再塗装

September 20, 2007

今年はベランダの手摺の塗装と、南側の12mの手摺の塗装落としと再塗装を終了した。
正直なところ、手摺の塗装が一番の手間である。
細かく、面が多い。
しかも、ベランダの手摺は足場を組んでいないから、身を乗り出したり1Fから梯子を架けたりで時間が掛かる。
遠目で見ている人は「あそこのダンナは毎週身投げの練習をしている。。。」と思っているだろう。

これからログを建てる方は必要以上に手摺を付けない。
デザインは簡素なモノにがお勧めだ。
木以外にも鉄のデザインされた手摺もいいんじゃないかと思う。
(我が家は南斜面への落下防止に手摺は必要だが)

ようやく南と西面の塗装剥がしに移る。
やはり、ランダムサンダーより、オービルを使ったカルト塗装の方が作業が早い。
但し、返り血ならぬ「返り水」を浴びる事は必至だ。
桁の部分の洗浄では高圧洗浄の水で濡れ鼠となる。
冬場の作業はやめた方がよろしい。
水を使った剥離の利点はドライの作業に較べ粉塵を吸い込まなくて良い点もある。
木地に詰まったダストの清掃もいらないし、木目が美しく浮き立つ。
1週間乾燥させて、週末から塗装開始である。

妻壁は来年の作業とする。
3年掛かりか・・・。
ま、いいんじゃないでしょうか。
今年の作業はコーキングを済ませて完了とします。
あ、煙突が。。。
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(21:18)

September 09, 2007

49c303ad.JPGなるほど、ランダムサンダーならば集塵機能があるからサンドペーパーに塗料のダマが付かないかもしれない!

と、ランダムサンダーを仕入れて塗装剥がしを行ってみた。
が、結果は同じ。。。
頻繁にペーパーを換えないとログ壁に塗料の汚れがこびり付いてしまう。
強引にサンディングを続けると表面の凸凹がとれて塗料汚れも落ちるが、今度は表情が面白くない。
#60のペーパーで削ったが、当然表面が毛羽立つ。
それが、光の反射を妨げて、木、本来のツヤが出ない。

薪を割った断面が艶やかなのは、木の繊維に沿って割れるからだ。
これではダメだと#120のペーパーで表面を整えるが、まだ足りない。
そこで#240のペーパーで!
これでやっと表面がつるつるになる。
「ふぅ。。。」
ちょっと離れて見てみるが、やはり気に入らぬ!
(ラミネートログならコチラの方がベターかもしれないが)


ムクの木は割れや経年の歪みで表情が出てくる。
ランダムサンダーでのドライ仕上げは、その微妙な表情を平坦にしてしまうのである。

対してカルト塗装の水研ぎ研磨の場合、オービルサンダーで塗装を荒削りするが、その後はナイロンたわしで仕上げる。
この場合、木の表情を残しつつ水が潤滑剤となって、やわらかい部分を削り硬い部分が残る。
木の凸凹を残しつつ、年輪が浮き立つ。
(今日、様子を見に来た近所のI氏も「年輪の感じが格好良いな!」と語っていた)

水研ぎ研磨の後、「無塗装でもカッコイイじゃん!」と思ったのは、木に表情があったからである。
オービルで研磨した場合、誰も無塗装にしようとは思うまい。
個人的には手斧ではつった場合のみ、無塗装もOKだ。
それなら、シルバーグレーへの変色も楽しめる。

そういうわけで、塗装剥がしはやはりカルトな方向へと進んでいくのである。

ちなみに妻壁の粗面のサイディングには洗車ブラシを使ってみることにする。

やることなすこと微妙に人とずれていく気がする。。。

(21:00)

August 29, 2007

新築時には、ノンロットを塗った。
春に塗装を行い、その夏は蜘蛛や蜂の巣は作られなかった。
しかし、2年目からは蜘蛛の巣だらけで、蜂の巣も3つ。
3年目は更に蜘蛛の巣は増え、蜂の巣は5つに増加。。。
ノンロットの防虫効果は1年しかもたなかった事になる。
そして昨年の夏からシッケンズで塗装している。
その効果もあってか、今年は蜘蛛も蜂も巣を作っていない。
さて、来年はどうであろうか?
塗装した北面は防水・撥水効果を保っている。
雨掛かりが激しく、直射日光を浴びているデッキの手摺は、さすがに撥水性を失ってきたが来年まで大丈夫だろう。
ただし、表面の艶が鈍って日焼けしてきたようである。
ノンロットは塗料が劣化し始めてからてき面にその効果を失ってしまったが、シッケンズはどうか?
いづれも早めの再塗装が木にも作業の軽減にも良いだろう。

塗料の選択では浸透性のノンロットと皮膜性のシッケンズでは、後者に耐久性において軍配が上がりそうだが、ノンロットは2回塗り、シッケンズは3回塗りである。
顔料の選択も紫外線による色褪せには差が生じるところだ。

こまめな再塗装は防虫の上でも欠かせないと実感した。

(21:09)

August 26, 2007

8f7387c4.JPG昨年は、東側のデッキ手摺とログ壁、北側のベランダ手摺とログ壁の再塗装を行った。
今年は、南側のデッキとベランダの手摺、南と西側のログ壁である。
今日、ようやくデッキとベランダの手摺の3回目の塗装を終える。
足場は無いから、2Fのベランダの手摺は身を乗り出して塗り、デッキのP&B部分はハシゴに登り、エッチラオッチラ塗り進める。
当然、ポスト部分は1回で塗れないので、よく見ると塗りむらが出来るが構っていられない。
南側は遥か斜面の遠くからしか見えないので、材が保護されていれば良いとしよう。

さて、来週は、、、であるが、南面の妻壁のサイディング部分が残っていた。
この部分はすっかりチョーキングで真っ白になっている。
粗目の面を表に貼ってあるので、サンダーは掛けられないから、高圧洗浄機で表面の劣化した塗料を飛ばすしかない。
トホホ、来週は水あびである。
その後は高さ8m以上のアクロバット塗装が待っている。。。
えー、高圧洗浄機した後は西面の塗装はがしをして、妻壁が乾燥したら塗装と。。。
それから、最後に南のログ壁か!
今年中に終わるのかしら?

