こんにちは。
神谷敦彦です。 

本日は2018年2月2週目の
V系人気記事の1位から5位までを発表します。

主な登場人物・テーマは、
ゴールデンボンバーの「ドンマイ」、
「やさしくしてね」の感想と解釈、
「わかりにくさ」が100年後も聴かれる条件 他でした。

2018年2月1週目のランキングの登場人物、テーマは
クリエイター、ファンが言ってはいけない言葉、
アーティストの願いはわからない、V系界隈の月の歌6曲 他でした。

【目次】 
(1)1~5位のV系記事への一言コメント 
(2)編集後記 

(1)1~5位のV系記事への一言コメント
■1位:【ゴールデンボンバーの「ドンマイ」の感想と解釈】斜に構えていたんですが、負けました:1392話目

摩天楼オペラの彩雨さんが
「異端のまま羽ばたく」という
V系にとどまらず何かのファンの
すべてのひとの心理を言い当てていましたが、
ゴールデンボンバーの「ドンマイ」もそんな曲でした。
「時代に添いすぎ」と思っていたのに
いまでは帰り道の友です。


お茶の間のスターになることと
地下室のカルトスターでいることの両立は
相当に難しいはずです。
お茶の間のスターになろうとすると
「丸くなった」と言われ、
地下室のカルトスターのままだと
「わかりにくい」と言われ。

V系はカテゴリー自体は
地下室のカルトスターであるため、
あえて地下室のカルトスターを
目指す必要はないかもしれません。
それよりもお茶の間のスターを目指しつつ、
カルトスター要素を残すことが
課題になるのでしょうか。

■2位:【ゴールデンボンバーの「やさしくしてね」の感想と解釈】100年後も聴かれる曲なのか?:1389話目

お茶の間のスターになるにはフェス出演や
マスメディアへの露出などの拡大路線に入ることだと思いますが、
地下室のカルトスター要素も保ちつつ、はどうすればいいでしょうか。
鬼龍院翔さんのように説明の手間を惜しまないことであったり、
歌詞にファンの方としか通じない単語を加えたり。

誰もがわかる要素と、わかるひとにしかわからない要素を両立させる。
小さくて性能の良いパソコンが革命的だったように
進歩とは相反する要素の両立ですが、
ミュージシャンで当てはめるとさらに難しそうです、、、

the GazettEのRUKIさんも
カルストスターでありつつ
お茶の間も視野に入れているでしょうか。
『「わかんない奴にも、わかる」じゃないと満足できない』という
言葉を残しています。
■RUKIさんの「ROCK AND READ 033」インタビューからの引用
昔は「わかる奴にしか、わかんない」でかまわなかった。
今は「わかんない奴にも、わかる」じゃないと満足できない。
■3位:【「わかりにくさ」が100年後も聴かれる条件】BUCK-TICKの櫻井敦司さんと今井寿さんの深読み論:1391話目

YOSHIKIさんが「100年聴かれる1曲」という考え方を
テレビでも盛んにお話されるようになり、
どういった曲が100年後も聴かれる曲になるのかを
考えることが増えました。
やはり時代に添いつつも、時代が変わっても変わらないひとの心を
歌っている曲になるのでしょうか。

BUCK-TICKや清春さんなど
キャリアが長くなってくると
インタビューで「残りどれくらい作品をつくれるか」という
終わりを見据えた発言が増えてきます。
年齢を重ねることが成熟を意味する方は多いですが、
それでもいずれ終わりはやってきてしまいます。


ミュージシャンにはキャリアの終わりが見えてきて、
より一層作品やファンの方への向き合い方は
真摯なものになっていくことは自然なことと考えられます。
一方で私たちファンはどうなのでしょう。
次から次へと素敵な曲と出会えるので
永遠に曲はあると思ってしまうかもしれません。

■4位:【不運を伝説に変えたロック・バンドたち】摩天楼オペラの周りにはVersaillesもX JAPANもいる:1390話目

悠さんの脱退の知らせがあってから
摩天楼オペラの曲の多くが
葛藤から生まれたものなのかもと思ってしまっています。
ミュージシャンは曲そのものだけでなく
背景つきで、想像されながら聴かれてしまうことは
あまり願っていないことなのでしょうか。

Acid Black Cherryのyasuさんが
インタビュー集の「BLACKBOX」の中で
「女に置き換えることによって、自分じゃないよみたいな」という
自分と作品を切り離す考え方をお話されていました。
作品=自分と思われたくない方もいらっしゃるということでしょう。


ミュージシャンは、バンドは
音楽だけでなく人柄や紆余曲折といった
エピソードも提供する存在ではありますが
主は「曲を聴いてほしい」からミュージシャンなはずです。
エピソード重視ならそれは他の職業を
目指すことになるでしょうし。
曲そのものを楽しめる耳がほしいです、、、

■5位:【クリエイターが考えるファンとの関係】綴さん、天野月さん、キリトさん、大森靖子さんの考えを参考に:1395話目

クリエイターの方とファンの方の
理想の関係を導き出したかったのですが
クリエイターの方、ファンの方の数だけあるようです。
全く違うんですね。
ファンは家族と捉える綴さんのような方もいれば、
ファンは正確な批評者と捉える天野月さんのような方もいらっしゃいます。

しかもクリエイターの方、ファンの方の数だけだけでなく
動員数などの段階によっても変わっていくこともあるでしょう。
となると、クリエイターの説明とファンの理解の交換を都度しながら
関係を構築していくのが最善なのかもしれません。
夫婦や親子関係と同じでしょうか(笑)

(2)編集後記
LIPHLICHとファンの方の関係も
クリエイターの方とファンの方との
関係のひとつだなと思いました。
<SKAM LIFE'S IS DEAD>と名付けられたLIVEタイトルをめぐって
好奇心を媒介にした関係づくりです。
主流の親しみや共感ベースの関係づくりとは
違った方法ですね。

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