六月二十八日(月)曇り時々雨
写真は茄子とトマトのペンネ 。
家飲みは回る。
土曜にラリルレロスタジオ。
なんだかここ二週間、なんだかんだ続いてましたんで
ラリルレロのバイブを生み出し、それに浸る幸せが久しぶりでありました。
やっぱり、いい。
出来上がっているというコトはいい。
改善の余地があるというコトはいい。
わかりあえているというコトはいい。
説明せにゃ伝わらんというコトはいい。
気持ち良く歌えるというコトはいい。
うまく歌えなくて悔しい想いをするというコトはいい。
音楽に没頭出来るというコトはいい。
音楽ばかりをやれない毎日に歯噛みするというコトはいい。
まったくどれも僕の心を退屈させない。
「世の中は素晴らしいコトだけで出来ている」
という真実を
「そんな、真実としては素晴らし過ぎる」
と言う理由で信じないのならば、
もう、それは好きで「素晴らしく無い世界」に住んでいるのだ。
イヤな毎日を送るコトをオススメする。
僕と、てっちゃんと、小泉の新曲を作りながら、
既存の曲も水準をあげるべく練習する。
ここにきてピンキーさんのドラムが混ざり出した。
69のサトちゃんのドラムも素晴らしかったし、
今までのピンキーさんのドラムもよかったのだが、
どこか「借り物感」があって、
僕が言うトコロの「バンドサウンド」ではなかった。
正式ドラム不在の期間が長かったラリルレロのサウンドにおいて、
初めてと言っていいくらい、
バンドサウンドになりつつある。
僕はバンドを組んで、バンドアートを生み出すにあたってのスタートラインは
そのバンドの「バンドサウンド」が出来たあたりぐらいからだと思ってきたし、
分けてもバンドサウンドの核はドラムだと信じている。
ようやっとラリルレロを始められる気がしだして来た。
スタートは近い。
僕の新曲が難航している。
楽器が出来て、歌が歌えるってだけでは成り立たない新曲である。
とは言え振り付けがあるワケではない。
楽器を弾いて歌ってもらうだけである。
この「だけ」に意識をフルに使ってもらう新曲である。
さらにいえばその新曲は雛型であり、
僕が目指す形態のスタートラインは、この新曲が出来た暁の、もちょい先にある。
てっちゃんがそういうコトも理解した上で、
そのスタートラインに立つべく新たな提案をしてきた。
僕はうれしくなって生ビールを飲むペースが上がった。
スタートは近い。
8月21日
高円寺ショーボートにて、
ラリルレロとしては9ヶ月ぶりのライブを行う。
ラリルレロでステージに立つのは、
うんと久しぶりである。
納得ラインにまで新曲のレベルが上がれば、
お披露目もするだろうが、
まだだと感じたならばやらないだろう。
僕は、
この素晴らしく、心を退屈させない世界に暮らし
「どうあっても動かせない何か」
を手に入れた気がする。
頑固に見えるかも知れないが、
「大切にする」とは
どこか、モノわかりの悪さ的な匂いを発するのかも知れない。
ライブの詳細は追って告知していきます。
来れる方だけいらっしゃってください。
かしこ