レジーのブログ LDB

「歌は世につれ、世は歌につれ」でもなくなってきた時代に。  ※15/4/23 世の中の状況を鑑みてfc2からこちらに移しました

ご連絡はレジーのポータルの「contact」よりどうぞ。(ブログ外の活動もまとめてあります)

2013年01月

歴史が生まれた夜 TRICERATOPS 12-Bar "13" (2013/1/26 中野サンプラザ)

レジー「トライセラの中野サンプラザ公演に行ってきました」

司会者「2011年からやっている「12-BAR」という小会場でのアコースティックライブ企画の特別編ということで」

レジー「このシリーズの様子は動画がいろいろ落ちてるのでぜひ見てみてください。たとえばこんなのとか」



司会者「この動画はスガシカオと一緒にやってますけど、シークレットゲストがとにかく豪華なんですよね。ゆずからオカモトズ、松たか子まで」

レジー「このバンドの求心力というか、ミュージシャンからの信頼感みたいなものが見えるよね。で、今回の中野サンプラザでのライブもゲストとしてKAN、山崎まさよし、吉井和哉がアナウンスされていました」

司会者「このメンバーだけでいいライブになることは見えてましたよね」

レジー「うん。ただ、そういう期待を軽々と上回る凄まじいライブでしたよ。ざっくりした感想は直後にツイートしたので貼っておきます」













司会者「思わず買ってしまったってのはこれですね。このイベントのこれまでの様子を紹介する本と、「宿題曲」として演奏してきたカバー曲のCDがセットになったもの」



レジー「5000円と決して安くはないわけだけど、終演後とぶように売れてましたよ」

司会者「このCDに収録されている松田聖子「瞳はダイヤモンド」のカバーはライブでも演奏されました」

レジー「モータウン風味にしちゃうところがこのバンドらしいですね。「アコースティック」と一口に言うと何となくレイドバックした感じのものをイメージしがちだけど、トライセラはそういうところから完全に自由になってるよね」

司会者「むしろ破壊力が増していたのではとツイートしてましたが」

レジー「そうね。特に感じたのが本編ラストにやった「ロケットに乗って」なんだけどさ、あの特徴的なリフがアコギの音でとんでくる威力たるやすごかったよ。アコギでやる分、弦をアタックする感じとかそういうのがダイレクトに伝わってくる印象を受けました。もともと3ピースっていうごまかしの効かない編成でやってるわけだけど、それでアコースティックアレンジにするってのは「贅肉そぎ落とされた体をさらに絞る」みたいなトライだと思うんですよ。そんな状況でちゃんと音楽として成立させてる、それも見方によってはもっとハイレベルな境地に到達させている、ってのはほんとすごいと思うわ」

司会者「バンドとしての基礎体力が違う感じでしたね」

レジー「ほんとそうね。並大抵のことじゃないよ」

司会者「そこに加えて大物ゲストがばんばん出てくるんだから贅沢極まりないですね」

レジー「うん。それぞれのゲスト周りの話についてはロッキングオンのサイトでもレポートされてるので概要はこっちを見ていただければと思うんですけど、あれだけ本格的にすごい人たちが出てくるといろいろ感じる部分はあったね」

司会者「最初のゲストだったKANは謎のサンバ衣装で登場しましたね。「客席が見えなくなった!」「音の聴こえ方が変わった!」とメンバー大騒ぎしてました」

レジー「あの人こういうときよく変な衣装で出てくるよね。前J-WAVEのイベントで平井堅のゲストで出てきたときはバグパイプ抱えて出てきた覚えが」

司会者「目立ちたいんですかね」

レジー「いや、たぶん彼なりの照れ隠しだと思うんですよ。ああいう「才能ありすぎて恥ずかしいからわざと調子はずれのことをやる」みたいな人ってたまにいますよね。竹中直人とか。氣志團の翔やんにも同じにおいを感じます」

司会者「変な格好で出てきましたが、「世界でいちばん好きな人」は沁みましたね」



レジー「うん。何気にあの人の名曲率すごいと思うわ。もっと一般的に聴かれてもいいよね。コブクロよりはるかに泣けるし結婚式とかにもマッチするはず」

司会者「KANの次に出てきたのは山崎まさよしでしたが、1曲目は和田唱が最初ギターを置いてたので彼のギター1本でしたね」

レジー「和田唱も「まさよしさんと共演できていちギタリストとして嬉しい」みたいなこと言ってたけど、あの人のギターほんといいよね。「アコギ抱えた歌うたい」ってイメージが強いけど、本来は奥田民生和田唱の流れ、つまり「歌えるギターヒーロー」って文脈で語られるべきだと思います」

司会者「以前ロックインジャパンで見た時の3ピース編成すごかったですよね。もう10年以上前ですけど」

レジー「あれはフジのグリーンステージでも全然いける。で、次が吉井和哉。まず見た目がかっこよかった。しゅっとしてるし」

司会者「カリスマ性すごかったですね」

レジー「うん。声の伝達力もすごい。でかくて芯があって」

司会者「トライセラの「I GO WILD」の後にイエモンの「球根」が披露されました」

レジー「あれは迫力あったね。最初の話ともつながるけど、アコースティックバージョンであれだけパワーを出せるトライセラはほんとすごい。歌は言わずもがなですよ」

司会者「で、シークレットゲストで小田和正と」

レジー「これはマジで鳥肌が立った」

司会者「「FEVER」と「ラブストーリーは突然に」をやりました」

レジー「小田さん入ると即興で裏メロをつけてくれるのがいいよね」

司会者「トライセラのデビュー時にアルバムをヘビロテしてたなんて話も出ました」

レジー「佐野さんにも「ラズベリーは名曲!」って絶賛されたり、大御所に評価されるよね。何か「グッドオールドロックンロール」が日本に持ち込まれて、良さを残しつつ日本らしく咀嚼された!みたいな感じがするんだろうなと思いました」

司会者「和田唱が「クリスマスの約束」に出た縁でってことですよね」

レジー「最近マンネリを感じないわけでもないけど、あの番組が日本の音楽シーンにおいて果たしてる役割って結構でかいんだなあと改めて感じました。で、ゲストのパフォーマンスも含めて、このライブに通底してたのは「過剰なまでのサービス精神、コミュニケーションへの希求」だったと思います」

司会者「ゲスト絡みの演出ひとつ取っても凝ってましたね」

山崎まさよし
登場して「シラフの月」をプレイ→1曲で退場→和田「まさよしさんはツアー中で、今日もこれからライブがあるから・・・」→その後、MCの流れで林が「中野サンプラザ」を「サンプラザ中野」と言う→和田「これは責任とってもらわないと」→林ボーカルで爆風スランプの「RUNNER」を3人でプレイ→和田「すごい似てるね!俺もこれに負けないやつあるよ」→和田ボーカルで「セロリ」を3人でプレイ、ボーカル超似てる→「何がきっかけでどんなタイミングでまさよし帰ってきたの~」と歌いながら山崎まさよしステージに登場(実は口パクで本人が裏で歌っていた)

小田和正
メンバーが客席に感謝を述べる→林「言葉にできないね」→和田「ほんとそうだね。ちょっとやってみよう、即興だけど」→「言葉にできない」を演奏、客席に歌わせる→そのまま「FEVER」へ→真ん中に椅子とマイクがセットされる→(あれ、また吉井さんでも出てくるのかな?)→ステージ脇から小田和正走って登場


