嗚呼素晴らしき漫画の世界 第１回「花の慶次〜雲のかなたに〜」

えー、仲本が送る嗚呼素晴らしき漫画の世界、第１回目だね。

自分で勝手に自分の好きな漫画を紹介する、完全に趣味の世界。自分の好きな漫画の紹介がされていれば、呼んでやってちょうだい。


で、記念すべき第１回は「花の慶次〜雲のかなたへ〜」。これはおもしれー。1990年から1993年まで、週間少年ジャンプで連載された、原作：隆慶一郎先生、作画：原哲夫先生による時代劇漫画だね。





そもそもこの主人公の前田慶次。本名が前田慶次郎利益。前田利家の義理の甥ってされてて、滝川一益の一族の出。って言われてるけど、本当のところはよく分かってないんだよね。謎。


で、有名なのは傾き者(かぶきもの)ってことかな。とにかく派手。豪放磊落ってのは慶次にあるような言葉じゃないかってくらい。で、めちゃめちゃかっけぇ。


慶次の豪放磊落さが分かるシーンはこれだね




そんな(どんな？)前田慶次の生涯を描いた作品。もうね、ただただ慶次がかっこよすぎるんだ。男ってのはこうだろ？みたいな。


それにこの漫画、名言がめちゃくちゃあるんだよねぇ。


「生に涯(はて)あれど、名に涯はなし！」

とかね。

「お前が惚れた女の墓を素通りはできないさ」

とかね。

「無法天に通ず」

とかね。

「ぬしに一目惚れじゃ。抱くぞ」

とかね。

「者ども、マラを出せ！」

とかね。

「虎や狼が日々鍛錬などするかね？」

とかね。

はー、かっけー。慶次かっけー。僕が女なら濡れるね。



慶次ってのは戦国時代の人だから、話もそこらへんになるわけよ。ちょうど秀吉が天下統一して、死んで、関が原の戦いの後くらいまでかな。


だから、そこらへんの時代が大好きな人は読んだらワクワクすること必至。


豊臣秀吉、徳川家康、前田利家、服部半蔵、伊達政宗、佐々成政、風魔小太郎、真田昌幸、真田幸村、後藤又兵衛、直江兼継、上杉景勝、他にも色々…歴史ファン垂涎の武将たちが出てるからね。


それに「北斗の拳」の原哲夫先生が作画なもんだし、戦国時代の話だから、人が死ぬ死ぬ。それはもう死ぬ。いくさの話だもんねぇ。


慶次も自分自身のことを「いくさ人」って言ってるし、ジャンプだからバトルがないとね。ってな訳でバトルはあるんだが、人がそれはもう簡単に死ぬ。


そもそも慶次の身長は197cm。でけぇ！！！今の時代でもでかいのに、当時からしたらバケモンみたいなデカさだっただろうなぁ。


しかもムキムキ。ムキムキなんてもんじゃない。手加減して殴っても人が死ぬ。そんなに強いんだ、慶次は。


こんなヤツが槍持ってブン回しながら馬に乗って駆け回るんだから…いや、死ぬでしょ、人。



慶次が槍を振り回したらだいたい10人は死ぬしね。北斗の拳状態。生首は飛ぶ、真っ二つにはする、殴り殺す、蹴り殺す、刺し殺す…鬱になってきた…


こんなんよくジャンプで連載できたよなぁ。今のジャンプじゃあ絶対無理だな。



しかし本当に読んでてスカッとするね。こんなにかっこいい男がいたのかってなるよ。


是非読んでみてちょ。最高だから。



最後に最高の名台詞。

佐々成政を討ち取ったら一国一城の主になれるくらいの手柄なのに、その佐々成政を逃がしちゃう慶次。佐々が言う。

「傾き者とは損な性分よのう」

そしたら慶次がニヤリと一言。




慶次かっけぇ。

知ってるか？エースには３種類のヤツがいる

今週の日曜日に、ずっと行こうと思ってた航空自衛隊のお祭りに行ってきたんだ…


めちゃくちゃ楽しかったんだよ！これが！


なんだかんだでぼくは戦闘機などが好きなんだけどね、でも飛行機が好きなのは男の子として当然だろう、と。


F-15が見れるのかー、と超期待して行ったんだ。ちなみに一人で。彼女？バイトですね。友達？あんま戦闘機を知らない友達と行っても楽しくない！


普段は写真を撮らない僕も、親父からちょい古いデジカメを借りて行きましたとも。


今日は背伸びして、画像でもアップロードしてやろうかな。いや、マジ興奮した。



まずはF-15。パネェ。




マジかっけぇ。愛称はイーグル。もう長いこと日本の空を守ってきてるんだよね。でも大分時代遅れ。米軍の最新鋭機、F-22には５機がかりでも勝てないんだってさ…





並ぶF-15。操縦席体験なんかをしてたね。僕は時間が足りなくて乗れなかったけど…乗りたかったよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉん


