大正琴「智沙の会」に参加して 明けましておめでとうございます

2015年08月10日

青木新門先生の講演

毎日、厳しい暑さが続いています。8日は,邑南町品川始さんの「私のシベリア抑留記、凍った大地に」の復刊記念講演会が邑南町田所公民館で行われました。
 品川さんのお礼の挨拶の後、アカデミー賞受賞の映画「おくり人」の原案、「納棺夫日記」の著者、青木新門先生の記念講演会がありました。
 品川さんのシベリアにおける、抑留生活、憎しみも、悲しみも、すべて大地に捨てて、帰られたという著書は、以前読ませていただき、感動しましたが、ご自身の挿絵も、お優しい人柄がにじみ出ていました。
 8歳まで満州で生活し、同じような経験をお持ちの、青木先生のご講演も納棺夫
としての職業意識、そして、生と死の接点、そこで敬虔な思いで、向き合うことの尊さ等、体験を通してのお話は、私たちの心をしっかり揺さぶりました。2時間の講演会、地元の皆さんも約300名参加、戦後、70周年を迎えるにあたってのご講演故、一層意義があったように思います。.
..
もっと見る

reisho at 15:44│Comments(4)TrackBack(0)

トラックバックURL

この記事へのコメント

1. Posted by Q左衛門   2015年08月17日 09:38
私のすぐ上の兄もシベリヤに抑留されました。
満州で中隊長をしていました。危ない所、九死に一生を得て昭和24年に帰国できました。でもこの抑留された時の無理がたたって早く亡くなりました。返す返すも残念でした。ソ連の一方的な不可侵条約を破棄しての参戦はソ連に対しての不信感は今もあります。
北方領土も早く返してもらうべきです。、
2. Posted by みーちゃんです   2015年08月17日 16:29
終戦は小3の時でした。玉音放送が有るとのことで役場へ全校生で聞きに行ったけど、4級スーパーラジオから天皇陛下のお言葉がとぎれとぎれに聞こえるけど、何を言ってられるのか解らず、頭を下げて聞いて居た記憶が、蒔いた種とはいえ、戦争は絶対してはいけないことですね。敗戦したからこそ今の平和で豊かな暮らしが有るのですよね。子供の頃大きくなったら兵隊さんに、は昔の話ですよね。(笑い)お元気にご活躍下さいませ。
3. Posted by れいしょう   2015年08月17日 17:12
 石川先生、ご投稿を有難うございました。FBには投稿できるのですが、此方は、なぜか、文字が小さくなり、なんとなく、失礼してしまいました。

 お兄様は戦争でご活躍をなさったのですね。私たちは、戦時中の教育を受けて、ずいぶん苦しい思いをしました。兄も戦死しています。でも、戦場に赴かれた方をはじめ、被災された方々の苦しみは、私たちの類ではございませんね
 先生のお兄様も、抑留生活でご苦労をなさったのですね、その為、大切な人生を…本当に、お気の毒に存じます。ロシアへの先生のお気持ち同感でございます。
 それにしても、最近は、精神的に、生きつらい世の中になってしまいましたね。
4. Posted by れいしょう   2015年08月17日 17:18
 ミーちゃんさん、ご投稿をいただき.有難うございました。天皇陛下の終戦の詔勅を、私たちは、学徒動員に出ていて、出雲市の大和紡績工場で、お聞きしました。
 これからの日本はどうなるのだろう・・・と随分、心を痛めました。でも、平和が訪れて、本当によかったと思います。この幸せは、ずっと守り続けていきたいですね。

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
大正琴「智沙の会」に参加して 明けましておめでとうございます