それから、「夢丸」さんから依頼された写真撮りとメールを送りました。
また、載せていただくかもしれません。

(21:07)

July 22, 2007

62b09210.JPG湿度のせいか、今朝から腰痛で腰から膝までしびれが走る。
だが、久しぶりの雨のない日曜日である。
昼食後、重い腰を上げて「カルト塗装」を再開する。

昨年は東と北面を終了したので、今年は南、西面である。
高い部分から始めたいが、腰が痛いのでデッキの手摺からスタート。
ケルヒャーで洗浄すると、紫外線で痛んだ塗料はあっけなく剥がれ落ちる。
日差しの当たらない部分は色こそ抜けているが、撥水性を残している。
ナイロンタワシで残った塗料を擦り落とし、再度ケルヒャーで洗浄する。
11mのデッキの手摺で半日かかる。
ポストの部分を含めると、来週まで洗浄にかかるだろう。

ひぐらしが鳴いて、一日の業を終える。

夕焼け

(20:56)

December 03, 2006

昨日は無塗装ログの話だったが、今日は塗装の話。
何でも自分でやってみて、どの状況下でどちらが良いのかは自分で判断したいし、判断基準を持っていたい。
好きな事なら尚更。。。
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塗装に至る状況を写真で比較してみた。
1枚目の塗装前の状況は、3年前の建設時に浸透性塗料で、塗装し、昨年の春に再塗装した。
ところが、、、
あっと言う間に退色し、塗装効果も薄れてきた。
塗装に至る経過はカテゴリーの「再塗装」を参照してください。
2枚目は、#100の耐水ペーパーと高圧洗浄機で塗装を落として乾燥させた状態。
3枚目以降はシッケンズを1〜3回塗りした状況。
このシッケンズ半浸半膜塗料であるが、1回目は殆ど浸透してしまう。
雨の日に確認すると1回塗りの段階では木の性質によって浸透具合が異なるため、親水性が残る部分が見受けられた。
2回目で撥水性が高まり、3回目で表面皮膜が完全に形成され中光沢のツヤが出る。

勿論、今度も再塗装を行うつもりだが、その中で納得できる状況が得られなければ「無塗装」の選択が出てくる。
いや、その時には漆喰を塗っているかもしれない。
それを「してはいけない」と言うルールはない。

(20:59)
41eb4fd0.jpgこの無塗装ログハウス、私的には森の中とか荒野に建てたい。
“現在の日本”において街中ではマッチしない。
ビンテージジーンズを考えて見ると良い。
「味がある」のか「汚い」のか意見が分かれるだろう。
しかし、大衆が認知している昨今のビンテージジーンズにおいては前者の意見が多いと思われる。
しかし、無塗装ログはどうか?
一般住宅で僅かなシェアのログハウスのしかも無塗装ログはまだ一般に受け入れられない。
しかも、現在の街並みにマッチしそうもない。
残念ながら。
日本人の感覚が成熟して、その材の価値と創造性を理解すればこれは別の話となる。
そして、それは集成材ではビンテージになり得ない。
リーバイスの66モデルがマニアに支持されるのは、その年の綿糸が実に良質だからである。

では、私的にこの無塗装ログを建てるとしたら・・・。

これは設計段階から計画的に進めたい。
「塗装しなくて良いから」程度の認識はログをダメにする。
シーダーであっても雨掛りの多い部分や日陰には緑苔が生える。
いくら無塗装で味を出すと言っても、メンテは不可欠だからだ。
無塗装ログならチョイスするのは、ダブテイルのオールドスタイルにしたい。
そして材はシーダーしかない。
下3段と破風は水に強いイエローシーダー。
屋根は切褄の大屋根にしてアウトリガーでケラバ側の軒を1800mm出す。
妻壁側も最低1800mm。
中折れ屋根にして片方をもっと出してもいい。
屋根材はシーダーシェイクか、グレーの色ムラのある渋い平瓦。
ドーマーは壁のログサイディングの痛みが早いので作らない。
天窓?いらんな。。。
塗装をしないのでベランダも無し。
妻壁のログサイディングもダブテイル仕様にする。
建具は外部も木製、この場合はシーダーの建具を使う。
もしくはコッパークラッドが経年変化を楽しめて良いかもしれない。
デッキの手摺もなし。
デッキ材は耐久性高いアイアンウッドなど。
玄関のタタキも木製にしたい。
基礎の化粧などはレンガではなく石を使いたい。
そして室内にはアイアンを多用し、床材などは太めの材で乱尺でいきたい。
室内煙突は剥き出しにせず一度横引きにして目に触れないようにする。
リビング照明をアントラーにして、そこに置かれる椅子は皮張りしかない。
しかも皮をゴツイ鋲で打ってあるヤツ。

さて、オーダーするか。。。。
って、現実に引き戻されますな・・・。


(00:58)

December 02, 2006

グリーンライフの長谷川社長のブログ木彩工房さんの無塗装ログが紹介されている。
人間の固定観念は恐ろしい、私を含め普通の人達はログと塗装は対で考えている。
恐らく日本において木の外部を無塗装にする習慣が無いのと、私達が10年、50年と無塗装で経年変化したログにお目にかかった事がないのが原因と思われる。
ファーやパインには当然塗装が必要だが、良質のシーダーや檜、ヒバ等に限ってはこれが当てはまらない。

拙宅は引渡し後もブルーシートに包まれたラッピングされたままの資材が庭に散乱していたが、パインの床材はカビが出たけれど、シーダーには全く影響がなかった。
WRCは、それだけ防虫、防腐性に優れているのである。
そして、この時に端材で作ったシーダーの踏み台が無塗装のまま、雨かかりのする場所に放置されているが、3年を経過しても材に腐れやカビは見られない。
表面はシルバーグレーに変化して良い具合になっている。
この状態は非常に赴きがあって、これを「寂び」と感じる人間にとっては無塗装のログは選択肢になり得るのだ。

カルト塗装で塗料を剥した際に「無塗装でも結構カッコイイなぁ」と思っていたが、私の場合、耐久性向上のために塗装を行った。
何故なら、我が家は「百年後のアンティーク」を目指しているからだ。
そして、この家は設計段階から「無塗装」を考慮して設計されていない。
長谷川社長が言うように「中途半端」はいけない。
徹底して塗るか塗らないかにしたい。
塗装してメンテナンスをしないのは“汚い”だけだからだ。

