2006年11月06日

お帰り♪

けんちゃんは れいらに電話を掛けてこう言った。

「今からコレクトコールで俺の所に電話掛けてみな」

言われるままに掛けてみる。
コレクトコールってさ その人がどこにいるのか教えてくれるんだね。

けんちゃんの居た場所は、関東圏内に住んでいる弟の所からだった。

関西からそこに寄り一泊してから れいらの住む街に来るって言ってた。


れいらは 明日けんちゃんに会える嬉しさで一杯だった。
けんちゃんが居なくなってから ほんの数日なのに それまで毎日逢っていたから、
すごく長い時間に感じられた。

「明日 いつもの所でな」

その日の夜はワクワクして中々寝付けない。

(今、寝て起きれば・・・すぐに逢える)
そんな事ばっか考えていた。


翌朝、旦那と娘を送り出すと、飛び出すようにいつものパチンコ屋さんに向かった。
その距離ももどかしいくらい早く逢いたくて・・・。

玄関の所で 常連さん達と話しているけんちゃんを発見。

冬服にサングラス。数日前のけんちゃんとはちょっと違う印象。
でもそれがまた良かったりして(笑)

しばらくパチンコを打っていたけど 途中で辞めてドライブに行った。


久しぶりに会えたから それだけで嬉しくて 沢山話して・・・。

でも・・・けんちゃんが変わって行ったのは このころからだった・・。


reira5 at 23:28|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

2006年11月04日

条件

けんちゃんが出した条件・・・。


それは








れいらがけんちゃんとの将来を考えるのなら関西から帰ってくるというもの。



どうしよう・・・。




れいらはけんちゃんが居なかった頃の生活に戻ろうとしていた。
忘れなきゃ!!


でも電話もメールも しないではいられなかった。

けんちゃんの家は空港から近いとかで 飛行機の関係からかすぐに電話が切れてしまう。
電話をかけるたび 呼び出し音が鳴るまでに時間がかかり その距離を感じた。

そんな最中 れいらはSちゃんの家に遊びに行った。

けんちゃんからの条件を話し

「このまま 忘れちゃったほうがいいんだよね」
って話すと
「後悔しない?? 私は今でも後悔してる事あるよ?あの時決断してたらなって事」
「そうなのかな?でも一緒に暮らせるワケ無いし・・」

Sちゃんは れいらがけんちゃんと一緒になる事を進めていた。

しばらく話していると、けんちゃんからメール。
関西に帰ってから「今 何々をしている」メールが増えていた。

Sちゃんは
「関西行ってみたいね 今度二人で連れて行ってもらおうか??」
って言ったので
「じゃ そうにメールしておく♪」

『今度 Sちゃんとれいらを関西に連れて行ってね』

このメールが・・・けんちゃんの条件をれいらが飲んだ と思ったらしい。

れいらを関西に連れて行く=関西で一緒に暮らすと。

次の日、ビックリする場所から電話が来た。





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reira5 at 21:50|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!過去 

2006年10月31日

条件

居候が出て行ってから1週間、家族3人での生活のペースにも慣れて元通りになったと思っていた。


やっと普通の生活が出来る そんな事にホッとした。

それを。。。れいらが崩した・・そう・・れいらが・・。



けんちゃんは パチンコ屋で知り合った年配の女性が持っているアパートに次の入居者が決まるまでと、格安で住める事になり冬服などの荷物を持ちに行くため一旦関西に帰る事になった。
出発の前日、一緒にアパートの大家さんにもなる女性の家に挨拶に行った。
その女性は居なかったけど、娘さんがいたのでお邪魔して けんちゃんは一晩そこに泊まる事に、れいらは家に帰った。

夜になってから
「今日はいつもの駐車場で寝てる。泊まらないから」
ってメールが来た。
「どうしたの?」
って返したら
「アパート ダメになった」
あれから色々とあったらしい。
れいらには詳しい事は分からないけど、何だか揉めたらしい。

