書くということ

このブログを始めてもう10年以上がたちました。
我ながらよく続いていると感心します(笑)。

子供たちの成長記録を残すため、日々の生活の忘備録代わりに、ときには特定の誰かに宛てた思いをこめて・・・乏しい語彙力や表現力に残念な思いをすることも多々ありますが、拙くとも「書く」ということは私にとって、いい「心のヒーリング」になっている気がします。

フェイスブックではその時々で気軽に投稿し、それに対してリアルタイムに反応が返ってくるのが楽しかったりしますが、立ち留まって、言葉を選びながらきちんと文章を書こうとする、そんな「ていねいに過ごす時間」も大切ではないかと思っています。

長く続けていると、すっかりご無沙汰していた人から突然コメントがあって近況がわかったり、知らない方からコメントがあってご縁ができたり、細々とでも発信しながら外の世界とつながっている、世界が少しずつ広がっている、と感じるのは喜びです。
そしてそれがまたブログを続けていくエネルギーになっているのだと思います。

ジャンシスさん、ふたたび

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2009年2月に来ていただいたワイン評論家のジャンシス・ロビンソンさんをちょうど8年後の今年、2月4日にふたたびお迎えできたのは、本当に光栄なことでした。

20170204_094149一昨年にロンドンでも一緒にランチをしている浩之さんは、ジャンシスさんにお会いするのは3回目。8年前の初訪問の時は私たちはモチロン緊張していましたが、ジャンシスさんにとっても未知のワイナリー訪問に際していくらか構えた様子だったかもしれません。その時からすると、今回ははじめから寛いだ様子、終止和やかな雰囲気の中でテイスティングや会話がすすんでいたように見えました。



20170204_094227あれから8回のヴィンテージを繰り返す中で分かってきたこと、試みたことなどを説明し、それによる変化や成果を一緒に確認したり、最後にはドイツ滞在中に初めて自分で作ったリースリングも出して、残念ながら状態はイマイチでしたけれど、浩之さんのワイン作りの骨格にもなっていると思われる、お世話になったトロイチュ・プジネリ家のワイン造りの話もできたのはとてもよかったと思います。まさに「クスダワインズの歴史を辿る旅」だなぁと思いながら見ていました。



IMG_4560日本から駆けつけてPinot Noir NZ 2017から手伝っていただいた卓也さんには、この日のために特別なリーデルのグラスを手持ちしていただいた上に、ワインの抜栓や状態チェックに、進行に合わせたワインのサーブもすっかりお任せし、おかげで限られた時間の中でスムーズに、予定していたすべてのワインを出すことができました。ありがとうございました。




IMG_4546ジャンシスさんは相変わらずオシャレで背筋のピンと伸びた、できる女性の見本のような佇まいでしたが、「これは写しとかなくちゃ」といそいそと携帯で写真を撮ったりと可愛らしいところもあり、最後には「今日は子供たちはどうしてるの?」と聞いてくださったり、挨拶に出てきた浩之さん達のお母さんにも優しい言葉をかけてくださって、まったく偉ぶったところがなくて気配りも届くすごい人だと改めて感激。

帰りしな、再訪を匂わせるような言葉があったと浩之さんも驚いていましたが、もし!そんなことがあるならば、その頃(どの頃かは分かりませんが・笑)には完成していて欲しい自社ワイナリーのテイスティングルームでお迎えしたいものだ、とか食事にお招きできないかな、と妄想を膨らませてたりしています(笑)。そのためにも、これからもおいしいワインをしっかり造ってもらわないと!

ただただ残念だったのは・・・・
この日着ていた浩之さんのボタンダウンの衿のボタンが留まってなかったこと。
洗濯係ツマ、大失敗。あ〜あ!

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二人旅

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小さい頃から揺るぎなく電車好きの健ちゃんと
山が大好きなオーマが
「いつか一緒に行きたいね」と話していた
クライストチャーチからアーサーズ・パスを越えて
西海岸のグレイマウスまで走る
トランツ・アルパイン号に乗る旅に出かけて行きました。

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ところが!
先週路線の途中にかかるあたりで山火事があって
現在肝心の電車は運行できず
バスに切り替えられてしまっているのがとっても残念!

でもお天気はいいらしいので、
せめて美しい山の眺めを楽しんできてほしいところです。

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この二人、4年前にはオーストラリアで
アデレードからパースまで
インディアン・パシフィック号で旅しています^^
その時はほとんど記念写真がなかったので
今回はシッカリ写してきてね。

コーンクリームスープ

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トウモロコシとタマネギでクリームスープ。
今が旬のこの二つを使うのだから
美味しくならないわけがありません。

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ニンニクのみじん切りと一緒にじっくり炒めて水を加えて煮込んだあと、
バーミックスで粗くつぶして、
加えるのは生クリームと塩とコショウだけ。
甘〜い旨〜いスープになりました。

本、あれこれ

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須賀敦子さんが親しい友人宛に書き送った手紙や葉書を集めた一冊「須賀敦子の手紙」を読んでいます。個人的な手紙を、他人の私などがこうして読んでしまうことには罪悪感も感じますが、理知的で端正な著書の文章からは近寄りがたいイメージすらする須賀さんの、飾らない素顔の文章から少女のようなのびやかで柔らかい感性もうかがえて、勝手に親近感を持ちつつ心温まる思いもしながら読んでいます。
そして、22年もの長いあいだに綴られた手紙たちを一気に読んでしまうのももったいなく、ポケットにしまった宝物を時々とり出しては眺めるように(笑)ちびりちびりと読み進めています。

同時進行で、江國香織さんの「左岸」という本もとぎれとぎれに。
読んでみたいと思っていた江國香織さん、先日帰省した実家にたまたまあって持ち帰ったのがこの作品だったのですが、ところどころにさらりと書かれた一文が静かに心に響く感じで「あ、この人やっぱり好きかも」と思っています。
この本は辻仁成さんが「右岸」という題名で別の登場人物を主人公にした対の物語を書いているらしく、辻さんの本も読んだことがないので、このあとそちらを読むオマケの楽しみもできてうれしい。
「左岸」と「右岸」という素敵な題名でこの二人のコラボレーション、ジャケ買い傾向の私にはたまらないところでもあります・・・。

電子書籍も普及して、海外にいても日本の本が簡単に読めるようになりましたが、ほんとに読みたい本は紙の本で、抱きかかえるような思いで?読みたい私です。
そして昼間はいいけど暗くなると老眼鏡がお友達(笑)。

プロフィール
楠田 玲子
ニュージーランド・マーティンボロでワイン造りをしている夫とけんすけ・ゆりあの二人の子どもとの生活を紹介したいと思います。
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