ここまで来ると、たかがログの塗装は哲学的になってくるが、それは次回で。


(22:46)

October 09, 2006

5ccc0aed.jpg先日の大雨で、ログの間から浸水があった。
レッドシーダーの唯一の欠点はムクの状態で雨に濡れるとシミになる事と水の吸収率が高いので、他の材では内部に入りにくい水が染みやすい点である。
つまり、塗料の塗り残しや、シーリングが少しでも切れると、そこから染みる可能性が高いのである。
しかし、レッドシーダーの場合、ダグラスファーやパインより収縮率が少ないから、普通の変成シーリングでも切れにくい。
GL社の佐藤部長と話をしていたら、外国製のシーリング剤を勧められ、万全を期して専用のシーリング剤を試すことにした。

あるログハウスの掲示板でも、変成シーリングについて指摘して戴いたのだが、その中でも候補にあったのは、「コンシール」、「ログビルダー」、「チンク剤」であった。
通常のシール剤の場合、1年程度でシーリングが切れて雨漏りの原因となる場合が多いらしい。
又、シール剤を剥がす場合は、カッターなどで剥がすしかないという事だ。

今回はGL社の物件も手がけていたログ・トラストさんがコンシールを持っていたので、早速問い合わせてみた。
聞けば、施工方法の説明、施工指導もしていただけるという。
それで、今日レクチャーを受ける事になった。

コンシールの特徴は以下の通り。
水性である
綺麗にふき取れる
塗料がのる(塗料との相性があるので注意、市販の塗料ではシッケンズが最良)
シールの上乗せができる
伸縮性に富む
使い残した場合、注入口をテープ等で密封すると長期保存が可能

この水性の特徴を生かして、マスキングなしでの施工が可能である。
これは、ロングスパンの場合やマスキングしにくい場所に非常に有効で、作業時間も短くて済む。

用意するものは
霧吹き
ヘラ
スポンジ
雑巾

施工方法の詳細はコチラにあるが、ログトラストさんは現地でSashco社のレクチャーを受けてライセンスを取得しているので、施工方法にアレンジを加えている。
更に使用方法の裏技も教えていただいた。
ここらへんは企業ノウハウなので直接、購入の際に問い合わせていただきたい。
宮城県内であれば、3色(harvestWheat,CanyonWall,SAntaFeTrall)の中から現地で色あわせしてもらえます。
シーダーにシッケンズのライトオークにはCanyonWallがマッチします。
塗料が乗るので、薄めの色が良いでしょう。
その他の地域の方はコチラから購入可能。


成田8丁目の方限定で、ワタクシが教えちゃいます。。。

写真は、上の白い部分が変成シーリング、下の茶色がコンシールです。

施工例

(20:31)

October 01, 2006

02191785.jpg北面ベランダの3回目の塗装に移る。
我が家は、見事な2トーンカラーになった。
来週は北面の1F部分の洗浄に移らないといけない。
年内にどこまで作業が進むだろうか?

これと平行して、本日はログの隙間のシーリングを行った。
冬支度である。
東面や南面のログの隙間は深い軒のため、雨が侵入することはないが、冬になると隙間風が気になる。
そこで、隙間に合わせてバックアップ材(紐状のスチロール)を詰める。
このシーリング材を詰めないとシーリング剤が無駄になるばかりでなく、余った剤をふき取る時にベタベタと回りを汚す事になる。
バックアップ材を詰めたら、マスキングをしてシーリング剤で埋めていく。
今回は紫外線に強く追従性のある変成シリコーンを使用した。
色はアイボリーだが、水性、溶剤系の塗料が塗れるので、乾いたら塗装する事とする。
シーリング剤を埋めたら、指で表面を馴らしてマスキングテープを剥がして出来上がり。
デッキ材の清掃もしようと思ったが、ここで時間切れであった。

途中、近所のログ仲間のM氏が遊びに来て、薪の事やら塗装の事で話をする。
M氏も今月、再塗装をするそうだ。
業者さんに依頼するそうなので、私より早く終わるだろう。
しかしながら、このログの塗装、「自分でも建設時にやらなかったら再塗装など自分でしようとは思わないだろうなぁ」とつくづく思う。
S社長、私をこうしたのは貴方かもしれない。。。。
シーリング1シーリング2

(18:43)

September 17, 2006

台風13号接近中につき、朝から雨だ。
九州地方の皆様、お見舞い申し上げます。
折角の連休(しかも明日は私の誕生日)なので、ここは塗装剥がしをしない手はない。
なぁ〜に、どうせ高圧洗浄機でログを濡らすのだから雨なんて関係ないのである。
東面の3回目の塗装は無理なので、北面に移る事にした。
道具をベランダに運び上げ作業開始。

だが、見上げると蜂が飛んでいる。。。
先日、丸太兄弟様が来た時に発見した蜂の巣は殺虫剤大量噴射で始末したが、その軒先を見上げると・・・
「ゲッ!!!」
何十匹というアシナガバチが巣を造営中ではないか!
「野郎!舐めやがって!!!!」
と危険を顧みず、殺虫剤を両手に持ち2丁拳銃で撃退。
書くと簡単だが、この間、時間のロスは1時間。

やっとケルヒャーで洗浄にかかる。
が、ここでベランダの手摺のポストに虫食い発見。
節の部分から木屑が出ていて、針金を突っ込むと5cm程入っていく。
何の虫か検討もつかないが、ここにも殺虫剤を大量に噴射する。
あとは、シッケンズを流し込み、コーキング剤で密封してしまおう。
(これで、いいのかな。。。)

あいかわらず手間の掛かるベランダの手摺にケルヒャー→タワシ→サンダー→ケルヒャーを繰り返す。

ハイターを2〜3倍に薄めたものを噴霧し、水洗いした後にホウ酸などでPH値を中和して洗浄する手もあるようだが、薬品による脱色は何か木に良くないようで試さずにいる。

しかし、妻壁のシーダーのサイディングは見事にチョーキングが発生していて、手で擦ると白い粉が付いてくる。
このサイディングは耐久性を重視して縦貼りでザラザラの面を表にしているので、サンダーを掛けるわけにはいかない。
やはり、高圧洗浄で終わりにするか。。。
悩むところである。
脱色・・・。む〜ん。。。。

