打ち上げ花火

打ち上げては散ってゆく馬券たち・・どうどうめぐり

スプリンターズSの回顧


中山11R
4年前は3歳ラブカンプーが2着、3年前は4歳馬がワンツースリー、2年前は5歳馬ダノンスマッシュが2着、1年前は6歳馬シヴァージが3着大穴。そして今年、7歳馬ジャンダルムが優勝。最強7歳世代と春からずっと言ってますが、やはり最強でした。

ジャンダルム。道中は3番手追走。ファストフォースに被されないかが焦点と見ていましたが、前がぶっ飛ばしてくれたので3角で実質先頭のようなスプリントG1では珍しい隊列。判断が試されたのは直線入り口。待つ選択肢もありましたが、前の2頭に合わせず勢い止めずに抜け出していく判断。これに馬が応えられたことが、外差しナムラクレアが追いつけない展開を決定づけました。

たらればですが、あそこで待っていたら直線入り口で馬群が収縮して外からナムラに並ばれ、自身が怯んだり相手の勝負根性を引き出してしまった可能性がありました。北九州記念が単勝38倍の支持で2秒負けして、次走のG1で単20倍の支持。同馬の叩き2走目はガチだと信じてた人は結構多いみたいです。2着紐が精一杯でした。


ウインマーベル。道中は中位追走。たぶん序盤で軽くぶつけられていてダッシュが少し鈍った感じ。パトロールで見ると面白いですが、内有利馬場で内へ行けたのに行かない判断をしていて、これは途中までナムラの後を追う想定だったんだろうと思います。直線入り口で、やっぱ違うと内へ切り替え、1頭分の進路に突っ込む競馬を選択して成功しての2着浮上。

うまくいった部分も、あそこがこうならと思える部分も両方ある2着。このメンバーでも馬群を怖がらない精神力が通用したのは大きな目処。今年は春も秋も大混戦のG1になって、絶対王者ピクシーナイトが戻るまでは混戦が続くかもしれないので、立ち回りで稼げるのは来春に向けて引き続き武器。
 

ナランフレグ。後ろから運ぶいつもの競馬。どこで外へ出すのか注目していましたが、直線半ばまで馬群を捌いて進出する判断。不完全燃焼リスクを避けて早い段階で外に持ち出すと予想していたので、こちらを選んでしかもスムーズに運んだのは驚き。力は出したと思います。持ち時計のゾーンで決着すれば本当に堅実。


ダイアトニック。割と本気でここから入る事も考えていましたが、本来の動きじゃないかなと2着紐に留めました。直線で内にモタれて伸びきれなかったのを見ると、やはりきっちり出来てなかった印象が繋がっている気がしますし、仕上げ切れていれば大チャンスだったのではと思ったり…。


ナムラクレア。枠に恵まれたと思いましたが、メイケイエールに被されながら3角に入る隊列になるとは。そこもきつかったですし、前走で不完全燃焼になっている分、今回は進路取り最優先で4角大外の進出を選んだのが、ジャンダルムのスパートと被ってしまい最後まで追いつけず。急坂条件で全惜敗も更新しちゃいましたし、そこの影響も。極端な早熟でなければ、高松宮記念でまたチャンスのある馬だと思います。


シュネルマイスター。枠が内枠なら好位後ろにいるような序盤でしたが、枠が大外で同型が並ぶと、ここまで位置が悪くなるかという。距離短縮が活きるはずの直線も前が塞がってしまいタックルブレーキ。不完全燃焼。次走は序盤のダッシュがつきやすいと思うので、マイルCSでの位置取り争いに活きて復活に繋げたいところ。


メイケイエール。ダノンキングリー先輩に倣い、G1直行ローテも検討する段階でしょうか。

10/2 競馬予想【スプリンターズS】


中山11R




メイケイエールとナムラクレアの好走予想が避けにくい
気になる伏兵はいるけど、いずれも頭を取る予想までいかない
メイケイ-ナムラのワンツーは"馬券的には"おもしろくない

