今後を考える

 なかなか国民投票で民意を問うというのは難しいですね。もともとが拮抗していたので、どちらに転んでもおかしくなかった訳ですが、こういった大切な決断をもう一度投票をすればひっくりかえる様な状態で決定して良かったのかどうか。但し、投票を実施し、拮抗状態までもっていってしまった政府の、負けと言えば負けなのかも知れません。

 とは言え、いくらそんなたらればを並べても、キャメロン首相も辞任を表明してしまった今、後戻りは出来ませんので、今後を考えねばなりません。英国のみならず、EU各国、全世界の政府・企業、そして我々の様な個人投資家にも甚大な影響が及びました。

 英国のEU離脱は、2年間かけて話し合いが行われた後という事を聞いていましたが、24日に大打撃を受けたEUは、英国に対して「なるべく速やかに」離脱するよう促した、との事ですので、時間軸はもう少し短くなるのかも知れません。それでも、明日からすぐ英国がEUでなくなる訳でなく、各企業の業績などの経済活動については、長い時間をかけて徐々に影響が出て行くという事になります。

 従って、株価としては、月曜日も1,000円安なんて事にはならないとは思いますが、こればかりは需給関係で決まり、投げが投げを呼ぶ展開もあり得ますので、来週以降も荒っぽい展開が続くのかも知れません。ただ、外国人投資家から見ると、ドルベースやユーロベースで見ると、株価2万円の時からそんなに下げていないと見えるかも知れませんので、利食いの対象となる可能性はあります。

 気になるのは、やはり円の動向ですね。目先は政府が断固とした対応でこの近辺を死守するのかも知れませんが、ユーロの信頼が薄れた今、長い目で見た場合に円は買われ易い状態が続く事は自明だと思います。従って、ドル−円が、中長期的にまた100円を切ってくる事も想定され、日本株の下押し圧力になるかも知れません。

[追記]
 NHKの6/25 21:00〜の番組を見ていたら、離脱の通告後に交渉スタート(2年)という事で、離脱派は何も準備をしていない為、出来るだけ通告・交渉スタートを先延ばしするのでは?という話がありました。



reit_fightreit_fight  at 17:25  | コメント(0)  |  この記事をクリップ! 

本日の値動き(2016-6-24)

 歴史的な1日でした。

 昨日、「世論調査などの見た目の状況だけ見るとまだまだ拮抗しており、離脱ともなれば株式市場は大きく下落する可能性がありますので、今日の引けなどは売った方が儲けの期待値は断然高い様に思えますが」と書きましたが、今日の寄りはヘッジ売り追加が正解でしたね。少し保有する持ち株の日経ベア2は大幅上昇したものの、DIの大幅下落によりなす術なしでした。

 それにしても、日本市場には非常に悪いタイミングで開票が行われたものです。じわじわと離脱有利が伝わり、昼過ぎにThe endが伝わる。仮に、これが引け後に行われ、結果を見て翌日の相場であれば、これ程落ちる事はなかったのでは?と思います。

 こんな事もめったにないと思いますので、今日の値動きをしっかりと記録しておきます。

[日本市場の値動き]
・日経:14,952.02円(-1286.33円、-7.92%)
・マザーズ指数:890.67(-83.07、-8.53%)
・東証1部騰落レシオ6日 122.18.50(↑数6、↓数1,954)
・騰落銘柄数:20%以上↑3、10%以上↑19、5%以上↑39
 →主に、VIX、日経平均ダブルインバースが中心
        20%以上↓2、10%以上↓413、5%以上↓2331
・1時STOP安銘柄:82銘柄(但し、終値もSTOP安は5銘柄)
 →とにかく幅広く均一に売られた事が分かります。
・東証一部出来高:3,623百万株(昨日1,641百万株)

reit_fightreit_fight  at 21:33  | コメント(0)  |  この記事をクリップ! 

