レジーのブログ LDB

「歌は世につれ、世は歌につれ」でもなくなってきた時代に。  ※15/4/23 世の中の状況を鑑みてfc2からこちらに移しました

ご連絡はレジーのポータルの「contact」よりどうぞ。(ブログ外の活動もまとめてあります)

2012年07月

ロックインジャパンについての雑記2-RIJFのRはリア充のR

レジー「どうもこんばんは、人間力こと山本昌邦です」

司会者「なんですかそのギャグは。スペインに勝って上げ潮のときに縁起の悪い名前を出さないでください。あ、サッカーネタ分からない方はググってくださいね」

レジー「いやー、ブログ始めてまだ2週間くらいだけど、このタイミングでkenzeeさんのブログで紹介してもらえるとは思わなかった」

司会者「ああ、その話ですね。このブログの元ネタになっている文芸誌をナナメに読むブログにて、本ブログをご紹介いただきました。で、そこでブログのエントリーそのものというよりも、ツイッターで見せる礼儀正しさを「人間力」として褒められたと」

レジー「とりあえず頭なんて下げとくもんですね」

司会者「人間力とは対極の発言・・・!!!」

レジー「しかしまあこちらからアプローチしてなくてもこういうことが起こるのがネットの面白さなんですね。ノマドで評価経済社会がいいね!みたいな人たちの気持ちが少しわかりましたよ」

司会者「次は人間力じゃなくて内容を褒めてもらいたいですね」

レジー「それに向けて頑張ります。kenzeeさんありがとうございました!」

司会者「さて、では本題に入りたいと思います。前回に引き続きロックインジャパンについてです。「そもそも音楽に大して関心のない人たちが紛れ込んでるんじゃないか」という問題提起が前回の最後にあったわけですが、ここをもう少し掘り下げていただけると」

レジー「はいはい。これはロックインジャパン単体というよりは世の中全体の風潮だと思うんですが、ロックフェスというものに「音楽を楽しむ」以外のパーセプションが生まれてきてると感じています」

司会者「具体的には」

レジー「例えばですね、2008年5月ごろに掲載されていたファッション誌「InRed」の中づり広告にはこんな見出しが載っていました」

夏の“お楽しみ”別
完璧コーデプラン!
ガーデンパーティ ドライブ 大人デート 夏フ
ェス

司会者「よく覚えてますね」

レジー「ソースは当時のmixiの日記です。サイト自体はリンク切れになってました。ここは推測ですが、ファッション誌の広告に明確に「夏フェス」って言葉が出てきたのはこの時期が最初なんじゃないかな。もっと前に出てればそのときに目についたはず。つまり、この頃からフェスに「ファッション」という文脈が付与された。この流れが映画「モテキ」の長澤まさみに帰結するわけですが」

司会者「言ってみれば、音楽好きの集いから「異性の目を気にする」夏のレジャーの一つとして位置づけられるようなものになったと」

レジー「さらにもう少しさかのぼると、2007年8月のNEWS ZEROにて「超人気!夏フェスの理由に迫る!」という特集が放送されていたようです。ちなみにその内容がサイトに出ています。その冒頭はこんな感じです」

8月11日、12日に開催されたロックフェス、『SUMMER SONIC ‘07』!倖田來未やシンディ・ローパーなど世界中からトップアーティスト113組が集結し、東京・大阪の両会場合わせ2日間で20万人を動員!
また先日行われた『ROCK・IN・JAPAN・FES.2007』はケツメイシ、奥田民生など90組の邦楽アーティストの祭典!観客動員数は3日間で14万7000人!いま「夏フェス」が熱い!


司会者「倖田來未って・・・」

レジー「まあお茶の間に分かりやすく伝えるにはこの人だったんでしょう。とにかく、07年08年あたりから、「ロックフェス」というものがお茶の間に広がり始めた。この辺が「音楽マニア“だけ”が参加するイベント」ではなくなってきた大きな分岐点だと思います。前回書いた、ロックインジャパンの06年のDJブースで起こっていた出来事はこの予兆だったと言えるのではないか」

司会者「大きな流れはわかりました。これとロックインジャパンの関係についてもより詳しくお願いします」

レジー「ゼロ年代半ばあたりに「フェスバブル」なんて言葉があって、有象無象のフェスができたり消えたりしていたと思います。そんな中で、4大フェスと言われるフジロック・サマーソニック・ロックインジャパン・ライジングサン、これらについては完全に定着しました。この中で、「首都圏在住のフェス初心者」にとって一番参加しやすいのはどれでしょうか?」