この辺りを考慮した結果、秋G1第1戦は挟み3連単で勝負。

2044 2021


◎ナムラクレア

こちらが本命。ハナ候補はすべて自身の内枠へ入り、外側には比較的に追い込み勢が多い並び。距離ロス小さく、揉まれる事すらないまま勝負所に差し掛かる可能性もありそうで、枠が響いて全力を出し切れなかった前走の鬱憤晴らしを悲願のG1舞台でやれるとみて本命。ここで惜敗なら坂苦手説を認めざるを得ませんが、今のところ阪神全敗最後伸び鈍りの要因は別にあると思っているので、今回は力強く登坂してくれると思います…が、メイケイが勝つなら3着でもいいっす。現金。


○メイケイエール

前哨戦で思い切り走ってしまった懸念はありつつ、揉まれる心配の少ない6〜7枠なら仕方ないと思っていたら、本当にそこを引かれてしまいました。反動パターンも◎からの馬単で買いつつ、こちらも力を出し切れる確率は上がってしまったとみて1着候補。


△ジャンダルム

最強7歳世代。昨年の春雷S1着、3頭のG1級を追った昨年のセントウルS4着は、いずれも高い能力を有さないと不可能な芸当。ゆえにこの1年半の戦績は信じられんのですが、萎んでなければやれるはず。春雷Sと同じ舞台、そしてセントウルSを含めて明らかに得意である叩き2戦目をここに合わせてきた今回、ファストフォースに被せられない追走が出来れば大穴2着候補。


△ダイアトニック

最強7歳世代。高松宮記念の本命馬。出遅れなければ、短距離重賞でもダッシュ上位で、好位で溜められる脚質。4番枠は活かせるタイプなので、とにかく出遅れず、2020年の不運を一気に取り返せれば大穴2着候補。


△ナランフレグ

6番枠は、どちらかというと"引いてしまった"感覚。直線まで内にいての神捌きは中山G1では期待薄ですし、直線までに外へ持ち出すならどこかで無駄に下げる必要が出そうで、やはり頭まで届くのは難しいかなと。ただ、個人的に安田記念への挑戦に好感を持ってまして、持ち場に戻って末脚炸裂して2強を割ってほしい2着候補。


△ウインマーベル

外枠なら消しで割り切るつもりでしたが、馬群を怖がっている様子を見せない同馬に7番枠はほぼ絶好。直線を向くまで馬群で好位をキープし続けて、立ち回りの稼ぎで2強を割ってほしい2着候補。


△タイセイビジョン

G1挑戦なのに、近走より走破時計が掛かるかもしれない期待が持てる不思議な状況。時計が掛かった方が追い込み勢にはチャンス拡大解釈でいいと思いますし、追い込み脚質で着順が安定するのは春のナランフレグと被る。中京よりは穴の直線一気が頭までは届きにくいかなと思うので、ナランと同じ曲線を辿っても着順は2着候補。


スプリンターズSの注目馬まとめ


今秋G1は絶対に4人気以下馬からしか買わないと宣言からしてから始めようと思っていましたが、第1戦からまあ堅そうなので自重。


中山11R
メイケイエール

力を出し切ればスプリントG1級。5番手追走から最速上がりで圧勝の前走でそれを改めて証明しました。あとは力を出し切れ「れば」の部分。中山1200mに替わる点は特に気になるところは無く、同型が増えて5番手が取れないとしても差し形に変える選択肢は使える馬。

不安点は揉まれない枠を引けるか。前走は5番枠ながら外に出せましたが、16頭立てで速い馬が増えると外へ出すには枠が重要。6〜7枠辺りなら盤石。あとは、前哨戦でレコード勝ちした反動面。前哨戦をレコード勝ちと言えば、直近では金鯱賞のジャックドールが浮かびますが、続く本番では5着。金鯱賞で負けた馬にひっくり返されました。自身もG1の前哨戦を勝って続くG1で敗退を3度繰り返しており、前哨戦で強い競馬が出来てしまった点の影響やいかに。


ナムラクレア

前走の北九州記念は、外枠が裏目に出て3着。仮に内枠なら悪くても5番手を取れるスタートダッシュを決めていましたが、脚を溜めて3角に入るため下げて10番手に。下げた結果、直線は14,15着馬が下がってくる進路に入ってしまい、小脚を使って縫い追い上げ3着まで上がった内容。スムーズな競馬での見直しが必要。

