レジーのブログ LDB

「歌は世につれ、世は歌につれ」でもなくなってきた時代に。  ※15/4/23 世の中の状況を鑑みてfc2からこちらに移しました

ご連絡はレジーのポータルの「contact」よりどうぞ。(ブログ外の活動もまとめてあります)

2013年10月

【告知】cakesにPerfumeに関する文章を寄稿しました(全3回)

司会者「今月はこれまで1回しかブログ更新してませんね」

レジー「そうね。仕事が何かと忙しかったり、あと前半は旅行も行ってたし」

司会者「たぶんブログ開設してから一番書いてない月なのでは」

レジー「おそらくね。まあでも単にさぼってたわけじゃないんですよ。この先の展開に向けて仕込んでたものとかもあるんですけど」

司会者「ちょうどこの前こんなツイートしてましたが」




レジー「そうそう。で、発表できるタイミングになったので紹介したいなと」

司会者「はい」

レジー「cakesというネットメディアがあるんですが」

司会者「先日のアイドル×ロック鼎談が載ってたところですね」

レジー「はい。そのcakesに、Perfumeについての文章を寄稿しました。3回連載で、明日にその1回目がアップされます」

司会者「そんなことやってたんですね」

レジー「1回分がブログ1記事分くらいのボリュームで、何かトラブルがなければ明日10/30から週1回ずつ記事が公開されていきます」

司会者「そもそもどういった経緯で書くことになったんですか」

レジー「最初はこの前のトークイベントの補論っぽい感じでPerfumeの話できないですかねって提案をしてたんだよね。で、どうせやるならファン目線で見たPerfumeの足跡みたいな感じで原稿にしたら面白いんじゃないかってことになりまして。いろいろ書いてるうちに結構なボリュームになってしまい、3回に分けることに」

司会者「「ファン目線で見たPerfumeの足跡」について書かれた文章なんですね」

レジー「そうね。基本的にはいちファンの戯言ですよ。僕がなぜPerfumeが好きなのか、Perfumeの何が素晴らしいのかみたいなことを一応時系列に沿って書いてます。ダイノジ大谷さん風に言うと「熱」こめて書いたので、見方によっては気持ち悪い文章ですな。まあでもいいんですよ、ラブレターみたいなもんです。タイトルは「Perfumeとは「無重力アイドル」である」です」

司会者「無重力とは」

レジー「それは読んでいただければって感じで。cakesって有料媒体なんですが、初回分は無料で公開されます。2回目3回目についても期間を区切ってにはなりますが僕の方で無料公開ができたりするので、案内ツイート見かけたらぜひ読んでみてください」

司会者「URLはこちらです。10月30日10時ごろ公開の予定です。現段階ではまだアップされてないですね(追記:10/30アップされました)」

レジー「せっかくなんで冒頭部さわりだけ」


 2013年8月4日の午後7時15分ごろ、もうすぐ32歳になる1人の男が人ごみの中で号泣していた。

 場所は茨城県の国営ひたち海浜公園。3日間にわたって行われてきた「ROCK IN JAPAN FES 2013」の大トリを務めるアーティストの演奏が始まったところだ。ステージにいるのは3人の女性のみ。彼女たちは楽器も持たずに数万人の群衆と対峙し、キラキラしたトラックと派手な照明をバックにクールなダンスを踊り始めた。

 ステージにいる3人の女性のことを知らない人はもはやだいぶ少なくなっただろう。大会場でのコンサートを次々に成功させて今度はその活動範囲を世界に広げるPerfumeは、今では日本を代表するポップグループの一つと言える。

 そして、そんな彼女たちを見て人目をはばからず咽び泣いているのが、何を隠そうこの文章を書いている僕である。ほんの少しだけ自己紹介をさせていただくと、運営する音楽ブログがきっかけで雑誌やトークイベントなどで意見を発信する機会を時たまいただいている「一介の音楽好き会社員」だ。

 僕は、Perfumeと出会ったことで新しい音楽の楽しみ方を知った。「アイドル」と呼ばれる女の子たちの音楽を偏見なく聴くことができるのは、間違いなく彼女たちのおかげである。また、いくつもの苦労を乗り越えて真摯に、そして爽やかに活動するPerfumeの姿にに勇気づけられたこともたびたびある。

「自分で曲を作るわけでもない」「特別歌がうまいわけでもない」「はっとするほどの絶世の美女というわけでもない」、一見何一つ特別なものを持ち合わせていなさそうな彼女たちに、なぜ僕はハマってしまったのか。その理由を、この原稿を通して探してみたい。



