2005年07月21日

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週末 京都へ行ってきた


と云っても「祇園さん(祇園祭)」ではなく

京都に所用があったのと 同期間に開催されていた
「ART BEAT KYOTO 2005」 に友人が 参加していたのである


作品のひとつひとつが パワー溢れ
素晴らしかったのは 云うまでもない

友人の作品たちも 作者自身を感じさせる分身のようで
善いチカラを 吸収させて頂いた


しかしながら 一番のチカラを持っていたのは
会場自身であった

0dd86360.jpg











会場は
元・立誠小学校/京都市中京区木屋町通蛸薬師備前島町


とても 美しい外観.....

3d922c43.jpg







<写真>
http://sano567.web.infoseek.co.jp/KYOUTORETORO/tiikibetu/tiikibetudata/risseisyougakkou.htm



立誠小学校は1869(明治2)年に開設され
日本でも最古の歴史をもつ小学校のひとつである

校舎自身は およそ 齢80の高齢者である


見かけは 古めかしくとも
どこか「凛」としていて 矍鑠(かくしゃく)としていたのである


  内部のディテールも 観察するとキリがないくらいである
  さり気なく 消化された
  イヤミのない洋風のテイストが 更に 気品を漂わせていた

..............................


リノベーションと 云う言葉が
世に出回って 少し経つ

旧い建造物を 保存かつ有効利用すると云った活動である


古き建造物と アートやモノづくりは よく結び付けられる

このような活動は 単発で
持続されないのが 難点である

もちろん 長く活動を維持してゆくには
莫大な費用と労力と知恵が必要となる


同じ京都 立誠小学校の目と鼻の先
呉服卸会社として使われていた「文椿ビルヂング」などは
上手く 商用ビルに 転じた例かもしれない


何が凛とした ご老人たちの明暗を分けるのだろうか

学校と名のつくモノは
行政の所有物が多いと云う事もあってか
ものごとが 上手く進まないようである


  行政も いつまでも どうしようか....どうしようかと
  頭を抱えていて 無駄な時間を 重ねるよりも
  知識と経験のある識者たちに 依託することが
  最良の策ではないかと思うのだが.......


  ものをつくると云うことは
  なくなる瞬間の事まで 考えなければならない

  特に 大きな建造物などは
  将来 財産にするのも 厄介モノにするにも
  つくる側の 思いやりひとつ サジかげんひとつである

  企画/意匠にも 責任が問われる時代である



街中で 宿泊を伴う施設にすれば
たくさんの問題を抱えることとなるが このような試みもたくさんある

アーツ&クラフツビレッジ
http://www.cyerry.net/~arts-crafts/A&C.html

学校に泊まろう!
http://principal.hp.infoseek.co.jp




特に
京都の小学校は 地元住民にとっては愛着が深いそうである
町組といわれる住民組織が 寄付を集めて校舎を建設し
1世紀にわたって学校運営を支援してきたそうである

小学校は コミュニティの核として地域社会を支え
子どもたちを育んできた場所なのだそうだ

しかし 現実は 放置状態である

思い入れはあれど
街なかと云う状況/維持する費用は深刻な問題である


立誠小学校は
このような問題も抱えている

関連記事
http://mbs.jp/voice/special/200505/0519_1.shtml



リノベーション
錬金術を駆使しなければ 先へは 続かない


  世田谷/池尻小学校 → 池尻IID
  リノベーション計画の際
  あるショップにも 少し携わらせて頂いた

  もうすぐ 1年が経つが 現状は どうなのだろうか
  活動を維持すること 想像以上に
  大変なことであるに違いない


アートやモノづくりと云うキッカケで
なんとかならないか!と云う考え

  やらないよりも やったほうが善い
  確かに その通りなのだが........

もう一歩踏み込んで
腰を据えた計画で 凛とした姿を 保存することを願う


立誠小学校で アートのほかに
小学校の卒業写真が 年月の枚数だけ ズラリとならべてあったのが
歴史を感じ とても 印象的であった


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(07:35)

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この記事へのコメント

1. Posted by 観る児   2005年07月21日 20:51
木屋町・・・変わっちゃいましたね、急に・・・
僕らが頻繁に飲みに行っていた頃に比べても
荒れていると思います。

「文椿ビルヂング」いいですね、
ちょっと前、ご縁があり、窓をうちの若いのんと磨きに行きました。
いい建物ですよね・・・。

これからを考えることに参加する・・・大事なことですね、
おいらもがんばります!

おおきに!
2. Posted by 星野真央   2005年07月22日 01:27
京都はほんと独特の街ですよね。
古いものと芸術と神が一体になったような街。
冬なんかピンと糸が張り詰めたかんじします。
美しい建物も多いので感性が刺激されますねぇ。
でも、長らく訪れてないので
木屋町がそんなことになってるとは思いもよらず…。

時代の移り変わりの狭間でいろいろありますね。
あの頃の京都は私の中で生きているというのに。

なんか、深いね。ありがとうねぇ〜。

3. Posted by voice   2005年07月22日 16:36
観る児 さん

 あ よく行かれていたのですね。

 京都....木屋町って いつの間にか
 夜の遅い街になった気がしますよね。
 その変わり 朝が遅い....


 文椿ビルヂング 行かれましたか。イイ雰囲気ですよね。
 2Fのニュートロンの石橋さんを 知人より 紹介して頂いて
 ちょっと のぞいて来ました。

 インテリアプランニングが
 ローコストでウマいなぁ と関心してしまいました。

 スタッフさんの気配りも気持ち善かったです。


 街を変えることは 難しいでしょうが
 荒廃を止めることは 出来そうですよね。

 コメント有難うございました。

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4. Posted by voice   2005年07月23日 09:52
星野真央 さん

 >古いものと芸術と神が一体になったような街。

 ホントその通りですね。
 伝統をしっかりと継ぐ流れと
 新しいモノを受け入れる懐の深さがありますね。

 でも 凛とした街並が また奥深いスねぇ。


 そうそう 大学は京都でしたよね。

 京都は 学生には 楽しすぎる街かもしれませんね。
 感慨深くさせてしまいまして.......

 コメント有難うございました。

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