ホテルを探す前に、もう少し細かくどう動くか決めとかないと、最適なホテルを見つけられない。
ということで、まずはニューヨーク到着後、最初にすること、”JFK空港からのマンハッタンへの移動”から考えてみよう。
地球の歩き方を読む見ると色々ある。
値段が安いのは、「エア・トレイン+地下鉄、バス」等だが、・・・これは避けたい。
私の経験上、重いスーツケースを持って、地下鉄やバスに乗り換えるのは体力的に結構しんどい。しかも今回は、一人旅なので無理は避けたい。
また、その上、”危険”でもある。パリではこの移動をやってあわやスリに合いそうになった。
慣れない初めての場所は注意力散漫になり、手元のスーツケースやら鞄への注意がおろそなりがちだ。スリとってには格好の獲物に見える。
よって、ニューヨーク・エアポート・サービス(New York Airport Service<NYAS>)というシャトルバスを利用することにした。向こうで右往左往するのは時間がもったいないし、出発前にネットで事前予約(クレジット決済)。
2009年はホテルまでの送迎付、往復30ドルだった。
往路は、大型バスでグランドセントラルまで行って一旦降りる。その後ホテル送迎を希望した人は、ちょっと移動して指定のバンに乗り換えてホテルまで連れて行ってくれた。
(乗り換えの際、英語をよく聞きとらないと、間違った所で降りたり、違うバンに乗ってしまいそうで少々ヒヤリ)
帰路は乗合シャトルが迎えに来て、色々ホテルを回りながらそのまま空港に連れて行ってくれた。
(往路同様グランドセントラルによるのかと思いきや、そうじゃないから間違えたのかと思ってヒヤリ。同乗者の女性に確認してしまった・・・)
このブログを書くにあたり、一応確認しようと今サイトを覗いてみると、2012年現在、少々事情が変わっているようだ。
New York Airport Serviceでは、JFK空港からグランドセントラルまでのバス往復は20ドルで申し込める。
しかしホテルまでの送迎付希望の場合は、姉妹会社のAirlnk NYCで乗合シャトル申し込むよう誘導される。試しに、そのAirink NYCでシミュレーションしてみたら、往復38.22ドル(一番安い乗合タイプ)と出てきた。3年でかなり値上がりしたね。
でもまあ、door to doorで安心だし、荷物も楽ちんなのでその価値はあるかな。
2009 アメリカ・ニューヨーク旅行
ニューヨークと言えば”ブロードウェイ”。ミュージカルもぜひ見たい!
ガイドブックを見て仰天!ものすごくいっぱい劇場がある~!!タイムズスクエア周辺に40もあるんだとか!「この劇場ではこのミュージカル」と言う風に大概決まっているそう。
すごいな。アメリカ人は相当演劇好きなんだ。
ミュージカル初心者の私は、馴染みにある「オペラ座の怪人」とわかりやすそうな「マンマ・ミーア」を見る事にした。
(ほぼ毎日開演しているが、劇場毎に休みの曜日が決まっているので、旅程とも相談して決めた)
【劇場】「オペラ座の怪人」…MAJESTIC THATRE 「マンマ・ミーア」…WINTER GARDEN THEATRE
で、できるだけ安く見たい私は色々ググって調べていると、BroadwayBox.comというディスカウントチケットサイトを発見ここを知らないと損。
もちろん英語のサイトで、尻込みしそうになるけど、時と場合によって最大50ドルくらい割引になるので、根気よく訳す価値、十分にあります。
申込方法はチケットぴあ等と似ているので、ポイントのみ。
<座席>
申込途中に席が指定されるが、気に入らなければ「他の席に変更したい」をというボタンをクリックすると別の席が表示されるので、気に入る席が出るまで選べる。
私はそれで、なんと”マンマ・ミーア”の最前列(68.5ドル)をゲット”オペラ座の怪人”はORCHESTRA RIGHT row p,seat 14 というアリーナ後方の席(86ドル)
ただ、英訳にまごついていると、タイムアップで一からやり直しになるので要注意。私は何度そうなったかわからない(笑)。
<チケット受取>
・E-TICKET ― 申込完了メールに添付されるので、それを印刷して持って行く。
・当日受取 ― 写真つきのID、つまりパスポート等を当日窓口に見せてチケットをもらう。
(ORDER NUMBER は控えていった方がいい)
E-TICKET が断然便利、安心だと思う。
← 「オペラ座の怪人」E-TICKET
なぜか「マンマ・ミーア」は当日窓口受取で申し込んだ。その理由がどうしても思い出せない。
でも別に何の問題なくスムーズだった。ただ入力ミスっただけかな。