司会者「続きは本編で、って感じですね」

レジー「まだ全部書き終わったわけじゃないんだけど、物理的にも精神的にもまあまあ負荷がかかってたので、気分的には一区切り感があります」

司会者「『LEVEL3』の話もあえてブログでやらなかったわけですからね」



レジー「うん。あのアルバム最高だわな。その辺の話も含めてcakesの記事でできればと思ってます」

司会者「ブログの方も立て直していきたいですね」

レジー「そうね。何かもう年末が迫ってきてて、そろそろ年間ベストの季節かーみたいな感じなんだけど。それ以外にもいくつか用意しているものもあるので、変わらずお付き合いください」

司会者「では次回はどうしますか。以前の記事でフジファブっていう予告がありましたが」

レジー「ちょっと間が空いちゃったからねえ。それも含めゼロベースで考えますわ。その間にいろいろ聴いた作品もあるし。まあでもフジファブかなあ。予定は未定で」

司会者「できるだけ早めの更新を期待しています」

1人の女の子を歌わせるか、集団の女の子を歌わせるか - 広末涼子とその時代

司会者「クイックジャパン110号に『ゴスペラーズに見る「カバー」と「アカペラ」の精神』という文章を寄稿しました」

レジー「初めて1ページコラムで、かつ僕のページの前後がkenzeeさんとさやわかさんだったのでなんか嬉しかったです。一応先月出たゴスのカバーアルバムのレビューという体裁にはなってますが、周辺事項をいろいろ書いてます」



司会者「普段はあまり扱わないジャンルのような気もしますが」

レジー「そうね。ただ、僕にとってアカペラとかゴスペラーズとかってのはかなり重要な存在なんですよ。過去ブログでも軽く触ってますので、ご興味ある方はこの辺の記事も是非」

ヤマタツ、アカペラ、ハモネプ
シティポップが盛り上がる今こそスムースエースを再評価しようの巻

司会者「ゴスペラーズのアルバムに関しては、リードトラックとして『ロビンソン』のカバーが公開されています」



レジー「個人的にはこれよりも好きなカバーがいっぱい入ってました。ぜひ聴いてみてください」

司会者「クイックジャパンの記事に関して裏話等あれば」

レジー「そうですねえ、今回の記事は真っ当にゴスペラーズとアカペラって話で書いたんだけど、最初は「近頃のカバーブームに物申す」的なスタンスで書こうと思っていて」

司会者「カバーの話は以前ブログでもやりましたしね

レジー「そうそう。で、そういうノリで書き始めて途中まで一気に書けたんだけど、こりゃ字数が足りなくなるなと気がついてボツにしました。せっかくなので公開しておこう。本論に行く前に字数の半分以上使っちゃったんだよね」

もし自分が国政選挙に出るなら、公約として「インチキJ-POPカバー曲に高額の税率を設ける法律(通称:原曲レイプ防止法)」の成立を掲げたいと常々思っている。「インチキなカバー曲」の定義については更なる検討が必要だが、「やや落ち目のアーティスト」や「歌手が本業ではない俳優・女優」が唐突にリリースする90年代~00年代のメガヒット曲のカバーは大抵の場合高額税率の対象と思っていただいてOK。先日もテレビを見ていたら、ゼロ年代中盤に複数のヒット曲を輩出したものの最近露出の減っていた女性シンガーが意気揚々と『LA LA LA LOVESONG』を歌っていて、僕の頭上に大量のクエスチョンマークが浮かんだばかりである。
2005年にリリースされた徳永英明『VOCALIST』のロングヒットが一つの契機となって、ゼロ年代後半から現在に至るまで日本の音楽シーンには大量の「カバー曲」が産み落とされた。その大半は前述のような聴くに堪えないものになっている気も個人的にはしているが、今年は原曲に新たな命を吹き込む素晴らしい作品が目立つのもまた事実である。ハナレグミ『だれそかれそ』は「カバーアルバムの決定版」というような内容だったし、06年以来2作目のカバーアルバムとなるクラムボン『LOVER ALBUM2』収録の『U&I』(原曲は放課後ティータイム)の素晴らしさには本当にびっくりした。NICO Touches the WallsがカバーしたMISIAの『陽のあたる場所』も、ジャンル違いのアーティストが名曲を解釈しなおした好例だろう。
そんな状況の中、9/25にゴスペラーズのカバーアルバム『ハモ騒動 ~The Gospellers Covers~』がリリースされた。何となく本誌の読者層からするとこのアルバムは冒頭に述べた「高額税率の対象」として迷いなく選別されそうな気がするが、ちょっと待っていただきたい。彼らこそ、昨今のカバー曲ブームにおける真打なのだということをこれから実体験も交えて説明したいと思う。


