つい先日、一年ぶりの人間ドックに行ってきまして。
長らく胃の検査はバリウムで済ませていたのだけど。
どうも検査の精度に疑問符がつくのと(個人の意見です)、検査後の不快感が嫌で、、、。
あと、パンモロ姿で指示されるがまま検査台でジタバタ動かされるのも超屈辱じゃないですか。
そんなワケで去年からは胃の内視鏡を選ぶようにしたんですね。
で、紀尾井町の最新機器のクリニックで受けてきたのだけど、この生涯初の胃カメラというのが“恐怖体験”そのもの。
いいトシこいて泣きに泣いて、えずきにえずくという地獄だった。
なので今年は鎮痛剤で半ば睡眠状態のうちに終了するというプランのあるクリニックを選んで行ってきました。
それが日本橋のクリニック。
果たして、本当に意識のないままに検査は終了。
ちょい自腹分は出るのだけど、これは払う価値アリということで、ようやく年一の懸案事項である健診を終えたのでした。
前置きが超長くなってしまったんですが、人間ドック明けの一食目に立ち食いソバに行ってきました。
日本橋からぷらぷら歩いて、気がつけば神田まで来ていた。
天亀そばか…東京に出てきた直後くらいに一度来たことがあったっけ。
でも、ほとんど記憶がない。
軒先のメニューに好物の「春菊天そば」を見つけ、思わず吸い込まれてしまった。
ほほう、このご時世に440円とは安い。
店内は5人くらいで一杯になるような狭い空間。
いかにもベテランという風情のオヤジさんが一人で切り盛りしている。
お世辞にもキレイとはいえない店で、バットには揚げられたテンプラが陳列されている。
ちょっと、虫恐怖症の私としては真夏には来れないな…。
でも、愛想の良いオヤジさんで好感。
程なくして春菊天そば登場~。
おぉ、これは、、、モリっとした春菊で好きなタイプのやつだ。
春菊天とひと口に言っても、ふんわりほどけるようなタイプのものや、コロモがモロモロしてフリッターかよと突っ込みたくなるようなタイプもあるが、個人的にそういうのは好みではなくて。
あくまで、こういうケチらずずっしりした量感のある素揚げのようなタイプが好ましい。
こういう方が春菊の苦みが感じられて良いのだ。
揚げ置きだけど、べチャッとせずしっかりカリッとしている。
うーん、うれしいな。
麺はよくある何の変哲もない茹で麺ですかね。
そしてツユは東京らしい黒いタイプのもので、見た目は塩気が強そうだけれど、そんなにカドは立ってなくてほどよい甘味もある。
いかにもオッサン受けしそうな、立ち食いソバの正調という感じがした。
この手の店って、だいたいゲソ天も旨かったりするんだよなぁ。
うん、暑くなる前にまた来れたらゲソ天にしてみようかな。
いや、でもやっぱり春菊天にしちゃうんだろうな。。。
なかなか満足度の高い人間ドック明けの食事となりました。
まぁ、まだ結果は通知されていないけれど。
今年もまた一年、健やかに過ごして楽しく食べ飲みできることに感謝していこうと思いを新たにしたのでした。
そういや「むらめん」の麺箱って都内でたまに見かけるな。
ちょい気になってググってみたら、けっこう人気の立ち食いソバで採用されている製麺会社のようですね。
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