東武鉄道は、2008年6月14日に実施する東上線・越生線ダイヤ改正の概要を3月27日に発表しました。3年ぶりのダイヤ改正です。
<<今改正のポイント>> ●東京メトロ副都心線との相互直通運転を開始
●座席定員制列車「TJライナー」の新設
●平日朝ラッシュ時間帯の運転ダイヤ見直し
●東上線池袋駅発着全列車の10両編成化
●昼間時間帯の急行列車運転本数を毎時5本に増発
●現行の特急を廃止して、快速急行を新設
●越生線のワンマン運転化
今改正では、副都心線直通運転開始に伴い地下鉄直通列車を大増発すると共に、対池袋輸送を強化する内容となりました。
東上線から東京メトロ副都心線への直通運転は平日朝ラッシュ時(上り)が6本、昼間時(上り)4本、夕ラッシュ時(下り)4本。土休日は終日4本。平日一日で見ると、上り58本、下り54本の上下計112本を運転。
同時に有楽町線への直通運転本数が見直され、有楽町線への直通運転は平日一日上り52本、下り56本の上下計110本へと変更。
東上線〜メトロ直通列車の列車設定は、東上線内は各駅停車で、副都心線内は急行及び通勤急行、各駅停車で運転し、有楽町線内は準急及び各駅停車での運転となります。
一方対池袋輸送は、メトロへの流出防止対策が目立つ内容になってます。平日朝ラッシュ時は、運転ダイヤを見直して、通勤急行及び準急の所要時間を平均2〜3分程度短縮し、更に小川町発急行(池袋7:30着、同7:46着)を新設。
昼間時は、森林公園発着急行を1本増発して、川越市〜森林公園間の運転本数を現行の毎時4本から5本へと変更。
夕ラッシュ時は、TJライナー(平日6本・土休日4本:50090系をクロスシートモードにして運転)を新設。現行の平日同時間帯急行と比較すると、TJは川越25分、森林公園47分、小川町62分と到達時間が大幅短縮されます。いずれも、ふじみ野と川越市で各駅停車との接続をとるそうです。
深夜は池袋23:25発森林公園行の急行1本を増発し、最終急行を25分繰り下げ。
また越生線では運行本数に変化は無いものの、今改正から全列車でワンマン運転が開始されます。既に車両・施設面共に準備が開始されていて、改正後は8000系ワンマン対応車両のみで運行になります。
それにしても今回のダイヤ改正は、実際のダイヤが発表されないと判らないようなモノとなりました。
毎時5本になる急行とメトロ直通列車や越生線との本数が噛み合わない点と、急行増発と引き換えに準急は減便が見込まれることを踏まえると、長年採ってきた15分毎のサイクルダイヤが崩れ、覚えにくく駅によっては現状以上に不便なダイヤになるのは確実なモノになりそうです。またメトロ直通は副都心線開業後の乗客流動が未知数な事から、まずは各駅停車だけの直通で様子を見ようとの考えだと思います。
これらの点については、今後の検討課題になるかもしれません。







