思想及び良心の自由は、これを侵してはならない
そもそも普段使わない言葉の使い方してるから意味がわかんないんだよね
日本国憲法ってさ。
(タイトルは第19条らしいです)
日本の国旗・国歌がそんなに嫌いなら教員を辞めればいい
上田清司埼玉県知事
私が教員だったら起立はするけど「国歌斉唱」はしません。
起立すらしない教員がいたとしても、それがその人の怠慢ではなく思想、信条に基づいた行動であるならば、これを罰するべきでないというのが私の考えです。
憲法違反である。
という日本共産党の主張は当然だと思います。
しかし、上田知事もご自身の思想・信条に基づいて先の発言をしたのでしょうから、裁判で争ってでも撤回なんかしないで欲しいです。
さいわい、心強い味方も2ちゃんねるネットの世界にはたくさんいらっしゃるようですし。
ところで、教育の現場で教員に対する「国歌斉唱」の強制について麻生首相と民主党鳩山代表はどのように考えているのか、聞いてみたいですね。
その回答によっては、麻生支持が変わるかもしれません。
私も自身の思想・信条に基づいて、この件に対する考えを述べます。
人間が人間らしく生きるうえでもっとも大事なものとして内心の自由、精神の自由というのがあると思います。
(これは憲法よりももっと普遍的なものだという認識でいますが)
「国歌」=君が代を歌うことを強制させる行為は、内心の自由、精神の自由をも侵害するものだと考えます。
「国歌斉唱」の強制は、思想弾圧や基本的人権の侵害だっていうことです。
その教員が外国人でなにかの宗教を信仰してるとか、具体的には在日アジア人で戦時中家族が日本兵にひどいことされるのを目の当たりにしたとか、だったら君が代歌うこと出来なくても、仕方ないって思ってもらえないでしょうか?
日本人だって同じです。
国家権力に親友の人生を奪われた者は、権力の象徴である天皇を賛美する歌を心から歌うことなんてできません。
上田知事はこれをルールだと考えているようですが、職員に起立させ心から歌うことが決して出来ないような歌を強制して歌わせるというのは、その人間のココロを踏みにじっていませんか?って私は考えます。
もし私が教員だったら、起立するくらいなら我慢できるでしょうが、歌うことは無理だなって思います。
死んでも歌いたくない。
そんなことを強制させられ、従いたくないなら辞めたらいいなんて言われちゃうとはね。
禁煙の建物内で喫煙しないこととか、横断歩道以外の場所で道路を横断しないとか、朝8時30分までに出勤することとか、そういうルールと「国歌斉唱」は別の話ですよ。
日本人なら国を愛するの当たり前とか、公務員ならなおさらだとか、勝手な考えを押し付けないで欲しい。
・・・ま、この国に基本的人権なんて無いんだってあきらめてるから
ここで愚痴こぼすだけで、何か運動おこそうとか思いませんけどねー
Posted by red_chun at 01:36│
Comments(10)│
TrackBack(0)│
この記事へのトラックバックURL
支持政党はありません
しかし麻生政権は支持します
他に支持する衆議院議員(順不同、敬称略)
保坂展人
志位和夫
中川昭一
加藤紘一
亀井静香
綿貫民輔
辻元清美
岡田克也
枝野幸男
学校は勉強だけでなく、規律を教える場でもあります。
教える側の教員が団体行動を拒否すれば生徒にも影響を与えることになるでしょう。
「歌いたくない・規律したくない」という思想を持つことは自由ですが、
必ずしもそれを実行しても良いということにはなりません。
ご存知だとは思いますが、毎年成人式で大騒ぎする人が居て問題になります。
彼らが「騒ぎたい」という思想を持つことも同様に自由です。
実行した結果は非難され、会場から追い出されるケースも有るでしょう。
国歌問題もそれと同じことです。
騒ぐと他の参加者の迷惑になる?
国歌問題だって進行の妨げであることに変わりは有りません。
学校教育の現場に携わるには不適当と言われても仕方ないのではないでしょうか。
麻生内閣と言えば、児童ポルノ規制法の改正を今国会で目指しています。
与党案が通ると、児童ポルノの定義が曖昧なまま単純所持を禁止、
過去に入手したものも児童ポルノに該当するか疑わしいものを含めて
全て廃棄しなければならなくなります。
赤ちゅんさんは人権派だと思っていましたので、麻生内閣を支持しているとは驚きました。
公務員には憲法尊重義務があります。(憲法99条)
つまりこの公務員はその尊重義務を破ったと憲法的には解釈されるわけですね。
一旦約束した約束を破った人とみなされるわけです。
思想・良心の自由に関しては内心に関しては絶対的に及びますが表に出すことに関しては一定の制限を受けます。
つまり今回も「憲法尊重義務を受け付けないと頭の中で思っているだけならいいけど、実際に受け付けない行動をすると公務員としてあるまじき行動とみなされる」というわけですね。
憲法を理屈通りに解釈すると埼玉県知事の発言は当然とも言えるわけです。
というわけで僕も埼玉県知事の対応には一定の理解を示します。
公務員になったからにはルールを遵守しろ、できないならやめろは僕的には当然のことと感じます。
ある意味会社のルールを守らないから懲戒免職を食らうって言うのと同じと解釈できますから。
>柊さん
書き込みありがとうございます。
>教える側の教員が団体行動を拒否すれば生徒にも影響を与える
だからこそ、教職員は自分の信念を曲げること、強権に屈することを拒むのです。
生徒の前だからこそ、教育の場だからこそ、思想の自由を侵害するような命令に従うことはできないんです。
成人式で騒ぐ人と同じだというご意見ですが、私はそうは思いません。
成人式で騒ぐ人は単に子供だなという認識です。
そもそも成人式に出席しなけれいけない義務もありませんし、私自身そんな式典になんの興味もありませんでしたので出席してません。
自分の信念に基づいて騒いでいるとも思えません。
しかし、教職員が学校の式典に出席しない自由はありませんよね?