本日の値動き(2015-6-23)

 昨日は小型株がかなり嫌なムードでしたが、指数の好調に引きづられて、どうにか持ち堪えた感じでやれやれといったところでしたね。それにしても英国のEU離脱の決定を明日に控えている中で、今週は予想外に好調ですね。世論調査などの見た目の状況だけ見るとまだまだ拮抗しており、離脱ともなれば株式市場は大きく下落する可能性がありますので、今日の引けなどは売った方が儲けの期待値は断然高い様に思えますが、残留が市場コンセンサスとなっている様に見えます。

[重要イベント]
・英国のEU残留・離脱を問う国民投票中
 →開票結果は日本時間で明日順次分かります。

[日本市場の値動き]
・日経:16,238.35円(+172.63円、+1.07%)
・マザーズ指数:973.74(+6.49、+0.67%)
・東証1部騰落レシオ6日 64.50(↑数1,285、↓数556)
・騰落銘柄数:20%以上↑3、10%以上↑13、5%以上↑67
         20%以上↓0、10%以上↓8、5%以上↓38

[個人的に本日気になった銘柄]
・8462 FVC 2,024円 +397円(+24.40%)
 →後場急騰
・4310_DI 2,082円 +120円(+6.12%)
 →久しぶりの大幅反発。出来高もよい感じ。

reit_fightreit_fight  at 22:39  | コメント(2)  |  この記事をクリップ! 

DIへの株主要望のその後

 全く期待していなかったのですが、本日DIより株主要望への回答が返って来ました。A4 1枚半程度の丁寧な回答でしたので、少し驚いています。

 内容的には、「業績予想開示については、過去の経緯や東証との相談の中で非開示となっており、なかなか難しい」という事で、少し残念でしたが、一方で、「その他要望については、今後のIRの際に適宜反映していければと存じます」と書かれていましたので、出して良かったなと思っています。まあ、やはり、真面目で実直な会社と思いました。

 ホルダーの方もいると思いますので情報を少し書いておくと、「実は、前期にIPOしてもおかしくない会社があったが、色々な事があって東京証券取引所から承認されなかった。おそらく今期はIPOすると思うため、期ずれということになるが・・・」(株主総会での堀会長の言葉を表現を変えずに抜粋した内容との事です)、後はご推測下さい。アイペットも上場を前に数字を作ってくると思いますし、今期はやっぱり強いと思うんですよね。

 DIに関しては、個人的に成功するかどうかは定かではありませんが、成長株への長期投資で果実を得られるか? という試みを継続しています。そんな事を考えずにドライに取り組んでいればと思う事もありますが、太く長期で持つ事でしか得られない経験もあると感じており、必ず、自分がもう1ランク上の投資家になる為の糧にしたいと思います。DIについては、今後も毎年株主総会に出席するなど、会社へのチェック機能を果たして行きたいと思います。

 なお、本日は当然の反落という感じですが、やはり出来高減少で相場のエネルギーが乏しく、持つ事のリスクが継続している様に思います。西松屋チェーンは結局、本日で売り切りました。

 あと、本日はニケシュ氏が退いたソフトバンクが強かったのが印象的でした。個人的にも、あと5年〜10年孫さんに頑張って頂けるのは大歓迎です。

reit_fightreit_fight  at 23:03  | コメント(0)  |  この記事をクリップ! ドリームインキュベータ  

本日の値動き(2016-6-21)

 本日もしっかりと上昇。金曜日まで予断を許さない状況は変わらないと思いますが、この雰囲気だと英国のEU離脱は杞憂に終わるのかも知れませんね。そうなってくれると事を期待します。

 ただ、23日引け迄に短期ポジションはなし(CPのみ)にしておきたいところですので、今週はあまり動かず慎重に取り組むつもりです。

[重要イベント]
・6/23(木)_英国のEU残留・離脱を問う国民投票
 →開票は日本時間で6/24(金)場中に順次

[日本市場の値動き]
・日経:16,169.11円(+203.81円、+1.27%)
・マザーズ指数:994.18(+11.78、+1.19%)
・東証1部騰落レシオ6日 106.64(↑数1,395、↓数443)
・騰落銘柄数:20%以上↑2、10%以上↑19、5%以上↑87
         20%以上↓0、10%以上↓3、5%以上↓29

reit_fightreit_fight  at 23:25  | コメント(0)  |  この記事をクリップ! 

本日の値動き(2016-6-20)

 本日は、朝方、Brexitで残留派が巻き返して優勢との報道を受けて、比較的しっかりと上昇しましたが、未だ英国の国民投票については拮抗しており、離脱となれば日本市場への影響も大きい事から、全く予断を許さない事に変わりないと思います。とは言え、持ち株の久しぶりのしっかりとした反発に、ほっとした投資家も少なくないと思います。本日は、日経の1面トップ記事に、ゆうちょ銀行とGPIFが、不動産やインフラ未公開株などへの直接投資を始めるとの報道に反応し、不動産株が強かったのが印象的でした。

