September 25, 2006

グリフィン/森脇真末味4

グリフィン ハヤカワ文庫 JA

■著者■森脇真末味

学生時代、大好きだった。
最近は、マンガを読まなくなって久しいが、
久々に読んでみて、また好きになってしまった。
今のマンガと違って絵がとってもイイ。
別に懐古趣味じゃないけれど、
ワタシは最近の少女マンガの絵が、あんまり好きじゃない。
なんか絵が、くどいというか、脂っこい感じがしてしまい、
絵が好きになれないために、ストーリーにも入っていけないことが多いのだ。
森脇真末味さんのように、
魅せられる絵と深いストーリーを描ける人が、もっと若い人から出ればいいのにな。

収録されているのは、
■グリフィン
すっごくスリリング。冒頭から惹きこまれた。
アルビノの殺し屋グリフィンは、
「仕事」を目撃された探偵にストーカー行為をするのだが・・・・
巨大な女ボスのヴァレリーは必見。
■死神
一番、琴線に触れたかも。
浮気な母親が突然失踪してしまった14歳の少年は、
母親の恋人と暮らすことになるのだが、
一緒にいるうちに、男の妖しい雰囲気に惹かれていき・・・
■ぼくの電話 きみの午後
ひょんなことから、作家と知り合った女性は、
頻繁に電話をかけてくる謎の男性から、作家が殺人犯だと云われて・・・
携帯が当たり前の現在では、もう、ありえない設定ですが、
ラストのどんでん返しは楽しめます。
■アルバート・ガンツに騙されて
アルバート・ガンツという作家に手玉にとられ、
メロメロになるマネージャーの青年は・・・・・・
いつも感じるけれど、森脇さんの短編マンガは、短編なのが勿体無い。
続編を読みたくなるようなストーリーが多い。
■コラージュ
海外に単身赴任中の夫を持つ主婦は、
重い心臓病を患う義理の弟と暮らすことになり、
久々に対面するが、弟とイケナイ関係になってしまい・・・・
会ったことがある義理の弟を他人と間違えるなんて、
ちょっと設定に無理があるような気がしますが、切ないストーリーでした。
■ユージーン
いかにも、森脇真末味らしいストーリー展開。
冷酷だけど魅力的な男性を描かせたら、
この人の右に出る人はいないのではないでしょうか。

とにかく〜森脇さんは、本当にミステリーが巧い!
それも、ただ意外性に驚くだけの、安っぽい仕掛けではなく、
なんだか心が呼び覚まされるような読後感があります。

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July 10, 2006

七つの怖い扉4

七つの怖い扉

女優の白石加代子さんによる語り下ろし公演「百物語」の新作「七つの怖い扉」のためにそれぞれ書き下ろされた短編小説。とても豪華な執筆陣です。
◆「迷路」阿刀田高
◆「布団部屋」宮部みゆき
◆「母の死んだ家」高橋克彦
◆「夕がすみ」乃南アサ
◆「空に浮かぶ棺」鈴木光司
◆「安義橋の鬼、人を噉らふ語」夢枕獏
◆「唐平の背中」小池真理子
お芝居の為に書かれたことを知らずに読んだけれど、
白石加代子さんの語りで聴くと、時代物などは特に怖さが倍増しただろうと思う。
そんな中、どのように語られたのか、想像をめぐらしてもイメージが湧かないのが、
「リング」のその後を短編小説にした「空に浮かぶ棺」。
多分、「リング」をよく知らない人(そんな人少ないだろうが)には、
何がなんだか、サッパリわけがわからない小説だ。
内容は、映画版「リング」「らせん」で中谷美紀が演じていた女性が、
呪いのビデオを見た後、走馬灯のように人生を振り返りながら、
貞子のコピーを産んで死んでいくストーリー。
期待していたけれど、正直、7つの物語の中で、私には一番つまらなかった。
一番怖くて好きだったのは、阿刀田高の「迷路」。
知的障害者の男とその母親の物語だけど、
ぞくぞくさせられる展開で殺しが始まり、その終わり方はとても切ない。
短編なのに、すごく余韻が残る小説だった。
食わず嫌いで、阿刀田高は名前だけで、作品に関心はなかったけれど、
7つの物語の中で、群を抜いて素晴らしかった。
これが、「奇妙な味」の魅力なんですね。

