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利食いについてじっくりと考える

 個人的には、今の局面、持ち株の長期ポジションの利食いは頭をかすめる事もなく、直近確定しているのはトーセイの1,050円近辺、サンフロンティアの1,250円〜1310円、オリックスの1920円近辺と直近の押し目で拾ったの短・中期のポジションとなりますし、DIにおいては相場が始まってすらいないと考えていますが、利食いについて相談を受けた事から、良い頃合いと思い記事にするものです。

1.利食いの思考回路について
 まず利食いについての根本的な自分の考え方から。
 例として、@900円の株が、1月に1,000円、4月に1,400円、そして6月に1,300円のチャートを描いたとします。自分が初心者の頃は、4月に売るのが100%ベストで1月や6月に売るのは失敗取引と捉えており、そのため "ピークがいつどこになるか" と、"ピークで売る事"への関心が非常に強かった事を記憶しています。この思考回路ですと、4月に売り逃すと心理的には6月では売れなくなります。これはありがちな思考回路のため、読者の方にも当て嵌まる方がいるかも知れません。

 一方で、今の感覚ですと、1月に売るのも、4月に売るのも、6月に売るのも、利食いであれば、さほど重みづけすることなく○の取引という評価です。4月のピークで売るのは、運が良かった最高の取引ですが、1月で売るのもそこで作れたCPを活用できますし、6月に売るのもピークを確認した後に利食うというストレスのない取引で十分ありという認識です。

 別の言い方をすると、投資家の成果として見た場合に、利食い>>>損切り であることは一目瞭然であり、利食い1(1,000円売り),利食い2(1,400円売り),利食い3(1,300円売り)という、利食いどうしの比較をしても意味がない(それよりも損切りとならず、利食えた事の喜びを噛みしめるべき)という心理かなと思います。反省点があれば、自分にフィードバックし、次の取引に活かせば良いだけですから。

 いずれにせよ、利食いは仕掛けと違って、自分の要因というよりも相場の事情にも左右されますので、その時々で全力を尽くすのは大前提として、いざ利食いの行動の段となると、素直に利食えた事を感謝しながらポチッと売り取引をしているという事になります。

2.利食いを判断する上での要素
 基本は、以下の3つかなと思います。

(1)利食いを行う判断基準に達したこと
 (当初の記載から、一部修正しています)
 判断基準については、以下のa〜cのいずれかが要因となると思います。

 a.自分の利益面からの判断
  〇夏時からの目標の株価(利益)に達した
  ⊂緇採─心間が自分の満足行く結果となった
  少し利は乗ったが思ったより動かない(薄利確定)
 b.テクニカルによるもの
  ヽ銅錺謄ニル指標の売りサイン
  ⊇侏莵發慮詐
 c.株価の客観的評価によるもの
  〇愽弧(実績・予想PER, PBR)での割安感がなくなった
  企業の個別要因(決算・材料の±)
  10年チャート上の位置(業績も加味し分析)

(2)全体相場の推移予測
 個別の株価は全体相場からも影響を受けますので、これも重要な判断材料となります。個人的には現在、全体相場自体は過熱していると感じているものの、年初来高値を更新し続けていますので、逆にチャンス継続と考えており、リスクを考えた上で(含み益が飛んでも許容)、強気のポジションでいます。但し、人によっては、 "過熱していると思うので後の急落を想定して一旦確定してしばらく様子を見よう" という判断もありそうです。

(3)個々人の懐事情と感情
 利食いというのは、確定して利益を得るとともに、買値+利の形でCPに戻すという位置づけがあります。新たな投資先の出現(他銘柄への資金の振り向け)やキャッシュポジションの確保を目的に利食いを行うことは、各自正当性があると思います。また、感情の部分も無視できないと考えられ、結果的に合っていてもいなくても、遅かれ早かれ人は感情により売買をしてしまうものだと考えています。但し、この感情という心理面は強化可能な部分でもありますし、技量が上がればより分析結果によってロジカルに売買を行う事が可能と思います。

3.具体的な利食いのテクニック
(1)小分けに売る
 資金規模が少ないと、なかなか複数単位持てないものですが、小分けに売るというのも、ある意味テクニックのひとつかなと思います。というのも、少しでも売ると確定利益とキャッシュが戻って来ますし、心理的な余裕が出来るからです。また、その銘柄の強さとか、売ってみて初めて分かる事もあります。自分がちょこちょこ利益確定をしているのも、この理由によります。なお、複数単位持っていない場合、トータルでみてA,B,C,Dの銘柄のうち、Aだけ売るというのもこの考えに近いと思います。

(2)チャート上のポイント
 株価というのはどこまで伸びるかは神のみぞ知るものです。特に出来高急増銘柄の上昇中は、自分の想定外の値動きをするものも多いため、個人的にはチャートのポイント的に、自分の決めた投資レンジ(短期、中期、長期)において、ピークから少し下がったところが多いですね。ここら辺が潮時かなと考えるポイントです。なお、保有枚数が大きい場合は、これに併用して、上昇時から少しずつ売り上がって行く方法も併用することがあります。

 別の方法としては、25日MAあたりに逆指値をしておき、株価が上昇に応じて逆指値を上げていくという方法もあります。機械的にトレンド終了で確定されますので、場を見られない個人投資家には向いているかも知れません。

(3)指値か成行か
 個人的には、買いは指値が多いですが、売りは成行を良く使いますね。売ると決めた訳ですので、確実にこれを履行するためとなります。但し、DIをたまーに売るときだけは、板が薄い銘柄ですのでかなり気を使って売っています。

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