司会者「フジとライジングは遠いし、サマソニはよく知らない外人たくさんでるし・・・はっ!」

レジー「おそらくロックインジャパンですよね。つまりこのフェスは、フェスバブルと言いつつも主要なフェスは固定された時代に「フェス初心者の受け皿」として盛り上がってきた、というのがここ数年の実態なんじゃないかと思います。「なんか夏フェス行ってみたいなー☆」みたいな人たちのファーストチョイスになっていると」

司会者「なるほど。そう考えると、最近ひたちなかでよく見る「テニサー()」的な人たちのちゃらちゃらした感じも説明がつきますね」

レジー「そうですね。おそらく08年だったと思いますが、勝田駅でバスを待っていたら、前にいた男女グループの1人が「夏フェスのしおり」というタイトルのついたワードで作ったとおぼしき紙を持っていたんですよ」

司会者「しおり・・・遠足か・・・」

レジー「中身までは明確に覚えてませんが、「水分補給しようぜ!」みたいな感じだったはず。楽しみ方は人それぞれと言ってしまえばそれまでなんですが、こういう「内輪ノリ」な行動をしちゃう人たちがロックインジャパンにやって来ている、そして経験上おそらくそれは少数ではないだろう、ということの行間を感じていただきたいなと思います。まさにリア充のためのフェス」

司会者「恋が生まれちゃったりするんですかね」

レジー「いやーそんなこともあるんじゃないですか?大勢で行って、途中でお目当ての女の子と2人になる的な・・・グループで行くときに気になる子を誘う、みたいなことは全然あり得ますよね」

司会者「なんて夏の思い出」

レジー「学生のころ好きな女の子をロックインジャパンに誘ってみようとか思ったこともないもんなあ。そういうのとは完全に別物だと考えてたんだけど。今ではこのフェスは「海行こう!」とか「花火行こう!」とかみたいなものと同列なんじゃないかと思います。これがフジロックだとさすがにハードル高い。サマソニはそこそこ音楽リテラシーを要求される。でもロックインジャパンなら気軽に誰でも誘える。普通にメディアに接してる人なら、たぶん5つくらいは知ってるグループ出るはずだしね」

司会者「しかし花火や海と同列だとすると、もはや音楽関係ないですよね。コミュニケーション、もしくは季節のイベントの場でしかない」

レジー「その通りです。そのあたりは、「ライブ以外にも楽しみがある」みたいなフェスを語るお決まりの枕詞がネガティブに働いてるんだと思うんですよね。「音楽そのもの以外にも楽しめるものがある」って話がいつの間にか「音楽に興味がなくても全体的には楽しめる」っていう形で解釈されてるような気がします。特にロックインジャパンは環境が大して苛酷じゃないので誤解されやすい」

司会者「はやりの夏のレジャー、そこでは一応音楽もかかってる、というように主従関係が逆転したと」

レジー「そう思います。で、「音楽を楽しむ」よりも「コミュニケーションを楽しむ」ってのが上にきちゃってるから、ライブやDJブースでは曲に関係なくとりあえずサークルモッシュとハイタッチ。知らない人との身体的な接触を図れるのがフェスの醍醐味って思ってるんですよ。そこには「新しいバンドを見つけよう」みたいな動機付けは皆無。見ず知らずの人たちと「うぇーいwww」ってやれればそれでOKってこと。確かに非日常体験ではありますからね」

司会者「活字でロックする!とか小難しいこと言ってる人たちが作ってるフェスとは思えませんねえ。誰ともつながれない人たちの避難所になってるつもりが、ただはしゃぎたい人たちにそういう場を提供してるだけになってるわけで」

レジー「たぶん来てる人の大半はJAPAN本誌読んでない人でしょう。見せても「字が多いww無理www」とか言うんじゃないですか」

司会者「さすがにそれは偏見入ってると思いますが、雰囲気はわかります。結構長くなってきたので、この辺でひとまず終わりましょう。まだ語り足りない部分はありますか?前回の問題提起についての答えは示したと思うのですが」

レジー「そうですね、こういう現状認識です、で、それ受けてロッキングオン様どうするのよ?ってのはもうちょっと話したいですね。その辺次回やらせてもらっていいですか」

司会者「了解しました。ほんとはこのネタ今回で終わりたかったのですが、好きにやってください。それでは、早めの・・・」

レジー「あ、最後一つだけ。このフェスっていつから「ロッキン」と言われ始めたんですかね。個人的にはこの呼称にロックインジャパンの変容を語る手掛かりがあるような気がしてます。明らかにここ数年の話だし、若い人しか言ってない。どっかの媒体で使われた言葉なんでしょうか?ここは検索しても出てこない話なんですが、何か知ってる方がいたら教えていただきたいと思ってます」

