
5/21発売の『住まいの設計』に掲載のダイニングテーブル特集の作業を
進めているところなのですが、ダイニングテーブル選びってほんと悩みますよね。
普通に家具屋さんで新品を買うという方法以外にも、アンティークを買う、
という方法もあるし、オーダーすることもできるし、椅子に座らずに座卓で、
っていうライフスタイルもあるし、だいたい家具屋さんってひと口にいっても
いろんなタイプがあるし、、なんて考え出すとキリがない!
そんなお悩みに答えられるような内容になっていると思いますので、
迷っている方はぜひ誌面でご覧ください。
上の写真は奥多摩にオーダー家具の工房を構えるエミケンさん
のダイニングテーブル「角脚食卓Ⅰ型 引出」。引き出し付きのテーブルって
意外にありそうでないんですよね。あってもデザインがダサかったり。
こちらはとてもスッキリとしたデザインで、引き出しを閉めてしまうと
ほとんど存在感がなくなってしまうところがスバラシイ。
残念ながら誌面ではご紹介できなかったので、こちらでご紹介してみました。
工房の主・佐藤健一さんもご自宅で使っているそうで(写真は佐藤さんちのテーブルです)
小さい男の子が2名いるのでとても助かっているとのこと。説得力がありますね!
確かに子供がいるとハサミだの折り紙だの、こまごまとしたものが集まってきてしまうんですよね。
エミケンさんのもう一つの看板商品は機能面でもすぐれた工夫がされている
ちゃぶ台なのですが、こちらは誌面でご紹介していますのでぜひご覧ください。
こちらのエミケンさんには、以前『住まいの設計』で「家具が生まれる瞬間」
っていうオーダー家具を手掛ける方々を取材させていただく連載ページがあったのですが、
その連載の記念すべき?最終回にご登場いただきました。
工房兼自宅のまん前が多摩川で、撮影のときは河原までちゃぶ台を
運んでもらって、多摩川をバックに撮影したことをいまでもよく覚えています。
ご本人もマッチョでかっこいい方なので、ものすごくインパクトのある写真が撮れました。
奥多摩で家具工房っていうと重厚な銘木を使って、、みたいなものを想像する方も
いるかもしれませんが全然違って、現代的でスッキリしたデザインで、
機能的なこともよく考えてつくられているかっこいい家具ですので、興味のある方はぜひどうぞ〜
ワークショップイベントなども時々開催されています。
ちなみにわが家のダイニングテーブルは2年くらい前に買い換えたのですが、
北欧家具taloさんで買ったエクステンションタイプのもの(たしかデンマーク製)。
以前取材に伺った時に思い切って椅子を購入したのですが(モーエンセンです)
あまりにもいいお店なので、ここなら大丈夫だろうと、
普段はほとんどネットで買い物しない私ですが、珍しくネットで買いました。
とくに有名なデザイナーものとかではないのですが、
こういうタイプのテーブルは、向こうでは結構よくあるのだそうです。
広げなければ85×85㎝と小ぶりなので、サイズ感的にもすごく日本人に合いますよね。
お皿がたくさんのときとか、ちびっこが宿題をするときとかは片方だけ広げて、
たまーにお客さんがきたときは両方広げて、となにしろ家が狭いので、
こまめに調節しながら使っていますが、とても気に入っています。
悩みのタネは、ちびっこが座る椅子の下にいつも様々なモノが落ちていること。
(パンくずやら、折り紙の切れ端やら、シールやら匂い玉やら…)
以前は楕円型のテーブルだったのでテーブルからモノが落ちまくって
ほんとにイライラしたのですが、それがなくなっただけでもよしと思うようにしています。


プロが文章を書くと、説得力ありますね。
テーブルは家の中でもかなり場所を食う家具ですからね。
収納としても働いてもらわないと割に合わないですよね。
現在も同時進行で3台の引き出しつきテーブルを作っています。
もう最近引出付ばかりです。
また機会がありましたらよろしくお願いします。