レジー「随所に和田唱の小芝居が入ってるのがえらい。で、小田さんのMCですごく考えさせられるものがあったんですけど。メモってないので厳密ではないですが、大意はこんな感じです」

和田君はMCがうまいから何だか懐かしい気持ちになる。昔はMCがうまい人しか売れなかった。俺は楽屋ではよく喋るんだけどMCは全然できなかった。

司会者「ほう」

レジー「このMCの後の「ラブストーリーは突然に」の最後、小田さんは歌いながら客席まで下りて目についたお客さんにマイク向けてワンフレーズ歌わせるみたいなことやってたんだけど。「クリスマスの約束」でもやってたし、たぶん定番パフォーマンスなんでしょう。別に今の小田さんがMC下手だとは全く思わないんだけど、彼なりのお客さんの楽しませ方なんですよねきっと」

司会者「歌だけじゃなくて、その日のステージ全体でお客さんを100%満足させるにはどうしたらいいのかってことを考えているってことですよね」

レジー「うん。で、その「お客さんを100%満足させるにはどうするか」ってのが徹底的に考えられた結果が今回のライブなんだなあと思いました。音楽面でも、その他の面でも。そういう意識があるからこそ、トライセラにはいろんなミュージシャンを引き付ける力があるんじゃないかなと」

司会者「和田唱がたまにMCで力入りすぎて空回りしそうになるときもありますが、あれもどうやったら楽しんでもらえるか?お客さんとつながれるか?をストイックに突き詰めてる結果なんですよね」

レジー「たまにテンパってる和田唱がエレカシ宮本に見える時があったんですよ。何かそういう「どうにかして伝えたい!」みたいな切迫感をすごい感じるよね。そういうものが「音楽への愛」と一緒に表出されていたのが昨日のライブだったと。本当に最高でした」

司会者「わかりました。ぼちぼち締めたいと思うのですが、何か言い残したことがあれば最後にお願いします」

レジー「そうですねえ。まああれだよね、15年選手がホストで大ベテランがゲストで出るライブでこんなことやられちゃったら若いバンドは立つ瀬ないよね」

司会者「先輩が元気なのもそれはそれでしんどいですよね」

レジー「ただ、昨日のライブはいろんなバンドが見習わないといけない点があったような気がします。さっきの小田さんのMCの話って、「音楽の実力で評価されるいい時代になった」ってポジティブな話じゃなくて、「喋りも含めて不特定多数を巻き込もう!という意思が薄れつつある」ってことなんじゃないかなと思うんですよ。「わかる人にわかればいい」が蔓延してるのでは、っていう問題提起にもなってるような気がして」

司会者「シーンがタコツボ化していく中で、もしかしたらそういう傾向はあるのかもしれないですね。その方がどう考えても楽ですし」

レジー「去年世界の終わりが「ENTERTAINMENT」ってタイトルのアルバムを出したことが過剰に評価されてるけど、ポップミュージックはいつの時代でもエンターテイメント以外の何物でもないわけで、あのアルバムへの評価はシーンにおける「人を楽しませよう」という気持ちの不足を逆説的に表してると思うんですよ。そんな状況において、「トライセラっていうほんとに実力のあるバンドが」「同じように、もしくはそれ以上に実力のあるミュージシャンと一緒に」「音楽を主軸にした形で」「さらにそれをどうやって伝えるかまで考え抜いた結果として」「究極のエンターテイメントを生み出した」ってのはものすごく大きいと思います。ほんと素晴らしかった。パッケージ化するかな」

司会者「広く見られるべきライブですよね」

レジー「うん。もしパッケージ化されなかったら、もうこれは残念でしたと言うしかないね。昨日のライブはマジで日本のポップミュージックの歴史に残ります。打ち上げの写真を見て確信しました」




司会者「ほんとそういうメンバーですもんねこれ」

レジー「「歴史」という面ではまだまだ英米には及ばないかもしれないけど日本にも積み重なってきてるものが徐々にあるから、こういう取り組みは今後も増えていくといいですね。正直この流れに連なる若いミュージシャンがあんまり思いつかないんだけど、ぜひ後に続いてほしいなあと思います。今月は七尾旅人、くるりと3回ライブ行ったけど全部大当たりだな。幸先良いです」

司会者「わかりました。では次回はどうしますか」

レジー「うーん、この前予告した最近バズってたブログの話をしようかと思いつつあんまりまとまってないんだよね。ちょっと考えさせてください」

司会者「できるだけ早めの更新を期待しています」

アイドルと自意識、アイドルの自意識8 - ゆきりんとみいちゃんから考えるAKBの現在地

司会者「以前このブログでMARQUEEのアイドル特集について取り上げましたが、直近の号でも再びアイドル特集を展開しています。表紙は私立恵比寿中学です」



レジー「まだちゃんと読んでないんですが、前回茶々を入れたリード文では結構いいこと言ってるなあと思いました」

課題、いや次も見える。接触ゆえに現場主義な昨今、どうしても盛り上げる為に音楽もアッパー傾向。その沸点はアップアップガールズ(仮)の「UPPER ROCK」で達したはず。さらに浸透するにも、飽きさせない為にも急務なのは、ダイナミズム(押し引き)。必要なのはバラードにスロウダンスだ。

司会者「10月に見たイベントの感想とほぼかぶってますね」

レジー「「UPPER ROCK」が沸点なのかはわからんが、内容はおおむね同意ですね」

司会者「とは言いつつも、今の傾向に歯止めをかけるのはなかなか難しいですよね」

レジー「希望の光だったトマパイも止まっちゃったしね。で、グループアイドルではありませんが「アイドルポップス」というものを大きく見た時、こういう状況に対してゆきりんのソロが風穴を開けるのではないか、という期待をしていたわけですよ」

司会者「以前も「シンガーソングライター路線」にいくのでは?という話をしていましたね

レジー「この時にも触れたようにゆきりんはいつの間にか「AKBアート方面目配せ機能」を請け負っているわけで、最近でも中村佑介と2回目のコラボをしたり「ミエリーノ柏木」という「とりあえず実験的()なことやってみました」みたいな深夜ドラマに出たりしてます。そんな流れの中でソロ曲も何か仕掛けを入れてくるのかなと楽しみにしていました」

司会者「その結果がこれです」



レジー「なんだこの劣化版I wishみたいな曲は」

司会者「もうちょっとやり様があったんじゃないかという気がしますね」

レジー「これならフレキスでやりゃいいじゃん」

司会者「フレキスにしろゆきりんソロにしろ適度にださくないと落ち着かないからこれで良いなんて反応もありましたが」

レジー「まあ言ってることはわかります」

司会者「しかしAKBの派生作品もなかなか厳しい感じになってるんですかね。ある種「企画もの」だったとはいえ河西智美のソロも大して盛り上がらなかったし」

レジー「ちゃんと数字見てないから印象論だけど、まゆゆくらいじゃないか健闘してるのって」

司会者「ユニットに関してはメンバーの脱退とか地方グループとの兼務とかで難しくなってる部分もありますね」

レジー「Not yetなんて大島優子以外3人とも兼務だしどうなるんだろうか」

司会者「一方で地方グループは元気がいいわけで、派生ユニットの存在意義というものを考え直す時期にきてるのかもしれないですね」

レジー「そうねえ」

司会者「そんな中、初期メンバーで構成されていることもあり完全に「不動の3人」になっているグループとしてノースリーブスがありますが、新しいシングル「キリギリス人」がリリースされました」