今回は進路作り優先の意識になりそうで、内枠なら前に出してくる、それ以外の枠なら早目に外へ出る予想。いわゆる正攻法で来ると思うので、馬の地力が少し抜けていないと足元を掬われるリスクは高いような気がします。ただ、1週前調教で凄い動きをしていたので、何とかしてしまう地力がついている判断も一考。最終追切でピリつき過ぎず終いを伸ばせていれば本命候補。


シュネルマイスター

古馬マイルG1で3連続3着以内中の古馬マイル戦線トップ層がスプリントG1に初参戦。実績的に力量は疑いようがないので、スプリントG1のペースに対応して力を出せるかだけがポイント。個人的な目安としては、一つ上のカテゴリでスピード上位の競馬、1400mないし1600mの重賞レベルで結果はともかく先行出来ているかは参考になるイメージ。

初スプリントでG1勝ちしたミスターメロディとか、最近の大物転向組だとレシステンシア辺りは1400mの重賞で先行出来る馬。初スプリントでG1に対応できなかったグランプリボスとか、最近だとセントウルSのソングライン辺りはマイルG1馬だけど後ろから運ぶ馬で、初スプリントでは流れに乗れなかった。シュネルマイスターは後者のグループなので、イメージとしては序盤から押っつけられている予想になりますが果たして。


ナランフレグ

5歳後半から本格が始まった遅咲き暫定王者。昨年のセントウルSで後のスプリンターズS1,2着馬を追ったのを契機に、追い込み脚質なのに着順の安定が始まり、苦手だった右回りへの対応力も進化。前残り決着のオーシャンSで2着に割り入った勢いのまま、高松宮記念でG1初制覇。直線で外へ持ち出すパターンを内突きに切り替える判断が見事に嵌り、馬も狭い進路に突っ込む競馬に対応。息を潜めたスナイパーとの実況セリフは今でも耳に残ります。

力をつけている要素も持ちつつ、宮記念制覇には重馬場を筆頭にいくつかの勝因候補も挙げられてしまう状況。良馬場で条件替わりの今回、最強を改めて証明できるかが注目ポイント。中京よりもコースは狭くなりますし、スムーズなイン突きは望み薄。外に持ち出して、オーシャンSの出走馬より強い人気の3,4歳勢を飲み込めるか。


タイセイビジョン

4歳後半から本格化が始まったかもしれない追い込み馬。昨年のスプリンターズSで可哀相過ぎる不利を受けながら最速上がりで走ったのを契機に、追い込み脚質なのに着順の安定が始まり、1200mに限れば4戦連続2着中。

同馬の興味深いところは、近3戦の2着がすべて勝ち時計1分7秒切りのレースの点。高速決着で自身より前にいた馬に押し切られる競馬続きの馬が、野芝開催G1とはいえ、6秒台決着はレアのSSで時計が
近走より掛かった時に詰めて来られるかが注目ポイント。先週、ジェラルディーナのおいしい所を他人に渡した聖人が、今週は立場逆転なるか。


ダイアトニック

最強7歳世代。厄年の2020年、復調の2021年を経て、復活の2022年になると予想した高松宮記念で痛恨の出遅れ。得意の形に持ち込めず不完全燃焼。課題になったゲート内は、前走の安田記念で一応改善傾向。本来なら速いスタートダッシュで前目の位置を取って巻き返すか注目。スプリントG1には3度挑戦して直線不利、直線不利、出遅れ。落とし過ぎている運を回収してほしい1頭。


オールカマーの回顧


5152


中山11R
ジェラルディーナ。ダッシュが鈍くなるズブさと引き換えに、折り合いがつきやすくなった。鳴尾記念辺りからの競馬ぶりは、たぶんそういう事なんでしょう。今日も出していって馬群の中につけても掛かる素振りもなし。折り合えず後ろに下がっていった京都記念はまだ今年の話なのに。直線は外に出さず内へ突っ込み、外から締められた進路を文字通りにこじ開けて力強く抜け出しました。父上様が外を回る馬の動きを止めてくれる展開が向いて、それにより走らなかった上位人気馬も多いですが、スムーズに走ったウインキートスを吹っ飛ばした内容は高い力量評価も可能。2200mで実績を作り、エリザベス女王杯出走でも買いやすい存在に。2年連続で外差し決着のレースなので、次はむしろ内枠に恵まれない方が本命候補。