(19:46)

September 13, 2006

26677d39.jpg私達ログオーナー程、塗料にウルサイ素人はいないだろう。
外壁に始まって、床材、家具、建具とあらゆる場面で塗料と出会うわけで、シッケンズだ、オスモだ、リボスだ、蜜蝋だときりが無い。
しかし、塗料の歴史や、その分類となると「どうでしたっけ?」という方も多いだろう。
そういう私も建具にシーラーを塗る事さえ知らず「古民家風」に仕上げてしまった過去がある・・・。
そういうわけで数回に分けて「塗料」について勉強する事にした。

今回は塗料の歴史についてです。

では、この塗料の発明はいつ頃のものなのか?
そのひとつの答えが壁画として残っている。
西南フランスと北スペインの石器時代の洞窟壁画の遺跡がそれで、アルタミラ(中石器時代、約1万年前)とフランスのラスコー(旧石器時代、約1万5000年前が)が特に有名である。
この壁画に使用されているのは、主に鉱物(ヘマタイト・オーカー・マンガン鉱・白亜土)・木炭や焼いた骨をすりつぶした粉末を、獣脂や血液で練り合わせたものだという。
エジプト文明の塗料技術も古く、6000〜5000年前、新石器〜金石併用時代の墳墓やピラミッドの内部の壁画がある。
これらは合成された顔料ではなく、偶然発見された天然の発色を利用したものであり、それは日本にも存在する。
漆がそれである。
わが国における漆の使用は意外に古く、縄文時代(B.C.500年頃)既に漆を使っていたことが分かっている。大陸からの漆文化移入前に、日本独自の文化が存在していたと考えられる。
漆以外には金銀を膠で練り混ぜたり、酸化鉛に乾性油と顔料を混合したりしたものが知られている。
西暦530年頃、仏教が伝来すると中国から仏具などのすぐれた漆の塗装技や建築技術が伝わった。ここで建築物には鮮やかな色が塗られることになる。しかし、それは飾りのためだけではなく、風雨から木を守るためでもあった。これが日本の建築物への塗料の起源のようである。
日本に現存する最古の建造物「法隆寺五重の塔」には様々な装飾が行われている。
木部には朱(丹土)、垂木には黄(黄土)、屋根裏は白(白土、鉛白)、格子窓には緑(緑青)、基礎石には黒(黒土)がニカワに溶いて使われている。
更に恐るべき事に韓国の天馬塚(チョンマチョン)にある韓国最古の絵画ともいわれる「天馬図(チョンマド)」には「夜光塗料」が塗られている。紀元前の話らしい。

中世では、塗料は主として絵画や宗教目的に使われていた。油絵の具の出現は14世紀ごろで、ルネッサンス(14〜16世紀)には多彩な絵画が描かれている。
又、ワニス類が家屋や家具に使われるようになったのは16世紀以降で、16世紀の終り頃、セラックがインドからヨーロッパに輸入され、これが後にフランス式木工塗装を生むことになった。

セラックはタイ・インドが主産地のラックカイガラムシという昆虫の樹脂状分泌液を原料として精製加工した樹脂である。
セラックニスは、このセラック樹脂をアルコール系溶剤に溶解したもので、アルコール系溶剤にしか溶解しない性質を利用して、着色押さえ、ヤニ押さえ、ラッカー系塗料の下塗・着色上塗等、色々な用途に使用されている。最近では、室内環境を汚し、シックハウス症の原因の一つに数えられるホルマリンを捕捉し、取り込む性質のあることが判り、ホルマリンキャッチャーとしても使用されるようになっている。

18世紀に入ると、様々な顔料(有機、無機顔料)が登場し、塗料の製造・応用技術も進歩し、現代塗料工業の礎ができあがった。

どうやら、現代の塗料は16〜18世紀に原点を見ることが出来るようだ。

調合ペイントの出現は、19世紀半ばである。それまでは、ペイントの調合は塗装職人自身の仕事であった。
塗料メーカーが顔料を油で練ってペーストにした固練りペイントを職人が現場であまに油で適度にうすめる調合をして使っていた。

日本に塗料が伝来したのは、安政元年(1854年)アメリカの大使ペリーが来日したときである。
日米和親条約締結交渉を行う建物に、江戸の職人 町田辰五郎が塗ったのがペイント塗装の最初と言われている。
慶応2年(1866年)から外国商館によって塗料の販売が始められました。明治14年10月、共同組合光明社(日本ペイント株式会社の前進)が誕生する。これが我が国最初の塗料会社である。

ちなみに柿渋の歴史も古く 歴史をひもとくと、遠く平安時代にまでさかのぼる。下級の侍が着ていた「柿衣」がその始まりだと言われている。
さらに時代が進むと、柿渋の利用法は多岐にわたり、布や紙の補強剤としても使われるようになった。
「奥の細道」の中では松尾芭蕉が、防水のために紙衣(かみこ)に渋を塗る記述が残っている。
漁村では、柿渋を魚網に塗布し、酒造家では濁り酒のオリを取り除く「オリ下げ剤」として使用していた。
江戸時代には「柿年貢」として税金の代わりに納められた、という記述が残っている。


さて、次回は塗料の種類について勉強いたします。
泥沼にはまってしまったような気がするなぁ。。。




(22:21)

September 10, 2006

951ad4b4.jpgログハウスの塗装は根気がいる作業だ。
恐らく、建築時に自分でこの作業をしなかった(出来なかった)オーナーには気の遠くなる“仕事”に違いない。
そして、メーカーからは「3年後に再塗装を行ってください」と言われるが、その後はどうだろう?
手付かずのログが多いのではないだろうか。
これでは日本に存在するログの多くが、一般住宅と同じ寿命でその役目を終えかねない。
さぁ、自分の手で塗装をしよう!
やがて来る明日のその日、「うちのじぃちゃんも塗ったんだなぁ」と孫が呟く日を想像しながら・・・。

塗装前塗装後

塗装前の北側の壁、昨年再塗装をしたが、この通り・・・。
古い塗装を落とし再塗装を行った壁、この輝き!
東面は、3回目の塗りを残すのみ。
1面出来たからには、残り3面も可能だろう。
がんばりましょう!

