2012.1.19-元検観察-収容線に並ぶ各社の車両東京メトロ、東武鉄道、西武鉄道の各社は、2013年3月16日に東急東横線と東京メトロ副都心線等が相互直通運転を開始することに伴う各線のダイヤ改正の概要を1月22日に発表しました。東上線では約2年ぶり、西武線では約半年ぶりのダイヤ改正です。

〜改正のポイント〜(一部のみ)

●東急東横線〜メトロ副都心線〜東武東上線・西武池袋線の相互直通運転開始。
●TJライナーを増発し、18時〜22時(土休日20時)までは30分間隔で運転。平日全列車小川町まで延長。(東上線)
●平日・土休日共日中時間帯の輸送体系を見直し(東上線)
●新種別「快速」を運転開始。(東上線)
●渋谷〜新宿三丁目間で各駅停車を増発(副都心線)
●始発〜10 時、17 時〜終電時刻に和光市を発着する平日すべての「急行」を「通勤急行」に変更(副都心線)
●和光市発新木場・渋谷方面最終列車の繰り下げ(有楽町線・副都心線)
●東村山に特急「小江戸」が新規停車(西武新宿線)
●萩山駅連結作業廃止に伴う拝島線・多摩湖線の輸送体系・運行形態変更(西武新宿線)
●女性専用車・弱冷房車の運用変更(各線共通)

今回の新ダイヤは、各社とも攻めの戦略を打って出た印象です。
特徴的とも言えるのは、東急東横線〜メトロ副都心線〜西武池袋線間の直通列車の一部は各社最速の種別で運行する点です。速達性と利便性の強化に重点置いたモノで、沿線相互送客の活性化が図られます。

東上線では、急行以上の新種別「快速」を設定。日中時間帯に優等列車が無かった川越以北に優等列車が毎時2本設定されます。大きな動きがあると見られていた有楽町線・副都心線直通列車は日中毎時6本から4本(有楽町線2本、副都心線2本)に削減。また日中は急行を毎時4本、準急を毎時2本に削減します。
川越以北は、関越道・圏央道・国道254号・国道407号等の道路網が発達した結果、駅前が衰退、その一方ロードサイド店舗が発達し、鉄道利用環境は厳しいモノです。快速の設定は、様々な意見があるようですが、TJライナー・快速急行設定でも不足した車への流出対応策の強化と将来的な沿線人口減少抑制策の一環と捉えてます。
対有楽町線・副都心線に関しては直通列車の削減、優等運転無し等で冷ややかな印象を受けます。これは、輸送障害時に東上線池袋発着系統と有楽町線・副都心線系統が相互に影響及ばない為とそのダイヤ早期回復対応。優等運転無しは、直通列車は東上線内を普通運転することで、拠点駅で東上線池袋発着優等列車との緩急接続で対池袋を重視しつつも、有楽町線・副都心線直通の利便性確保を両立した結果と受け止めます。

改正で東上線に関しては、各種別の停車駅毎に明暗分かれる結果になりました。一部では日中の運転本数が削減される反発が自治体関係者等から出てます。東上線の2008年以降のダイヤを見ると、色々試行錯誤してる様子が伺えます。運転間隔と接続パターンにバラツキがある現ダイヤを、等間隔にする事でその使いにくさが改善されると期待しながら時刻表の発売を待とうと思います。そしてダイヤ改正までの間に無くなる列車等を記録していきたいところです。