司会者「何かあればぜひ。それでは改めて、早めの更新を期待しています」

ロックインジャパンについての雑記1 -RIJF今昔物語

司会者「というわけで今回はロックインジャパンについてです」

レジー「もう来週ですか。このイベントもすっかり夏の風物詩として定着しましたね。世間的にも自分的にも」

司会者「00年からの皆勤ということで」

レジー「厳密に言うと、01年初日、02年2日目、04年初日、10年初日は行ってないですね。それ以外は全日程参加してます」

司会者「一応全年度参加ということで、参加者から見たロックインジャパンについて語っていただければと思います」

レジー「まああくまでも個人史ということで、目くじら立てないでくださいねいろいろと」

司会者「これだけ参加してるといろいろと事件というかターニングポイントにも遭遇してると思いますが」

レジー「一番衝撃的だったのは初年度の中止ですね。イエモンの段階で暴風雨、その日はちょうどベンジーと中村一義見に来てた友人2人と偶然現地で会って」

司会者「目当てを見る直前で中止ってことか・・・」

レジー「クールな友人がかずよしーーー!!とステージ上の渋谷陽一に向って叫んでたのが印象的でした。この年は初日めっちゃ天気良かったんですよね。屋根のないDJブースとそこで10人くらいの客に向けて演奏したキックザカンクルー。忘れられない光景です。まさかこんなにメジャーな人たちになるとは」

司会者「2年目からは3日間開催になります。もっとも初日は参加していないとのことでしたが」

レジー「01年は洋楽アクトの出演があって。JJ72が盛り上がってなかったのは記憶に残ってます。このフェスの恥部ですな」

司会者「こうやって1年ずつ振り返ってるときりがないので、ざくっと印象に残ってる出来事を教えてください」

レジー「思いつくところでは、08年のレイク満杯のPerfumeとか。一気に状況が変わったなと。その前の年のレイクのコーネリアスも良かったなあ」

司会者「スタート遅れたんですよね」

レジー「結果的に花火とシンクロするというおいしい展開にもなりました。あと03年のシークレットだったHydeと岡村ちゃんね。どっちもえ??って感じになった」

司会者「岡村ちゃんはあっという間にステージを去って行ったんですよね」

レジー「一応予習してったのに、太っちょのおじさんが狂ったように踊った後謎のメッセージ弾き語りをやって終了。あれはすごかった。翌年に向けての前ふりだったわけですね。あとは06年の永ちゃんね。これはまさにフェスのターニングポイントになったアクトだったと思ってますよ」

司会者「どうターニングポイントだったのかは長くなりそうなので別途お願いします。特に「ベストアクト」的なものってあります?」

レジー「いろいろありますけど、いわゆるJ-POP系に括られがちな人たちがグラスで爆発する感じが好きなんですよね。中でも印象深いのは05年のミスチル。1曲目の終わりなき旅が始まった瞬間のおおおおおお!!!!って感じがもう」

司会者「こちらは動画ありますのでぜひご確認を

レジー「この「待ってました!!!!!」って感じは最近のひたちなかでは感じづらいんだよなあ。直近だと10年のYUKIね。このときのはほんと神がかってた。特にランデブー」

司会者「こちらは残念ながら動画削除されちゃったみたいです」

レジー「まじかよ!!あれは見てほしかったなあ」

司会者「グラス以外ではありますか?」

レジー「ステージごとでいうと、フォレストですかね。中でも07年のヤノカミ。あれはこのフェス全体で見てもトップクラスの名演ですよ。もう見られないと思うと悲しい。シーサイドステージもいいですよね。「古き良きロックインジャパン」が生きてる」

司会者「今古き良きという話が出ましたが、このフェスの雰囲気って変わってるんですかね?大体!毎回!いつも同じメンバーで開催!とか言われるくらい、出演者は変わり映えしませんが」

レジー「いやー変わってますね間違いなく。ここからはおじさんのノスタルジーととっていただいて結構なんですが」

司会者「具体的にどのあたりが」

レジー「お客さんの音楽に対するリテラシーですね。特に感じるのはDJブースなんですけど。最初にそう思ったのは06年で、サマーソルジャーが流れたらそこにいる人たちがどっちらけを始めたんですね」

司会者「あの夏の名曲を!そりゃアップテンポではないですけど」

レジー「1番終わったら飽きちゃったみたいで、曲と関係ない変な踊りを始めて。ここではまだ曲に合わせてたから良かったんだけど。2番終わって間奏に入ったら、曲と関係なくオイオイコールとモッシュを始めたわけです。1人や二人じゃなくてそこにいるほとんどの人たちが」

