘルニアは、強い腰・下肢痛を起こすことで知られていますが、その原因は、飛び出した椎間板が後方にある神経根を圧迫するためです。さらに、周囲に炎症が及ぶため、激しい痛みを引き起こすのです。


ではなぜ、ヘルニアが起こるのでしょうか?

一つは、椎間板はタイヤのように内圧が高くなっていますが、その内圧が異常に高まったために髄核の脱出が起こってしまうというものです

もう一つの原因は老化によるものです。椎間板が老化すると、ゼリー状の髄核の水分が減少して弾力性が低下したり、線維輪の弾力低下や亀裂が起こりやすく成ります。

こうした状態の椎間板に、激しい運動や力仕事で強い負荷がかかることや、腰椎を支える背筋や腹筋の筋力低下、肥満などが引き金となり、脱出が起こるのです。 ただし椎間板の老化は単に加齢というより、先天的な要因や椎間板の代謝異常も関係していると考えられています。




症状の特徴

腰椎椎間板ヘルニアの代表的な症状は、急性の激しい腰・下肢痛です。 さらに、脊髄から枝分かれして下肢に伸びる坐骨神経に連なる神経根がヘルニアによって刺激・圧迫されると、いわゆる「坐骨神経痛」が現れます下肢に響くような痛みやしびれなどの症状です。

これらは感覚神経が障害されたことによるものですが、運動神経も障害を受けると、下肢の筋力低下が起こります。 またまれに馬尾に障害が及ぶと、排尿・排便の異常が現れることもあります。

痛みやしびれなどの症状は、前かがみになったり、椅子に座ったときに特に強くなります。これは前記の動作で椎間板の内圧が高くなり、ヘルニアが後方の神経根をより強く刺激・圧迫するためです。

*立っている時と椅子に座っている時とでは、椎間板の内圧は椅子に座っている時の方が約1.4倍高くなります。




鑑別

同じように腰痛を起こす代表的な病気の脊柱管狭窄症との、鑑別のポイントとしては脊柱管狭窄症が高齢者に多く、後屈(後ろに反る)で痛みが出るのに対し、腰椎椎間板ヘル二アは若い年代に多く、前屈(前に曲げる)で痛みが起こります。


  〜斡   下肢伸展挙上テスト(SLR)  エックス線異常   で代 

            
椎間板ヘルニア\限あり痛みが出る
          ⇒枩(痛みが出る)
          なし
          だ珍塲


脊柱管狭窄症 \限なし症状が軽くなる
          陰性(痛みが出ない)
          あり
          す睥霄





検査と施術


まず問診で、年齢や職業、痛みの状態や下肢痛の有無を確認します。比較的若い方で、腰に負担の掛かる仕事をしている人が腰から臀部、太腿の裏までしびれるような痛みを訴えている場合は腰部椎間板ヘルニアの可能性を疑います。

次に運動分析で体を前や後ろに曲げたり、腰をひねったりしてもらい可動域や痛みの誘発される姿勢を確認します。また腱反射や感覚神経の検査、筋力低下の有無も確認します。

さらにケンプテストやSLR(下肢伸展挙上テスト)で神経根の圧迫が確認されれば、腰部椎間板ヘルニアの可能性が高いと判断し、提携の病院で腰部のMRI検査を受けて頂きます。(エックス線検査では、骨を確認できても椎間板や神経を見ることができないからです)


提携病院のMRI検査で腰部椎間板ヘルニアと診断されれば、MRI画像を見ながら施術を行います。(どの程度のヘルニアが腰椎の何番目と何番目の間に出ているのか? 右側か左側か? 外側か内側か?などを確認)



当センターでの椎間板ヘルニア(頚部・腰部)の施術方法は、コックス療法・マッケンジー療法・ヘルニア還納体さらし固定、を患者さんの状態によってさまざまに組み合わせて行います。


その中でも、当センターでのヘルニア施術の基本と成るのが、局所部分(ヘルニアの出ている部分)をピンスポットで牽引することの出きるマクマニステーブルを使ったポンプ式コックス牽引テクニックです。このテクニックは、病院などで行う骨全体をゆっくり上下に引っ張る牽引とは違い、ヘルニアの飛び出している箇所をピンポイントで狙って瞬間的に椎骨と椎骨との間を開いてやることにより椎間板の内圧を下げて、飛び出したヘルニアを中心部に吸い込んでいくテクニックです。


このコックス療法に12段回あるマッケンジーテクニックや、後縦靭帯でヘルニアを押し込む運動、背筋や腹筋を鍛える運動を含んだ6種類のヘルニア還納体操腹空内圧を上げ神経根への圧迫を和らげるさらし固定などを組み合わせて行う椎間板ヘルニアの施術は、重症の方でもほぼ一ヶ月以内には痛みや痺れを激減または消失させることが可能です。









rakutaikan at 17:09|PermalinkComments(0)TrackBack(0)