柳生氏が伝承した剣術として知られる柳生新陰流剣術に対する海外の反応です。



 〈↓海外の反応↓〉   
 



・2分56秒のところで「門外不出の極意であったけれど、これからの時代は本当の新陰流を後世に残してもらうべく、極意の部分もこうして公開することにしたわけです」と先生が言ってくれたのを聞いてすごく嬉しくなったよ。昔は流派の最高機密の技術として隠されていたが、現在はこれを伝達することが重要だ。古流は歴史であり、我々はこれを保存することに最善を尽くさなければならない。秘技は現代の国家の軍事機密のようなものであったが、誰も剣に身を委ねることが無くなった現在、もはや隠すことは重要ではないのだ。



・5分14秒の技術はドイツのロングソード術ではクランプハウ(※)と呼ばれている基本の技であり、秘技ではないよ。気を悪くしないでほしい、どちらもお互い一緒になって教え合う必要がある。どうして違う様式にしなければならない?

(※krumphauで検索して、何となく言いたいことは分かりましたが、手の動きこそ似ているものの、想定している状況も、体捌きの方向性も、それによって得られる効果も全く別物という印象を受けました。ロングソードには詳しくないのであくまでも個人的な印象ですが)


  →君はこのビデオの意味を心底誤解しているよ。昔は、明らかに外敵に対する戦略上の理由から、誰にでも自由に全ての技術を教えるような剣術道場は存在しなかったんだ。現代になってようやく彼らは後世のために、奥義を含めた完全な技法を自由に教えるようになった。そんなふうに比較することで君のドイツ剣術の優位性を仄めかすような真似は止めるんだ。とても尊大じゃないか。それと文化の保存もとても重要なことだろう?

    →ああうん、ごめんよ、秘技というタイトルで期待してたんだ。



・ライトセーバーを思い出した……スターウォーズ熱が再発したよ……


  →よぉ、俺もだよ。

  →ヒキハダ・シナイとライトセーバー……かなり近いね😉

(蟇肌竹刀、袋竹刀とも言います。普通の竹刀と違い、革を被せてグローブみたいにしているので、防具もなく木刀で稽古していた時代、比較的安全な地稽古ができる道具としていくつかの流派で用いられました)



・これが江戸時代の柳生新陰流……すごく興味深いな。


  →たしかに。僕は武神館で武芸を2~3年稽古しているけど、この流派の体捌きに惚れたよ。



・タイトルには“柳生新陰流剣術の秘技”とあるけど、もはや秘技じゃないよ。だってYoutubeに上げられちゃってるんだからハハハ


  →君は3分4秒で先生が言った言葉を聞きなさい。



・5分46秒みたいな日本のカウンター攻撃技術は、僕がどうしても理解できないことの一つだ。どうして自分が斬ったあと相手が剣を振り下ろすのを止めると仮定するんだ?もし止まらなければ、脳を半分に分断されてしまうし、もしカウンターを防がれてしまったらそのまま斬り捨てられてしまうだろう?


  →よく見ればわかるけど先生は生徒の剣をを右側から払ったあと、剣を引いてから右横一文字に斬り払っている。そして実は同時に横へ運足して体を捌くことで、ほんの僅かに剣筋を避けている。要約すると、軽い受け流しと回避運動で剣に当たらないようにしてるんだよ。



・5分54秒の素敵な斬撃っぷりよ!シュパッ!!



・お願い誰か、この先生の名前を教えてくれないか?


  →柳生新陰流・春風館道場の加藤伊三男先生だよ。彼は日本の有名な大名であり、あの有名な熊本城城主の加藤清正の子孫なんだ。



・彼の履いてる靴はどこで買えるの??(46秒のところね)


  →うーん……これはただの足袋だよ。ネット通販にたくさんあるから見てみたら?

  →足袋だね。大抵のマーシャルアーツストアで見つけることができる。

    →大抵の場合、とても低品質なんだよなぁ……特に地下足袋は。



・素晴らしい!



・疑う余地がないほど素晴らしい映像だ!



・クランプハウにとても似ているね。



・僕もいつか習いたいな……



・彼の後ろの壁に見える剣が欲しい……



・ドーモ・アッリガト・ゴザイマスタ!なんという宝物のような映像だろう!



・このビデオが大好きだよ……うちの流派との類似点がたくさんあった。僕らが練習している組太刀と共通する動きがたくさん見られるね。



・くそ……これは……金塊……だ……




正式な流派名は新陰流であり、創始したのは柳生氏ではありませんが、やはり柳生一族の印象が強いせいか柳生新陰流という固有名詞のように呼んでしまいますね。(もちろん柳生氏以降と以前の技術を区別して敢えてそう呼ぶ人もいるでしょうが)

さて海外の反応ですが、(省きましたが)ドイツのロングソードの技との類似点を巡ってちょっとした論争に発展していました。どちらも諸手剣法ですから似てくる部分はあるでしょうが、手の動きばかりに目を奪われて、足捌きや武器の性質に則った技術の違い、甲冑の違いからくる攻撃箇所の違いなどを指摘する声が少なかったのが残念でした。
もちろんこちらもロングソードを想像と印象でしか語れないので、この手の文化比較はどちらも等しく修行し、会得した人にお願いしたいところです。


それでは。