[重要イベント]
・6/23(木)_英国のEU残留・離脱を問う国民投票
 →開票は日本時間で6/24(金)場中に順次

[日本市場の値動き]
・日経:15,965.30円(+365.64円、+2.34%)
・マザーズ指数:982.40(+32.07、+3.37%)
・東証1部騰落レシオ6日 64.50(↑数1,776、↓数134)
・騰落銘柄数:20%以上↑5、10%以上↑33、5%以上↑316
         20%以上↓1、10%以上↓4、5%以上↓22

[個人的に本日気になった銘柄]
・4589_アキュセラ:1,718円 +300円(+21.16%)
 →相変わらず凄い値動きですね。
・4321_ケネディクス:407円 +22円(+5.71%)
 →久しぶりの大陽線。不動産株全般的に堅調でした。

[本日の取引]
 本日は、まずヘッジ用として日経ベア2を買い増し。西松屋チェーンを寄付買いし、後場伸びないのを見て半分利益確定しました。

 但し、引け後売り残が更に積み上がっているのが分かり、まだチャンスがありそうです。
fff


reit_fightreit_fight  at 22:28  | コメント(0)  |  この記事をクリップ! 

西松屋チェーン

朝方のBrexitで残留派が巻き返している報道を受けて、良い感じで反発していますね。

今日は、遊びで昨日取り上げた西松屋チェーンを寄付買いしましたが、良い感じ。

reit_fightreit_fight  at 12:17  | コメント(0)  |  この記事をクリップ! 

英国のEU離脱(Brexit)について

 経緯などの詳細はネットを調べれば出てきますので省略しますが、ポイントのみ記載します。

(1)いつ判明するのか?
・6/23(木)投票開始も、当日の日本市場には影響なし。
・日本時間の6/24(金)6:00に投票終了。
・開票結果は地区毎で、日本時間の6/24(金)場中
 9:00〜15:00頃にかけ発表されていく予定。
・6/24(金)昼くらいには大勢判明か?

(2)直近の動向
・最近の世論調査の結果は拮抗もやや離脱優勢
・6/16(木)EU残留派議員の女性が撃たれ死亡
 →6/16(木),17(金)は、双方活動を中止した様です。

(3)離脱の場合に予想される主な影響
・ユーロの信頼の低下
・英国のGDPの減少(ヨーロッパの中枢としての地位を失う)
・次の離脱候補を探す動きも出て来ると想定

(4)日本株への影響
単純に言えば下記となりますが、市場での織り込み具合が
不明の為、何とも言えません。但し、日本時間の場中である
ため、どちらに転んでも値幅は大きくなるかも知れません。

・残留:ひとまず円安への巻き戻し。株高(売り方の買戻し)
・離脱:更なる円高(ドル−円100円以下も)。株安。

reit_fightreit_fight  at 18:20  | コメント(0)  |  この記事をクリップ! 

1投資家としての今後の対応

 ざっくりとした今の日本の置かれた状況の私見は昨日の記事の通りですが、1投資家としての投資行動を考えた場合、そういった事を頭に入れた上で、「日々の相場にしっかりと向き合う事」としたいと思います。ブログも取引も休んで株式市場と距離を置くという選択肢もありかも知れませんが、私個人的にはそれでも相場が好きなのです(笑)。

 さて、個人的な今後の投資方針と今後の対応としては、以下を考えています。
(1)DI以外はほぼ全キャッシュ(済)
(2)上記ヘッジとして適宜指数などに一部売建て(実施中)
(3)短期資金は小さく利が出れば即利確しCPに戻す(実施中)
(4)会社401Kは全て定期預金、持ち株積立停止し確定(ほぼ済)

 これをベースに、(3)の短期投資の現状の視点を考えて行きたいと思いますが、まず、短期投資の環境事態が一週間前と様変わりしている事に気づきます。一番大きいのはマザーズ指数の25日移動平均線割れ、かつ週足での大陰線(約20%安)でしょう。主なところで以下の通りです。

・4565_そーせい:21,060円(6/10)→15,000円(6/17)
・7779_サイバーダイン:2,577円(6/10)→2,195円(6/17)

 また、色々なチャートを見ていると、中長期的な保ち合い局面において高値ブレークが拒否されるどころか、少し前にブレークしたものが元の保ち合いに復帰(デジタルガレージなど)、保ち合い下離れ(三菱地所など)も出て来ており、私の短期投資の順張り銘柄のスクリーニングで出てきたのは、通常は100〜数百銘柄あるものが16銘柄のみでした。

 その中で、唯一、6/20以降順張りで興味をそそるのが、7545西松屋チェーンですね。超絶の売り長となっており、今後仕手化する可能性もあるかも知れません。まあ、ただこの相場環境ですのでいずれはここも落ちると思いますので、冒険者のみ検討してみて下さい。