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June 17, 2006

HAPPY SUNDAY /中林うい4

Happy Sunday―いつかどこかの楽しいシーンをバッグにスケッチ


中林ういさんの素敵な手作りのバッグは、見ていて本当に厭きません。
歯磨きチューブに炊飯器、掃除機やエンピツ、
コーヒーカップやお砂糖にたかる蟻など、
日常にあるなんでもないものをモチーフにした、
絵葉書のようなバッグは本当に素敵です。
見ているだけで惹きこまれる感じ。
目の付け所を変えて、
身近なものをモチーフに手作りを楽しむ方法がたくさん載っているので、
バッグを作るのは大変だけど、今あるものにちょっと手を加えたい・・・
というような無精者にも参考になります〜☆

rami17 at 20:11|PermalinkComments(0)TrackBack(0)enjoy books 

May 08, 2006

ポップ・ワイドショー4

ポップ・ワイドショー―ポップ・ミュージック界で繰り広げられる赤裸々なスキャンダル!


4年前のムックだから、ネタは旧いけど、
ヒモのような旦那と結婚して、第二子を既に妊娠中(?)なブリトニーや、
「ロリホモ」で刑務所に入る寸前を回避した後、
自己破産を回避する為に、ネバーランドとビートルズの版権を売りに出した、
ドバイ在住、マイケル・ジャクソン。
ゲイをカミング・アウトした後、
道端でラリってたり、交通事故を起こしたり、
なにかといえば、エルトン・ジョンと口喧嘩ばかりしている、
あんまり幸せそうでないジョージ・マイケルなどの話題が満載。

その他、
・カイリー・ミノーグの男性遍歴
・今では復活したマライアの懐かしい壊れっぷり
・14人兄弟の末っ子セリーヌ・ディオンは、12歳で今の旦那(26歳上)と??
・ホイットニー・ヒューストンと旦那のヤク中ぶり
・”イージー・ライダー”な、ウィノナ
・優雅なゲイ ペット・ショップ・ボーイズ
・14歳少女との淫行ビデオ発覚のR・ケリー
・少年愛なアーチスト名鑑
などなど・・・・色々、楽しいお話が一杯だった。面白い〜☆続きを読む

rami17 at 02:45|PermalinkComments(0)TrackBack(0)enjoy books 

April 02, 2006

人の殺され方3

人の殺され方―さまざまな死とその結果


人間はどんな風に死ぬのか。
色んな死に方を判りやすく例に挙げながら検証する本。
素人にも解りやすく書かれています♪

取上げられている不慮の「死」は、以下の通り。

窒息死(首吊り・絞殺・扼殺・酸素不足・一酸化炭素中毒)
溺死(溺死の原因・溺死に至るプロセス・溺死体・偽装溺死)
毒殺(青酸カリ・フグ毒・筋弛緩剤・農薬)
刺殺・斬殺(刺創・切創・割創・バラバラ死体)
焼死(火傷・焼死体・化学薬品の火傷・焼身自殺・人体自然発火現象)
感電死(感電現象・人体への影響&後遺症・電気椅子)
銃殺・爆殺(銃と弾丸・銃で撃たれると?・散弾銃・爆死・戦場の兵器・自爆テロ)
交通事故(悲惨さ・実際の自動車事故・頭部のダメージ・乗用車以外の事故)
虐待死(乳幼児の殺害・子供への暴力・虐待による餓死)

写真などは白黒なので、それほどエグくはありませんが、
誰でも皆いつかは死ぬ。
でも、こんな死に方は嫌だー!!!なんて思いながら読むと、
身体の内部の血管の血の流れを感じるような感じがする。

特に、交通事故の章は恐ろしく、
運転免許の更新講習等で、この章を読ませればいいと思うほどだった。続きを読む

rami17 at 20:03|PermalinkComments(0)TrackBack(0)bloody books 

February 15, 2006

ku:nel [クウネル]  Vol.184

ku:nel (クウネル) 03月号 [雑誌]


