2008年01月

2008年01月25日 01:31

毎週木曜には首相官邸からメールマガジンが発行されます。

福田さんはあいかわらずの他人事姿勢です。

このところ、世界的な株安も進行しており、皆さんもどうなることかと心
配しているのではないでしょうか。この原因は、米国のサブプライムローン
という金融の問題ですが、わが国金融機関への影響はそれほど大きくありま
せん。わが国経済は全般的にしっかりしています。

(メルマガより)
わかってないのか、わからないふりをしてるのかはわかりません。
よく株価の先見性といいますが、現象としてどうしてそうなるのでしょうか。
まさか、誰かが操作してるとか、インサイダーだとか、、多少なりあるかもしれませんが、そんな話ではありません。
また、最近よく言われるフレーズで、尻尾が頭を振るなんて申します。
正直、わたくしは総理大臣がその辺の事情が見えてないとは思えない。
きっと、見えていながら手をつけないんだと確信しております。
スイスで楽しんで来てください。


それはさて置き、額賀さんの記事がもはや現実離れした架空の日本国を漂っております。
まずタイトルの「改革と成長・安心の予算」の成立に向けてですが、これはどういう皮肉なのか、自虐ギャグの一種でしょうか。
現実との乖離が甚だしい。
ちなみに私は年金番号が私が知ってるだけで2つありますが、まだ郵便は着てません。
過去に銀行からの書留が配達途中で消えた経験もあります。
まったく、その手の機関を信用しておりません。

本文中さらっと、相変わらず他人事のように我が国財政は、GDPの約
1.5倍に及ぶ借金を抱えるなど、主要先進国で最も厳しい状況となってお
り、財政健全化は我が国の最も重要な課題ともいえます。
などと書かれています。
民間ならこのような債務超過に陥る前に、リストラしているのではないでしょうか。
それを増税で乗り切ろうとは、下請けに押し付ける大企業の上をいく悪徳ぶりではないでしょうか。
まず、公務員の首をきるべきでないでしょうか。
いいえ、建前ではそれより先に役員報酬のカットですから、国なら国会議員のギャラを減らすべきではないでしょうか。そのご、公務員を大量解雇し、増資はその次でしょう。

そもそも借金ではないという見方もありますが、ご本人が
このため、平成20年度予算では、新たな借金である新規国債発行を4年
連続で減額するなど、財政健全化を推し進めました。

と仰っているように借金という認識があるらしいですから

また、財務省の職員が
実際に現場に出向き、予算の効率化のために行った調査の結果を活用するな
ど、徹底して無駄の排除に努めております。

まったく理解できないのですが、普段は使わないデータを調査する費用をだしているように読み取れるのですが、どうなっているのでしょう。

年度末は道路工事がふえるってことは理由も含めて誰でも知っていることですし、いい加減にしてほしいものです。
 公務員は他人の金を巻き上げて生活しているということを自覚すべきではないでしょうか。

昨年は税金を2重取りされた上、今年は直接財産を3割棄損させられたものとしてはもういい加減にしてほしい、否、いい加減にしたい。
日本国民でいるのが嫌になります。
国土はもちろん好きですが国家は嫌いというのが現在のトレンドらしいです。







2008年01月22日 23:17

大田経財相「もはや経済一流ではない」 国会演説で指摘しそうだ。
http://www.asahi.com/politics/update/0118/TKY200801180337.html

内容からは喝を入れるための比喩的表現なのだが、その表現が役人くさい。
いかにも自分には責任がないとばかりに、統計内容を発表するだけ。
心ない田原などには、揚げ足をとられサンプロで散々引用され、視聴者の反感を買うよう仕向けられ、そうでないものにも、まるで、自分には責任がないということを強調したいという心理の現れと解釈され、何やってもダメという状況に窮している。
じっさい、政府からは対岸の火事という見方に乗っ取った発言が多い。盗人猛々しいというわけではないが、もう少し真摯に現実をとらえてほしいものである。
自己弁護しても、それを判断するのは有権者なのだから、みっともないだけだけではないか。
ちなみに名目GDPが18位になったのは円安要因ほうがでかいのではないのだろうか。

どうやら、今日のニュースで額賀もこれからは見守ってくれるらしい。
いままでは見てなかったということだろう。
FRBは0.75%の利下げということで明日は反発するだろうが、国内の政策がついてこない限り一時的なもので終わるだろう。
実際、日銀は0.25%2回しか持ち弾がないし、そもそも、すべてサブプライムのせいにしている政府閣僚はいるが、サブプライムはきっかけでしかない。
日本には抜本的改革が必要である。
正直、自民や民主よりそのまんま東のほうが期待できそうな気がしてしまう。
今回の「小沢福田不況」から「そのまんま景気」への転換に期待したい。

また、抜本的改革になくてはならない、歳出削減で避けては通れないのが、人員削減である。
民間じゃあたりまえなのに、公務員はなぜできない?
減税の切り札を切る時ではないのか。
雇用を生むために公務員募集するのは、国民にさらなる負担を強制しているとだれもが思ってます。

所詮、政治家は官僚の隠れ蓑でしかないのか。

2008年01月19日 00:50

このところ大臣から驚きの発言が聴かれます。
まず、この額賀財務相の発言
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-29828220080118
どこに一喜一憂している人がいるのでしょう?
この人の目は節穴以下です。というより、正直みてないか見る気がないかでしょう。
この人、役人的な責任をとりたくないという姿勢が前面にでてますが、政治家ですからそうはいきません。「何もしなかった」ことは税金で食ってる以上責任を問われるほうが自然です。
大臣とは不適切な用語を使わなければそれでよいのか?
たとえば、現在の市場は年金問題を好転させる絶好の環境なのですが、たぶん彼は解決する気なんかないのでしょう。矢面にいる桝添氏の問題とか考えているに違いありません。
まさしく、無駄飯食らいです。

次に、佐藤金融庁長官の問答です。
http://www.fsa.go.jp/common/conference/com/2008a/20080117.html
呆れます、ノーコメント多すぎませんか?
じゃ出てくるなよ。と言いたくなる。

福田首相はこんな人間を財務大臣や行政の要職にした責任をとるべきです。
この内閣はこのまま、ろくな実績も残さず消えていく不名誉な内閣になるのでしょうが、これだけの混乱を招いた責任をとるべきではないでしょうか。

国会議員の月給は200万円らしいですが、そもそも、現在の日本の国会議員で給料泥棒でない方は何人いるのでしょうか。

いっそのこと公務員の給料は、すべてストックオプションにしてはいかがだろうか。

サブプライム問題をこえた下げを演じている日本市場ですが、なぜか国内ではなんの政策支援も対応もなく、バーナンキのアクション待ちという不思議な状況です。
福田内閣というのは完全にお飾りなのでしょう。
早いとこ独立国家の看板をさげて日本州になったほうがよいのかもしれません。

過去の記事をみてのとおりわたくし本人は民主党には、大して期待しておりませんし、どちらかといえば自民びいきかと存じますが、福田内閣のような無駄飯食らいを飼っておけるほど今の日本は財布も心も豊かではないと考えます。