でも！でもね！F-15の翼の上には乗れたんだ！すげぇ興奮したよ。
それがこれ




カップルや家族連れが並んでいる中、野郎一人で30分並ぶのは苦痛でしかなかった…いや、楽しかったよ？全然泣いてないよ！


翼の上からの写真。これって実は貴重なアングルじゃね？





この写真を彼女に見せた時に、「翼の上って乗れるの？そんな広い？」って聞いてきたけど、実はF-15の主翼緒元面積は約36畳分あるらしい！すげぇ！



続いてF-4EJ。




愛称はファントムだね。ファントム無頼。つーかまだ使われてるんだなぁ。エリア88の時からの実用機じゃん。なげぇ。




かっけえ。





F-4EJは複座機、ようするに二人乗りなんだね。一人が操縦、もう一人が電子機器とかの操作をするらしい。単座機は全部自分でやらなきゃいけないから、操縦者にとってはいいだろうね。




つづいてはRF-4E。こいつは偵察機かな？レーダー系がパネェ奴。





さっき紹介したF-4EJと同系機だね。こっちは偵察、索敵に優れてるって訳。





複座はやっぱかっけぇなぁ。



次はF-2A/B。こいつはかっけぇ。





こいつはアメリカのF-16ファイティングファルコンを元に日米共同で開発された機体。でも大分時代遅れ。だがそれがいい。





ハァハァ、可愛いよF-2ﾀﾝ。






…で、航空自衛隊にある戦闘機はF-15、F-2EJ、F-2だけなんだよね。自国の防衛には戦闘機は３種類だけでいいのかなぁ。RF-4Eは偵察が主だから戦闘はしないし。




他にあったのは輸送機のC-1。丸っこい顔が愛らしい。





同じく輸送機のC-130。言わずと知れたマッコイ爺さんの愛機。「金さえあればクレムリンでも引っ張ってくる」ってヤツね。



せっかくのマッコイ爺さんの愛機なのでもう１枚。






輸送ヘリのCH-47J。上のプロペラって鉄じゃないんだね。




あと、練習機のT-4。



練習機だからなのか大分他より小ぶりな印象。色が違うけどこっちもT-4。







写真はこんなもんかな。いや、楽しかった。



でも日本ってさ、自衛隊の話になると揉めるよね。「自衛隊は違憲だ！」とか言ってさ。


でも僕はこの話になるといつも思う。じゃあ無くせばいいのか？って。皆はどう思う？無くしていいのか？


永世中立国のスイスだって軍隊を持ってるんだよ？それは他国が侵略戦争を仕掛けてきた時のためだってさ。そりゃそうだ。自衛の手段くらい持たなきゃ。


いくら憲法で戦争しませんって言ってるからって、自衛のための武器も持っちゃいけないのかい？ガンジーが無抵抗主義を貫けたのは個人だからだ。それを国がやっちゃいけないと思うし、しちゃいけない。


「自衛隊は違憲だから無くそう！」とか言っちゃう市民団体とか見ちゃうと、いっつも思う。


「じゃあ、自衛隊が無い時に、他国から侵略戦争を仕掛けてこられたらどうするの？」と。


そしたらそーいう奴らは「来ないから大丈夫」って言うんだぜ？ばっかやろー！どんだけ平和ボケしてんだよ！


だいたい、仕掛けてきたらっていう前提を無しにして解答するのやめろよ！ばっかやろー！


戦争はもちろんいけないことだよ。でも自衛の手段はなきゃね。もしも武器を悪というのなら、それは必要悪だろうさ。


自衛隊の皆さん！色々ある糞みたいな誹謗中傷に負けるな！僕は応援してるぞ！国を守ってくれてありがとう！




この日はずーっと楽しかったけど、一番笑ったのはPS2ソフト、「ACE COMBAT ZERO」のサントラが流れてたことかな(笑)

やっぱ空自の人たちもエスコンやってんだねぇ…
しかもラスボスの音楽。ピクシィー！！！

さよならジュピター

はー、最近は忙しかったなぁ。自然教室が３週連続であってしんどかった。まぁ、入れたのは自分だし、塾よりも日当良いからなぁ。


で、今年最後の自然教室は楽しかったんだよ。星空観察で、子どもたちよりも先に望遠鏡覗いたんだけどさ。


自然の家の職員さんがなんと木星にセットしていてくれたんだ！木星だよ？ジュピターだよ？その時点で興奮は最高潮に達したね。



でも、ハッブル望遠鏡で見るんじゃないからね、かすかな点がちょっとしたポッチになるくらいかな。よくある木星の写真みたいに、茶色で渦巻いている、なんて風には見えなかったんだ。


でも感動したなぁ。肉眼では他の星と変わんないんだけど、望遠鏡で見てみると衛星が３つあるんだよ。


イオとかっていうんだってさ。かっちょいー！他のも一応教えてくれたんだっけかな？覚えてないや。


ちょっと調べてみたら木星には衛星が63個もあるんだって！すっげー！木星パネェ！


しかもその衛星の内の一つのエウロパってやつは、氷で覆われた海が存在するらしいんだよ。環境が南極の海に似てるんだって。


海！海があるって事は、生命が存在する可能性があるってことだろ？すげぇ！エウロパすげぇ！


ついに地球以外での生命体の発見になるのか？っつーとこだよね。ま、誰が木星まで行って調査するのかって話だけど。全部推測だし。


でも、ロマンがあるよなぁ。宇宙ってすげぇよなぁ。


小学生よりも、この時は僕が一番はしゃいでた自信があるよ。木星。ジュピター。すごかった。



来年は土星が見たいなぁ…どうにかしてくんないかなぁ…