けんちゃんは夕方出ると言っていた。
日中はまだこちらにいるので、丁度出来上がってきた まなの七五三の写真を持って逢いに行った。

遠距離の運転(8時間)になるので車のエンジンオイルを取り替えなきゃと、車屋さんに持って行き、待っている時間の事。
れいらは、身体の一部のように結婚指輪をしていた。
それを見たけんちゃんは
「それ見せて」
と言って来た。
「うん」
って指から外して渡した瞬間、無くなっていた。
え??どこにやったの?
「ねぇ 返して」
って言ったら
「飲み込んじゃったからもう無い」
何回言っても返してくれず どこかに隠したのか本当に飲んじゃったのか分からないけど、周りを見渡しても投げた様子も無かった。

不倫してて こんな事言うのもナンだけど・・れいら、家庭を壊す気は無かった。
けんちゃんもそう言っていた。
最初かられいらが結婚している事は承知の上。
俺は そこには入って行けないと。だから余計安心していたのかもしれない。
まさか 結婚指輪取られちゃうなんて・・・。

この時、けんちゃんの本性に気が付いていれば・・・。




けんちゃんは 出発する前に
「俺 あの女性のアパートにも住めなくなってこっちに来たらまた車での生活になる。オマエにも助けてもらう事沢山あると思う。俺との将来考えてみないか?」
って言われた。

その時のれいらは、このままけんちゃんに会えなくなる事が寂しくて・・・。
少し・・考える・・。
と答えてしまった。


オイル交換の終わった車で、けんちゃんは関西に向けて車を走らせた。

れいらは彼が家に着くまでメールを送った。
送りながら。。。けんちゃんが出したある条件を真剣に考えていた。

reira5 at 21:27|PermalinkComments(1)TrackBack(0)clip!過去 

2006年10月26日

地雷

前回までの話は れいらが他で書いていたブログをコピーしていましたが、そっちのブログにはそこまでしか書いていなかったので 今回よりこちらに新しく投稿して行きますので、よろしくお願いします。


お金が無くなった事 旦那もれいらもしばらく居候には何も言わなかった。
確信が無い ただそれだけの理由で・・・。

家の中の雰囲気も最悪。
まず 会話が無い。
せっかく食事を作っても 旦那も居候もほとんど手をつけず、何も知らない娘だけが無邪気にご飯を食べていた。
れいらは そんな娘に何かを感づかれないように 笑顔で相手をするのに必死。
まさに地雷を抱えている・・そんな状態だった。

その地雷が踏まれる時が・・・。

れいらが
「本屋さんに行って来る」
と家を抜け出し 駅で車を止めて休んでいたけんちゃんに会いに行った時。
着いてまもなくれいらの携帯が鳴った。

居候 「俺さ 出てくから!!今まで世話になったな!」
れいら 「どうしたの?急に?」
いきなりすぎて何があったのか 分からない。
居候 「金が無くなったって どうして言わなかったんだよ!?俺絶対盗ってないからな!!」
れいら 「うん 無くなった でも言えるワケないじゃない」
居候 「疑ってたから言えなかったんだろ?とにかく今まで世話になったな!」

れいら 何でこんなに怒鳴られてるの?

家を出てからまだ10数分しか経っていないのに その間に一体何が??
とにかく帰らなきゃ!!
けんちゃんに事情を話すと

けんちゃん 「居候が出てくんだろ?何でオマエが帰らなきゃならないんだ?もう関係ないんだろ?」
れいら 「それはそうだけど・・でも何があったのか分からないから・・」
けんちゃんは、関係ない ほっとけ って中々納得しなかった。
それでも 今 家の中はどんな状態なのかが分からないし心配だからと強引に帰った。

家に帰ると 意外にも穏やかな空気があった。

旦那「居候(以後「いち」) 出て行ったよ」
れいら 「うん 電話があった 世話になったなって」
旦那 「恩をあだで返されたな」
れいら 「何があったの?」
旦那 「娘(以後「まな」)の金が無くなったって言った」
れいら 「そしたら?」
旦那 「怒って出て行った」