司会者「それはひどい」

レジー「確かトリのCoccoが終わった後に寄ったんだけど、胸糞悪くなってすぐ帰りましたよ。あと翌年も、ダイノジのときにかかったラズベリーでみんな頭に?マーク」

司会者「もはやロッククラシックじゃないですか・・・」

レジー「大谷氏もたまらず「知らなくても踊れ!」って言ってましたよ。こういう瞬間にはDJブースに限らず毎年何かしらぶち当たってたんけど、去年は特にひどかった気がする。グラスね。森山直太朗を全く聞かないPerfume待ちの客とか。One Night Carnivalのお約束に反応しないとか。翔やんの自虐MCがシャレに聞こえなかった」

司会者「ちょっと待ってください。今までの話って、Perfume待ちの客の話を除くと単純にジェネレーションギャップの話じゃないんですか?90年代が懐メロになってきてるっていう」

レジー「もちろんそう捉えて終わりにしてもいいと思います。自分もDJブースでかかる直近っぽい曲結構知らなかったから。ただこれらの件で思ってることってのはですね、日本のロックミュージックが今の形になったのって、せいぜいこの15年やそこらの話だと思うんですよ。J-POPの産業化のプロセスの中で、カウンターだったものがいつの間にかメインストリームにおける一定のボリュームを占めるようになって。もちろんその片棒を担いでたのがJAPANだったわけです。日本のロックが好きでフェスに来るような若い人たちの全員とは言わなくても、少なくとも半分以上くらいはそういう歴史を知っている、仮に知らなくても敬意を持っている人であってほしいと思うんですよね」

司会者「確かにDJブースで曲聴かないってのはなしですね。まあ言わんとしてることは何となくわかりますが、主催者側としてはお客さんを選べませんよね。実際チケットは売れてるわけだし、別にいいんじゃないですか?」

レジー「商売上はいいかもしれないですけどね、実際には大問題ですよ。このままじゃ良心のあるバンドは出演してくれなくなりますよ」

司会者「(しつこいな・・・結局毎年参加してるくせに・・・)じゃあ善し悪しは置いといて、なぜこういう状況になってるんでしょうか」

レジー「たぶんだけど、「日本のロックが好き」な人がこのフェスに来てる、という前提自体が崩れてきてる気がするんですよね」

司会者「ほう」

レジー「そもそも音楽に大して関心のない人たちが紛れ込んでるんじゃないかと思います。これは00年当初とは決定的に違う」

司会者「なるほど。その話ここから始めるとすごく長くなりそうなので、次回に回しましょう」

レジー「わかりました。次回予告をしておくと、タイトルは「RIJFのRはリア充のR」です」

司会者「なんだかよくわかりませんが、できるだけ早めの更新を期待しています」

音楽メディアユーザー実態調査2 -盗人猛々しい?

司会者「現在のBGMはこちらのプレイリストです」

レジー「ツイッターでやってた「この20年の20曲」がやっと完成したので、その曲でプレイリストを作りました。てかYouTubeの音源プレイリストにできるサイトがあるとは知らなかった。すげえ便利」

司会者「ツイッター見ていただいている方はご存知かと思いますが、まず50曲を選んで、その後20曲に絞ったと」

レジー「面白かったけど相当ハードでした。思い出さなくていいこと思い出したり」

司会者「この50曲についても別途お話しいただきたいのですが、まずは前回からの積み残しの話題を終わらせたいと思います。音楽メディア実態ユーザー調査についてですね。スマホユーザーという切り口に関して、ということだったと思いますが」

レジー「はい。まずその話題の前提として、「ここ数年で音楽に金かける人そのものが減ってますよね」という部分を押さえておきたいと思います。この報告書の冒頭には、「市場概要」としてどんな音楽の聴き方にお金を払っているかについての記述があります」

司会者「具体的には「CD購入・レンタル利用・インターネット有料音楽配信」の3つの利用状況ですね。それぞれのダブり等の数字も載っています」

レジー「今手元には2011年版と2007年版を紙に出力したものがあります。07年を選んだことに特に意味はありません。この2年について「CD購入・レンタル利用・インターネット有料音楽配信」の3つの利用状況をダブりのないように計算すると、3つのうちいずれかを使った人の割合は

07年 57.0%
11年 47.4%

となります。今の時代、世の中の半分の人は音楽にお金を払わない」

司会者「結構な低下率ですね」

レジー「それでも、逆に言えばまだ半分近い人は音楽にお金を使っている、という言い方もできるかもしれません。で、その「半分近い人」の中で、特に熱心にお金を払ってくれている層の切り口として、この調査では「スマホユーザー」をあげています」

司会者「性年代で言うと男女の大学生・専門学生、20代~40代の男性、20代の女性が多めですね。学生とビジネスパーソンが中心って感じでしょうか」

レジー「スマホユーザーは、ガラケー・PHSユーザーよりもひと月の音楽に関する支出が1.8倍もあります。グラフ上の目視では、パッケージ購入やライブに関する金額に差がありそうです」