司会者「なんとなくこれは商業誌に載せるの微妙な気が」

レジー「たぶんNGだったような感じもするよね。ストップ原曲レイプみたいなことは国政選挙に出なくてもやりたいんだけど。あと、最終的に掲載された原稿でも入れたかったんだけど字数の都合で泣く泣くカットしたところもあり。こんな感じで締めたかったんですよほんとは」

ちなみに、僕がアカペラをやっていたころ、他の大学ではヒャダインこと前山田健一や48グループへ多数の曲を提供している杉山勝彦も活動していた。今のアイドルブームを支えるクリエイターが「音楽を分解して批評的に楽しむ」アカペラというジャンルを出自に持つのは決して偶然ではないと思っている。

司会者「これは以前ツイートしたこともありましたね」

レジー「どっちも面識はないけど、1人友人を介せば辿りつくくらいには近いです。しかしヒャダインは言わずもがなとして、杉山さんもほんといい仕事してるよね」

司会者「『制服のマネキン』を作った時点でかなりシーンに貢献してますね」



レジー「『初恋バタフライ』もでしょ」



司会者「平均点が高い」

レジー「アカペラって1つの楽曲を声だけで分解してまた結合するみたいなことをやる音楽だから、音楽を俯瞰する視点みたいなのを身につけるいいトレーニングになると思うんですよ。あと、「声だけでやる」という決め事を守れば何をやってもいい。このあたりの考え方って、今のアイドルシーンを支えてる思想に近いと思うんだよね」

司会者「直近では比較的近い話をさやわかさんがPerfumeに関する文章で書いていました

ところがそのさらなる結果として、ここ最近のアイドル楽曲はむしろ音楽的に多様化が進み、質が向上し続けていると言わざるを得ない。その傾向は今年に入ってからますます顕著になってきた。要するにアイドルシーンが限界まで「曲なんて何でも構わない」という音楽軽視の傾向を押し進めた結果、「何でも構わないのならいい曲を作ろう」という動きがどんどん広まっている。シーンは活発で表現は広がりを見せ、またライブの盛況やCDの売り上げ増によって予算も増えており、良質な音楽を志すスタッフが自由にものづくりできる状況が整っているのだ。

レジー「これはほんとにそうだと思います」

司会者「ゲームのルールを活用する、もっと言うと「悪用」してすきなことをやるわけですね」

レジー「そう。「手段」として徹底的に使いまくるっていうね。ちなみに、アカペラの話で言うとその「手段」が「目的」に置き換わっちゃってるのがハモネプってやつですよね」

司会者「この前芸能人大会やってたみたいです」

レジー「録画したんだけどまだ見てないんだよねあれ。ハモネプに関しては「みんなでハモる」ことが目的化した結果、ボイパびっくり人間ショーみたいな側面が促進されたんだよね。この辺の話とか、あとハモネプの学生大会と芸能人大会見比べるといろいろ見えてくることとかあるんだけど、本論からはずれるので割愛。で、何の話でしたっけ」

司会者「ゴスペラーズの原稿書きましたってところから全然話進んでないです」

レジー「あ、そうでしたね。今回書きたかったことは他にあって。ちょうどゴスペラーズがこのアルバムのプロモーションで僕らの音楽に出てたんですけど、対談相手が広末涼子だったんですよ」

司会者「過去に楽曲提供をしたことがある縁でってことでしたね」

レジー「うん。で、広末涼子にとってもちょうど昔のベスト盤が再発されるタイミングでのプロモーションでもあったんですよね」

司会者「何曲か追加されたのに加えて、過去のライブ映像とPVが初めてDVD化されてついてくるというお得盤です」



レジー「この前森は生きているのフリーライブ見に新宿タワレコ行ったときにこれ買おうと思ったんですよ。当然何かしらの展開がされてるだろうと思って試聴機コーナーとか見たんだけど全然なくてですね」

司会者「まさか」

レジー「で、店員さんに聞いたら「入荷はしてると思いますけど特に展開とかはしてないのでアイウエオ順のところにあるんじゃないですか」みたいに邪険にされまして。何かすごい恥をかいた気分になりました」

