2005.06/16 オリックス ２：４○

オ　０　０　２　０　０　０　０　０　０　　　２
中　０　０　０　０　０　４　０　０　×　　　４

オ：吉井　加藤　萩原　菊地原／日高　鈴木　的山
中：マルティネス　鈴木　岡本　高橋聡　平井　岩瀬／谷繁
本：ウッズ 15号 6回3ラン

★影薄いクリンナップ、存在感を示す
吉井vsマルティネス。吉井がなんでここまで負けなしなのか不思議だったんですが、対戦してみてやっとわかりました。
フォークが抜けずによく決まる。加えて直球が４０歳とは思えない出来。
ドラ打線、時折とらえるように見えるんですが、微妙に球速差をつけているのか差し込まれ気味。またそれで野手の正面になってしまいます。
好機らしい好機を作れないうちに、今日はボール先行したマルティネスが２本のタイムリーを浴びてしまいました。

４回からはこういうケースも十分視野に入れていたのでしょう。鈴木にスイッチ。
５回に先頭打者を出しクリンナップと対しますが、よくこれを食い止め流れを引き戻しました。
（内角待ちのブランボーを３ボールから打ち取った投球は、今日のゲーム屈指のいい場面でした）
続くは岡本。ミソをつけてしまわないか心配でしたが、得点圏に走者を背負ってから意地を見せました。
日高と代打の早川を打ち取ります。

さて、相手バッテリーがそっくり代わりました。加藤と鈴木郁、少ない対戦ながら何度も苦汁を飲まされた２人です。
先頭の渡邊は非常に上手い打撃の２ベース（週明けの７番の座を掴んだかも）。
粘る荒木を打ち取りますが、加藤に今までほどのキレがないのか。会長が外寄りを二遊間を抜いて渡邊を迎え入れます。谷が本塁封殺を狙い、労せず２塁へ。
いつの間にやら打率.260の立浪、これも高めを拾い上げて好機を拡げます。井端は３塁ストップ。
せめて外野に飛ばして欲しいウッズ、２：２の５球目。
三振狙いの直球に合わせず引っ張りました。来日100号は、値千金の逆転３ラン。
やっと仕事をしてくれた…。

さて、逃げの継投に入ります。が、イニングまたがせての裏目が今日も出まくりました。
岡本がしょっぱな塩崎に２ベースを打たれます。２死をとりましたがブランボーを攻めきれず四球。高橋聡にスイッチ。
ガルシアを高め直球で三振に打ち取ったあっきー、続投して不運な内野安打。平井にバトンが渡ります。
村松への７球目は非常にいいコースだったのですが、判定はボール。阿部に送られ、五島は打ち取りましたが依然２・３塁、大ピンチです。
今日猛打賞の塩崎、流石に球がよく見えてます。９球粘られ、裏を突いたようなインローを見逃されてしまいました。
満塁。こうなればもう岩瀬に全てを託すしかありません。
初球抜けてヒヤッとしましたが、仰木監督秘蔵っ子の後藤を内野フライに打ち取り、何ごともなかったようにベンチに戻ってくる神。
９回は昨日ほどではなかったものの３人で斬り落とし、２試合連続いい形でゲームを締めくくってくれました。

チーム状態からいって、こういう連勝で交流戦を終えたのは万々歳でしょう。
物凄い上げ潮ではありませんが、なんとか上を向いて阪神戦に臨めそうです。
向こうも先発を整備し直してくるでしょうから、どういう対戦になるか見当もつきませんが、とにかくベストを尽くそうドラゴンズ。