司会者「配信にかける金額が圧倒的に高いとかそういうわけではないんですね」

レジー「そうですね。「パッケージ買ってライブに行く」という従来通りの「良い音楽ユーザー」像がイメージされます」

司会者「じゃあこの人たちをもっと大事にするのが音楽業界にとっては大事ですかね。間口の再拡大を目指す必要もあるけど、まずは優良顧客に対して丁寧に接すると」

レジー「普通はそう考えますよね。しかしなぜかこの報告書では、ここから「なぜこの人たちが音楽を買わないのか」ということについての記述が始まります」

司会者「え?買ってくれてる人たちなのに?」

レジー「「新たに知った曲を購入しなかった理由」というページのリード文はこんな感じです」

■音楽の購入に至らなかった理由についてみると、スマートフォン保有層では動画サイト等の視聴が購買行動を代替している傾向が特に強い。
■スマートフォンそのものによる影響は全体的に小さいものの、「無料で音楽を楽しめるアプリが豊富にあるので」(約8%)といった理由は無視できない。


司会者「無視できないって・・・」

レジー「ちゃんとお金払う傾向のある人たちに対してすらこの態度ですよ。「無料で音楽を楽しんでる不届きな奴ら」というスタンスが零れ落ちちゃってます。一つ目の文章は「購入しなくても好きな時に聴取できた(YouTube等を使って)ため購入しなかった」って回答がガラケー・PHSユーザーを大きく上回っていたが故のものです。確かに、「何で買わなかったの?」って聞かれたら「いやーつべでいつでも見れるしいいじゃないですかー」ってなりますわ。ただ、ここで見落としちゃいけないのは、この人は「その曲を聴くためにわざわざYouTubeにアクセスしてる」ってことですよ」

司会者「音楽に対して能動的な行動を起こしてるわけですよね。この瞬間はお金を払っていないにせよ」

レジー「その通りです。ここで見た動画がきっかけで他のアーティストを聴くきっかけになるかもしれないし、生で見てみたいと思ってライブに行くかもしれない。この「購入せずに聴いた」という行動がいろいろな音楽体験の入口なる可能性は決して低くない。それなのに、音楽業界はこういう行動を「お金払わないなんて!この盗人が!」になっちゃうんですよね。繰り返しますが、この層は音楽への関与が高くてよくお金を払っている人たちです」

司会者「『フリー』とか読んで勉強しなおした方がいいんじゃないですかね。この報告書書いた人も発注した人も」

レジー「「動画サイト等の視聴が購買行動を代替している」って言うなら、この人たちが音楽に全く金かけてないって事実がないと通りませんわな。逆にお金落としてる層なんだから、「動画サイト等の視聴」は「代替」じゃなくて「有料視聴へのきっかけ」になってる方が強いと捉えた方がいいんじゃないですかね。「ネットがなければこいつらもっとお金使ってるはず」ってのはちょっと都合が良すぎるんじゃないかなあ」

司会者「確かに。ではぼちぼちまとめに入りたいと思いますが・・・しかしまあなんでこういうおかしな見方をしてしまうのでしょうか」

レジー「たぶんバブってた時代を忘れられないんでしょうね。それは市場規模のこともそうだし、ポップミュージックというものの位置づけについても。「無料で聴ける音楽がなくなればみんな有料に来るはず」って発想は、「何とかして音楽を聴かないといけない」という前提に立ってますよね。たぶんもうその考え方が通用しないんだと思う。昔、と言っても10年か15年くらい前の近い昔ですが、その頃はポップミュージックってのはある意味「必修科目」だったんですよね。カラオケでのコミュニケーションみたいなことを含めて。でも今は「選択科目」になってるのが実情でしょう。別に音楽聴かなくたって困らない時代になったんですよ」

司会者「必修科目と選択科目」

レジー「そこの認識を間違ってるから、自主的に履修してくれてる人たちまで目の敵にしちゃうんじゃないかな。こっちの思惑通りに動かない奴は許さない的な」

司会者「その辺はちょっと前に拡散されてたライターの柴那典さんのブログにも書かれていましたね」

コンテンツビジネスを保護する立場の人間が、ユーザーを犯罪者予備軍としてしか見ていないということだ。そしてこれは、実際にCDを買ってほしいと思い、価値があると思って現場で音楽を作っているミュージシャンの心意気を踏みにじる言葉でもあると思う。端的に言って、ユーザーのことをここまで敵扱いする商売が成功すると思う人の気がしれない。

レジー「もうこれはほんとその通り。まずはここの考え方を変えないと。犯罪者予備軍と思われても音楽を聴き続けたい中毒者なんて、ほんと一握りだと思いますよ。360度ビジネスなんて言ったって、そもそも関与の高い人じゃないとライブには来ないんだから。いかに音楽との接点を増やすかってことを考えないといけないのに、そのための最大のツールであるネットを悪者にしてしまうセンスのなさにはほんと呆れますよ」

