2010年04月

e9050e3a.jpg元会社の人が亡くなったという知らせがあった。60代半ばではまだお若い。来月偲ぶ会があるという知らせに元社員たちへお知らせのメールを送った。まだまだ現役で活躍している人たちから参加できないという連絡があった。皆さん、海外へ行ったり、ご活躍だ。仕事から離れ、ワンコとの平和な暮らしに一瞬むなしさを感じた。人は人、自分は自分、と言い聞かせる。

それでまた愛犬の話に戻る。愛犬が犬の美容院へ行ってから1ヵ月経つ。雨も多かったし、なんか最近におうようになった。ようやくいいお天気になったので午後お父さんにシャンプーしてもらった。シャワーで洗い流してドライヤーで乾かすのがまた大変なのだ。それにお風呂場から出た途端体中をブルブルさせる。しぶきが四方八方飛び散るから後始末も大変。

居間に連れてきてドライヤーで乾かし、ブラッシングする。もうひと騒動。
でも乾かした後は毛がサラサラと気持ちいいし、いいにおいがするようになった。
しばらく雨が降らないというのでシャンプーにはいいタイミングだ。

次の美容院までこれで少しは持つ。なんせ美容院は一回8千円以上もするからね。

なんかつまらない話題ねぇ。
mixiチェック

06952868.jpgきのうは朝からけっこうひどい雨なのでおとなしく家にいようかと思ったが、観たい映画がひとつ。GWには混むだろうし、思い切って観に行くことにした。以前他の映画を観た時、予告編で知って観たいと思ったのが「オーケストラ」。

全編流れるチャイコフスキーバイオリン協奏曲。

映画解説を引用させてもらう。
「かつてボリショイ交響楽団の天才指揮者だったアンドレ(アレクセイ・グシュコフ)は、今はさえない劇場清掃員として働いていた。ある日、出演できなくなった楽団の代わりのオーケストラを探しているというFAXを目にした彼は、とんでもないことを思いつく。それは、いまや落ちぶれてしまったかつての仲間を集めて楽団を結成し、コンサートに出場するというものだった。

「ソ連時代の圧政で地位を奪われたロシアの元天才指揮者が、30年後の今、共に音楽界を追われた演奏家たちを集め、ボリショイ交響楽団に成り済ましてパリ公演を行う。そんなあり得ない展開なのに、ぐいぐい引き込まれ、クライマックスの公演では実話のごとく感じられ、深い感動に包まれるユニークな秀作だ。

「彼がソリストに指名したフランスの美女バイオリニストの因縁が絡む。そこには監督の巧みなミスリードがあり、公演はより劇的なものとなるのだ。  それぞれの思いが解き放たれ、ひとつになって飛翔するチャイコフスキーのバイオリン協奏曲は圧巻。疑問や謎が、同時にすべて明かされる演出も見事。監督は、人間の強さを軸に、忘れてはならない国家の罪を振り返り、今のロシアや東欧の危うさを笑い飛ばす。そのうえで、自由な心が集まって生まれる至上のハーモニーを魔法のごとく歌い上げた。」

座席指定できるのに目が悪くて「C」を誤って「G」と指定しまったら、後ろの方の席になってしまった。案の定前の男性の頭が両隣よりひとつ突き出ていた。字幕が画面の横ならだいじょうと思ったら、画面の下だった。英語なら多少見えなくてもわかるかもしれないが、ロシア語とフランス語なので字幕見ないとまったく理解できない。お隣の女性にひとつずれてもらってようやく観ることができた。とんだドジ。観終わって静かな感動を覚えた。音楽もとてもいい。久しぶりにいい映画を観た。皆さまにもお勧め!

写真は先日花の美術館へ一緒に行った奥様のお宅の玄関。
mixiチェック

267e77ff.jpg前日に続いて霞が関へ行ってきた。地下鉄出たところで前日会った原さんと会い、差し入れをしてきた。おいしいベーカリーのパンを何種類か、と家にあったドリップ式のコーヒーもいくつかつけて、いただきものの千葉の落花生も袋に入れて差し入れた。ほんの気持ちばかりのものばかり。

きのうはhp(ヒューレット・パッカード社)を訴えているTさんの地裁弁論準備だった。13階の書記官室での裁判なのでやはり中に入れる人は当事者の他3名に限られ、私たちは待合室で待つことに。Tさん、それなのに20人近くの人を募ってしまい、せっかく来ていただいたのにほとんど中に入れず。法廷でない裁判の場合はあまり人を呼ぶのも問題だ。証人尋問になってから呼べばじゅうぶんだ。

弁護士さんから裁判の経過についての説明があった。Tさんは勤続26年で突然解雇され、IDカードを没収され、業務遂行に必要なパソコンのパスワードを無効化され、就労不能にされてしまった。その解雇理由を1999年にさかのぼって具体性のない事柄を羅列し、裁判官にも「もっと具体的に絞り込んで書くように。こんなにたくさん羅列すれば、ひとつでも欠けると解雇理由がないとみなされますよ」と会社が注意されたようだ。さらに相手方の弁護士たちはおそまつな書類を提出し、コピーの取り方もなっておらず、やりなおします、の連続だったという。裁判官もさぞあきれたことだろう。

終わってから10名くらいがTさん予約の鳥料理の店で昼食を取った。日比谷のその店に私は裁判所の写真を撮ったりして出遅れたのに、店に着いたら全員まだ着いてなかった。どうやら雨だったので地下に入ってしまい、迷ったという。

