関連:本当にあるしぬ死ぬ詐欺

○○ちゃんを救う会っていうのを皆さんは見たことがあるかと思います。
あれってどうでしょうか。
私は何となくうさんくさいので寄付したことがありません。
というか、あれだけの大金を寄付するくらいなら絶滅寸前の動物たちを助けてやってほしいというのが本音です。

2ちゃんねるではよくそれらの団体を死ぬ死ぬ詐欺と批判しています。
詳しくは以下リンクをご覧ください。
(思いのほか反響が大きかったので削除されたみたいです。あれだけの執筆を無いことにしようというのはもったいなすぎるのでGoogleのキャッシュを紹介します)

その1(死ぬ死ぬ詐欺)
http://gyroid-structure.txt-nifty.com/blog/2006/01/post_efe1.html

その2(社会貢献とは)
http://gyroid-structure.txt-nifty.com/blog/2006/01/post_3f6b.html

その3(ななみちゃんその後)
http://gyroid-structure.txt-nifty.com/blog/2006/03/post_49c8.html

キャッシュも削除された場合はこちら

ちょうどその批判を陽佑ちゃんを救う会
掲示板に書いた人がいたみたいで、それについて陽佑ちゃんの親御さん本人からの返答があったのでご紹介します。
(長文ですので分けます。)


多くの方々は私たちを応援いただいているというのに、本日いわれなきことで誤解をまねくような書き込みがあり残念です。(削除させていただきました。)そのような心無い投稿が続く場合はこの掲示板も閉鎖せざるをえないでしょう。

この掲示板は陽佑を応援していただいているみなさんの掲示板ですので、ここでそのような方々と言い争いをしてもしょうがないのですが、誤解のないように事実を報告させていただきます。

HP上で新居と記述している部分ありますが、新築の家という意味ではありません。
実際は、新潟市にある賃貸物件(しかも築10年近い中古物件です)を小生の会社の社宅制度で借りているものです。
私たちにとって「新しい住処」という意味で新居といったものですが、誤解を招いたようでが、それを中傷のネタにされたのは残念です。事実の確認もせずにご自身のブログでそのような記述をされている方、もし良識のかけらでも持つ方であれば、ぜひ訂正をいただけたらと思います。

それと、募金の残金ですが、厳重に管理されています。
マイアミ大学ジャクソン記念病院に送ったデポジットの残金はまだ清算が完全に完了していないので病院側が管理しています。
また、日本側にある残金は救う会の口座にあり厳重に管理されています。救う会のHPに記述したとおり、これらのお金は私ども陽佑の家族は指一本触れることができません。今後残金の管理、使途の決定は救う会によって行われます。

何故すぐに残金を他の募金を必要とする方たちに渡さないのかという理由ですが、移植の場合はいただいた臓器が適合せず拒絶反応のため再移植に至るケースがないわけではありません。そのため安定するまでの数年はその場合に備え資金を保有させていただいているのです。特に小腸を含む移植は拒絶反応の確立は他の臓器移植と比べはるかに高く、陽佑の場合は少なくとも移植後2-3年は様子を見る必要があるのです。HPを見ていただければ分かりますが、陽佑もまだまた拒絶の可能性もゼロではなく、外科手術を伴う人工肛門からの段階的脱却、GVHDの再発の恐れなどの多くの苦難をこれから乗り越えねばなりません。

実際、移植後数年たって安定されたレシピエントの団体からは募金中の団体への寄付が多く見受けられます。陽佑がこのまま順調にゆけば数年後には陽佑のために寄せられた善意の残額がそのような形で、移植に希望をかける方々のお役にたてることでしょう。それまで、皆様のご理解を賜りたいと思います。

また、海外での渡航中の全ての費用を募金でまかなっているのではという推測の記述もあるようですが、これも間違いです。
多くの募金で海外で移植を行うための「救う会」に共通の認識のようですが、日本で当たり前に生活している状況と比べ、海外での移植のための滞在ということでエクストラにかかる費用を援助しようというものです。
食費、衣類、消耗品など日常の当たり前の生活をするための費用はもちろん自前なんです。

ちなみに、海外での移植のために渡航する場合は、日本の健康保険の適用も一切なく、その他の日本にいれば当然受けられるはずの乳幼児医療補助などの公的援助はまったくないのです!