司会者「ライブのUSTが増えてきたりとか、プレーヤー単体では「タダ」と「有料」をいかに組み合わせるか、もしくはネットとリアルをいかに融合させるかみたいなトライが各所で始まってますよね。お役所の方々がそういう動きの足を引っ張るようなことがないようにしてほしいですね」

レジー「心からそう思います」

司会者「それではこのあたりでこの話題は終わりたいと思います。次回のネタのイメージはありますか?」

レジー「これから考えますが、だいぶ開催が迫ってきたしロックインジャパンの話とかしようかなあ。ぜんぜん違う話かもしれませんが。もうちょっと字数少なめで細かく更新できる企画も作りたいなと思ってるところです」

司会者「できるだけ早めの更新を期待しています」

音楽メディアユーザー実態調査1 -「日本のロック」って何よ?という話

司会者「さて、それでは前回の予告通り、日本レコード協会が公開している「音楽メディアユーザー実態調査」の2011年度結果についてのお話をいただけると」

レジー「困りました」

司会者「何がですか?」

レジー「多少予想していたところではあるのですが、これ非常に分かりづらい調査ですね。ひどい」

司会者「ブログ始めたばっかりにしていきなりネタ切れ感を出されても…」

レジー「いや、これほんといまいちですよ。公開情報がいまいちなだけで実際はもっとまともな分析があるってならいいんですけど、質問を見る限りはこういう表層的な分析が並んでるだけだろうなあ」

司会者「実際に調査を企画してるのは有名なシンクタンクですね。あえてここでは名前は書きませんが」

レジー「ここはお役所系の音楽関連の話に食い込んでるっぽいですね。08年に経産省がやってた「音楽産業のビジネスモデル研究会」ってのもこのシンクタンクです。さらに言うと04年あたりのレコード輸入権の話も、ここが音頭とってたみたいですね」

司会者「「音楽産業のビジネスモデル研究会」については報告書が公開されてますが、いかにも頭のいい人が作ったって感じの内容ですね」

レジー「体温が全くない。「ビジネスモデル」の話だから仕方ないのかもしれないけど、あまりにも受容者、つまりリスナーの話が抜けてるのがもうね。結局この手の話って「CDが売れなくなった!さあどうする?」って感じになりがちだけど、「売れなくなった」ということは一方には「買わなくなった人」がいるはずなのにそこへの言及がないんですよね。100万枚売れたってのは、1枚を買う人が100万人いるってこと、複数購買を考えても数10万人いるってことですよ。で、その人らが買わなくなったのにはいろんな理由が絡み合ってるわけで。そういう視点なく「ひと山100万枚」みたいな発想をしてる限り、問題の本質には一生たどりつけないと思いますよ」

司会者「早速結論めいた話になってしまいましたが、ほんとにこの調査報告書からは何も言うことないんですか?もうちょっと考えてくださいよ」

レジー「気になったことはいくつかありましたよ」

司会者「じゃあその辺お願いします」

レジー「まず、ポップとロックの違いって何?ってことです」

司会者「(また答えの出なさそうな話だな・・・)はい」

レジー「この調査、最近買ったCDのジャンルを聴いてるんですけど、そのジャンルの分け方にまず引っかかってしまった。日本の音楽を想定してそうなものだけでも、

演歌・歌謡曲
日本のポップス
日本のアイドルミュージック
ニューミュージック・フォークソング
日本のロック
日本のソウル・R&B
日本のダンスミュージック(ディスコ・ハウス・テクノ)
日本のラップ・ヒップホップ
日本のジャズ・フュージョン
アニメ音楽(映画/テレビ/ビデオアニメ)
ゲーム音楽
インディーズ

この12個あります」

司会者「アイドルは別出しになってるんですね」

レジー「2010年から作った選択肢だそうです。チャート上位がアイドルばっかりになってきたことへの対処でしょうね。まあそれはいいとして、たとえばミスチルを買った人はどれを選べばいいんでしょうか。ロック?ポップ?もしくは安室ちゃん買った人は?ポップ?R&B?」

司会者「確かによくわからないですね」

レジー「調査票には具体的なアーティスト名を出した注釈がついていたのかもしれませんが、おそらく全てのアーティストを事前に仕分けておくのは無理ですよね。いや、何でこんなこと言ってるのかというとね、「日本のロック」のアルバムをよく買ってるのは男子大学生・専門学生、あと30代男性と20代女性ってのが出てるんですよ」

司会者「前者がバンプエルレあたりをティーンのころに聴いて今は9mmだテレフォンズだって言ってひたちなかで騒いでる人たち、後者は90年代から引き続きその手の音楽を聴いてる人たちっていう構図が何となく頭に浮かびますね」