 後は、通常と反対の「保ち合い下放れ戦略」、そして、「急落銘柄のリバウンド取り狙い」という事になりますが、個人的にリバウンド取りに関しては、指標面に安定感のある銘柄でかつ25日移動平均線マイナスかい離、そして欲を言うと5日移動平均線マイナスかい離が大きい事が条件となります。通常、こういった際に戻りの早い、オリックス、ソフトバンクなどは、チャート位置関係なく指数の上昇の恩恵を受け易いため注視しています。

 また、逆に英国のEU残留・離脱を問う国民投票で残留となり、想定以上に大きく戻した場合は、戻ったところは絶好の売りポイントとなるかも知れません。

reit_fightreit_fight  at 10:18  | コメント(0)  |  この記事をクリップ! 

やはり、日本かなり危ないのでは?

 木曜日の本ブログへの投稿以降、あらためて今後の日本株の行方について色々考えています。相当危険な状態にあるのでは?というのが今のところの正直な感想で、最悪のシナリオを書くと、こんな感じになります。なんとかこれを否定したいのですが、読者の方はどの様にお考えでしょうか?

[仮定]
アベノミクスが逆に日本を潰す

[現状分析]
・政府、日銀の政策は出口戦略のない特攻隊の様に見える
・日本の将来というよりも自分の任期中の事しか考えていない
・安部さんは決して失敗を認めず、政府内で誰も口を挟めない

[問題点:兆円単位のメガトン級]
・日銀による国債大量買い入れの問題:出口戦略があるのか?
・年金資金の株価下落による大幅な棄損の問題
・為替介入時に高値でドル買いした資産価値棄損の問題
・政府の指導で自社株買いした企業の資産価値棄損の問題

[現在考えている事]
金融緩和とは、結局一定期間だけ麻薬を打ち続ける様なもので、以下が前提となります。
(1)長い期間は打ち続けられない為一定期間で必ず結果を出す
(2)結果を出した後は、速やかに元に戻す

そして、今回の政府・日銀の政策は上記の通り、相当な(日本の危機となる位の)劇薬ですが、これだけやって日本の経済に何も効かなかった(円安要因により利益の嵩上げ分は除く)という事が一番の問題点だと思います。もう少し分かりやすく言うと、何も効かない間違った薬(抗生物質)を打ち続けたまま、薬が間違っていた事すら認めないという事になります。

以前より話をしている通り、恐らく日銀が全て悪いという訳ではなく、これとセットで政府が不退転の決意で、構造改革や成長戦略を進めていれば、この薬は正常に機能したかも知れませんが、結果論として何も機能しなかった事は、各種データを見れば明らかです。(消費税延期を決めたという事は、政府もこれを認めています)

もう一つ気になるのが、安部さんの言っている事、やっている事が、一層支離滅裂になっている事です。一億総活躍、新しい判断、アベノミクスのエンジンを最大にふかす、など。失敗を認めず、問題点のすり替えをし、現実逃避している様に見えます。

[最悪のシナリオ]
さて、ここからが本日の本題となりますが、皆さまご存じの通り、市場は嘘やごまかしが通用しない場所です。弱い所があれば徹底的に叩かれます。高値掴みの投資家が多ければ徹底的に逆に振られます。今年になっての株式市場を見ていると、円高要因もあるとは言え、やはり日本株の弱さが際立っており、そんな日本の弱さをつつかれ出していると見てもおかしくない様に思います。

というよりも、外資のヘッジファンドらは、他者の弱みは自分の儲けのチャンスですから、日本株下落&円高(恐らくは日本崩壊後に急激に円安方向に向かうが)に向けて明確な戦略を持って取り組んでいるというのが正直なところではないでしょうか?

私の考える最悪のシナリオとは、もともと政府の借金を見ても分かる通り日本は危機的状況にありますが、アベノミクスで良くなるどころかとどめをさされると言うものです。日経平均はまた1万円以下も十分に考えられますし、日本自体がデフォルトなんて事も現実問題として頭の片隅によぎっています。そんな訳で、ここからでも、(多少のリバウンドは挟むにせよ)、なお空売りしかないのかなーと思っているところです。

また、次の選挙については、今後の株式市場の未来を占う意味でも注目していますし、個人的に1投資家として見れば、まずは安部さんに早く退いてもらうしかないと考える様になっています。

reit_fightreit_fight  at 08:18  | コメント(5)  |  この記事をクリップ!