仙台在住のイタリア人の方が、これまで日本語学習に使った数々の教科書を紹介する動画と、それに対するイタリア人の反応です。



投稿者「僕が日本語学習に使っていた教科書の一覧だ。みんなにもオススメするよ」


〈↓イタリア人の反応↓〉
    



・でもこれは大変だ、僕が知ってる漢字はたったの10個しかないんだよ!!!!


  →週に一度だけ忍耐をもってたっぷり勉強するんだ。俺は約80個覚えることができたぞ。



・質問したいんだけど、日本語の基礎を独学によって習得すること(たとえばゼロから始めるHoepliの教科書なんかを使って)は可能なの?それとも少なくとも誰かが密着して教えてくれるコースを受講する必要がある?


  →どんな風に勉強するつもり?独学による習得は可能だよ。



・まぁ結局は難しいことではないよ、もしイタリア語で書かれた本があるならね。

 

  →(投稿者)えーなんというかまぁ、ある程度のところまではね😊



Amazonで “Minna no Nihongo” というイタリア語で書かれた本を二種類見つけたんだ……ひとつは“Minna no Nihongo 第二バージョン文法テキスト・イタリア” という白いソフトカバーの2013年刊行のもので、もうひとつは緑のハードカバーで“Minna no Nihongo shokyu2 訳とテキスト - イタリア語” という2014年刊行のものなんだが、これらの違いが版だけなのか、あるいは例えば一方が初心者向けで一方が多少知識を持っている者向けなのか、正直その違いがわからないんだ。不適当な質問だって分かってるけど、誰か助けてほしい😥😳


  →shokyu1が最初のMinna(赤いやつね)で、深い緑のshokyu2が次のMinnaだよ(青い文字のやつ)



・世界では大抵の人がMinna no Nihongoを使ってるけど僕は正直全然好きじゃない。でももし君が独学しようと思うなら役立つだろう。Hoepli社のオレンジのやつもあまり便利じゃなかったな。僕はMinnaは好きじゃないけど、結局は独学者それぞれのニーズに合うものが一番だろう。



・イタリア語版のMinna no Nihongoがあるなんて知らなかったな!



・ほとんどの大学ではHoepli社のオレンジ色のものを基礎学習に使っていたし、Minna no Nihongoを授業に使っていたわね。



・オレンジ色のHoepliテキストは最初の二年間で使って、そのあとBunka Chukyu Nihongoに移行したよ。



・僕も独学で日本語を勉強していて、Hoepliのマストランジェロ女史の日本語文法教科書でHoepliの全3巻の日本語コースを受けているよ。これがとてもいいんだ(今2巻目なんだけどね)!



・チャーオ、僕の疑問に助言をくれないかな。数ヶ月前にビデオとネットによる個人レッスンで日本語学習を始めたんだ。僕は独学を好むし、局所的に成長しているものの進歩感がないことに気付いてから、(独学に移行すべく)支柱となる教材を探している。いくつかのリサーチのあと、経済的な理由からHoepliのコースか文法本のどちらかにしようと考えているんだが、率直にいってどちらがいいか分からず困っている。コースの方が独学により進歩感を望む上では適切なんだろうとは思うが、この考え方は賢明かな?


  →チャオ!わかるよ、俺も長いこと勉強してきたが、実際、全てを教えてくれる魔法の場所なんてないんだ。でもそれは放棄する理由にもならない!重要なことは適切な教材と勉強法を選び、たくさん勉強することだ(結局のところ日本に滞在するのが一番だが)



・君は日本で何をしてるんだい?まだ学生?



・元気付けられるし励みになるわ!!私はちょうど日本語学習を始めるために教科書を探しているけれど、独学に最適なナビゲートのあるものを多くの発行物の中から探し出すのは容易なことではないのよね!



・たくさん発音が載っている日伊辞典や和英辞典でおすすめのものはある?


  →僕はたいてい電子辞書とネルソンの辞書を使ってるね。まぁこれは漢字辞典だけど。いずれにせよ最も有名なものは小学館のものだね。ただし高い。




発音の話になると常々思うのですが、イタリア人はアクセントの癖こそあれど、外国人の中では日本語をかなり日本語らしく発音ができる人々だと思います。

逆も然り(まぁ比較的ですが)やはり子音の種類が少なく母音で終わる言語なので、イントネーションさえ調整すればカタカナ(ローマ字)をそのまま読むだけで、ものすごく流暢なイタリア語(日本語)をしゃべる日本人(イタリア人)に見えます。

それだけに、下手するとちょっと喋っただけでペラペラだと勘違いされて、矢継ぎ早にすごい勢いで話しかけられる恐れがありますが。

イタリア語を殆ど知らなかった頃、内容は忘れましたが何かを尋ねようと付け焼刃で覚えた「スクーズィ、オ・ウーナ・コーザ・ダ・キエーデレ……(すみません、お尋ねしたいことがありまして……)」という言葉で話しかけたところ、ペラペラだと判断されて「どこからきたの?何人?イタリア語上手いね!結構長いこと住んでるの?」的なこと(うろ覚え)をものすごい勢いで嬉しそうに投げかけられたことがありました。英語しか分からない旨を明かすと分かりやすく眉根を下げてがっかりした様子だったので、多少分かるようになるまでは、下手なことはしてはいけないなと思った記憶があります。(先に英語しか分からないという情報を与えてからならその手の問題は起こりません。普通に喜ばれます)
ちなみにイタリア語の発音を学習をするなら、オペラの鑑賞やイタリア歌曲(非ナポリ)を歌うのが一番だと思います。現代のイタリア語自体は20世紀に入ってから国家の統一によってトスカーナ方言を基に作られたものですので、語彙や文法の面で若干違いはありますが、楽しくイントネーションを学ぶことができるのでおすすめです。


それでは。