2005年01月02日

スマトラ沖地震

スマトラ沖地震は、今の時点で、12万人が死亡、この先も不明者が明らかになるにつれ、増えていくことが予想される。
いとこが今年の夏から、プーケット島に住みだして、数日間連絡が取れなかったために(大晦日に電話が通じました)、人事とは思えない今回の地震だった。

VPOの毎年恒例のNew Year Concertでは、もともと大いなるマンネリが繰り広げられるこのコンサートではまったく異例のことだが、最後のラデツキー行進曲が中止となった。指揮者のマゼールの提案だったらしい。
異例のことである。
初春のウィーンの恒例行事、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のニューイヤーコンサートが一日行われ、スマトラ沖地震の被災者への配慮からクライマックスの「ラデツキー行進曲」を演奏しないなど、例年よりも祝賀色を抑えた演奏会となった。
 ラデツキー行進曲はヨハン・シュトラウスの作品。軽快で楽しい曲のため、コンサートでは毎回最後に演奏され、聴衆が手拍子で新年を祝う。しかし今年は指揮者のロリン・マゼール氏らから「被災者が苦しんでいる中でそぐわない」との声が出たため、ワルツ「美しく青きドナウ」でしめくくった。
 コンサートにはドイツのシュレーダー首相が招かれていたが、地震の対応のためキャンセル。約三十枚の空席チケットはオークションで完売し、売り上げ約八百七十万円は被災者支援に寄付された。


被災者対策、復興事業で、またあの争いが始まっている。アメリカ主導の非国連型コア・グループとEUが提唱する国連WHO主導型の復興計画とである。
もちろん、といっていいのだろうが、日本はアメリカ主導のグループに入っている。
日本は5億ドルを上限とした支援策を表明している。ちなみにアメリカは3億ドルである。インフラがほぼ壊滅的となった地域が多い中で、これは各国にとって大きなビジネスチャンスであることは間違いない。その観点で眺めることも重要だろう。決して、日本もアメリカも、金を「どぶに捨てる」ことをしているわけではない。コア・グループ国籍の企業が受注するだろう。
もちろん政治的な駆け引きも重要な一因であることは言うまでもない。その国、地域の社会インフラを握ればかなりの優位・影響力をその国、地域に及ぼせる。

しかし、もっと重要なことは、現地の人にとっては、どっちでもいいってこと。

recht at 10:15│Comments(0)TrackBack(1)政治問題 

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1. 寄付する前に立ち止まれ  [ R30::マーケティング社会時評 ]   2005年01月03日 02:09
 大規模な災害が起きている横で冷ややかな口調でこういう話をすると、必ず「たくさん苦しんでいる人がいるのに不謹慎だ」みたいな反応が返ってくるので嫌なんだけど、不思

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