レジー「ゴールデンボンバーの鬼龍院翔が曲を作ってますね」

司会者「このタイミングでの起用ってのはスピード感がありますね」

レジー「そうですね。この人選については単にタイミングがいいってだけではなくて、すごく理に適ってるなあと思いました」

司会者「ほう」

レジー「このグループって、僕の中では「主要メンバーが組んでるユニット」って認識しかなくて曲もほとんどスルーしてたんですよ。何か一回テレビで見た曲が超絶ダサくて、あーこりゃ聴かなくていいなと思ったことがあって。ただあんまり聴かず嫌いするのあれかなと思って、ちょっと前の作品ではありますがアルバムを聴いてみました。そしたら」

司会者「90sJポップ感満載でしたね」



レジー「うん。歌謡ロックというか、たとえばAKBでいうと「言い訳Maybe」みたいなタイプの曲がいっぱいあって。こういう文脈でやってる人たちなら、ゴールデンボンバーの人が絡むってのはすごく必然性のあることだなあと。ナタリーの記事で「これまでのノースリーブスのイメージを打ち破る楽曲となっている」なんて書いてあったけど、完全に延長線上にある曲だと思うんだよね。で、注目すべきはカップリングに入ってるそれぞれのソロ曲なんですけど」

司会者「たかみな曲は小室哲哉、こじはる曲は石野卓球、みいちゃん曲は川本真琴が作ってます。特定世代の人たちにはたまらない人選ですね」

レジー「90s感ってところからこういう並びにできるってのが王者のやり方だなあと」

司会者「小室哲哉と石野卓球って並びが面白いですね」

レジー「卓球のwikiに載ってるこれね」

小室哲哉所有のフェラーリに、自身の性器をなすりつけ「ここから腐るぞ」と言った。

司会者「これほんとなんですかね」

レジー「なんか卓球がオールナイトニッポンで話して、小室哲哉もそれを聞いたとかそんな話らしいんですね。また聞きですけど」

司会者「この辺の話は2010年のkaikooで七尾旅人がネタにしてましたね」

レジー「ちょうど見に行ってたんですけど、「今から仲裁する」みたいな話で「I’m proud」と「虹」をメドレーでカバーするってのをやってました。あれ良かった」

司会者「そしてその2人に加えて川本真琴です」

レジー「川本真琴ライブ行ったなあ。97年の渋谷公会堂。当時高1の夏休み。懐かしい」

司会者「最初のアルバムが出た直後ですね」

レジー「「やきそばパン」って曲で本人がやきそばパンを投げる演出があって、僕の席の近くに飛んできたんですけど。一緒に行ってた友人が遠慮して隣の人に譲ったんだけど、そうやっていい人ぶったことを帰りにすごく後悔していた記憶があります」

司会者「あのアルバムは何気に名盤ですよね」



レジー「今でもたまに聴きますよ。で、みいちゃんソロ曲の「君に恋をした」なんですが、これは音源を貼っておこう」



司会者「うーん素敵」

レジー「これかなりいい曲なんじゃないかな。感激しました。興味ない方もぜひ一度聴いてみてください。歌詞に具体的な季節は出てこないけど、AKBの今年の桜ソング「So Long!」よりもよっぽど春らしいときめき感と切ない感じがあるよね」

司会者「てかゆきりんの曲とクオリティ違いすぎませんか」

レジー「うん。どうにもチープ感が否めないゆきりんの曲に対して、みいちゃんの曲には堅苦しくなり過ぎないかわいらしさと華やかさがあるよね。歌詞もそうですよ。ゆきりんがこの期に及んで幼馴染との恋みたいな愚にもつかないことを歌わされてるのに対して、「ロマンティックマジック」って印象的なフレーズを使いながら恋に振り回されてる感じを「適度に具体的、適度に抽象的」なバランスで表現して最後に「恋するより愛したい、切なさはいらないから温めあいたい」と告げるのがみいちゃんの曲」

司会者「絶望的な差を感じますね」

レジー「こっちの曲をゆきりんに歌わせてほしかったですねほんとに。川本真琴の曲でソロデビュー、とか今後のことを考えてもパーフェクトだったんだけど」

司会者「単純にこんないい歌がカップリングってのももったいないですしね」

レジー「ほんとそうですよ。とりあえず僕はこの先歌番組に出るであろうゆきりんを毎回がっかりしながら見てると思います」

司会者「わかりました。ぼちぼちまとめに入りますが、今回のノースリーブスのシングル、特にカップリング曲の展開について「いよいよAKBがサブカル方面の刈取りに入った」みたいな捉え方をしてる人もいるようですがそれについてはどうですか」

レジー「うーん、どうなんだろうね。さっき紹介したゆきりんの記事とかその前の記事で書いたように、AKBってすでに「そっち側の人たち」が反応するようなクリエイターを過去にも起用してるんですよね。だから今までもやってきたことが今回たまたまノースリーブスに寄せられたってだけのような気もします」

司会者「まあ確かにそうですね」

レジー「それを踏まえて今回の展開に新しい点があるとすると、今回こだわったクリエイターの人選が「ビジュアルに関わる人たち」じゃなくて「楽曲制作に関わる人たち」だったってこと」

司会者「確かに今まではアートディレクターとかPVの監督とかばっかりでしたね。いよいよAKBが音楽面での勝負をするのか」

レジー「ここからは100%僕の推測なんですけど、今回のノースリーブスの評判が良かったらこの手の展開が本格化するんじゃないかと思います」

司会者「ここは期待を込めての予測ですね」

レジー「そうですね。シーンを見渡すと、音楽を売りにしてるアイドルはなんだかんだで結構苦戦している。一方で、ももクロに顕著なヒャダイン型の詰め込み系ソングも出てきた当初に比べるとスタイルとして手垢がついてきてる。ハロプロ界隈は正直あんまよく知らないんだけど、おそらくあのあたりからがつっとメインストリームに浮上してきそうな感じも現状ではない」

司会者「以前書いた「AKBが保守本流を行き、その周辺で多様化が起こる」っていう構造自体がちょっと辛くなってきてる感じはありますよね。「周辺」での淘汰もさらに進むだろうし」

レジー「そういう中で、「単にベタなだけではない、でもわかりやすい素敵なアイドルポップスをやる」ってポジションが空いてるわけですよ。で、ここで以前も引用した秋元康の「月刊カドカワ」での発言を紹介したいんですけど」

僕がいちばん言われたい言葉っていうのはさ、“・・・・意外と、イイよねぇ~?”なんだよね(笑)

司会者「今のシーンは、「普通にいい歌」方向に振ると「意外といいよね」と言われやすい状況になっていると」

レジー「はい。で、作ってるのが今回のノースリーブスのカップリング群のような作家だと、「え、あんな人がAKBの曲書くんだ?」っていう「意外」感に寄与するわけです」

司会者「なるほど」

レジー「実際のところはたぶん秋元康はこんなこと考えてなくて、本当に「直感」なんだと思うんですよ。ただ、その「直感」を元にしたアウトプットがああいう90sオールスターズみたいなコンポーザーチームだったってのにはやっぱり何か意味があると思うんですよね。僕としてはAKBは見てて楽しいし好きな子もいっぱいいるけど、とにかく音楽が退屈なのが不満だったのでこういうのは大歓迎です」

