居抜物件を扱うと前のテナントがなぜ辞めたのかよく聞かれます。

正直言うと、理由を聞かれても「売上が悪いから」とは言い難いものです。

ここは何か悪い条件があるんだと勘ぐられてしまいますから。

しかし、事前に売上には関係ない撤退理由を聞いていると、先に撤退の理由は説明しています。

売上が悪いからではなく、売上が良かったから近くの大きな店舗へ移転するとか、売上は良いけれどもう隠居したいので店じまいするとか後継者がいないとか、そういう場合は理由ははっきり言わせていただきます。

何故、あの立地で辞めるの? って疑問に思う担当も多いですが、家賃が高くて割が合わないとか、業種業態が立地に合っていないとか、あまり辞めるお店の事は気にせずにいてもらいたいものです。

今までよく流行ってたお店の後に出て全く売れなかったお店もありますし、売れる売れないはお店の売り方、商品構成、サービス、そして販促に掛かっていると思います。

以前契約した店舗は最初のテナントが15年ほど営業していたのが撤退すると言うことで新しいテナントに後継として出店して頂きましたが、結局1年もたずに撤退されました。
業種と立地がどうも合ってなかったようで、この物件を再度リーシングする時は撤退理由を自分なりに分析して説明するようにしました。

撤退理由が明確に説明できることは多少なりとも検討しようとしているテナントには有難いことのようですね。