(17:26)

August 20, 2006

635909de.jpg日曜日は塗装の日。。。。
盆休み中に古い塗装を落とした東側のデッキ手摺とログ壁の塗装である。
塗料は世界のベストセラー“シッケンズ”。
チョイスしたライトオークを試し塗りすると、透明感のある少し赤味がかった茶色で良い感じだ。
3回塗りしたら落着いたイメージに仕上がりそう。
ノンロットのライトオークは緑色の顔料が混ざっていて黄土色という感じだったが、シッケンズは透明感がある。

デッキ手摺から塗装開始。
建設時に1回目、昨年の再塗装で2回目、今回で3回目である。
さすがに3回目だと手も汚れないし、液だれも少ない。
俺も成長しているな。。。
しかも、シッケンズはニオイも強くないし、伸びも良い。
マスクなしでも具合が悪くならないな。
(ノンロットは半日で具合悪くなりましたが・・。)
さすがに半浸半膜だがら吸い込みは良くないが、薄く薄くを心がけ14:30に作業終了。
9:00から作業開始で休みを挟んで4時間の作業である。

塗装していて思ったが、やはり大事なのは下地である。
試しに塗装を剥がしていない面に塗ってみたが、塗装面は汚く濁ってしまった。
年数の経ったログが、どんどん濃い色で塗られて真っ黒になっていくのがわかる。
夕方、近所のログ仲間のイワキさんが来て、その話が話題になった。
通常、再塗装は3年、5年、10年と言われるが嘘である。
どんな塗装でも2年半でダメになる。
新築時の輝きを維持するには、塗装が劣化する前に再塗装して現状を維持する必要がありそうだ。
さて、あと3面の塗装落としが待っている。
再塗装終了は来年の夏になりそうだ。


今日の甲子園の決勝、早稲田の斎藤投手の最後のストレート勝負の6球、鳥肌が立ちましたな。
久し振りに熱くなる高校野球でした。

(21:17)
0ec33a0e.jpgシッケンズのサンプル缶が届いた。
トーヨーマテリアの対応の良さと速さは好感がもてます。
ありがとうございました。

さて、今回はライトオークを用意しているのでログ部分はこれで塗装する事にしよう。
次回は少し濃い目にライトーオークとチークを2:1又は1:1で調色したい。
ベランダ等は痛みが激しいので少し濃い目の色でマホガニーとチークで。。。
ああ、、、いけない色地獄に堕ちてしまいそう。。。
玄関ドアも色褪せてきたので、ここは拭き漆で!

俺に1年くらいバカンスをくれ!


(08:01)

August 18, 2006

さぁ、貴方のログの日当たりの良い南側のベランダの手摺を手のひらで擦ってみてください。
「白い粉みたいなのが付いた?」
それがチョーキングです。
塗装面が劣化しているのですな。
それでWebで見つけた「安田塗料」さんの木部のあく洗いに感銘を受け、早速メールでチョーキングの対処法を聞いてみました。
こういう時はプロに聞くのが1番です。
回答いただいたついでに宣伝しますが、ここの会社の施工驚きです。
古びた木部が新品同様に復活しています。
1度覗いてください。

さて、対処法ですが以外と簡単。
慌てふためく程ではありません。
「木材保護塗料の場合のチョーキングは全体的にサンドペーパーなどをかけ、ラスター刷毛などで粉を掃う程度で大丈夫です。」
との事。
さぁ、作業してみましょう!

(20:29)

August 16, 2006

今朝、ログハウスの再塗装の手順など書いていたが、今日一日の作業はデッキの手摺を4スパンで終了。。。
思わぬところに強敵出現だ!
そう、壁は1面だが手摺は4面ある。
しかも、かなり細かい。
1Fのデッキの手摺が残り5スパン、2Fのベランダ南面が同じく5スパン、北側が3スパン。
この塗装を落とすだけで、恐らく3日必要だ。
しかも、先月確認した2Fベランダの妻壁をよく見てみると、「ゲ!」真っ白に色が抜けている・・・。
思わず手摺を擦ってみると「ゲゲッ!」チョーキングだ!
さて、これは作業段取りが必要だ。
まず、塗装を落としたデッキの手摺の塗装を片付けよう。
次に東のログ壁。
これと平行して南妻壁の清掃。
ここはゲバ立った面を表にしているので、高圧洗浄のみで塗装に移る事にする。
そして、南のベランダの手摺とティンバー部分だ。
ここで問題は、このティンバー部の清掃だ。
家は南斜面のギリギリに建っているので足場を取りにくい。
業者にまかせて足場を組んでもらうか?
単管パイプで移動式足場を組み立てるか?
高圧洗浄1発で切り抜けるか?
さてさてどうしたものか。。。。

こりゃ、家全部再塗装するまで1年かかるな。。。。
建設時の外部塗装も大変だったが、室内のオスモ床塗りはもっと大変だった。
だが、この「家1軒塗装剥離で再塗装3回塗り」はその上をいく。
次回やる時は20年後にしたいところだ!
ビスターリ(ネパール語でゆっくりの意)でいきましょう!