司会者「ノースリーブスをこういうことやるユニットにするもよし、若手メンバーでこっち系を引き受けるユニットを作るもよし、もちろん本体でがっつりやるもよし、いろんな展開が考えられますね」

レジー「形式は何でもよいので、この流れを途切れさせないでほしいなと。今後のAKBのためにもなるし、アイドルシーンのためにもなるんじゃないかな。そのあたり引き続きウォッチしていきたいと思います」

司会者「わかりました。ではこの辺で終わりましょう。次回はどうしますか」

レジー「そうですねえ。またリスニング環境系の話がバズってたから絡めてもいいかなあ。現状ノープランなのでちょっと考えます」

司会者「できるだけ早めの更新を期待しています」

ノスタルジーとの向き合い方(ストーンズバーとHMVを起点にした雑談)

司会者「少し前の話になりますが、昨年末にアップした「「洋楽離れ」と「ビール離れ」の話」がガジェット通信に掲載されました

レジー「その他のニュースサイトにもいくつか配信されたみたいですね。ありがとうございます」

司会者「広く読んでいただける機会を得られるのはありがたい話ですね。何かあればお声掛けよろしくお願いします」

レジー「あの記事では「洋楽を聴かない人」という事象をビールのアナロジーで説明してみたのですが、最近それと関連性があるようなニュースがありました

サントリー「ストーンズバー」販売終了へ 若者に浸透せず…売り上げ目標半分

 サントリー酒類は15日、英国のロックバンド、ザ・ローリング・ストーンズの結成50周年を記念して昨年発売した「ストーンズバー」シリーズの販売を終了する方針を明らかにした。

 売り上げ不振のためで新規生産はせず、現在の在庫分をもって終了する。交渉5年、巨額の契約金を払い、ミック・ジャガー本人も気に入ったという商品だったが、ストーンズを知らない若者には浸透しなかった。

 ストーンズバーは、ストーンズのロゴである「ベロマーク」をあしらった新ジャンルのビール類とかんきつ系のハイボール、栄養ドリンク風味のカクテルの3種類を昨年6月から展開。ビール離れが進む20~30代の若者層を取り込む狙いだったが、売り上げは「目指したものに届いていない」(相場康則社長)と、想定の半分程度にとどまった。昨年10月に発売した、50年ものの原酒を使った150本限定の「50周年記念ウイスキー」(50万円)だけは好評で、団塊世代のファンや高級飲食店を中心に完売したという。

司会者「結構話題になってましたね。販売終了がニュースになるだけマシという感じもしますが」

レジー「ほとんどの商品はひっそりと死んでいくからね。で、よく知らない商品だったので発売時のリリースとか開発者のインタビューとか見たんだけど、これ完全に「ストーンズありき」の商品開発だったのね。サントリーの宣伝部長の方のコメントがこんな感じ

「そこ(注:若い人はストーンズの音楽は知らないがマークへの認知度は高く、「かっこいい、テンションが上がる」という反応が多い)に着目し、若い人のビール離れ、酒離れに歯止めをかけるため、マークを商品開発に生かそうと考えた。『団塊の世代』のロックファンには、新しい軽めの酒として楽しんでほしい。期間限定の専用バーも18日、東京・六本木にオープンする」

--普通は商品を作ってから宣伝を考えるのでは

「今回は『逆転の発想』を取った。不景気で閉塞感のある世の中に一石を投じ、『さすがサントリー』と言われるような、新しくてわくわくすることをしたかった。伝統の『やってみなはれ』精神が生きたと思う」


司会者「きっと調査したらそういう結果が出てきたんでしょうけど、若者とるのにストーンズってどうよってツッコミは社内でなかったんですかね」

レジー「こういうのは調査より直感の方が正しかったりするよね。回答者も空気読んで答えたりするし。そこまで踏まえて社内を通すのが難しいのは経験上わかるんですけど」

司会者「超高価格の限定商品が完売したってのもまた何だか切ないですね」

レジー「商売相手を見誤った感が強調されちゃうからねえ。ライフスタイルの提案とか言ってカテゴリー横断商品にしたら正体不明になっちゃったとかコンセプト設定における典型的なミスなわけで、サントリーともあろう会社がどうしたんだろうって感じですね。で、この件は先日の記事で指摘した「洋楽を聴こう運動」がはまっている問題とも通じるところがあるなあと」

司会者「具体的には」

レジー「最初に思ったのが、ターゲットがものすごく「記号的」なんですよね。実在感がないというか。この商品のリリースにこんなことが書いてあるんですけど

流行に敏感な若者が集うクラブやダーツバー、カラオケなどでも気軽にお楽しみいただけるよう、スタイリッシュな瓶入りアイテムも取り揃え、仲間とのパーティーシーンを盛り上げます。

司会者「うーん、何となくリア充っぽい人を想像してるのかしら」

レジー「イメージできなくもないけど、ほんとにそういう場所に「流行に敏感な若者」がいるのかって話ですよね。完全にファンタジーの世界。「洋楽を聴こう運動」における「10代・20代前半のロック好き少年」っていう漠然とした想定ターゲットと同じものを感じました。で、じゃあ仮にそういう人たちがいたとしましょう。その人は今でも何かしら飲み物を飲んでますよね。それがアルコールなのかノンアルコールなのかはわからない。そういう人たちが、今飲んでるものではなくてこのストーンズバーという商品を選び取る理由は何なのかって話です」

司会者「それがストーンズのマーク、って言いたいんでしょうね」

レジー「まあそれじゃ買わないわな、少なくとも「ストーンズはよく知らないけどベロのマークはかっこいい」くらいの認識の人たちは」

司会者「ストーンズというものに何の特別感も感じてないわけですからね」

レジー「うん。これも「洋楽を聴こう運動」で言うと、「今邦楽で十分楽しんでるんだけど、なぜそうやって楽しんでる時間を洋楽に割いた方がいいの?」って問いに対する答えが「それは洋楽だからです、つまり海の向こうの本物だからです」以上のものがないのに近いなあと」

司会者「「一部の人だけが共有している特別感」をベースにしてるコミュニケーションはその「外」の人たちには伝わりづらいですよね」

レジー「ほんとそうね。ここは完全に自戒の念も込めてなんですが、ストーンズバーの件は「“特定の音楽に対するおっさんのノスタルジー”が市場でワークしなかった例」としてすごくわかりやすいなあと思いました」

司会者「確かにそうなんですが、ノスタルジーから完全に逃れるのも難しいですよね」

レジー「まあそれはそうなんですよね。最近もそういうノスタルジーがくすぐられるニュースがあったんですけど

音楽ソフト販売の英HMVは14日、販売不振で資金繰りに行き詰まったことなどから大手会計事務所のデロイトを管財人に指定したと発表した。事実上の倒産に当たり、今後は営業を続けつつ事業の引受先を探す。

HMVは英国とアイルランドで約240店を運営。2012年5~10月期決算で3600万ポンド(約52億円)の最終赤字を計上した。年末商戦でも巻き返せず、自力での経営再建を断念した。