司会者「特に期待されてる作品でもないんでしょうね、レコード会社にとってもお店にとっても」

レジー「ねえ。重要作品なのに。特に映像の方がやばい。とは言いつつわりとネットに転がってたりするわけで、パッケージでほしいってのはただのノスタルジーかもしれないけどね。たとえば、この『MajiでKoiする5秒前』でステージに飛び出してくるときの圧倒的なアイドル感を見てくださいよ」



司会者「輝いてます」

レジー「あと個人的に好きなのが『summer sunset』のPV。これはほんとに最高ですわ」



司会者「広末涼子に関しては世代ど真ん中ですよね」

レジー「うん。ブレイクストーリーはリアルタイムで経験してますよ。ほんと好きだった。ヤンジャンのグラビア切り抜いて保存したり生写真を手帳に入れたりしてました」

司会者「エピソードが男子中学生っぽいですね」

レジー「年齢もちょうど自分の1つ上だから、ほんとリアルタイムのアイドルですね。ラジオも聴いてたなあ。でも今考えてみると「アイドル」って括りで見てなかった気がする。そもそも当時「アイドル」って概念が存在していなかったんじゃないかなあ。90年代半ばね。モー娘。もデビュー前でグループアイドルに関しては谷間の時代だし。同世代にやってた女の子で言うと誰だ?奥菜恵とかか。友達で奥菜恵大好きなやつがいた。どちらもアイドルというよりは「若手女優」みたいな位置づけだった気がするし、そうやってみんな受容してたように思います」

司会者「いずれにせよすごいファンだったわけで、CDとかも買ってたんですか」

レジー「いや、そんな簡単な話ではなくてですね。『MajiでKoiする5秒前』のリリースが97年4月でしょ。当時音楽に目覚めてギターもやり始めてロックの名盤とかを聴き始めた僕からすると、若い女の子が片手間で歌ってる音楽とか聴くに値しなかったわけですよ」

司会者「うわ」

レジー「なので大好きだったけど「歌はダサいよね」とか言ってました」

司会者「今考えると相当恥ずかしい話ですね」

レジー「きっとみんな通ってる道だと思うんだけど最近は違うのかな」

司会者「当時は今以上に「アーティスト志向」みたいな風潮が強かったですよね」

レジー「そうね。広末涼子のクレアラシルのCMデビューが95年、僕が本格的に好きなったのがドラマ『魔法のキモチ』だから96年1月、『ビーチボーイズ』が96年7月。このあたりの90年代半ばで売れてたアイドル的なものを探すと安室ちゃんとか、あと96年8月にデビューするSPEEDとか「しっかり踊って歌う人たち」になるわけで、すごく時代感を現してるような気がします。安室ちゃんは95年後半から小室プロデュースになったけど、篠原涼子にせよ華原朋美にせよ「アイドル出身者(グループやらグラビアやら)をアーティスト風に仕立てる」ってのが冴え渡ってたわけですよね小室プロデュースって。で、ものすごーくざっくり言うと、そういうのが下火になってMISIAとか宇多田ヒカルみたいな「アーティスト風に仕立てたんじゃなくて、最初からアーティスト」って感じの人たちが出てくるのが98年ごろでしょ。アーティスト志向、本格派志向にシーンが塗りつぶされていた時代だと思います」

司会者「そんな中で広末涼子みたいな人がポジションをとるのは意外と難しかったんですかね。圧倒的な歌唱力があるわけでもないし、踊れるわけでもないし」

レジー「そういう側面もあったような気はするなあ。本人の人気から考えると曲がヒットしてたとは言い難いし。今回改めてライブ映像見たけど、この時代の名残みたいなのはあるよね。音源だとあんまり気にならないんだけど、生歌だとやけに鼻にかかったボーカルが耳につくんですよね。素直な歌唱じゃなくてなんかちょっと引っかけて歌う感じが今時だったんだろうなあとか。思い返すと当時カラオケ行くとどの女の子もあんな歌い方ばっかりだった気がするよ」

司会者「広末涼子自身もカラオケ好きなんですよね」

レジー「なんかそういう90年代のリアルをすごい感じた。あとさっき紹介した『summer sunset』のライブ映像見ると、ステージアクションが何て言うのかな、アーティスト風味?白いワンピースかわいすぎるんだけど、なんか気恥ずかしくて直視できない」



司会者「DVDに挟まれたインタビューだともっと歌詞を書きたいとか言ってましたね」

レジー「ね。アーティスト志向の極致。「アーティストへの憧れ」みたいなのと男の趣味がリンクしてるように思えてしまうのは気のせいだろうか。まあその辺はいいや」

司会者「楽曲そのもので言うと、「大物コンポーザーを使ってハイクオリティの楽曲を作る」っていう日本のポップスシーンに脈々とつながる手法をとってますね」

レジー「そうね。デビュー曲が竹内まりや。当時大ヒットをとばしてた岡本真夜、それから原由子に広瀬香美。人選から「丁寧なポップスをやろう」っていう意思が伝わってきますな」