(やっぱノンロットはダメだわ・・・)

(22:08)
ed6ac4f0.jpegログハウスの塗料を大別すると、皮膜塗料、半浸半膜塗料、浸透塗料となる。
皮膜塗料は、いわゆるペンキのタイプ。
半浸半膜塗料はシッケンズなど。
浸透塗料はノンロット等である。
今回の再塗装ではシッケンズを使用する。
しかし、その前に水溶性の防腐防カビ剤を使用する予定である。
これはスプレーやハケで塗るだけ。
水溶性でログに浸透し、約7年の効果がある。
油性塗料で表面を覆った場合、塗料表面には効果が無いが木部への外的影響を抑制できる。
その上に、シッケンズを2回〜3回塗り。
回数は昨日述べたように部位により痛み方が異なるので、それに応じて塗っていく。
更にその上にフッ素、光触媒を検討中だが、これはログと塗装への影響と効能を確認してから行いたい。

さて、シッケンズ施工であるが、今回はセトールHLSを使用する。
その他に外部塗料としてはセトールフィルター7、セトールノバテックがある。
これらの違いは、皮膜の厚さと浸透性、光沢度である。
これらにより紫外線抵抗と防汚効果が異なる。
勿論、基材の違いによる効果の違いもあるので確認したいところだ。
HLSは塗膜厚:20μm/3回塗り、光沢度:中間光沢
フィルター7は塗膜厚:40μm/3回塗り、光沢度:低光沢
ノバテックは塗膜厚:20μm/2回塗り、光沢度:低光沢
となる。
基本はHLSだが、フィルター7の場合は、HLSかノバテックで1回下塗りをし、その上に1〜2回上塗りを行う。

塗装材の含水率は20%以下。
ログを水洗いした場合は1週間程度の乾燥を行った上で塗装したい。
勿論、雨天時の塗装は不可。(浸透性、塗膜形成に影響する)
防カビ剤を配合しているので、スプレー使用も不可である。
他社塗料の上に塗る場合、2〜3年経過したステイン系塗料であれば可能だが、念入りにサンダーがけをする必要がある。
つまり、ログの塗装を他社品に切り替える場合、塗料の効果を最大限に発揮させるには、いずれにせよ古い塗料の除去は必須なわけである。
今回はノンロットからシッケンズに移行するため、古い塗料は徹底的に除去している。
そして初回の塗装手順に基づき
下地調整のサンダーがけ(#100〜#180)→初回塗り→乾燥(16時間)→中塗り→乾燥→仕上塗り→乾燥
となる。

メンテナンスの場合は

軽度の痛み(チョーキング発生、塗膜の脱落なし)
ブラッシング(スコッチブライト等)→1回塗り→乾燥

中程度の痛み(塗膜の脱落が進行している場合)
水洗い→乾燥→サンダーがけ、又はブラッシング→初回塗り→乾燥→仕上塗り→乾燥

重度の痛み(塗膜が残存せず、変色も著しく素材に痛みあり)
〔攤狎賤兩浄剤または漂白剤→乾燥→サンダーがけ
高圧洗浄→乾燥→サンダーがけ
サンダーがけ、ブラッシング
のいずれかの方法で下地処理し
初回塗り→乾燥→中塗り→乾燥→仕上げ塗り→乾燥

注意点としては、早めのメンテを心掛ける事である。
メーカーの再塗装の時期は約3年となっているが、実際に築後3年もったケースは確認していない。
明るめの顔料で1年〜1年半、濃くて2年〜2年半で再塗装の必要に迫られている。
色の濃い顔料の場合、紫外線防止の効果は高いようだが、少しずつ色が抜けるために明るい顔料より劣化に気付きにくいのではないかとも思われる。
劣化の激しい部分はドーマーのサイディングや妻壁の手摺と壁面である。
個人的な経験では雨が当る部分の劣化より、紫外線による劣化が激しい。
そうなると、ログの塗料は紫外線防止効果の高い製品が有効だ。

再塗装の場合、既塗と同色か濃い色を使用する。
100cc程度のサンプルをメーカーで提供しているので、試し塗りして好みの色を楽しみたい。

(10:13)

August 15, 2006

3f92b549.jpg朝は夏晴れだったが、テレビを見ると靖国参拝中の小泉さんの映像は雨。
「これは一雨くるな」と思っていたら案の定、午後から雨が降ってきた。
今日は昨日と違う洗浄方法でログを洗う。
ドライの状態でのサンダー掛けは埒があかないので、ペーパーを耐水ペーパーにして、ウェットな状態でサンダーを掛ける。

まずはケルヒャーで表面を濡らして、頑固タワシで表面の塗装を荒削り、次にナイロンタワシで擦り、仕上げにサンダーを掛ける。
これが結構よろしい。
木に濡れた状態でサンダーを掛ける発想は外道であるが、タワシで擦るのもサンダーも同じだろう。
仕上げにケルヒャーでドロドロの粘土状の塗料を流しておしまい。
ログの表面は建設塗装時よりツルツルだ。
耐水ペーパーは180番を使用。
シッケンズのマニュアルでは100〜180番で研磨となっている。
再塗装時のシッケンズマニュアルは、明日紹介したい。
サンダー掛け
雨の降る中、午後になって東面の塗装剥がしを終了する。
眺めてみると、「この状態もナカナカいいんじゃないの?」と思ってしまう。東面完了

ログ壁を洗浄していて気が付いたが、紫外線の当たる部分は塗装をはがしやすい。
このログは15段積みで軒の出が1800mmだが、下10段まではアッサリ塗装がはがれる。
上の方ははがれにくい。
これは塗料の効能が残っている証拠だ。
再塗装の場合、デッキは毎年、その他は状態を見てだが水を掛けてみて水玉が出来るなら、まだ塗料が生きている。
チョーキング(塗装面が白く粉をふく状態)が起きる前に再塗装をしたいところだ。
これらを考えると厳密にいうと、同じ面でも陽や雨の当りにくい上部と下部では再塗装の時期は違ってくる。
又、自分で洗浄する事でコーキングすべき木の割れも判断できる。
やはり、ログのメンテは施主が参加すべきだ。

ちなみに近所のログを見るとシッケンズ以外は3年もたない。
色の薄い塗料だと1年半で色褪せが極端に進むようだ。
色褪せが進行し始めるとそのスピードは加速的なので、速めに再塗装を行いたい。
軒下との色の違い、ベランダ下の雨流れの跡などが目立ってきたら再塗装すべきだ。
洗浄途中
ちなみにデッキの手摺。
洗浄の前後で、この色の違い。
撥水はすっかり失われている。
そして塗料はサンダーだけで簡単に剥がれてくる。
昨年の春に塗りなおしているにも関わらずである。
耐水ペーパーでこれだけ簡単にはがれると、はたして「塗装をはがさずに塗装してしまっていいのだろうか?」と思えてくる。

そう思いながらワタクシはリーバイズのポケットからよれたセブンスターを取り出しジッポで火を点ける。
苦りきった表情で煙草を咥え、サンダー掛けに没頭する。
灰が口元から落ちていく。
1時間、2時間・・・。
雨は相変わらず降っている。