最近、この種の癒し系(?)雑誌が増えている。
筑紫哲也が必死で流行らそうとしていたスロー・ライフとか、ロハスだとか、
そんな類の気休め生活提案雑誌で、きっと、読んでもつまらないに決まってる・・・
と、食わず嫌いで無視していたけど、
読んでみると、女性誌や生活情報誌などによ〜くある、
病気の話や、保険や、美容整形や、
本当に良いのか宣伝なのかわからない化粧品の宣伝など、
参考にならない上に不愉快な広告があまり無いのが心地いい。
そんなこんなで予想に反して、
バックナンバーまで買ってしまうような「ファン」になってしまった。続きを読む

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February 13, 2006

そして殺人者は野に放たれる4

そして殺人者は野に放たれる


著者の日垣隆さんは、第3回新潮ドキュメント賞受賞作されました。

読めば読むほど、日本では凶悪犯罪者に、こんな言い逃れがあったの?
それがナゼ許されるの???と、憤りを感じてならない。
犯罪を犯した側の身勝手な言い分や、精神科医の独善で、
殺人事件の量刑が左右されるどころか、不起訴となり、
事件自体が無かったことにされてしまうなんて。
こんなに加害者に甘く、被害者に冷たい国、他にあるのだろうか。
人命が軽く扱われすぎていることに、ただ、驚くばかりだった。
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December 21, 2005

ダークサイド・オブ・ザ・ロック4

ダークサイド・オブ・ザ・ロック―殺人・悪魔崇拝・ドラッグ・発狂……いまなお続くバビロンのすべて


ちと古いムックだけど、今読み返してみても面白く読める☆
ロックの暗い裏側を手っ取り早く知りたいなら、
色々と幅広く網羅されているから、とても重宝〜♪

■収録されている主なロッカー■
・猟銃自殺したカート・コベイン&その鬼嫁コートニー
・最近結婚したマリリン・マンソン
・「愛と平和と暴力の祭典」ウッドストック96’
・ヒップ・ポップの東西海岸「仁義なき闘い」
・殺人鬼を歌にしたロッカーたち
・ヘヴィ・メタルでブイブイいわせていた頃のオジー
・4REALのリッチー・ジェイムスは何処へ?
・死んだロッカーアルバム BEST34
・ノルウェー・ブラック・メタルの信じられないような事件簿
・ロックンロールと悪魔崇拝
・ドラッグで殺されたバンドいろいろ、ドラッグで生かされたバンドいろいろ
・マリファナとヘヴィ・ロック
・グレイトフル・デッドって?何??
・元売人のラッパーさんたち
・フルチン、レイプ、脱糞に破壊など、アンチモラルなロッカー紳士録
・元イジメられっ子ラッパー、エミネム
・老ロッカーのイギー・ポップ!!!
・レッチリの最終兵器、ジョン・フルシャンテ

などなど、ホントに盛りだくさん〜♪♪♪
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December 07, 2005

Journey ジャーニー4



ジャーニー―トキメク旅心をバッグにつめて


バッグアーチストの中林ういさんの本。
旅をテーマに、絵葉書のような手作りバッグのフォトが並びます。
のデザインも素敵だけど、配色も素敵!

フォトだけでなく、バッグの図案と作り方も巻末にありますが、
これ・・・本当に作れる人いるのかなぁ・・・
なんだか、すごく難しそうです。

でも、バッグに限らず、絵を描きたい人や、
今あるバッグに何か刺繍をしたい場合の参考になる。
年賀状とかにも・・・使えそうだと思う。

自分の身近に転がっている好きなものをモチーフにして、
何かを作ってみたくなる本。

見ているだけでも、充分、楽しめる

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October 24, 2005

デジカメのえほん4

デジカメのえほん


デジカメの撮影が下手糞なので購入した。
とにかく、初心者に優しい本だと思う。わかりやすい。

小学生から大人、老人にいたるまで、コレを読めば、
デジカメでどんな風に写真を撮ればいいかを、感覚的にわからせてくれる。
くどくどした文章がなく、写真を見ただけで理解できるのだ。

例えば、真ん中に撮りたいものを写さなくてもよいとか、
撮りたいものが全部写真に入らなくてもOKとか・・・・
ボケボケ写真にも味があるとか、
ズームの特徴を上手く掴んで写すと、味のある写真になる・・・とか、
簡単に例を挙げてくれているのが嬉しい。

先入観で、写真はこうでないと!という意識を変えさせてくれた本♪

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