怖いサバイバルホラー漫画の感想

なるべく事前情報を入れずにサバイバルホラー系漫画の感想などを書いていく。

モンキーピーク第78話のあらすじと感想

八木がかなり無茶をしているなと思っていたら案の定、彼の覚悟は決まっていました。
別行動の八木と社員パーティにより二匹の猿が挟み撃ちになりました。前からは八木のピッケル攻撃、後ろからは社員の投石攻撃です。そのせいで猿の手がすべり火炎瓶が落ちました。そして炎が猿のミノに燃え移ります。私は猿が火炎瓶を手にした時、驚きとともに燃料になると思いました。もし猿から火炎瓶と種火を奪えれば朝まで暖がとれるのです。しかし戦闘の中で早乙女や宮田は火炎瓶を照明として考えているようです。投石のターゲットとして明るい火炎瓶は最適です。
火の付いた猿に対して八木はピッケルで打撃を加えました。全体重を乗せるような打撃は彼のの体の保持が出来ないほどです。もし猿が落ちれば八木も一緒の落ちてしまいます。しかし運良く岩棚に落下した八木は体勢を保持しました。この無茶な攻撃について私は彼は命がけだと考えています。妹の仇を取れれば八木は死んでも良いのです。
二匹目の猿に対して八木はさらに無茶な攻撃を加えます。何と足をつかまえて自分ごと落下したのです。これで八木の本心は明らかになりました。彼は猿とともに死のうとしています。二匹目の猿が岩棚の上で少し燃えています。そして猿の動きは止まり少なくとも意識はないようです。ここで私が考えたのは猿へのとどめを刺すことと、正体です。猿のミノなどをはいでみればその正体が分かりそうです。

モンキーピーク第77話のあらすじと感想

猿の素早い登場には驚かされました。
飯塚は滑落したフリをして単独で夜明けを待つつもりです。彼はひとり乾いた服を受け取りました。それを同盟の藤柴と交換する約束をしています。しかし厳しい環境で乾いた服を失うのはまずいと感じた飯塚は滑落したフリをして別行動を開始したのです。飯塚の滑落の演技が乾いた服のためというのは拍子抜けしました。ただこの厳しい環境では服一枚に命がかかっているとも思えます。
二匹の猿が岩棚に登ってきました。私はたしか猿は3匹以上はいたと記憶しています。遠野の手製爆弾で一匹は倒したはずですが、猿の死体は見つからずじまいです。他の猿が回収したとすると一匹の猿は死亡か重傷で動けなくなっています。ですから現在の猿2匹が追跡をしているというは不自然ではないのです。ただもう一匹の猿がもし動ける状態であれば何をしているのかが不安です。さらに猿に協力している日本刀男もいます。もし日本刀男が岩砕山の向こう側にまわっていれば社員パーティは待ち伏せされることになります。
別行動をしていた八木は猿二匹に襲い掛かりました。彼は上から落下しつつ猿に打撃を加えます。そして逃げる時は下に落ちるのです。しかし今回、猿たちは火炎瓶を投げてきました。猿なのに火を使うというのも奇妙ですがアニマルと考えるのは軽率です。猿は前回の八木との戦いから学んで武器を変えてきていると私は考えています。

モンキーピーク第76話のあらすじと感想

ますます面白くなってくるのは、なぜだと考えてしまいました。
安斎たち8名の社員パーティは岩砕山を越えようとしています。しかしほぼ垂直な斜面に立ち往生です。下からは猿二匹が近づいていますがすぐには上って来れない様子です。そもそも猿は、はぐれた人間や弱った人間を襲ってくる戦法でした。例外的に無知な救助隊を全滅させましたが現在の社員たちにはあてはまらないと思われます。8名が固まっていればそう簡単に猿に襲われないのです。
ようやく一息できる岩棚に登れました。しかしそこにスペースは無く8名が腰を下ろすことも出来なかったのです。夜間にこれ以上登れず今夜は立ったまま朝を迎えることになりそうです。これは登山でいうところのピバーグにあたります。それも立ったままという厳しいものです。そもそも猿の襲撃に備えて眠ることなど出来ないはずです。軽装と疲労困憊で立ったまま朝まで耐えられるのかという不安があります。幾重にも厳しい状況で追い込まれた彼らの心情を思わず想像してしまいました。
飯塚はトイレに立つと叫び声を上げて落ちたかのようなフリをしました。彼は以前にも山小屋で藤柴と姿を消したことがあります。彼は厳しいグループ行動を好まずに単独行動に切り替える癖があるようです。結果的に生き残っているのですから、それも正解だと私は思いました。皆といれば安全であるという思い込みすらこの環境では考え直さなければならないのです。