適当な口実をつけて欠席することもできなくはないかもしれませんが、それこそ生徒に悪影響を与えかねないし、他の教職員に迷惑をかけます。
柊さんのご意見は、式典などの行事において規律を守らない参加者という外面的な事象を指して「同じである」という判断をされているように思えます。
「規律」の中で強制している内容や、それに従うことを善しとしない人間の思想にまで考えていただければと思います。
レス遅くなってすみませんでした
>柊さん
続きです
自民党と児ポ法の件のご指摘ありがとうございます。
なぜかわかりませんが、児ポ法改正は見送りになりそうですね。
(もうなった?)
blogでは明確に意見表明していなかったため、主張に一貫性が
ないように思われたかもしれません。失礼しました。。
改めて日記に書こうかと思いますが、私は単純所持を違法とする
今回の児童ポルノ禁止法改正案については、与党案も民主党案にも反対です。
麻生内閣支持を言ったのは、マスメディアのネガキャンが酷いのと
民主党に政権取られたら大変なことになるんじゃないかという危機感など
があったからです。
それに麻生内閣は児ポ法成立をそんなにプッシュしていないと思っております。
公明党や自民党の一部、日本ユニセフなど一部の団体の声が大きかったように認識しています。
えーと。政権として支持はしますが、それは総じて支持という意味でありまして、政策や与党法案については個別に賛成、反対という考えを持つのはありだと考えます。
支持したらすべて賛成で、不支持ならすべて反対なのかといえば、そうではないでしょう。
麻生太郎氏と鳩山由紀夫氏のどっちがまともかって話もあります。
>ラティさん
お久しぶりです
地方公務員には憲法尊重義務があるというご指摘ありがとうございます。
しかし、その後の話の展開は真逆じゃないかと思います。
憲法を尊重するからこそ、第19条は遵守しなくてはならないのです。
憲法の理念に反するようなルール、職務命令が下っているから困っているというのが実情ではないでしょうか。
先日、横浜地裁で式典での起立・国歌斉唱を教職員に命令することは憲法違反にはならないという判決が出てましたが、これがこの問題のすべてと言ってもかもしれません。
「儀礼的行為」この言葉をつかって「国家神道は宗教ではない」という理屈で、大日本帝国は信教の自由を認めながら、神社礼拝を国民全員に強制しました。
朝鮮半島や占領地でも一律それを行った結果、彼らの自尊心を深く傷つけ反日感情を植えつけてしまいました。
現在国歌とされている「君が代」は、その時代からの天皇崇拝の思想を色濃く残すものであるため、「民主主義国家」である現在の日本を象徴する歌としてふさわしくないと考えます。
(そういう教育信念を持つ人が、生徒の前でそれを曲げることは教職者としての死を意味します。)
>ラティさん
続きです。
これ800文字制限って厳しいですね・・・
例えば「ヱヴァンゲリヲンを讃える歌」とか「冬ソナを讃える歌」が国歌であると国会で承認されて、教育基本法で教育行事において斉唱することを指導され、教育委員会、校長から命令されたとしたら、そんなものに従えますでしょうか?
法律やルールを絶対視する考え方自体が本末転倒だと思います。
憲法というのは法律の上にあるもので、たとえルールでもそれ自体が憲法に違反しているなら、憲法を優先しないといけないのです。
それが、ラティさんが挙げてくれた99条の意味ではないでしょうか。
もちろん社会で生活する上でルールは大事です。簡単に破っていいわけがありません。
でも、それは人と人がお互いの生き方や考え方を尊重しあい、不平等や傷つけあいがおきないようにするために作られたものです。
>ラティさん
会社の話も最後にしてくださっているので、そのことでいいますと
会社のルールが、現行法や憲法に抵触していると判断される場合はどうでしょうか?
そのような不当なルールや指示に従う必要はないかと思います。
労働基準法とか詳しく知りませんのでわかりませんが、私はルールがあってもそれが不合理で納得のいかないものであれば、その旨を伝え、見直しされない場合、「それでは私はこのようにやります」と宣言した上で職務にあたります。
(幸い、そういうことで処罰を受けた経験はありませんけど)
話を戻しますが、学校行事における国歌(君が代)斉唱の強制は、思想および良心の自由を侵害するものであって、違憲である。というのが私の意見です。
成人式で騒ぐ人は「楽しければ良い」という信念が有ると思いますよ。
信念という言葉を使うほど立派なものかという議論は有るかもしれませんが。
別に成人式でなくてもいいんです。
船舶護衛の自衛隊が「それでも俺は人を撃ちたくない」と思うかもしれないし、そんなものはいくらでも挙げられます。
職業選択の自由を行使した結果として、職業のルールに縛られるのはある程度仕方ない面が有ると思いますね。
児ポ法見送りの理由は衆議院の解散です。
他の法案も全て廃案になりました。
公明党云々はその通りだと思います。
しかし、麻生内閣が維持されれば多少の修正が入るにせよ、大筋はそのまま可決されるでしょう。
案件ごとに賛否有るのは当然で、どれを重視するかという問題ですが。
自民が増えると公明が潤うのも困った問題です。
※これだけ言っておいてなんですが、次の総選挙でどこに入れるかまだ決断していません
※民主は民主で問題が有るのは承知していますので
鳩山由紀夫氏は総選挙後に献金問題が有りますね。
総理になったとしても超短期になりそうな気がします。
うぬぼれるでないぞ。人間風情が