レジー「僕も最初そう思ったんですよ。でもね、この区分けだと「ロック」に何入ってるかわからないでしょ。この調査は8月と10月にやってて、半年間での購入経験を聞いてます。で、その範囲に入る2011年の2月から10月の間でよく売れたアルバム、ここでは仮にこの期間内に発売されていて年間トップ40に入ったものとしましょう。それをオリコンチャートで見てみると、「日本のロック」と呼ばれる可能性がありそうなものは以下の5作品です。

11位 C’mon/B’z
14位 Mind Travel/Superfly
17位 COSMONAUT/BUMP OF CHIKEN
25位 絶体絶命/RADWIMPS
36位 SENSE/Mr.Children

当然のことながら、9mmもテレフォンズも入りません」

司会者「これが調査期間中によく売れた日本のロックアルバムだとすると、さっきの仮説をもろにあてはめるのは危険かもしれませんね。大学生めっちゃB’z聴いてるのかもしれないし」

レジー「もっとも、ここにバンプとラッドが入ってきてるわけで、おそらく彼らの主支持層は大学生とかそのあたりだと思うし、バンプファンやラッドファンの一定数はJAPAN界隈のバンド好きでしょうから、そこまで懐疑的に考える必要もないのかもしれないけど」

司会者「いずれにせよ、解釈の幅が著しく広い調査になってしまってることは間違いないですね」

レジー「そうなんですよ。これはJAPANがある種の「ロック認定」的なことをやってきた弊害なのかもしれないけど、単に「日本のポップ/日本のロック」みたいな切り方をしちゃうとわからないことが多すぎるんですよね。
ロックと言っても、

・ミスチルみたいにポップソング産業として成立してるけど「あれはロックだ!」とか言われがちなもの
・B’zみたいにスタイルとしてはロックだけど「あれはロックじゃない!」とか言う人が一定層いるもの
・バンプみたいにある種オルタナティブなところから出てきたけど、いまやある世代以下ではど真ん中になってるもの
・9mmみたいにまさに今オルタナティブな場所で支持を拡大しているもの
・Perfumeみたいに「存在がロック」的なよくわからない捉え方をされているもの

まあ何かこんな風にいろいろありますよね。これを「ロック聴いてますか」って質問で片付けるのはものすごく乱暴だと思います」

司会者「オルタナティブという概念自体ももう死んでますしね」

レジー「そうですね。そういう意味では9mmが「今オルタナティブな場所で」ってのは不適切かもしれない。Mステ見てる人にはわからないってくらいの意味で・・・いや、でもMステも最近Young Gunsとかって言って世界の終わり出したりしてるしな。あ、そもそも9mmも2010年にMステに出てるのか。そのくらい混沌としてるってことです。そういう時代に合った尺度を作ってこういう調査しないと、現状把握すらままならない。で、その尺度をお役所仕事で作るのは無理」

司会者「結局最初のシンクタンクdisに戻りましたね。気になったことはいくつか、って話でしたが1つめだけでずいぶん時間をとってしまったので、他の論点は次回にしましょうか」

レジー「そうですね。ここで言えることだけ言っちゃうと、いまやみんなCDプレーヤーじゃなくてPCで音楽聴くのが主流なんだなーとか、アイドルのCD買ってるのは男性よりも女性のが多くて、おそらく女子中高生はジャニーズもAKBもどっちも楽しんでるんだろうなーとか。この辺は単純に数字見ての感想です」

司会者「なるほど。では次回に積み残す話のさわりだけでも軽く教えていただけると」

レジー「この調査は「スマホユーザー」ってのを切り出して分析しているので、そこについての話をしたいと思います。どうにかして音楽ユーザーを悪者にしようとしてる雰囲気があるので、そのあたり物申したい」

司会者「できるだけ早めの更新を期待しています」

ブログ開設にあたってのお話

レジー「いやはや、もろもろの設定をするのにずいぶん時間がかかってしまいました」

司会者「ウェブ中毒の割には意外とこういうの得意じゃないんですよね」

レジー「一回わかると早いんですが、そこまでに結構大変な思いをするのはどのジャンルでも一緒ですね自分の場合。仕事にせよ何にせよ」

司会者「さて、それではさっそく始めましょうか。今回唐突にブログを立ち上げることになったわけですが」

レジー「確かに唐突ですね。先日法事でお経を聞いてるときにふと思いつきました」

司会者「そう聞くと妙にスピリチュアルな感じになりますが、最初の記事なので立ち上げの動機やらこの先の書く内容の方針等お話しいただければと思います」

レジー「立ち上げの動機と言うと、大きくは2つほどあります。1つは、自分のアウトプットの状況についての問題意識です。ツイッターはもう3年くらい続けてますが、それに伴ってmixiの日記を書くのをやめてしまいました。昔は多少まとまった文章も書いてたんですが、今では140文字の断片を垂れ流してるだけ。そういうフロー型の情報の出し方ではなくて、もうちょっと自分の考えをストックしていく場を持ちたいなあと思い、ブログを始めることにしました」