英HMVは1990年に日本に進出したが、07年に日本事業を大和証券系の投資ファンドに売却。10年にはコンビニエンスストア大手ローソンが買収している。


司会者「これねえ」

レジー「改めて思ったけど、今やタワーもHMVも日本は別法人ってのが何とも言えないよね。僕中2のとき家族旅行でロス行ったんですが、向こうのタワレコで買い物するのがすごく嬉しかった記憶があります」

司会者「今ではモリッシーが渋谷タワーレコードに興奮する時代ですからね

レジー「HMVはローソン、タワーは筆頭株主はドコモだけどセブンアンドアイの資本が入ってるわけで。こういう座組みで何かしらシナジーは出てるんですかね。全然戦略的に取り組んでる感じがしないんだけど。ローソンとHMVの合同店舗とか、アリバイ作りのためのコラボって匂いがぷんぷんする」

司会者「通販で買った商品がコンビニ店頭で受け取れるサービスはあるみたいですね」

レジー「うーん。まあなんかセブンやローソン陣営にとっては「品ぞろえの一つ」くらいでしかないんだろうね」

司会者「今となってはタワーにもHMVにも特別感なんてないんでしょうしねユーザーサイドから見ても。どこにでもあるし」

レジー「きっとそうなんだと思う。さっき中学生の時アメリカのタワーに行くのにわくわくしたって話をしたけど、当時千葉のベッドタウンに住んでた僕は都心のタワーやHMVに行くってこと自体が「イベント」だったんですよね。僕はタワー派だったんですが、最初は池袋のピーパル、渋谷が今の場所に移ってからは渋谷に行ってました」

司会者「渋谷タワーの建物が昔はビル全体で子供服だかおもちゃだかを売ってるデパート的なものだったとか知らない人多そうですね」

レジー「リニューアル前のトイレに名残があったよね。で、僕が渋谷タワーに通いだした当時は「渋谷系」的な波もひと段落してたわけですが、渋谷HMVがそういうムーブメントを生んだ特別な場所だったってのは知ってました。渋谷タワーをがっつり見て、HMV、WAVEと回って帰ってくる感じでしたね。お金ないから試聴ばっかりだけど」

司会者「YouTubeもフリーDLもない時代の情報収集ですな。渋谷HMVに対する特別感ってのは多くの人が感じていたわけで、渋谷HMV閉店発表時に拡散されたこの有名なエントリーにもその感じが表現されてますよね」

レジー「これ改めて読んで、自分の実感値も踏まえて昨今の洋楽関連の議論に無理やり接続させるとすると、このブログに書かれているような時代ってたぶん「洋楽を聴くこと」そのものというよりも「こういうお店に洋楽のCD/レコードを買いに行く」ことがかっこよいとされてたんじゃないかなと思いました。ここに行かないと手に入らない情報が発信されている外資系CDショップとか、その界隈のごちゃっとした小規模レコードショップ群とか」

司会者「この辺の話は以前も少し触れてますが、行ってましたもんね宇田川町とか西新宿とか」

レジー「うん。スウェディッシュポップの流れからzestに行き、ブートレグ求めて西新宿へ。学校がその辺だったから行きやすかったってのもありましたが。電話帳みたいなCDショップガイドを持ってました。中高生でそういうことしてるのはまあまあスノッブだったと思いますが、今考えるとあれもかっこつけの一種だったなあ」

司会者「男子校だからかっこつけてもしょうがないのにね」

レジー「対異性とは違った論理の話だよね。今ではタワーもHMVも郊外に普通にあるし、zestもとっくになくなり、未知の音楽聴きたけりゃネットにアクセスする時代なわけで、CDショップの持つ「文化発信基地としての特権的な立場」が相対的に薄れてきた。そういう中で「洋楽を聴く≒洋楽のCDを買いに行くという“ポーズ”をライフスタイルとして取り入れて周囲にアピールする」層が完全に剥がれていった、もしくは流入しなくなった。「洋楽離れ」的な話にはこういう側面もあるんじゃないかなと思いました」

司会者「「洋楽離れ」にとどまらず、「音楽離れ」とも関係のある話かもしれないですね。長くなってきたのでそろそろまとめに入りたいんですけど、最近の代官山蔦屋とかリニューアルした渋谷タワー、特に2階の雰囲気が顕著ですが、ああいう動きは「文化発信基地としての特権的な立場」を取り戻そうという動きともとれると思うのですが」

レジー「どっちも書籍を扱ってるから音楽の話にどこまで引きつけていいかわかんないけど、そういう文脈で語れるんじゃないかな。まあでもこれもストーンズバーと同じで、気を付けないと「あーおっさんたちは昔こういう感じ好きだったのね、俺らには関係ないけど」ってなるよね」

司会者「タワーに関しては、地下フロアをドミューンと連携させたりして新しい取り組みもしていますよね」

レジー「そうですね。そういう意味ではタワーには期待していますよ。T-Palette Recordsの展開も含めて、リアルとバーチャル、旧来型の「おしゃれ感」と今の時代らしい「最先端感」をハイブリッドしようとしてるわけで。ここ最近のエントリーで音楽ジャーナリズムどうよって話をしてましたが、タワーの取り組みの方がある意味よっぽどジャーナリスティックですよね。こういう動きの中から文化としての音楽の新しい在り方が出てきたらいいなあと思います」

司会者「わかりました。では今回はこの辺で。次回はどうしましょうか」

レジー「そうですねえ。そろそろドキュメンタリー映画も始まるし久々にAKB話やろうかなあ。予定は未定ということで」

司会者「できるだけ早めの更新を期待しています」

だからパスピエのこと「ポスト相対性理論」っていうなって

司会者「年が明けたわけで、「今年ブレイクするのはこいつらだ」的な特集がちょこちょこ出てきますね」

レジー「ちょうどカウントダウンTVでもやってましたね。1位がももクロで「え???」ってなったんだけど」

司会者「まだブレイクしてないんですね」

レジー「誰にアンケートしてるのかもそもそもの「ブレイク」の定義もよくわかんないんだけど、こういうのに入るのがももクロだけってのがアイドルシーンの現状かもね。今年はさらに淘汰が進むだろうねあのシーンは」

司会者「この手の特集で最近注目度が高いのが、iTunes Storeの選出するやつですね」

レジー「相対性理論、サカナクション、テレフォンズ、androp、andymoriとかね。耳の早い人はもう聴いてるけどここからさらに・・・ってタイミングで選ばれてるのが多い印象」

司会者「で、その特集の2013年版にパスピエが選ばれました

レジー「いやーこれはほんとに喜ばしいことですね」

司会者「フォロワーが増えてから地道に過去のパスピエ記事を紹介していた効果が出ましたね」

レジー「直接的には全く関係してないと思うけど、年末の佐々木俊尚さんのRTのときにも「パスピエって初めて知ったけど超いいな!」みたいな反応結構あったんですよ」

司会者「洋楽離れビール離れロックとアイドル関連の記事でフォロワーが増えた時も、必ずいくつかは「このブログでパスピエ知ったけど気に入った」みたいなのが出てきますよね」

