2012年10月17日

アバルト500 左ハンドル車の要注意ポイントです。

今日は久々の雨降りですね
10月も半ばを過ぎ、そろそろ気温の低い日もでてきますね。
先日、高山方面へ車を引き取りに行ってきました。
帰りに立ち寄ったサービスエリアで車から降り「寒」でした
暖かいコーヒーや食べ物を体が一気に欲しましたね。
外気温度計も8度を示す所があり、今年初めての冬の気配を感じました。

これからの季節 ドライブに最適な時期ですね。イベントも多いです。
体調管理に気を付けて 楽しみましょう

こんばんは サービスメカニックのハシモトです

500aba本日のお題は「左ハンドル アバルト500は気をつけろ」です。
クラッチペダルに伝わる違和感ありませんか?











初期症状としては
① 踏み始めに踏み応えの無い軽さがある
② 踏み応えが足に伝わると同時に「カポッ」的な軽い反動が伝わる
こんな感じでしょうか。

思い当たる方、要注意ですよ。
これは、クラッチマスタシリンダが対策前の部品が付いている場合に起きる症状です。
最悪の場合、プッシュロッドがマスタシリンダ本体から抜け出てしまい、クラッチ操作不能になります
もしくは、ペダルを踏んでも油圧を発生しない状態になり、結果同じく操作不能です。
CIMG5972CIMG5973
上記の部品がマスターシリンダです。
不具合が発生した為、取り外した部品です。
軽く引っ張るだけで、右画像の様に「ポロッ」と抜け落ちてしまうのです
CIMG5974CIMG5975
新品部品を注文すると、対策品が届きます。
プッシュロッドの形状が違う点と、ロッドの固定方法に違いがありますね。
強めに引張ても抜けてくる事はありません。

交換すれば安心なマスターシリンダですが、問題が少々
交換作業が結構難儀です
本体はたった2個のナットでボディに固定されているのですが、死角に入りナットが見えません
CIMG5981
室内側からはこの様に目視で確認できます。

対策品かどうかは、ココからのチェックで確認できそうですね。

当社では、未だ2回しか交換していませんが、大体の
交換要領がつかめました

ココを分解して、長~いアレを使えば
あとは指先に付いたセンサーがナットの在り処を教えてくれます



各メーカー毎に異なるウィークポイントを、見抜きながらお客様の車を点検・整備行っています




Posted by redpointparts at 18:32│Comments(0)TrackBack(0) フィアット | お知らせ

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