代書屋/桂枝雀

   コロナ禍に関係なく、夏はいつも外出を控え家でゴロゴロしている。異常な状況下でオリンピック開催中であるが、何故か退いてしまう。MLBの大谷選手の活躍には元気をもらっているがオリンピックのおかげで放送が減ってしまった。

枝雀1

   そんな中、憂さ晴らしに落語を聴いている。最近のめり込んでいるのは桂枝雀。上方落語を代表する噺家で、古典落語に独自のアレンジや身振り手振りを加え、聴衆を笑いの渦に巻き込むスタイルは他の追随を許さない。まさに爆笑王である。数ある演目のうち「代書屋」が抜群に面白い。何度聴いても大笑いしてしまう。コテコテの関西弁が苦手の方(REDWOODもその一人)もおられると思うが、ぜひ聴いてみて下さい。はまりますよ。

   同タイトルでいくつかのバージョンがあるが、次の二つがお奨め。タイトルをクリックすればYouTubeで聴ける。CD・DVDはAmazonなどで購入できる。→ ここ


   天才と言ってよい噺家であったが惜しくも1999年に亡くなった。享年59才は噺家としてはこれからという年齢。もっと長生きしていたらと残念でならない。