2010年09月09日

9月4日、国立霞ヶ丘競技場で行われた嵐のコンサート『ARASHI 10-11 TOUR“Scene”〜君と僕の見ている風景〜』に行ってきました。いつものごとくレポではありません。ただの感想文でしかありません。でもその前にひとつ。

今回のアルバムタイトルとツアータイトル。どちらにも「風景」という単語が用いられています。これらのタイトルを眺めながら、「私、前回のツアーの感想か何かで『風景』だか『景色』だか書いたんじゃなかったっけなー?どっちだったかなー?」と考えていました。同時に「いや、でもこれ『風景』だったらマジすごくね?」とくだらないことを思いつつ、東京から帰宅後自分のブログを検索してみると、それは今年の頭、前回のツアー『ARASHI Anniversary Tour 5×10』のオーラスの翌日に「三本締め!」と題された記事の中にありました。以下抜粋。

「嵐くんたちのファンになって7年、嵐くんたちのファンにならなければ目にすることなんてなかっただろう風景をたくさん見ることができました。これからも一年、また一年と年を重ねていく毎に新しい風景を一緒に見ていけたらいいなと思います。今後ともどうかひとつよろしくです!」


「『風景』だな…これ…ほんとに私が書いたの?」と読み返して自分でもびっくりしました(苦笑)何だろうね、これ。何て言うんだろうね、この気持ち。うまく言い表せない感情を持て余しております。当たり前のことですが記事の改ざんはしておりません。念のため(笑)

さて、感想。「何言ってんだこいつ?」と思われること必至な支離滅裂が炸裂な長文です。すいません(苦笑)

「国立って何ですか?」

これが今回の国立でのコンサートに参戦して、私がいちばん強く感じたことでした。誤解を招きかねない言葉だということは充分承知の上です。でもやはりあえて言葉にするならこれなんです。

2008年のはじめての国立でのコンサートと2009年の10周年記念の国立でのコンサートと、その二回の国立を経ての2010年三度目の国立でのコンサート。私は2008年には参戦していませんが、その発表があってから当日の公演の終わりまで物凄くドキドキしながら過ごしたことを覚えています。2009年には三日間の内の後ろ二日間に参戦しましたが、あのゲートをくぐった瞬間、目の前に広がった景色に呆気に取られて持っていた財布を落としてしまいました。

国立っていう場所はやっぱりそれだけでもう充分特別なんですよね。でも前回二回の国立でのコンサートにはそれプラス、2008年には「はじめて」というのが、2009年には「10周年」というのがあって、さらに「特別感」とでもいうようなものがアップしていたと思います。

「でも…じゃあ、今回は?」と考えると、私にはさして思い付きませんでした。ダメなファンかもしれませんが、国立というあの場所を、特別な場所という以上に特別なものにさせる「何か」が私には思い付きませんでした。三年連続?四日間?28万人?どれも史上初のことでそれは素直に凄いことだと思います。「嵐くんたちったらどえらいグループになっちゃったもんだなー」「私ったらどえらいグループのファンになっちゃったもんだなー」と思います。でも、私にとってはどれもこれも一昨年の「はじめて」や去年の「10周年」のような、特別感を覚えさせる類いのものでは正直ありませんでした。

「今回のコンサートを国立でやる意味って何だろう?」。そんな話を友達としさえしました。さらに実際コンサートがはじまって聖火台の下も客席になっているということを耳にして、「聖火台下も客席ってことは聖火台を使わないってこと?あれって国立が国立たる象徴みたいなもんじゃないの?それを使わないの?じゃあ、尚更どうして国立なんだろう?」と。

今回のツアーが発表されてからの駆け込み入会を含めて、ファンクラブの会員数は100万を超えたとか。だからこそ聖火台の下も客席にすることでより多くのファンがコンサートに参加できる。そういうことだとは思うんです。そしてそれは本当にファンとしてありがたいことだと思っています。でもツアー全部を通してもっと他にやれることもあったろうという気持ちが沸き上がったのも事実です。今回のツアーほど周りから「全滅」という声を聞いたことはなかったから。

でもそんな状況だからこそ、たった一回とはいえ参戦できるからには、単純に嵐のコンサートを楽しむというのは勿論のことですが、それに加えてちゃんとその意味を考えられたらいいなと思ったのです。今の嵐が国立でコンサートをやる意味。

こう書くと「えらい真面目な!」って感じですけど、そんな気負った感じでもありませんので(笑)すいません(笑)

でも、参戦してみて…暮れていく空とか肌を撫でていく風とか、それから舞い上がった風船や打ち上げられた花火。そういったものは全部、野外である国立ならではのものだったと思います。でもそのステージ上で繰り広げられたものは、「嵐のコンサート」でした。ただひたすらに「嵐のコンサート」でした。嵐くんたち5人が、歌って踊って、いちゃいちゃしててむぎゅむぎゅしてて、こちらが「こいつらほんとくっだらね!」「アホだなー!」と爆笑しちゃうようなこともやってて…うん、本当に「嵐のコンサート」でした。何だかものすごーく「嵐のコンサート」でした。

WSなどでのアナウンスによれば今回のコンサートのテーマは「原点回帰」だとか。私は嵐のコンサートには2004年の『嵐!いざッ、Now Tour!!』からしか参加していないのでそれこそ本当に本当の最初の嵐のコンサートは知りません。それでもその2004年から毎年参加していく中で、あの5人が歌って踊っていちゃいちゃむぎゅむぎゅして、こちらが「こいつらほんとくっだらね!」「アホだなー!」と爆笑しちゃうようなこともやってて…というのを「これが『嵐のコンサート』なんだな」と。

国立が特別な場所であるが故に、国立でコンサートをやるということだけでそのコンサートは「特別なコンサート」として成立してしまう。誰が何をやったとしても国立というあの場所が「特別なもの」にしてしまう。だからこそ逆に「特別なもの」にせずに普通に普通のコンサートをするというのはかなりハードルの高いことなんじゃないかなと。でも嵐くんたちはあえてそれを、「嵐のコンサート」を、やった。国立という場所が持つ「特別」なんてなんのそので、「これこそが『嵐のコンサート』です!」と宣言するかのように。その心意気。その男気っぷり。あの、ほわほわうだうだちまちました5人の男の子たちが時折見せてきた男らしさ。それを今回のコンサートではまざまざと見せつけられたような気がします。

「トップになろうね」と語った相葉君が、雑誌で話していたこと、それからそれこそこの日の挨拶で口にした言葉。私には芸能界という世界がどういうものかよくわかりません。きっとグループが大きくなればなるほど、できることも増えるんだろうけど、できなくなることも増えていくんだろうと思います。ともすれば「自分(たち)らしさ」というものすら見失ってしまうものなのかもしれない。それでもね。

コンサート終了後のあの多幸感。あれは「国立でのコンサートだったから」ではありません。それは間違いなく「嵐のコンサートだったから」です。本当に「国立?何それ?おいしいの?」ぐらいの勢いで「嵐のコンサートだったから」です。

あの風景を見せてくれようとしたこと、見せてくれたこと、一緒に見られたこと…心の底から「好きになってよかったな」と思います。そうしてこれからも一緒に見ていけたら嬉しく思います。どうもありがとう。これからのツアーも期待しています。

くみこrealorfake at 01:48│コメント(0)トラックバック(0)相葉雅紀(嵐) │

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