「正法眼蔵」を読む 〜南直哉
最近二年間は、道元の「正法眼蔵」を読み続けています。「現成公案」を繰り返し読みながら、その他の章を読み続けるということの繰り返しですが、その過程で、「正法眼蔵」に関する文献も、つい、気になってしまい、一瞬、貧乏暮らしであることを忘れ、購入してしまう自分が居ます。
南さんの本との出会いは、近隣の図書館だったと思いますが、西洋現代哲学を背景に感じる(と、思える)アプローチが、私にとっては理解しやすく、愛読させて頂いております。
南氏の文章で、私の脳内を整理した後、道元の文章に向かい合うと、痛快なくらい、道元の文章が、私の中に入って来ます。「刺さる・・」というか、溶け込んで来ます。

「食の位置づけ」 〜辰巳芳子
食に関わる者として、辰巳さんの本は、常に、刺激的です。映像で観る時の、氏の語り口も素敵ですが、文章の「語り口」が、大好きです。道元の次に、繰り返し読んでいるのが、辰巳芳子さんの本です。

「典座教訓 ー禅心の生活ー」 〜篠原寿雄
道元の「典座教訓」と出会ったのは、かなり前だと思います。ラーメン屋でありながら、ラーメン職人という仕事に、イマイチ、馴染めない時期を過ごしていた私に、ガツンと、一撃を加えてくれたのが、「典座教訓」です。この書物により、食に関わる仕事の、重さと喜びを学びました。如何なる状況下でも、ラーメンを諦めず、現場仕事に徹してこれたのは、「典座教訓」のお陰でしょう。