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▽警察を介入させて撃退した経緯など














































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手村を改修した東京 中央区のマンション群「晴海フラッグ」で、法人が一部の部屋を投資目的で所有するケースが相次いでいると先週伝えました。その後の取材で、全体で2690戸ある分譲マンションの3割以上の部屋で、住民票がなく、居住実態が確認できないことが、新たに明らかになりました。

東京 中央区の湾岸部にある「晴海フラッグ」は、東京オリンピックの選手村を改修したマンション群で、主にファミリー向けに17棟の分譲マンションが完成し、ことし1月から入居が始まっています。

これまでの取材で、法人が一部の部屋を投資目的で取得するケースが相次ぎ、不動産仲介サイトには、すでに多数が賃貸や転売に出されていることが明らかになっています。

この分譲マンションは、全体で2690戸あり、引き渡しは終わっていますが、その後の取材で、マンションがある中央区に住民票が登録されたのは、今月1日時点で1747戸で、残る3割以上の943戸に住民票の登録がなく、居住実態が確認できないことが新たにわかりました。

人気を集めた晴海フラッグで、こうした空き部屋が数多く存在するのは、投資目的で買われ、賃貸や転売に出された部屋が供給過多となっていることが背景にあるとみられます。

5戸以上の部屋を購入し、賃貸物件として運用している法人の代表は、86平米の部屋を家賃44万円の条件で賃貸に出していますが、今も借り手は見つからないといいます。








東京 中央区の湾岸部にある元選手村の「晴海フラッグ」は、都が再開発によって、主にファミリー層向けに整備したマンション群です。

ことし1月から入居が始まりましたが、NHKが登記簿をもとに調べた結果、法人が一部の部屋を取得し、投資目的などに利用されている実態が明らかになりました。

晴海フラッグには、分譲マンションが全体で2690戸ありますが、不動産業界の専用サイトなどの情報をもとに、賃貸や転売されている部屋を集計したところ、5月までに2割近い491戸に上ることが分かりました。

内訳は、転売が164戸、賃貸が327戸で、転売物件の価格は、元値の1.5倍から2倍ほどで取り引きされていました。


なかには、1億950万円で売りに出された部屋が2億3800万円で成約していたケースもありました。

複数の部屋を購入し、すでに賃貸に出している投資家の1人は「部屋の利回りは非常に高く、周辺の2倍近い6%台に達している。結果的に晴海フラッグはどの部屋を買っても大正解で、値段はこれからも上がっていくと見込んでいる」と話していました。

住宅政策が専門の明治大学の野澤千絵教授は「転売目的の人が多くの部屋を買い占めることで、一般の希望者には全く手の届かない住宅となってしまっている。貴重な都民の土地が利用されマネーゲームの場となっているのは非常に問題だ」と指摘しています。