詳しいやりとりは覚えていないが こんな会話をしたような記憶がある。
まなは寝ていたので良かった・・・。

そして旦那は
「これで普通の家庭に戻るな・・ホッとした」
と言った。

でも れいらも旦那も後味の悪さを覚え、その晩は良く眠れなかった。

旦那の話だと、怒って出て行ったのは見に覚えがあるから言い訳も出来なくて逃げたんだろう という事だった。

それから少しの間だけ・・我が家は普通の家庭に戻ったかのように思えた。
いちが戻ってくるまでは・・・。

その間 わずか1週間だった・・。







reira5 at 23:47|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

2006年10月24日

七五三

居候は ある日突然仕事を辞めてしまった。
次の仕事が始まるまで と また家でゴロゴロする日々になった。

子供の七五三の時期だった。

れいらの子供はちょうど七五三の年齢だったので例に漏れずお祝いをした。
終わってから1週間が経った頃。。お祝いにと頂いたお金を銀行に預けようと出そうとしたら・・。
無い!!からっぽ!! 袋も無いし何も無い。

隅々まで探したけど全く見当たらなかった。

そういえば・・七五三が終わった次の日 居候がパチンコで勝ったからと大金を持っていたのを思い出した。もしかして!!!

れいらは旦那に電話した
「七五三のお祝い金が無いの!!そっくり無くなってるんだよ ちょっと前にあの人が沢山お金持ってたよね??あれじゃないの??」
旦那も動揺していた。

居候は手癖が悪く有名だった。一緒に酒を飲みに行くと誰かのお財布が無くなる。
以前 娘の誕生日のお祝いをした時掛け付けてくれたれいらの母のバックが無くなった事もある。

スリで刑務所に入っていた事もある。

だから 居候が来たばかりの時は 旦那もれいらも自分のお財布を枕の下に入れて寝ていたのに しばらく一緒に生活をしていた事に油断していた。

れいらは お金が無くなっただけだったらここまでショックを受けなかったかもしれない。
だけど あのお金は特別だった。
子供の・・・皆の心がこもっている大事なお金だった。



その日から我が家の空気は とても重くなっていった。





reira5 at 19:49|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!過去 

2006年10月23日

結局は・・

「どーしたの???」
思わず席を立った。
「オマエばっかりずるいから俺も来た」
はぁ??帰るんじゃなかったの??
しばらくパチンコをしていたけど 途中で切り上げてドライブに出掛けた。

「俺 やっぱオマエ残して行けない あの時メールでさ、れいらの事忘れないでね って打ってきただろ?それ見たとき、オマエの存在の大きさに気が付いた。 俺こっちにいると家も無くて食っていくのも苦しいけど そばに居たい」って言ってくれた。

けんちゃんのいる日常が戻ってきた。
結局 れいら達は離れられなかった。


reira5 at 20:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!過去 

2006年10月16日

パソコンから

けんちゃんは れいらが届けたジャンバーを記念にと持って行った。
出発したのが夜だったので 今頃どの辺走ってるのかな?なんて思いながらいつのまにか眠っていた。

朝起きて・・今日はパチンコに行ってもけんちゃんはいないんだって思うと寂しかった。
数日前から風邪をひいていたらしく 咳き込む事もあったから心配もしていた。

ぼ〜〜っとしているとけんちゃんからのメールを受信。
「今○○にいる 熱が高くて動けない 車で寝てるから」って。
そこはれいらの家から数時間の場所。
車があるとはいえ11月 場所的にも標高が高くとても寒い所。
心配になって電話してみた。
「れいら今から向かえに行くから!!どこにいるの?教えて!!」
「いや・・大丈夫 知り合いもいるし何とかなる」
「ダメだよ 車で寝てるんでしょ??悪化しちゃうよ 寒いんだから」
「来るな!!」
すごい声であまり話しも出来なかった。

知り合いがいるのは本当だったらしく 自分の家に泊まらないかと進めてくれたけど
女性だったので、れいらが妙な嫉妬をすると思って断ったらしい。

暖かい昼間のうちに睡眠を取っていたらしく 夜になってからメールが届いた。
当時のれいらの携帯は、ショートメールしか送れなかったので パソコンからけんちゃんの携帯にメールを送った。
「れいら嫉妬なんてしないから・・お願いだからその女性の所に泊まって」って。
だけどけんちゃんは 車から動こうとしない。
「毛布もあるし大丈夫」
そして
「オマエがパソコンの部屋でも寂しくないように いっぱいメール送るな」
れいらはパソコンから離れられなかった。

2日間くらい車で寝ていたが、悪化する一方だったらしく知り合いの人が病院へ連れて行ってくれたらしい。
そのまま 肺炎と言う診断を受け即入院。
正直この時は ホッとした。
やっと暖かい場所で お布団の上で眠れるね って。