他に、日本の代理店を利用する方法もある。言葉の壁はなく安心だがかなり割高だ。
格安当日券のTKTSでは、予定が立たず非効率。
ガイドブックにあった海外プレイガイドでは、ディスカウント価格が見つらない。
それでこのBroadwayBox.comで申し込んだ次第。
絶対オススメです。
≪マンハッタン島観光ツアー≫
”マンハッタン ツアー”と入力してググると山ほど出てくる。
ひたすら比較検討した末、決めたのは”あっとニューヨーク社”の「あっとニューヨーク(マンハッタン)一日観光」。
”あっとニューヨーク社”は
↓ここです。
他も色々あったのだが、ここは、ニューヨーク専門店(現地旅行社)だ。
HP(日本語)は旅行者のかゆいところに手の届くサービスが満載で、仕事への意気込みが伝わって安心感があった。それに、一人でも参加しやすそうだったのでここに決めた。
ツアー概要・・・
朝8:00頃ホテルに迎えに来てくれて、ハーレム~自由の女神(スタッテン島フェリーから見る)まで色々効率的に回ってくれる。15:30頃終了。5番街もしくはエンパイアステートビル辺りで下してくれるので、夕刻からの観光にも便利だ。
しかも、ロックフェラーセンターかエンパイアステートビルの入場チケットのおまけつき。
自由の女神は上陸することを売りにしている別のツアーも魅力的だったが、効率とお得感でこちらにした。
またこのツアーは人気no.1という好評価だそうで、それも大きな選択材料になった。
料金:82ドル(2012.9現在)。ちなみに3年前私が行ったときは77ドルだった。
所要時間:約7時間。
言語:日本語
≪ゴスペルツアー≫
せっかくNYに来たんだし、本場のゴスペルを聞いてみたい。
「またアットニューヨーク社で・・・」と思ったが、残念ながら日が合わなかった。
ググリなおすと、ALAN1.NETというサイトがヒットした。
このサイトは、世界現地オプショナルツアー予約専門サイトで、いろんな国のオプショナルツアーの検索・申込が可能だ。
しかも、ポイント(100円→1p)がたまって、36ヶ月先まで使える。
(このゴスペル申込でたまった分を、2010モンサンミッシェルツアーに使った)
ゴスペルは色々あるが、催行曜日・時間で都合がよかった、マイバス(JTBトラベルネットワーク)のハーレム観光&ゴスペル(英語ガイド 水曜日催行)に申し込むことにした。
ツアー概要…
朝8:30、ハーレムスピリチュアル社に集合して、バスでハーレムへ。ハーレム観光とバプティスト教会でゴスペル鑑賞、13:00解散
(解散場所は集合場所と同じなのだが、途中の57st(たぶん)あたりでも希望者募って下してくれたので、その後の観光(Moma)まで歩いて割と近かった。)
料金:55ドル(昼食なし ※昼食付(有料)の選択もできる)
言語:英語 ※メインはゴスペルなので、なんとか。
両ツアー共、出発2週間位前に申し込んだ。ネット申込・クレジット決済。
指定の予約確認書を自宅でプリントアウトしたものがバウチャーとなる。当日必ず持参。
便利な世の中になったもんだ。
老舗旅行会社の存在意義って一体どうなっていくんだろう・・・。
各ツアーの詳しい感想は後ほど!
ニューヨークに行くなんて考えてもみなかったので、観光と言ってもピンと来ない。
とりあえずJTBのパンフレットをもらってきたり、地球の歩き方を読んだら、だいたい以下の通り観光ポイントが絞れてきた。
〇 1)マンハッタン島名所めぐり
(自由の女神・タイムズスクエア・グラウンドゼロ・ハーレム等)
〇 2)ミュージカル観劇
〇 3)MOMA
〇 4)メトロポリタン博物館
〇 5)ゴスペル
〇 6)ロックフェラーセンターかエンパイアステートビル
〇 7)SEX AND THE CITYに出てきたカップケーキ
〇 8)ベーグル
△ 9)オシャレ・アートなエリア散策
? 10)ジャズ鑑賞
? 11)夜景ツアー
? 12)美味しいレストラン
私が行きたいのはこのくらいかな。
しかし、私に許されているのは2日間+帰国前日夜のみ。
予算もあるし、時間的にも全部は無理だ。
色々効率を考えて、マンハッタン島名所めぐりは半日強の観光ツアーに申し込むことにし、他を埋めていったら、こうなった。
<1日目>
午前:ゴスペルツアー
午後:MOMA
夜:ミュージカル
<2日目>
午前~午後 マンハッタン島観光ツアー
午後:メトロポリタン美術館
セントラルパーク~5番街徒歩散策(カップケーキの店)
夕刻:ロックフェラーセンター
<帰国前日夜>
夜:ミュージカル
結構、目いっぱい希望通りじゃない?