(22:52)

August 14, 2006

昨日は墓参りをして、その後は親子でクライミングに。
さて、今日から本格的に再塗装であるのだが、清掃が終わっていない。
ベランダの手摺だけ塗装を落として、家はあまり汚れていないのでサッと水洗いして塗装しようと思ったのであったが・・。
ケルヒャーで
ケルヒャーでまたしても水圧洗浄すると濁った水が流れて、元のきれいな木肌が見えてきた。
これどうでしょう?
色褪せと日焼けで濁った塗装の色と綺麗な元の木肌の違い。
よせばいいのにログの方にも試しにやってみると。。。
「おぉ〜!!」
全然、色が違う。
しかもシーダーの良い香りまでしてきたゾ!
しかし、水圧でのログ洗浄では恐らく室内まで水がしみてしまうな。。。
それに乾くと以外とキレイに塗料が剥がれてないのだな!
というわけで、サンダーを試すが・・・。
「えぇーい。こんなことしてたら埒があかん!」
「しかも家一軒サンダー掛けしてる間に白蝋病になってしまうわい。」
サンドペーパーも何枚いるかわからん!
やっぱり、ナイロンスポンジか・・・・。
で、デッキの手摺はすっかりほったらかしでログの洗浄に掛かる。
清掃中
なんとアナログな作業!
手にスポンジを持って家1軒洗浄するなんて!!
しかし、もう作業は始まっている。
まず、業務用ガンコたわしで表面をザッと荒らして、次にナイロンスポンジA-11で表面をゴシゴシ。
この時、木目と水平にタワシを動かすと塗料がよく落ちる。
そして、メラニンスポンジ「激落ちくん」で細かい塗料の残りを擦って、雑巾で汚れをとって出来上がり!
気の遠くなる作業だが、一番確実、且つカルト的。。。

ちなみに今回はシッケンズを塗る。
再塗装にあたり、メーカーに問い合わせてみると・・。
「浸透性塗料の上に塗る場合でも、元の塗料の効力が生きていると、しっかり塗料が木部に浸透せず剥離する場合があるので、古い塗料はしっかり落として3回塗りする方法をお勧めします。」
との事であった。
やはり、カルト洗浄をしなければなるまい。
今回はノンロットと離別し、シッケンズを愛妻として迎えるわけで、過去の女とはしっかり清算しなければならないのだ。

であるからして、コーンブラスターや薬品塗り塗りなどしてはいけない。
(過去の清算に他人の力を借りてはならぬ!)
自分の家をしかも自分の力で清掃するのである。
そして楽しまなければならない。
金だけ出して「ログオーナーでございます。」なんて俺は認めないぞ!
嫁や子供と同じだ。
時間と手間を掛けて愛してやれ!
そして下3段と比べて欲しい。
この色の違い!
剥離
私はログビルダーでもないし、専門家でもない。
セルフビルドする時間も無いが「家1軒、手仕事で塗装落として再塗装」であれば「I do the log」って言わせてもらってもいいかな?
大岩さん!

まだまだ1面も終わりません!
いつになったら塗装ができるのか・・。
今回はムスコも手伝ってくれました!
お手伝い

(20:36)

August 06, 2006

632bd5c9.jpg昨日、仕事で気合を入れて肉体労働をしたせいか、折角の日曜日に朝から疲労困憊。。。
ゆっくりログの洗浄でもと思ったのだが、この日差しは何だ!
梅雨明けした途端に猛暑だゾ。
自然の摂理に逆らってはならぬ・・・。
夏の外部作業は涼しい時間に行うのが正しいやり方だ。
そう、作業は朝。
ラジオ体操の代りに大人は早起きしてログを洗うのが正しい。
ご存知か?今の時期4時には明るいのですぞ!

で、とりあえずケルヒャーを買いに行く。
今まで会社のものを借りていたのだが、この機種はK3.70で吐出圧力:2〜7.5MPaである。
ログを洗浄するには水圧が高すぎる。
ちなみにホームセンターで19,800円。
以前、これでログ壁の洗浄をしたが、ノズルを近づけ過ぎると、やわらかいシーダーの表面まで削ってしまう位、水圧が高い。

今回購入したのは、K2.30。
吐出圧力:2〜7MPa である。
これのお値段は9,980円。
高ければ良いというものではない。
家庭で使うのは、車と網戸と玄関周りのレンガ敷位だろう。
これで充分だ。
そして、コイツは軽いところが良い。
2Fに持ち上げて、ベランダの手摺の洗浄もラクそうだ。

さて、明日から夜型人間は朝型人間に変身するのである。。。



変身

(22:12)

July 23, 2006

8b8e0230.jpg以前、薬品を使ったログハウスの洗浄を紹介したが、週末以外、作業が出来ないワタクシとしてはプロの仕事を真似するのは、ちょっと辛い。

前回はタワシでログを洗った後に高圧洗浄機で汚れを飛ばしたが、雨が掛かるデッキの手摺は見事に日に焼けている。
これは、本格的に洗浄を行わなければならない。
で、お手軽に作業の出来る手段を探ってみた。
プロのような完璧な仕事は難しいが、それに近い線は可能かも。。。

まず、非道な手段として高圧洗浄機の水圧を利用して表面塗装を削ってしまう手だが、これはあまりにヒドイ手段だし、室内への水の侵入も怖いので却下。
次にサンダーで削ってしまう手。
これは、木粉が飛ぶし、時間もかかる。
どうしても、汚れが取れない部分のみ試したい。
そして、研磨スポンジで擦る手だ。
この手で今回は作業することにする。
上の写真を見ていただくと、手擦りの色の違いがお分かりいただけると思う。
色の濃い部分は日焼けした部分。
一番色の薄いところは、ナイロンタワシのスコッチブライトA−11で擦った部分。
そして、一番手前は、メラニンスポンジの激落ちくんで擦った部分だ。

ところでメラニンスポンジは一部で環境ホルモンの影響が懸念されている。
でも、塩素系漂白剤で脱色するよりマシなような気がする。
そして、このメラニンスポンジ、本家の激落ちくんの他に廉価な100円の商品も発売されている。
これらの価格差は、ズバリ品質の違いだ。
スポンジの発泡度が違うわけで、それは原料の量の差である。
ログのような大きな建物の洗浄で、このタワシを何個使うのか?
出来れば良い商品を使いたい。

さて、天気が安定したら一気に作業を進めるか!