レジー「そうそう。もっと広がれば絶対支持を獲得できるバンドなんですよ。ここからパスピエの快進撃が始まりますよ」

司会者「年初にいろんな発表がまとめてありましたのでここでまとめておきます」

・1/9 「名前のない鳥」iTunesで配信
・3/20 「フィーバー」初シングルとしてリリース
・4月 自主企画「印象A」 東京、大阪で開催
・山下智久の新曲「怪・セラ・セラ」の作詞作曲を担当(リリース未定、日テレ「心療中 -in the Room-」主題歌)
・ついに顔出し


レジー「予想外のケチャドバ来ましたね」

司会者「サッカー興味ない人にはわかりづらいネタを出さないでください」

レジー「失礼しました。以前の記事にも「もっと攻めるなら顔出しも必要では?」って書いたけど、一気に行くならまあそうするよね」

司会者「大きいところでは山ピーですか」

レジー「うん。これはすごいよ。メジャーデビューの時露出が地味だったから「一番のチャンスなのにこんな感じで大丈夫かな」と不安に思ったんですが、まさかここまで派手なネタを持ってくるとは思わなかった」

司会者「「愛・テキサス」では相対性理論の2人が曲提供してたわけですが」

レジー「ここでは「ポスト相対性理論」っていうコピーが役に立ったかもね。ドラマのエンディングでちらっと聴けただけだけど、完全にパスピエ印だった。早くフルで聴きたい」

司会者「「名前のない鳥」についてはすでに配信が始まっています」



レジー「パスピエの曲って、イントロからガツンと来る感じの曲と抑え目に入ってじわじわ盛り上げていく曲があると思うんですが、今回のは後者ですね。強いて言えば「わたし開花したわ」収録の「うちあげ花火」タイプか」

司会者「サビでメロディラインが上がっていくところはすごい解放感がありますね」

レジー「鍵盤とギターのバランスとか、かなりマーケットを意識してきたんじゃないかなあと思いました。売れてほしいですね」

司会者「ここから露出が増えてくると「ポスト相対性理論」というおなじみのコピーがたびたび登場することになりそうですが」

レジー「そうねえ。まあわかりやすいからいいのかもしれないけど、前も書いた通り実態は全然違うわけですよ」

司会者「何かミステリアスな感じ、くらいの共通項しかないですよね」

レジー「そうそう。あくまで佇まいの話でしかないから。で、以前の記事でピチカートとのつながりについて書きましたけど、このバンドはいろいろと語るべきポイントがちゃんとあると思ってるんですよ。たとえば、中心人物の成田ハネダさんはCINRAに掲載されてるロングインタビューでバンド結成のきっかけについてこんなことを語っています」

―バンドを組もうと思ったきっかけは、ロックフェスだったんですよね?

成田:そうです、大学1年の年末に、友達に誘われて『COUNTDOWN JAPAN』に行ったんです。僕それまで学園祭でコピーバンドをやったことがあったぐらいで、基本的にはずっとクラシック一本でやってて、それこそ将来はピアニストになりたいと思ってたんです。でも、ロックフェスに行って、例えばYOUR SONG IS GOODさんとかすごいじゃないですか?

―特に、どういう部分にびっくりしました?

成田:ピアノの音歪んでるし、「鍵盤担いでるよ!」みたいな(笑)。でも、普通にお客さんが踊ってるし、すごく楽しんでるんですよね。クラシックのリスナーを否定するわけじゃないですけど、正装して座って聴くっていうのがちょっと堅苦しいなっていうか、もっと単純に楽しめるものもやってみたいっていう沸々とした思いもあるにはあって、その思いを爆発させるためにはバンドだと思ったんです。


司会者「フェスきっかけで「バンド」というものに興味を持ち始めたんですね」

レジー「成田さんはこのタイミングまでいわゆるポップミュージックを「友達が聴いてた流行ってる音楽ぐらい」しか聴いてなかったそうです。つまり「作品との出会い」ではなくて「ライブとの出会い」によってロックバンドというフォーマットを志すようになったと」

司会者「「音源からライブの時代へ」みたいなことよく言われることを考えると、とても今っぽい話ですね。「クラシックからロックへの越境」ではなくて、「コンサートホールからロックフェスへの越境」なんですね」

レジー「この話を読むと、パスピエの音楽がすごくフィジカルで、繊細かと思いきやわかりやすくノリやすいアレンジになってるのも合点がいきます。開かれた空間、それもいろんなタイプのオーディエンスが混在しているフェスという空間をあらかじめ想定されて作られた音楽。たぶんこれって「ニルヴァーナの「Nevermind」を初めてヘッドフォンで聴いたときに衝撃を受けてバンドを始めました!」って人たちとは考え方が違う、それこそ鹿野さん柴さん風に言うと「新しい価値観でバンド運営をしている」と思うんですよ

司会者「「ポスト相対性理論」というよりも「ポストロックフェス時代」のバンドなんですね」

レジー「そっちの方がしっくりくる。で、同じインタビューの続きなんですけど、ロックに触れていなかった成田さんがどういう方向に向かっていったかという話」

―昔から並行してクラシックもロックも聴いてたわけではなく、そのタイミングで切り替わったんですね。

成田:高校時代は、それこそ友達が聴いてた流行ってる音楽ぐらいでした。そこからバンドっていうものを掘り下げていくうちに、キーボードとして必然なのかもしれないですけど、YMOにぶつかって、そこから矢野顕子さんにはまって、僕今でも一番のフェイバリットは矢野さんなんです。

―大橋トリオさんが新しいアルバムで矢野さんと1曲共作してるんですけど、取材をした際に、やっぱり矢野さんが一番だって話をされてました。

成田:長年ピアノをやってきましたけど、あの人はやっぱり化けもんだなって思います(笑)。で、そこからその世代のジャパニーズニューウェイブにどっぷりはまって、近田春夫さんのビブラトーンズだったり、ジューシィ・フルーツだったり、あともっとマニアックなおしゃれテレビっていうバンドにもはまって、それにインスパイアされてできた曲が“電波ジャック”(1st『わたし開花したわ』収録)って曲なんです。


司会者「このおしゃれTVってバンドかっこいいですね」

レジー「初めて聴きました。この辺のニューウェーブがルーツになってるってのは成田さんは各所で口にしています」

司会者「日本のニューウェーブシーンに一気に接続してるのは珍しいケースのような気がしますが、源流まで遡って迂回すればテレフォンズとかそっちにもつながっていきますね」

レジー「ジューシィ・フルーツ経由だとPerfumeとかね。Perfumeもざっくりと「テクノポップ」とか言われちゃうけど、その言葉を頼りに辿っていくとパスピエのルーツと同じようなところにいくと思います。何が言いたいかというと、「ポスト相対性理論」って看板が強調されるとどうにも「孤高の存在」みたいなイメージが付く気がするんですが、ちゃんと音楽的な流れで位置づけられるバンドですよと」

司会者「そう言えば先日kenzeeさんがパスピエのことを「米食って育ったクラウドベリージャム」と評していました

レジー「この説明は個人的には超ツボでした。自分がはまってる理由を言い当てられた気がした」

司会者「10代のころはまってましたね。スウェディッシュポップ全盛のころ」

レジー「クワトロでやったラストライブに高2のとき行ったんだけどいつの間にかまた活動してたのねこのバンド。全然知らなかった」

司会者「確かにパスピエはこの手のギターポップに通じるものを感じますね」



レジー「この前の記事で挙げたピチカートもそういう流れだよね。あともうちょっとギターバンド寄りでふと思い出したのがadvantage Lucyとかね」



司会者「懐かしい。「グッバイ」はほんと名曲ですよね」

レジー「このあたりのバンドは「お高く止まってる」「身近感がない」みたいに感じる人もいると思います。で、ここで重要になってくるのがkenzeeさんの言う「米」の部分ですね。日本的情緒というか。平たく言っちゃうと、ジュディマリ成分ですよ」

