2005年10月01日

八つ切り怪獣 グロンケン

グロンケン
しかしどう結びつくんだ、ノコギリと怪獣っていうのは!

今日も意味もなk・・・ゲフンゲフン!!1日ということでもう一丁!ノコギリだらけの怪獣、グロンケンだ!ドリルのついたグビラと並べてみたい。

グロンケンは突如夜中に松本市の観音像を切り倒してしまったのだが、一体何の目的なのかは不明。もしかして単なる試し切りだろうか?
ちなみに、ノコギリの騒音は結構うるさいみたいだw
何より、牙や爪の跡ではないので当初はMATも怪獣かどうか判断に苦しんだ。
明らかにグロンケンは地球の怪獣なので、目的がさっぱりわからない。う〜ん。

たま〜に全身のノコギリからサイボーグ怪獣だとか勘違いされることがあるが、グロンケンはサイボーグなどではない。れっきとした地球の怪獣で、二足恐竜型の怪獣に当てはまる。
たしかに、体中にあるノコギリのデザインは人工物っぽく見えなくもない。このノコギリと怪獣をあわせたデザインがグロンケンのデザインの特徴なのだが、武器と生物を合体させた超獣に通じるものがある。ちなみに、なんとモチーフはカンガルー。カンガルーからキックボクシングをイメージしたそうだ。
しかし、あれは「ノコギリ状のトゲやトサカ」であってノコギリそのものではないのだ。ノコギリのような体を持つ生き物は実際にいる。ノコギリザメが有名だ。これと同じ要領で、グロンケンは怪獣なので実際に切れ味がある、というわけだ。
グビラに関しても同じ。一角というドリルのような(たぶん)牙を持っている生き物がいる。ノコギリやドリルをもった怪獣がいてもおかしくはなかろう。

グロンケンの武器は当然全身にあるノコギリ状のトゲやトサカである。相手を殴りつけたり蹴り飛ばしたりするときに最大限に威力を発揮する。中でも両腕の「のこぎり手」は実際に回転して観音像を真っ二つにした。鋼鉄であろうと真っ二つにする両腕はジャックをも恐れさせた。
グロンケンの武器は見た目通りノコギリ状の部分に目がいってしまうが、もっと強烈な武器を隠し持っている。それはかなりのパンチ力をもつ尻尾と、強靱な足である。
この尻尾はバネのようにしなやかにして強力で、相手をはり倒す武器にもなる。が、最大の必殺技は、この尻尾をつかってハイジャンプして行うジャンプキックだ。このキックの威力はかなりのもので、一撃でジャックをダウンさせている。

でも・・・いくらなんでも腕をねじるのはやめろって!!痛いなんてレベルじゃあないよ!?タイトルも地獄へ行け!なんて殺伐としすぎだーーー。

あとは余談になるが、キックボクシングで有名な沢村忠さんがゲスト出演している。
そもそも、このエピソードはキックボクシングと関係のある話なのでグロンケンもキックボクシングの要領でデザインされている。

闇の中に巨大な怪獣・グロンケンが現れた!さあ大変!ビルが真っ二つにされていく!
そして来週はキックの鬼・沢村選手と我らがヒーロー郷秀樹との対決が見られるよ!
さあ、来週もみんなで見よう!


◆八つ切り怪獣 グロンケン

身:62m/重:43000t/出:長野県・松本市

■登場話:帰ってきたウルトラマン第27話「この一発で地獄へ行け!」

■デザイン:米谷佳晃
■造形者:不明
■名前の由来:不明
■演技者:不明
■人間時:無し
■声優 :無し
■鳴き声タイプ:グロンケン系
■備考:なし

■主な武器&技
全身にあるノコギリ状のトゲやトサカ、両手の回転する「のこぎり手」、ノコギリのような形の強力な尻尾、尻尾を使ったジャンプキック

redking41_94 at 19:19│TrackBack(0) ■怪獣考察 | ・帰ってきたウルトラマン登場怪獣

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この記事へのコメント

1. Posted by 重山規夫   2008年12月28日 02:25
3 はじめまして。グロンケンが明らかに地球の怪獣との事ですけれども、そのような説明も描写もりませんでした。宇宙の怪獣である可能性もあると思いますよ。
2. Posted by 紅月せな   2009年03月04日 15:06
サイボーグやロボットではないことを理解していただけたようでなによりです。
描写や説明が無い場合は、宇宙から来た怪獣である必要が無いわけです。グロンケンに関しては外見にも宇宙的な部分は見受けられません。