リスグラシュー。前走府中牝馬S2着。ついに出遅れるも結果オーライで流れ向き、抜け出すタイミングも理想的だった。勝ち馬の決め脚を褒めるしかない。力は出せたと思う。順調。

実績上、数少ない着外の中に2200mと2400mのレースが含まれる。東京新聞杯を鮮やかに勝ってマイル路線に進んだけど、ディアドラ、モズカッチャンと秋華賞で激闘を演じた馬。中距離適性は高いレベルであると思う。昨年のこのレース8着は流れに乗れなかったのが決定的な敗因候補。流れに乗れば力を出せる評価。予想のポイントは距離適性以上に、スタートを出るか。後ろ開脚で駐立してしまう上に前もバタバタする馬。今まで出遅れが続いていないのが奇跡。相手候補としてはトップ級も、本命にはしないつもり。


フロンテアクイーン。前走府中牝馬S3着。スムーズに競馬できた。この条件なりにベストは尽くせたと思う。連対馬とは0.1秒以上に差がある。メンバーが揃う別定戦でも崩れない競馬が出来てきて、この馬自身は着実に力がついている途中。

競馬の巧さが流れに噛み合うかが予想のポイント。前走の連対馬とは力の差がある評価だけど、力の差がストレートに出ない事もあるのが競馬。コーナリングで置かれない、馬群の中で集中力が切れない、1頭分の進路に突っ込める気性反応瞬発力。それが活きるのはコーナー2つの小頭数ではなく、コーナー4つの多頭数。8番より内か外かで大きく印が変わる、流れ次第で1着までチャンスある本命&穴候補。


ミスパンテール。前走府中牝馬S9着。気持ちのコントロールにかなり苦労しているレース振りで反応せずなだれ込み。調教のやり過ぎでテンションが上がったのが原因と首脳陣はみているようで、この中間はセーブ重視の調教で調整されている。

調整の変化で前走の敗因が潰せるかが予想のポイント。先週の時点では、スランプ突入が怖い負け方だし一変はないかなと消し予定だったけど、同じように怖い負け方で復帰したテーオーエナジーが、JBCで負けはしたものの普通に走って見せ場を作っていた。VMでは出し切った5着だけど、この後いかにも強くなりそう、という力評価の馬。この距離で力を出せるのかも予想のしどころで本命は難しいけど、テンションが元通りに戻っていて、イメージ通り力もついていて、流れも噛み合えば一変勝ち負けの大穴候補。


カンタービレ。前走秋華賞3着。先行激化を読んでか結果を出してきた形を変えて差し競馬。2着馬の後ろ辺りにいたら・・・と思ってはしまうものの、馬群追走から末脚を引き出して新境地開拓。オークスの大敗は無かった事にしていい程の成長評価。

フロンテアと同様に競馬巧者要素を複数持っていて、前につけて速い上がりを出せるのも外回り競馬で活きやすい強み。距離実績はないけど、現時点では評価を下げるほどの不安とは思わない。力は出せる。シンプルに世代間の力関係の読みが予想のポイント。本命候補。


ノームコア。前走紫苑S1着。同じく結果を出してきた形を変えて好位差し競馬。馬群追走にも全く戸惑うことなく、勝負所からすんなり反応して伸び続けた。休養前と同じ馬なのか疑うレベルでモデルチェンジ大成功。オークス5着馬に完勝で上昇度をアピール。やはりシンプルに世代間の力関係の読みが予想のポイント。本命候補。


モズカッチャン。前走札幌記念3着。スタート決まらず最後方から進めるも、それで流れが向くのが持ってるというか、馬群を捌く賭けにも勝って3着まで食い込んだ。今年は3戦未勝利でも、海外G1と混合G2に参戦したのが要因。パワーアップを見込んでもいいぐらいだと思う。最有力候補。

昨年覇者なので条件の適性も言わずもがな。熱発で予定のレースを使えなかったので、力を出せる状態で出走してくると考えるかが予想のポイント。1年以上休んでも、ラジオNIKKEI賞から菊花賞に直行しても力を出す仕上げが出来る時代、と言っても、大半はノーザンの外厩を使う馬の話。なのでノームコアとかコルコバードの直行はマイナスと思わないけど、この馬の予定を変更しての直行は休み明けの概念で多少割り引く。印は上位で回すつもりだけど本命にはしない。


レッドジェノヴァ。前走京都大賞典2着。3→4角の位置取りが4→9が物語るように直線を向くまでしっかり末脚溜めに専念して、進路取りに多少手間取りながらサトノダイヤモンドをゴールまでしっかり追ってきた。

昨年は500万下を6連敗していた馬。この夏は嵌り要素なしの準OP圧勝から京都大賞典2着。充実度アピールではノームコアと同等以上。実績以上に力がついている可能性も踏まえないといけなさそう。脚質も自在で、戦法が裏目に出なければ力を出し切れる。印は回る。
 

クロコスミア。昨年2着ぐらい走ると予想するかがポイント。