司会者「フェイスブックのノートに書くという選択肢もあったかと思いますが」

レジー「今日はこんなランチでした☆みたいな内容ならそれでも良かったかもしれないですが。そういうのやるつもりはないですし、リアルの友人に読んでもらいたいというよりは自分の考えを世の中に広く発信するという形を取りたいと思っているので。ちょっと大げさですけど」

司会者「確かにフェイスブックは考えを発信するメディアとしては不適切ですね」

レジー「で、2つ目の理由は、最近の音楽シーンについての問題意識です。最近、「音楽の地位が低下してるなあ」という状況によくぶち当たります。僕はそういう仕事をしているわけではないのでそんな状況を具体的にどうこうすることはできないのですが、リスナーとしてなぜそういうことになっているのか?というのを考えることはできる。そういうことを改めて考えて発信したいと思いました」

司会者「ということはこのブログは基本的に音楽ネタについて語るブログであると」

レジー「そうですね。ここでは音楽についてのみ書きます。必要に応じて周辺ポップカルチャーの話や社会動向に触れることもあるとは思いますが、あくまでも中心は音楽について。日常雑記も、柏レイソルの話も、仕事はできても文化的民度の低いビジネスマンの悪口もここでは書きません」

司会者「最後のほうはよくわかりませんが。そういう話はツイッターを見てくださいってことでよろしいでしょうか」

レジー「プロフィールにアカウント載ってますので。てかここまででツイート8回分ですよ。こんな連投されたらうざいだろうなあ。近しいことやったこともあるけど」

司会者「フォロワーさんの精神衛生のためにもブログを立ち上げたと。ちなみに一応触れておきますが、この対話形式がこのブログの基本スタイルとなるんですか?」

レジー「その予定です。これは元ネタがあって、ライターの中尾賢司さんがやってる文芸誌をナナメに読むブログからきてます。このブログ最近更新ないんだよなあ。超面白いんだけど。ここで昔やってたゼロ年代のJ-POP総括みたいなの読んだのも、今回ブログを始める遠因になってます」

司会者「あのブログは本来は書評ブログだったらしいですが、小沢健二から連合赤軍まで話題が幅広いですね」

レジー「こちらのブログも、音楽を中心において読む人の知的好奇心を刺激する内容にできればと思ってます。あくまでも努力目標ですが」

司会者「具体的な内容についてはこれからという感じですか?」

レジー「なんとなくテーマは見えていて、最近音楽周りで個人的に疑問に感じてることがいくつかあるので、それへの答えに辿りつけるようなことを書ければと思ってます。今気になってるのはこの辺。

・なぜ洋楽を聴かなくなったのか:洋邦の分断
・なぜJAPANがつまらなく感じるようになったのか:自分語りジャーナリズムの飽和、「権威づけ」が不要な時代、進むタコつぼ化、「AKB以降」の文脈を無視することの限界
・なぜアイドルを聴くようになったのか:芸術と芸能、わかりやすいシーン構造
・なぜ「最近の音楽は知らないなー」と言う人が周りに増えたのか:ポップカルチャーにおける音楽の相対的地位の低下
・なぜロックインジャパンの客をうざく感じるようになったのか:フェスカルチャーのリア充化、「レジャー」としてのロック「フェスティバル」

あくまでも自分が当事者として感じたことをスタートして、今のシーンで起きていることの本質に迫りたいなと」

司会者「当事者として本質に迫ると。YouTubeのせいで音楽が売れなくなった、的なしょうもない業界団体とかいけてない広告マンとかみたいなことを言わないってことか」

レジー「勝手に文脈補強してる部分は僕の意見ではないということを付け加えておきます」

司会者「おれがあいつであいつがおれでってことですね。ではそろそろお時間なので、最後に今後の予告的なものがあれば」

レジー「とりあえずリスナーの状況を定量的に把握しておきたいので、一応の公式資料として日本レコード協会から出ている「音楽メディアユーザー実態調査」について見てみようかなと。こっから何か言えることがあればネタにしようかと思ってます」

司会者「公開情報は一部っぽいですが、昔の調査結果も見れるみたいですね」

レジー「調査項目も統一されてなさそうだから経年比較とかできないだろうし、何かを語るには不十分かもしれませんが。いまいちだったら、夏だしフェスの話でもしましょうかね」

司会者「できるだけ早めの更新を期待しています」
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