れいらはけんちゃんが車で過ごしている間は パチンコをしなかった。
パソコンのメールを眺めたり 看護婦さんの目を盗んで時々送ってくれるメールを待っていた。
電話もしてくれた。
声も日増しに元気になって行き 時には看護婦さんと冗談を交わしたり出来るまでに回復していた。

もう大丈夫・・そう思うと私の足はまたパチンコに向かった。
けんちゃんも
「オマエだけずるい!!俺もやりたい!」
「病人は大人しく寝ていなさい!!」
メールしながらパチンコ。

それから数日後、いつものお店でパチっていると 後ろの席から視線を感じた。
振り返ると けんちゃんがニコニコ笑いながられいらを見ていた。


reira5 at 21:06|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!過去 

2006年10月15日

関西に帰る?

けんちゃんは 関東には住む家も無く 毎日パチンコをするのにも限界があった。
お金が無くなってきらたしい。

ある日の朝 れいらの家の近くのパチンコ店にいるとメールが来た。
寒いって入っていたので れいらはジャンバーを持ち 届けた。
この日のパチンコで またお金が減ったらしい。
あとは 関西の自分の家に帰るお金だけ・・。
突然「関西に帰る」とメールが来た。
れいらは すごく寂しくて嫌だと言った。
夜だったので 本屋さんに行ってくると言い けんちゃんがいるパチンコ屋さんまで行った。
車の中で話したけど けんちゃんはもうすっかり帰るつもりでいた、
寂しくて少しだけ涙が出た。
家に戻ってからもメールで話してたけど れいらがここで引き止めても けんちゃんはこっちには住む場所も無くて 仕事も無い。だけどれいらには どうする事も出来ない。

自分の気持ちに無理矢理 整理をつけ送ったメール。
「今までどうもありがとう れいら、けんちゃんの事忘れないよ」
「けんちゃんも アタシの事忘れないでね」

そして けんちゃんは 出発した。


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2006年09月10日

居場所

れいらは けんちゃんと肩を並べてパチンコをするようになった。
いつのまにか 付き合うようになっていた二人。

パチンコ屋さんでは れいら達が付き合っている事を知り合いのほとんどが知っていた。
みんな協力的で、中には けんちゃんに「れいらちゃん 最近幸せそうだね☆」って話していた人もいたらしい。

だけど 面白く無いのは SちゃんとMちゃん。
元々 その二人は私を通しての知り合いだったけど、それをきっかけに 二人でヒソヒソ話すようになっていった。
でも そんな事も気にならないくらいれいらは浮かれていた。
いつのまにか 車で寝泊りするようになっていたけんちゃんに会うため、1時間ほど家を抜け出し逢っていた。

昼間はパチンコ 夜は車で会うのが日課になっていた。

家の事情は何も変わっていない、だけどけんちゃんと一緒にいる時は何も考えなくていい。
とても 居心地の良い空間だった。

「俺 あの時さ 一回だけ オマエ抱ければいいと思ったんだ・・あの後電話来なかったら 多分今付き合ってなかっただろうな」って笑った。

Sちゃんも好意的になってきて 色々な話や相談もするようになっていった。

けんちゃんとSちゃんも仲良くなって行き それが私にも嬉しかった。


reira5 at 21:56|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

2006年09月07日

何かが・・・

送ってもらった後、自分の車に乗り換えて家に向かう。

旦那とは セックスレスだったので久しぶりの感覚だった。

次の日は 筋肉痛。
だけど 実家の方で用事があったので出掛けた。
身体中が痛いのと同時に けんちゃんの事が気になった。

どうしちゃったんだろ??れいら。

今頃 けんちゃんは いつものパチンコ屋でパチンコしてるんだろうか・・。

聞いていた携帯に電話をしてみる。
「もしもし」
パチンコ屋の騒音と共にけんちゃんの声が聞こえた。

「あたし 筋肉痛なんだけど・・・。」
「昨日エッチしたからかぁ??」

この電話さえしなえれば・・・あんな事にはならなかったのかもしれない。
れいらはこの時 強引だけど優しい面があるけんちゃんに好意を寄せ始めた。

何かが・・変わっていった。


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