司会者「上記4人でシングル出した後に、『ジーンズ』では作曲が朝本浩文、そのカップリングの『プライベイト』では椎名林檎が作詞作曲と急にエッジーな感じに寄せてきてます」



レジー「このシングルのリリースが98年10月。朝本さんがUAの『情熱』とかで注目されたのが96年後半。椎名林檎に関しては『ここでキスして。』が99年1月だから、本格的なブレイクの前ですね」

司会者「椎名林檎はこの時期にともさかりえに『カプチーノ』という曲も提供してます」



レジー「この曲もうちょい後かと思ったけど、リリースが『ここでキスして。』と1週間違いなのね。大ブレイク前からコンポーザーとしてすごい才能を発揮してたわけだ。当時はグループアイドルが売れてなかった分、個性的なミュージシャンの課外活動先がこういう「若くてきれいな女優さん」に向いてたんだよね。広末涼子もそうだし、『カプチーノ』は個人的にはこの手の作品の最高峰だと思ってます」

司会者「他にもいろいろあったと思いますが、気に入ってたやつはありましたか」

レジー「広末涼子よりちょっとだけ前になっちゃうけど、中谷美紀の『MIND CIRCUS』は大好きでした」



司会者「坂本龍一プロデュースですね」

レジー「96年、TK全盛の時代ですよ。もう一人のTK、小林武史もマイラバでバカ売れしてたしね。そこを意識してた部分はあったんだろうな。あと、最近でも参照されることも多いですが、深田恭子の『イージーライダー』も好きでした。これもさっき書いたのと同じ理由であんまり大っぴらに好きって言いづらかったけど」



司会者「プレイグスの深沼元昭さんの曲です」

レジー「最近は「こんな人が曲作ってるんだ!」っていう驚きはグループアイドルの専売特許になってるような気もするけど、ピンの人でもこういう展開があったらいいのになあとか思います。綾瀬はるかとかガッキーとか面白いトライもあったけど、いわゆるアイドル戦国時代の前の話だもんね」

司会者「綾瀬はるかの『マーガレット』も2010年10月です」



レジー「作詞が松本隆、作曲がユーミン、アレンジが亀田誠治ですよ。あとガッキーも2010年以降アルバム出してないんだよなあ。前も紹介した岸田繁×いしわたり淳治の『進化論』とか、古内東子の『ペアリング』とか面白いの多かったんだけど。『ペアリング』一時かなり聴いてた」





司会者「長くなってきたのでぼちぼちまとめに入りたいのですが、ゴスペラーズの話から広末涼子を介して女優さんの歌みたいなところまできました」

レジー「はい。ゴスについては偏見なく聴いてみてほしいなってところで。広末涼子については世代によって彼女に対するイメージがだいぶ違うんだろうけど、やっぱり彼女の本質は10代の頃のピュアネスだと思ってるので、キャンドルジュンとかそういうことしか知らない人は貼った動画とかいろいろ見ていただけると」

司会者「今のアイドルと呼ばれている人たち以上に人気ありましたよね」

レジー「そう思うんだけどどうなんだろうなあ。女優さんの歌については、ガッキーも綾瀬はるかも2010年でディスコグラフィが止まってるってのはやっぱり「アイドル戦国時代」の影響ってでかかったんだなあと。で、たぶんこの状況に楔を打ち込もうって動きも出てきてるはずで、たぶんそれがこの前取り上げた武藤彩未だったり、それこそ直近のアイドルブームど真ん中から出てきた前田敦子だったりすると思うんですよ。てか『タイムマシンなんていらない』すごいいい曲だよね」



司会者「前作の『君は僕だ』も含めていい歌がきてますね」

レジー「この方向やるなら北川さんとか沖井さんとかそっち系に曲作ってほしいですね。で、あっちゃんの話になったところで、僕のゴスペラーズに関する文章が載ってるクイックジャパン、あっちゃんの表紙が目印ですのでよろしくお願いします。うまくまとまったところで今回はこんな感じで」



司会者「わかりました。次回はどうしますか」

レジー「ちょっと考え中ですが、フジファブの新しいやつ良かったのでその辺の話をしたいなーとか」

司会者「できるだけ早めの更新を期待しています」
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