しかし、ロフトの妻壁のケバだったログサイディングの部分はタワシでゴシゴシというわけにはいきませんな。
ここは洗浄機だけにしておくか。。。A−11激落ちくん

(18:06)

June 16, 2006

軒にクモの巣を発見し駆除をする。
どうせなので、棒を持って周囲を一回り。
ついでに2Fのベランダも確認して、すべてのクモの巣を退治する。
家全体を見回すと昨年再塗装しなかった妻壁の色褪せが目立つ。
さらには汚れやアクが目立つ部分があり、手摺は日焼けが気になる。
やはり浸透性塗料は耐久性が無いようで、これは秋に全面塗装が必要なようだ。
そこでPCで再塗装に関するHPをチェック。
良いHPが見つかりました。(内緒。。。)
さて、段取りですが・・・。

あく洗い
過酸化水素水を主成分とした薬品を、硬めの刷毛で擦りながら塗布し、しばらく放置する。

汚れが浮き出てきたところを確認し、水だけをつけた刷毛で洗い流す。

シミ抜き
シミ抜き専用の薬品(フッ化水素が主成分)で、刷毛で塗布する。

日焼けカビ落とし
紫外線による「日焼け」が残っているため薬品を替えて漂白する。
またこの薬品は「シミ抜き」で使用した薬品を中和する働きがあるため、日焼けがない場合でも行う事が大切。

薬品ふき取りと修正洗い
木に付いているあまった薬品を濡れた雑巾でしっかり拭取り、研磨剤を使用しながら余分な黒ずみを取り除き「木部あく洗い」の完成。

ちなみに薬品は
アクロンAB
レブライト
ノーベルAB
(メーカー:ミヤキ)
だそうです。

だが、素人が日曜日毎にこんな作業をしてたら半年かかります。
又、薬品と訊くと「木部を痛めるのではないか」個人的に思ってしまう。
漂白剤と訊くと塩素系の「ハイター」を連想します。
そこでどうせなら、前に聞いた「ナイロンタワシで擦ってしまう。」というのを思い出しちょっと試してみました。
タワシはタオル状のものでスコッチブライトのA−12という製品です。
これなら面倒な手間を掛けずに擦るだけ、しかも表面を極薄く剥ぎ取るので下地処理も同時に済ませられる。
デッキの手摺に水を掛けて擦ってみると良い感じにみるみる濁った水が流れて、明らかに明るい木肌が現れました。
これならサンダーを掛けるよりダメージも少ない!
ただし手作業で家一軒分のタワシ掛けも相当な手間ですな。。。
気長にやりましょう・・・。






(21:27)

November 11, 2005

b551a8b7.jpgログハウスにつきものの塗料。
ログ本体に妻壁、破風、軒天井、セトリングボードなど家一軒塗装するにはかなりの量が必要だ。
我が家も16L缶を4缶消費した。
ログオーナーの多くは家の塗装は当たり前、もしくは宿命と感じ、又はその覚悟で住んでいるわけだが一般住宅に住んでいる人からみれば狂気の沙汰ではないだろうか。
しかもそのサイクルは3〜5年で必ずやってくる。
ましてウッドデッキ、手摺は毎年塗装が必要だ。
これからログオーナーを考えている方は塗装だけはセルフでやる事をお勧めする。そうすることで何処が痛みやすいか、再塗装にどの位の時間が必要か肌で感じることができる。愛着も増すというものだ。
では何を塗るかだが、建物の環境、好み、カラーリング、予算で個々の選択は幅広い。
素人の作業のし易さも選択の基準となるだろう。
ツヤを好むならシッケンズ、無皮膜塗料ならノンロット、入手のし易さならキシラデコールなどだ。
私はムラのできにくい浸透性の高いノンロットを選択した臭いがキツくない点も作業をする上で楽である。
ノンロットの注意点は顔料が混ざりにくいので念入りに攪拌することである。
塗装当初は良い感じだったが、選択したカラーがナチュラルクリアという極薄い色だったことは失敗だった。
予想外に紫外線の当たらない北側が1年たたずに色褪せてきた。
これは軒が南側よりも浅いため雨の影響が大きかったのではないかと思う。
顔料が薄かったことも原因だ。色の選択は多少濃い目の色にしたほうが耐久性は良いかもしれない。
そこで1年後に早くも再塗装を開始。
通常、1回目の再塗装は3年が目安だが、あるメーカーから1年での塗装を勧められたことがあって、やるつもりだったから”想定内”といったところか。
靴と同じでログもはじめが肝心らしい。

再塗装はまず家の丸洗いから始まる。
タワシで汚れを落とし、ケルヒャーで全体を洗い流す。
カーシャンプーを薄めてカーブラシで洗ってもキレイになるらしい。
カビは漂白剤を薄めて使うと良いらしいが、流石レッドシーダー、カビはどこにもなかった。
今回も塗料はノンロットを使用した。
但し、カラー少し濃いナチュラルオークに変更。
色目は下地の樹種の色で仕上がりが変わってくるのでこだわる人は慎重に色をチョイスした方がよい。
対象が大きくなるとサンプルより濃い仕上がりの印象となることを忘れずに。

窓をマスキングして塗装開始。高い位置から手の届く範囲を1スパンとして塗っていく。
ちなみに水洗い後は1週間程度、乾燥させる時間が必要だ。
締めてログ部分と手摺、デッキで3日間で終了。
妻壁と軒天は構造材ではないので3年後で充分だろう。
なんか再塗装は毎年やってしまいそうな感じだ。
今回ノンロットに最後のチャンスをやったが、これで色褪せるようならシッケンズに浮気することにしている。
ちなみにシッケンズは皮膜をつくるので逆の浮気は出来ない。
気になるのは最近開発された7年持つ塗料だ。
仕上がり感がよければ試してみたい。

あしたは内装塗料の話です。



(23:25)