司会者「「名前のない鳥」にも「クラシック」的な良さがあります」

レジー「声がYUKIに似てるとかそういう話じゃなくて、バンドサウンドを適度にウェットにして広く伝わるようにするってところに同じものを感じます。これはロックの原体験が「フェス」にある人が曲を作ってるバンドならではかもしれないですね」

司会者「なるほど。長くなってきたのでそろそろまとめたいのですが、ここからパスピエどうなりますかね」

レジー「いろいろ巡り合わせもあるから何とも言えないけど、超期待大ですよ。作り込んだポップな音をロックバンドのフォーマットでやって女性ボーカルが歌う、ってポジション何気に空席だと思うし。それこそアイドルに流れた元ロックファンとか、そういう人たちにも刺さるんじゃないかな」

司会者「顔出しもしたし、ファッションアイコン的な売れ方もあり得ますよね」

レジー「そうそう。まああんま売れてライブのチケットとりづらくなってりしたらそれはそれで困っちゃうけどね。そんな悩みが出るくらい売れたらいいなあと思います。とりあえずシングルのリリースを楽しみに待ちますわ」

司会者「わかりました。では次回はどうしましょうか」

レジー「んーどうしようかな。前の洋楽離れビール離れネタで積み残してた話についてやろうかなあ。ちょっと幅広に考えます」

司会者「できるだけ早めの更新を期待しています」

「ロック」を崇拝し「アイドル」を侮蔑する人々 感想戦

レジー「いやー新年早々びっくりしましたわ」

司会者「前回のエントリーが大爆発しました」

レジー「今までのどのネタよりもはるかにすごかったな」

司会者「特に目新しいこと言ってないわりには食いつきが凄まじかったですね」

レジー「「ロキノン型ジャーナリズムは音楽の話をしていない」「アイドルをバカにするお前がバカということに気付け」「作詞作曲自分探しごっこを絶対視してどうする」って、結構いろんなところで言われてることなのにね。みんなお正月で暇だったのかな」

司会者「これだけ広がるといろんな反応があったと思いますが」

レジー「そうね。ちょうど先日kenzeeさんが「最初は「面白い!」みたいな反応ばっかりだがだんだん変な揚げ足取りとかが混じってくる」って話をしてたんだけど、まさにですね。今回一番すごかったやつを要約するとこんな感じ」

別に司会者なんていなくて、レジーって人が一人で書いてるんでしょ?内容以前に、そもそもどっかのおっさんが一人寂しく架空の対談をでっち上げてることから問題にすべきでは?

司会者「これは」

レジー「速攻でkenzeeさんにも通報しました」

司会者「こういうツッコミをして「いいこと言ってやった(ドヤァ」ってなってる感性の方がよっぽど寂しいですね」

レジー「たぶん一人芝居とか落語とかそういう娯楽のことを知らないんじゃないかな。まあそんなことはいいんですよ。今回も先日の洋楽離れビール離れの記事のように著名な方からもレスポンスをいただきました。で、紹介したいのがダイノジの大谷さんのブログ。すでに割と拡散されてるみたいだけど、これはぜひ全文読んでください」

司会者「「ロック」「アイドル」双方への目配せと愛が行き届いている素晴らしい文章です」

レジー「弊ブログに関しても、「面白おかしく返信」とかニュアンスを汲んでいただきまして。で、この記事で特に触れておきたい部分がここ」

何より。

”ミッシェルガンエレファント”ショック経験してますからね。

あれが70万枚売れた時代を見てますから。

イギリスみたいなチャートになるんじゃないかと思ってワクワクしたんですから。

ロックフェスがこの国で始まるときのあのドキドキ感を体感してますから。


司会者「ここは世代ど真ん中のところですね」

レジー「初回のフジロックが97年。98年の夏に2回目のフジロックが豊洲で行われて、98年11月にミッシェルの「ギヤ・ブルーズ」が発売。当時高1から高2で音楽にどんどんのめり込む時期だったから、大谷さんが言ってる「ワクワクドキドキ感」ってのはよーくわかります」

司会者「以前も書きましたが、豊洲でのミッシェルのパフォーマンスは生で見てるんですよね」

レジー「ステージ付近でもみくちゃになりながら。中断も体験しましたよ。で、改めて考えてたんですけどやっぱりこの時代ってのはある種「特別」な時代だったなあと」

司会者「ちょうどくるりの岸田氏もこんなことをブログに書いていますね

もちろん、このツアーは、くるりの最新アルバムであり、最高傑作でもある「坩堝の電圧」発売記念ツアーでありますが、もう一つ、個人的に重要なテーマを孕んでいます。

開場中のBGMは、僕がセレクトした1990年代後半に活躍した欧米のロックバンドや、ミュージシャン達の曲を使ったプレイリストです。

くるりがデビューした当時、僕たちもお客さん達も、足繁くCDショップに足を運び、試聴機に耳を傾け、なけなしの金で新譜や名盤シリーズを買いあさりました。

メンバー同士やバンド仲間、スタッフ同士で交わす話は、新譜の情報交換が殆どであり、自然と「最初は二曲目のシングルばかり聴いていたけど、七曲目からの流れがヤバいことに気づいてからこのアルバムすきになった」とか、そういう話で盛り上がっていました。


レジー「くるりがメジャーデビューシングルとして「東京」をリリースしたのが98年10月だから「ギヤ・ブルーズ」のちょっと前なのか。そう考えるとあの時期ほんとすごいな」

司会者「「ギヤ・ブルーズ」が70万枚とかちょっと意味が分からないですね」



レジー「シングルでも握手券とかバージョン違いとかなしで200万枚売れちゃう時代だったから70万枚くらいだと当時は目立たなかったけどすごいことだよね。で、この時期って、今であれば「邦ロック」みたいに括られるバンド群がいわゆるJ-POPと立ち位置的にかなり接近してたと思うんですよ」

司会者「イエモンやエレカシが普通にタイアップとって地上波の歌番組出てましたからね。トライセラやバインなんかがしれっとMステに出てたり」

レジー「そうそう。この前ヘイヘイヘイの最終回に奥田民生が出てて、ダウンタウンと小室哲哉と並んで喋ってたんですけど。この線引きのない感じがすごく90年代っぽいなあと思って見てました。でね、ここは印象論なんですけど、この時代をリアルタイムで体験している人って、あんまり「ロック最高!アイドルクソ!」みたいな選民意識には陥っていないような気がするんですよね。当時は「邦ロック」とか「ロキノン」とかそういう言葉でのカテゴライズはされてなかったし。そもそもあのころはアイドルが死んでた、出始めのモーニング娘。くらいだったって話もあるだろうから、ここでいう「アイドル」を「チャートものJ-POP」と置き換えてもいいかもしれない。メディア環境の違いも大きいと思うけど、そこまで「ムラ」化はしてなかったと思う」