「募金になど頼る前に、全財産投げ売らないのか?」という人もよくいます。しかし海外で移植手術を受けられれば全てが終わるということでは全くありません。海外で移植を受けたレシピエントが帰国後、拒絶反応や感染症などの危機を乗り越えながら、健常者に近いレベルまで回復してゆくには引き続き長い時間と努力、多額の費用がかかるのです。手術のためだけに一文無しになってしまうわけにはゆかないのです。

海外で言葉が通じないもどかしさ(幸いなことに我々夫婦はこの点ではあまり不自由はしなかったのですが、)、慣れぬ海外で生死の境にある病人をかかえる生活の想像を絶する不安、ストレス!
どうかもしご自身がそんな状況に立ち向かわなければならなければならなくなったらと想像してみてください。そうすれば、勇気をもって海外で運命に立ち向かっている移植レシピエントとその家族を応援こそすれ、根拠のないことで要らぬいいがかりなどつけられないはずです。




以上、原文ママ

ご覧になってどうでしょうか?これまで死ぬ死ぬ詐欺と批判していた方は多少なりとも考えが変わったかもしれません。
個人的には、それならそうと誤解を招かないようなホームページ作りをするなり、説明をするなりすべきだと思います。

これで「街頭募金の功罪(3)ななみちゃんのその後」で書かれているように、余命6ヶ月と公言されているまなちゃんの移植手術がされないまま4月以降も何も問題なくまなちゃんが生きていたとなれば、陽佑さんの親御さんには申し訳ないですが、「○○ちゃんを救う会」というのはうさんくさい団体だと思わざるを得ません。

こう書くとまなちゃんの命を何とも思ってないと思われるかもしれませんがそうではありません。

ただ、事実をきちんと伝えた上で、募金活動をすることが大事だと思うわけです。
こう何度もいついつまでに募金が集まらないと死んでしまうとか、生きる可能性が1%以下だったのが奇跡的に回復したとか、そう言うことが何度も続くようでは、有りもしない現実をつきつけて同情を誘って子供をだしにお金稼ぎをしていると誤解をする人がいてもしょうがないと思います。

募金の使途は1円の桁まで詳細に明記する。医者の診断書を公開する。
それくらいはした方が良いのではないでしょうか。
それができない事情があったらそのことを明記するとか。

参考:さくらちゃんを救う会
ネット上で批判が集中
http://www.j-cast.com/2006/10/03003219.html

某掲示板でレベルの高い回答がありましたので転載します。(06/10/24)

この手の難病募金に批判が集まるのには幾つも理由があり、それぞれの理由から批判されます。
【倫理的な批判】
・外国での臓器移植は臓器売買と紙一重です、最近多いアメリカでは外国人への移植を5%以内とする外国人枠があり外国人への移植を制限してますが、高額な医療費を負担できるのは限られるため、実質日本人専用になってます。アメリカ人の臓器を買い漁る日本人、という批判も高まっています。
【移植医療に対する批判】
・日本では15歳以下からの臓器提供が禁止されてますが、これは小児は脳死判定が困難だという側面があります。また世界的には乳幼児の移植医療は「実験的」とされており、その後の身体の成長に移植臓器が対応できるか、また移植臓器や免疫抑制剤が人体成長に与える影響も不明です。いわば人体実験であり、移植後の予後も良くなく数年の延命が精一杯という状況です。
【患者家族への批判】
・高額の治療費全額を募金に頼り、更に現地での生活費まで募金で賄うことに対し批判があります。
・救う会として高額な募金を集める反面、会計報告が杜撰なことが例外なくほとんどで、余剰金の最終的な行方は不透明です。またデポジット(保証金)は治療終了後に返金されることが多いですが、その時期には救う会のサイトは閉鎖されていることが多く、余剰金と合わせ使途不明となることが多いです。
・救う会が他の難病募金に余剰金を寄付することはほとんど無く、あっても数千万の余剰金から僅か数百万円と少額の場合が多いです。同じ難病の子供を持つ立場でこれは変ですよね。
【背後の支援組織】
・この手の難病募金には背後に支援組織の存在があります、どの救う会も組織だっていてサイトや幟旗、ユニフォームがしっかり準備されており「素人感」が皆無です。当然これらの費用は募金から充当されます。いわばビジネス化されてるわけで、そんな金があるなら治療費にしろ、と言う批判があります。