ウインキートス。G2で4度目の3着以内。今回もまず逃げ馬が頑張る流れに上手く乗ったな〜という第1印象で力量を高く評価したくならない馬なんですが、皆そう思うから人気にもならない。流れに上手く乗るスピードと器用さこそが武器。そういう馬を若い頃に見つけて上手く付き合いたい。豪快に外から差す馬の方に目移りしちゃうのが人の性。


テーオーロイヤル。道中は好位追走。このレースのポイントは、雨を含んだ馬場状態でバビットが想像以上に頑張った事。バビットが勝負所で力尽きていれば、内の連対馬は出て来られず4角でテーオーが持ったまま先頭に並びかけて外差し決着におそらくなっていた。実際はそうならず、外を回ってバビットを追った馬は、そこで溜めていた脚を削られて直線は内と同じ脚色になった、というレース。なので次走改めて見直したい馬なんですけど、直線で真っすぐ走れていなかったのは少し気掛かり。前走はともかく、今日も苦しがるのはちょっと不穏。ひょっとすると…とりあえず次走を見てから。


デアリングタクト。ゲート内でそわそわ。スタートは出たけど前には行けず、1角辺りでも少し行きたがる素振り。勝負どころでは外から動こうとしてブロックされてかなり外を回される展開。これにバビットの末脚削りも加わると、さすがの女傑でも猛追不可。同じく次走は見直しが必要な1頭なんですけど、注目の位置取り折り合い面に進境が無かったのが気になる点。次は出遅れるかも、出ても後ろからになるかもの不安が先立つ内容で、エリザベス女王杯に向かったとしても盤石の戦いとは予想しにくい状況になりました。先の通り、2年連続外差し決着のレースなので、結果オーライかもしれませんが。
 

神戸新聞杯の回顧


中京11R
先週のローズSで狙った、先行馬が1頭だけ抜けて追い込みを連れてくる展開が1週遅れで発動。追い込みを先週買って、今週は好位で潰された馬が本命。噛み合わん。

ジャスティンパレス。道中は好位内追走。今年の神戸新聞杯は残り1000m〜800mで逃げ馬のレーンを回っている事が重要なペース配分になったと思うので、結果的に位置取りは絶好。それで辛勝ならエスコートに恵まれた評価で留まりますが、流れと噛み合えばこのメンバー相手に圧勝できると示しました。春の時点で同じことが出来たかは微妙だと思うので、これはダービーの限界値突破イベントに成功した例かなと。菊花賞は条件がだいぶ替わるので力を出せるかがまたポイントになりますが、速い上がりにスッと動けず叩かれてグングン反応してくる感じは、スタミナ馬のイメージですが果たして。


ジュンブロッサム。道中は好位外追走。直線を向いた段階で勝った、残り200m辺りで馬連も3連複もと思っちゃいましたが…。あまり脚を溜めずに外を回ってきたのが最後は響いたかな。距離がギリギリ、真面目くんとの厩舎評価も正しかった様子。真面目さが活きる距離に戻って巻き返せるかが次走の注目ポイント。まだ2勝クラス。


プラダリア。道中は割と長い間勝ち馬の真後ろにつけていたものの、勝負所で大差負けする先行馬が下がってきてしまい、それを避けるために外へ動いたときに勝ち馬との差が一気に拡大。直線半ばまでは小脚を使って捌いて伸びたけど最後はなだれ込み。戦前に言われていた闘争心の欠如部分が響いたのかはわからなかった。ひと叩きで闘志が戻り、スムーズに運ぶ競馬で巻き返せるかが次走の注目ポイント。菊花賞が合うイメージは無いけれど、実績的に力を出したら上位で不思議ない馬なので検討候補。
 
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