司会者「この前の記事への反応を見てると「自分の周りはどっちも同じように楽しんでる人が多いけど・・・みんなそうじゃないんだろうか」ってのがいくつかありました」

レジー「たぶん主には僕と同じくらいかもうちょい上の世代の方々の反応なんだよねそれ。僕もずっとそう思ってたんだけど、このブログ始めて、たとえばロックインジャパンの記事に反応してくださってた方々のツイッターのプロフィールとか見るにつけ、いやいや全然そんなことないぞと。まだまだ壁はなくなってないなあと認識を改めました」

司会者「プロフィールにロックインジャパンに出るようなバンドを書き連ねてる大学生の「俺もこの構造にはまってるなあ。気をつけよう。まあでも俺はアイドルなんて聴かないけどね」みたいな反応もありましたね」

レジー「ここについては単純に年を重ねれば多様なものを受け入れられるって話なのか、やはり90年代の邦楽シーンを体験してるのが大きいっての話なのか、厳密にはあと何年か経たないとわからんですが」

司会者「ともあれ、こういう何かしら考えるきっかけになる指摘はありがたいですね」

レジー「そうですね。この流れで個人的に気になったやつをいくつか紹介したいと思います。楽しんでいただけた方はたくさんいたっぽいので、ネガティブな意見を中心に」

■「音楽の話をしよう」が結論なのは雑では?

レジー「これは結構おっしゃる通りですね」

司会者「あの記事の既視感の原因になってる部分ですねおそらく」

レジー「書いてるときはうまくまとまらずああいう結論になってるんですが、正しくは「作り手の自意識語りから解放されよう」って話になるのかな。これも全然普通なんですけど」

司会者「「俺の自意識がすごいからこんな作品ができた。今からその自意識について語る」「ですよねー!その内面の悩みすごい!」ではなくて、外部要因も含めて作品ができる背景にあるいろんな要素を解きほぐすための話法が必要なんじゃないかってことですよね」

レジー「2011年に出たPLANETSに載ってる「今、音楽批評は何を語るべきか?」で宇野常寛さんが言っている「環境分析的な視点の導入」って話が一番しっくりくるかも。これちょっと前の鼎談だけど問題意識はすごく近い、てか僕自身がこれに触発されてる部分が結構あるのでぜひ読んでみてください。フェスネタの時も引用してますが」



■「代弁してくれてありがとう!(アイドル好き)」もしくは「アイドルオタの自己満足きもい(ロック好き、アイドル嫌い)」

レジー「これについては、良かったら他の記事も読んでいただければなあと思います。僕アイドルも好きですけど、日本のロックも大好きなんですよ」

司会者「アイドルファンを擁護するための文章みたいに捉えられてしまったとするとちょっと残念ですね」

レジー「うん。「自分のジャンルを正当化するために、他のジャンルにレッテルを貼って貶してる人たち」に対しての違和感の表明なので、「「アイドル」を崇拝し「ロック」を侮蔑する人々」にもあの記事は向けられているとご理解いただければと思います」

■「“アイドルも聴く俺”アピールうざい」

司会者「これ条件反射的に言う人いますよね。この発言そのものにアイドルへの差別意識が温存されてるわけですが」

レジー「「“ダサいジャンルであるアイドルにすら良さを読み込める感性が豊かな俺”アピールうざい」ってことを主張したいんですよねおそらく。「アイドル=ダサいジャンル=それゆえ、それをあえて聴いていること自体がアピールになる」っていう意識が前提にあるからこその発言かと」

司会者「冒頭の90年代話ともつながりますけど、ここで言う「アピール」みたいな話とは関係なくフラットな気持ちでロックもアイドルも楽しんでる人ってのは確実に存在してますよね」

レジー「うん。そういう人たちはいい意味でミーハーなんだろうなあと。盛り上がりつつあるシーンがあるから聴いてみたら面白かった、っていうシンプルな話。そこに「あえて」みたいな気持ちは入り込んでないはず」

司会者「一方で、この「あえて」構造にはまってる人がいるのも確かですよね」

レジー「それはそうね。まあこれって、日本のポップカルチャー史においていろんなところで繰り返されてる構造なんじゃないかと思うんですよ。たとえば輪島裕介さんの「創られた「日本の心」神話 「演歌」をめぐる戦後大衆音楽史」には、演歌というジャンルが形成される中で「自覚的な転向を果たしたインテリ」が「低俗と言われているものを“あえて”担ぎ出す」様子が克明に描かれています」

司会者「この本はすごく面白いのでおすすめです」



レジー「最近の「非オタク層を取り込みオタク市場が拡大」みたいな話も、「あえて」層がある部分支えてるんでしょうね」

司会者「エヴァの映画見に行った翌日俺アニオタでさーとか言う人ね」

レジー「で、それをdisる人が存在すると」

司会者「どのジャンルも一緒なんですかね」

レジー「それ系の話の中でアイドル特有の話があるとするとあれか、「俺○○はアイドルだと思ってないから」ってやつか」

司会者「あー。あれもアイドルを馬鹿にしてるがゆえの発言ですよね」

レジー「好きならアイドルだろうがなんだろうがいいはずなんだけど、「アイドルを好き」という事実を受け入れられないんだよね。この辺は以前MARQUEEいじったときに散々やりましたけど」

司会者「この○○に入るアイドルって最近はももクロが代表格だと思うんですけど、それ以外にいますかね」

レジー「ちょっと前まではPerfumeですよね。まあなんかこういう「アイドルを聴いてる俺アピール」とか「○○はアイドルと見てない」とか、この手の話法については改めて事実関係を整理したいなあと思っています。そもそもの音楽シーンの盛衰とアイドルシーンの盛衰、宇多丸界隈のアイドル語り、Perfumeのブレイク、映画「モテキ」、いろいろ要素はあると思うんですよ。この辺の話はすでにどっかで語られてるような気がしますので、誰か詳しい方いたら教えていただけると嬉しいです」

司会者「わかりました。長くなってきたのでぼちぼち締めたいのですが、この話どうまとめましょうかね」

レジー「いやー、もはやまとめるも何もないでしょ。大谷さんも「プロレスする気概」みたいなこと言ってたけど、いろんな方が何かを語るきっかけになったのであれば良かったです。ただ一点、全然触れられてないジャンルがありますね。男性アイドル、ジャニーズについて」

司会者「ほう」

レジー「90年代半ばに「007~Gold Singer~」で音楽的に評価されてから最近のサカナクションに至るまでのSMAPの流れ、キンキキッズと山下達郎松本隆の話、嵐のターニングポイントになったとも言われている「a Day in Our Life」、最近のV6などなど、「アイドルの音楽ちゃんとしてるよ」って話をするうえでジャニーズの話は避けて通れないですよね。ここは「ジャニ研!」読んで勉強しますわ」



司会者「最近だと山ピーも相対性理論に曲作ってもらったりね。そして今度の曲はパスピエですよ」

レジー「そう!これ超ビッグニュースですよ。パスピエに突如として動きがあったので、次回はパスピエについて書ければと思ってます」

司会者「最近波風立つ系が多かったので、次回は穏当な感じで」

レジー「とりあえずパスピエご存じない方はこちらの記事を読んでお待ちください」

司会者「できるだけ早めの更新を期待しています」
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