単勝率パターンの使い分け

　［今回ルール値］をもとに各馬の勝つ確率を算出したのが［単勝率］で、RATE BUSTER!公式データの予想データには、そのレースに応じて算出された公式値としての［単勝率］データが含まれています。
　全出走馬の［単勝率］を合計すると、当然100％になっています。
　出走取消・競走除外が出た場合などは、［ユーザー設定値］に切り替えて「単勝率自動調整」ボタンで、各馬の［単勝率］の割り振りをユーザー自身でおこなうことができます。詳しい方法は、当ヘルプの「［今回ルール値］［単勝率］の変更」をご覧ください。
　公式値としての［単勝率］データは、出走取消・競走除外が出たレースについては、翌週に予想更新データにより、合計が100％になるよう更新されます。

　公式値を利用せず、ユーザー自分で一から［単勝率］を入力する場合に役立つのが、あらかじめ登録しておいた配分率で各馬に［単勝率］を割り振ることができる［単勝率パターン］機能です。




　パターン名：標準として、あらかじめ『RATE BUSTER！ GOLD』に設定されている標準パターンは、過去データを頭数および人気別に集計し算出されています。
　他の馬との［今回ルール値］の差や、１頭だけ［今回ルール値］の抜けた馬がいるとき、混戦模様のとき、２頭の一騎打ちムードのときなどレースの状況に応じて、ユーザー自身の手で各種の［単勝率パターン］を設定することができます。
　［単勝率］が変われば各馬券の［的中率］や［期待値］も変わってきますから、買い目の決定にも関わるポイントといえます。

　公式値を利用せず、ユーザー自身の手で独自の［単勝率］を設定する場合は、以下のような各種の［単勝率パターン］を登録しておくと便利です。

　○１頭だけ突出した馬がいるとき
　○２頭の一騎打ちムードのとき
　○三つ巴のとき
　○［今回ルール値］にほとんど差のない大混戦　　　e.t.c.

　［単勝率パターン］の設定方法は当ヘルプの「ツールメニュー　単勝率パターン登録」をご覧ください。

　たとえば、２頭の［今回ルール値］だけが他の馬より高いケースでは、その２頭の［単勝率］をユーザー設定値で高い値に変更し、単勝率自動調整をする際に「一騎打ち」のパターンを適用する、といった具合に使います。
　以下に、その手順例を示します。

　(1)ルール値区分をユーザー設定値に変更し、レースの性質に合わせて、あらかじめ設定しておいた［単勝率パターン］を選択したうえで「パターン適用」ボタンをクリックします。



　(2)設定された配分率に合わせて各馬の［単勝率］が変化します。