10)~12)ジャズ鑑賞、夜景ツアー、美味しいレストランは予算がかさむし、一人で行くのは物悲しいのでやめた。
8)ベーグルはきっとどこかで食べられるだろう。
9)オシャレ・アートエリアへは少しだけ観光ツアーでいけそうだからいいか。
この旅行の主目的はアメリカ人の友人の結婚式。
結婚式の場所はニューヨーク。
新婦の故郷だ。(新郎はイギリス人)
「じゃあ、観光も近くてラッキー!」と思っていたいのだが・・・、世の中そんなに甘くない。
場所の詳細は、「ニューヨーク州サラトガ・ストリングス」
え?もしかして、マンハッタンじゃないの?
地図を調べると、ニューヨーク州は広い。マンハッタンを南端に北はカナダやナイアガラの滝のオンタリオ湖に隣接している。九州と北海道を合わせた位の面積らしい。
さて、その「サラトガ・スプリングス」はどこだ?
地図を見てみると、カナダの南端モントリオールと、マンハッタンの丁度真ん中くらいと判明。
でも、ガイドブックになかなか載ってないので、交通手段はネットの海をググりまくらねばならなかった。そして判明したことは、マンハッタンから列車アムトラックで3時間半、バスで4時間半くらい。
半日にかかるよ!本当にちゃんと行けるかな~、不安になってきた。
結婚式は7月4日夕方からだが、瀟洒な別荘風ホテルを一軒借り切ってのハウスウェディングで、親戚友達皆7月3日から集合して、前夜祭(?)を楽しむらしい。
2日間も結婚イベント!?カルチャーショックよ!
結婚式当日は夜中までパーティなので、マンハッタンに戻るのは7月5日。
6~7日間の旅程でと思っていたけど、結婚式で3日、移動に3日かかるとなると、観光がほとんどできない。ガイドブック見てたらやっぱり2日は欲しいところ。折角遠くまで行くのだし、8日間の旅程にすることにした。
≪おおまかな旅程≫
6/30 関空出発―(成田経由)―ニューヨークJFK空港着
7/1 マンハッタン観光 (マンハッタン泊)
7/2 マンハッタン観光 (マンハッタン泊)
7/3 サラトガ・スプリングスへ移動 (サラトガ・スプリングス泊)
7/4 結婚式 (サラトガ・スプリングス泊)
7/5 マンハッタンへ移動・夕方観光 (マンハッタン泊)
7/6・7 JFK空港 ―(成田経由)―関空着
よしこれで詳細を決めて、準備していこう
2009年6・7月ニューヨーク(ほぼ)一人旅。
3年も前の話になり、記憶が薄れてきているので、印象に残っているところだけになるが、振り返ってみたいと思う。
この旅の目的は、アメリカ人の友人の結婚式に出席すること。
家人には大反対されて、3ケ月前まで行くことを迷っていたが、折角招待してくれたんだし、こんな機会はもうまずないということで旅行を決行することにした。
しかし!旅行を決めた矢先、とんでもないことが!!
新型インフルエンザの大流行である。
ゴールデンウイーク前にアメリカで発生して、得体のしれない恐ろしい病原菌だと日本中が大騒ぎ。罹患して帰国した人が隔離されたり、空港では防護服にファイリングボックスをぶら下げた人達が物々しいで走り回ったり、街では皆がマスクをつけ、どこもかしこも完売したり。
マスコミは毎日のように不安を煽り、アメリカに旅行に行くなどもっての他、非国民という空気すら漂っていた。
当のアメリカの友人は、ほとんど気にしてないようで、変更する気配はなし。
私も「行く」と返事をしてしまった手前、「やめる」とも言えず、でも気になるので、ニューヨークの新型インフルエンザ数発表サイトをググリ出し、毎日毎日その発表人数をチェックしていた。すると日に日に罹患人数が増えていって本当にどうしようかと思ってきた。
しかし日も迫っていたので、とりあえず最終決定は後回しにして、とりあえず飛行機の格安チケットも探すことに。
需要が減っているのかチケット代はかなりお安く、燃油サーチャージ、税金込で約65,000円だった。
≪詳細≫
2012年6月30日出発 ノースウェスト航空(今のデルタ航空)
航空券代金:38,000円
燃油サーチャージ:16,000円
税金:5,430円
空港使用料:2,650円
手配料金:3,150円
計65,230円
これはかなり安いよね!?
ゲンキンな私は、このお得感に背中を押され、「やっぱり行くか!」となった。
一抹の不安を感じながらも、あれよあれよと申込完了。
そうこうするうちに、この新型インフルエンザが従来の症状とほぼ同じとわかってきて、日本以外じゃ誰もマスクもしてなくて、さほど重大視してないという情報が伝わってきて、ほっと胸をなでおろしたのだった。
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