このブログで投資先としているのは2社しかないが、偶然にも投資先が被っているベンチャーキャピタルを見つけた。これが大手なら、特に驚かないのだが、この会社も少数精鋭の投資なのか今まで投資実績として4社しかない。

その中で2社が筆者と被っている(しかも、マイナー株)のは興味深い。

◆テクノロジーベンチャーズ投資事業組合の投資先
http://www.ullet.com/s103089.htmlより

カブドットコム証券  2005年 1.75% 5千株
イーギャランティ   2007年 4.4% 894株
アドウェイズ     2006年 4.57% 609株
セルシス       2006年 6%  1584千株

◆投資方針
伊藤忠系のベンチャーキャピタルのようである。
http://www.techv.co.jp/investment/point.html
1.成長性
2.独自性
3.経営体制
4.資本政策

見た感じ、1は文章ではよくわからんが。2は私と似ている。3は中の人だけが(ベンチャーキャピタリスト)が得られる優位性か。個人投資家にとってはここはあまり気にしてない。

4は、最初から狙ってるのではなく、結果的な物だとおもう。

営業CFが毎年プラスで、シェアを独占していて、売上が毎年成長、新規投資の必要がない・・会社を選んでるわけだから、当然、増資・借金は必要ない

◆投資方針
今更だが、私がなぜ、イーギャランティとセルシスを選んだかについて書いてなかったので記しておきたい。

1.成長性
属する市場において、成長余地が十分に大きい。市場規模に比べて、時価総額が小さい。

2.独自性
シェアNo1または、オンリーワンの商品・サービスを持っており、他者が真似をしずらい

3.キャッシュフロー
一度立ち上げてしまえば、大きな新規投資がいらず、営業CFが毎年プラス。当然、借金もなければ定期的な増資も必要ない。

4.粗利益率
売上高に対して、粗利益率が高いビジネスを展開している。粗利益率が高いことが全て・・といってもよい。ROEとか営業利益率とかは将来、会社が成長しきった結果にすぎないので、どうでもいい・・

◆成長性の補足

当社獲得分他社獲得分未開拓分全体のシェア(将来)

今のシェア当社獲得分他社分 において当社シェアが大きい
将来のシェア当社獲得分と比較して、未開拓分が十分に大きい

例えば、セルシスの場合、

電子書籍の市場規模(2012年)で600億、うちセルシス取り分は業界の8%と試算している。また、漫画・アニメの国内規模で5000億程の市場であり、更に長期で見るともう少し期待できよう。

これについては、ここにもう少し詳細に分析している。
http://blog.livedoor.jp/rau2rau2/archives/51284615.html

イーギャランティの場合は、大手未参入の中小向け保証にどこまで踏み込めるか・・によるが、取り組んでいる市場はセルシスより遥かにでかい。

企業間取引信用・・約200兆円
直接金融・・約400兆円
間接金融・・約400兆円

◆独自性の補足
セルシスは、携帯コミックのブラウザでシェア90%後半と独占している。また、漫画製作ツールもシェア独占。アニメ製作ツールは業界のスタンダードでこれも独占。

大手(ソニー)やシャープが携帯端末の電子書籍事業から相次いで撤退していることから、他社が簡単に真似できないなにかがある模様。

但し私の場合この仮説は、収益性や市場シェアの【数値】から導きだした、因子分析にすぎないので、セルシスの場合

『他社が簡単に真似できないなにかがある模様』

は、あくまで推定である。

イーギャランティは、独占しているというより、オンリーワンビジネスに見える。今のところ同じビジネスをしている他社はない。但し、東京商工リサーチも同様の力はあるはずで・・その系のリスクモンスターは少し、気になる。

DBに膨大な会社情報を蓄積できる会社は私が知る限り、日本では2社

帝国データバンク系・・イーギャランティ
東京商工リサーチ系・・リスクモンスター

ちなみに、転職時とかで(未上場)会社の情報を知る場合、個人的に上記のどちらかを利用している。(1企業=400円程度で照会可能)

但し、リスクモンスターは審査情報の提供が主で、今のところ当社と同じビジネスはやっていない。

信用リスクについては、DBへのデータ蓄積が物を言うので、時間が立てば立つほど参入障壁は高くなる。

◆粗利益・CF補足
一般的に、決算書の本を読むとポイントは以下の3つと書いてある

\長性
⊆益性
0汰汗

少し、アレンジして、私は粗利益率を重視している。

イーギャランティの粗利益率:53.4%
セルシスの粗利益率:52.1%

直近だけでなく過去の推移も大体、50%前後で推移している。

不動産ファンドみたいに、借金でレバレッジをかけないにも関わらず、この粗利益率を出せる会社(しかも、真似が難しく同業他社がいない業界)では珍しいと思う。

0汰汗
自己資本比率を見る。
と本にあるが、これは落とし穴が多い気がしている。

私は、CF計算書の現金同等物を見ることが多い。