私と友人はブログ用写真撮影後、裁判所前でビラを配っている人につかまり、署名をしてきた。それは「狭山事件」という冤罪事件の無実を訴えるご夫婦と支援者だった。女子高校生殺害事件の犯人とされた石川一雄さんは24歳で別件逮捕され、今は71歳、人生の大半が獄中生活だった。無実を叫びながら32年間獄中生活を余儀なくされたという。47年に及ぶ無実の叫びを聞いてくださいと再審を求める署名運動協力を訴えていた。冤罪事件はほんとうの犯人を社会に泳がせていること、そして冤罪本人とその家族は地獄の苦しみを味わうことになる。ほんとうに許せない。裁判所へ行くといつもこのような人々が必死で訴えているのだ。心が痛み、どうしてやることもできず、せつなくなる。せめて署名をして協力するしかない。

きょうの裁判所では午前に秋葉原無差別殺傷事件の加藤智大被告の裁判があったようだ。私たちが裁判所を出る時にはそれも終わったはずなのに、マスコミやテレビ局の撮影クルーがたくさん陣取っていた。検察審査会による民主党幹事長小沢氏の起訴相当議決によるものだろう、と今朝のニュースを見て思った。

友人の裁判支援とはいえ、裁判所(写真)に来ると重たい気持ちで帰ることになる。帰りの電車でどっと疲れが出て寝て帰ってきた。
mixiチェック

a975643b.jpg知的所有権で中国塗料株式会社と争っている広島の原さんが上京した。いつもお土産にもってきてくださるのがわさび漬け。彼自ら作ったというわさび漬けだ。夜さっそくいただいたがピリッと辛くてとてもおいしい。

それと今回は宮島のもみじまんじゅうをもってきてくださった。3月に横浜のYOさんのお宅で食事会した後広島へ帰って以来だ。来る時にまたYOさんのお宅に泊まり、きょう東京まで来た。招待してもらったもうひとりのYAさんと昼間銀座でランチし、午後日比谷公園内の松本楼でお茶をした。緑がまばゆい中でのお茶、私はケーキと紅茶、昼食をまだ取ってない原さんはビーフカレー、YAさんはデカンタで赤ワインを飲んだ。

松本楼は1903年に開業した店だそうだ。関東大震災で焼失し、1942年に東京大空襲が始まると日比谷公園が軍の陣地となり、1945年2月、遂に松本楼が海軍省の将校宿舎となり、終戦後にはGHQ宿舎として接収され、約7年に渡り営業できない日々が続いた。1951年11月にようやく接収が解かれ、松本楼は再スタートを切った。第二次世界大戦前には日本に亡命していた中華民国初代総統の孫文やインド独立運動家のラース・ビハーリー・ボース、また最近では2008年には中華人民共和国の胡錦濤国家主席も来店したという店だ。

以前私が裁判支援した人で帰化した中国人女性と昼食を取るため彼女の裁判が終わった後にこの店に入った。裁判の助言をしているうちに突然逆切れした。大声を出して発狂したかのごとく、席を蹴って出ていった。残された私は恥ずかしくてすぐに店を出、しばらくここに来れなかった。この中国人女性は日本の大企業に勤めていたが、毎年更新する契約社員だったのだが、13年間も契約更新してきたのに更新しないと言われ、裁判を起こした人だ。彼女に弁護士を紹介したが、意見が合わないということで解任し、新たに紹介された弁護団もまた解任し、それにつれて私も支援から降りた。しばらくして労働判例に彼女の地裁判決が掲載され、敗訴したことを知った。後に高裁で和解になったようだ。今はまったく交流がない。

そんなことを思い出しながら、夕方までめいっぱい彼の裁判の話をして別れた。これから5月17日の裁判に向けて準備が始まり、裁判所前での抗議行動も始まる。東京地裁前での原さんはちょっとした有名人だ。裁判所に来る誰もが門に入る前にパネルを広げ、スピーカーで抗議の録音を流し、本を売る彼の姿を目にすることになる。彼のところにはさまざまな裁判で問題をかかえている人たちが立ち止り、相談をしていく。彼から何人も私に振ってきて相談に乗ったことがある。裁判までこぎつける人はわずかだ。またこぎつけても勝てる人はそのまたわずかだ。そのくらい裁判とは難しいもの。できればこんな経験などしない方がいいに決まっている。こういうご縁で知り合った人たちとも貴重な人脈の輪となっていく。人生はおもしろい。
mixiチェック

8113a17e.jpg子供手当に韓国人男性が554人の養子縁組をしたと8千6百万円もの子供手当を申請したという、あきれた事実。このようなことはすでに想定できていたという。脇の甘い法律。こんな人数を申請する民度を疑う。民主党の政策はもういい加減にしてほしい。子供をもつ親が今切実に望むのは現金でなくて、保育所が足りなかったり、安心して働ける環境を整備することや安心して子育てできる環境にお金を使ってほしいのに。ばらまきばかりの無駄金ばかりやっている政治家。長期的展望もなにもない。そしてこの恩恵にあずかろうと申請してくるのがお隣の国の男性とは。

土曜夜スノーボードから帰ってきた二男が大学時代からおつきあいしている彼女を連れてきた。久しぶりに我が家にお泊り。漢字は違うが私と同じ名前。可愛い子だ。昼にはこのカップルと夫と私4人でひと駅向こうのイタリアンへ車でランチしてきた。ランチ後ふたりは「アリス・イン・ワンダーランド」を観に幕張へ出かけた。

長男は二日続けてサーフィンへ。土曜のサーフィンでは新鮮な伊勢海老や魚介類を食べたとか。だから土曜の夕食は鮨はやだ、と言ってうなぎになったわけだ。

夜は釣ったサバを焼いた。新鮮でおいしい。スーパーの魚とはやっぱり違うわね。
mixiチェック

↑このページのトップヘ