きのう女性宮家創設に向けた政府の「皇室制度に関する有識者ヒアリング」が行われた。今回ようやく櫻井よしこ氏と百地章日大教授が反対意見を述べた。「女系天皇」につながりかねないとして反対の考えを表明した。ヒアリングでは真っ先に反対意見を出してほしかった。

政府はすぐに女系天皇にはつながらない、と主張しているようだが、とんでもない、ひとつ崩れたらなし崩しに2670年の伝統が滅びてしまう。民主党政権時代にこんなことを許してはならない。

櫻井氏は両陛下や皇室の意見も聞くべきと主張した。当然だ。

日本から皇室の存在がなくなることは日本人としてのアイデンティティを無くし、日本に天皇がいらっしゃることがどれだけ大事なことか失ってからでは遅い。

聞くところによると、女性宮家を増やしたいのは官僚が天下りする場所を増やしたいから、という。冗談ではない。官僚たちの天下りのために男系天皇を滅ぼすとは。伝統は決して滅ぼしてはならないと思う。

日本の皇室をユネスコの世界遺産にしてはどうかと思うほど。誰にもいじられないように、とは無茶な話かしら?それくらいの価値はあると思うけど。

下記は産経ニュース。

櫻井、百地両氏が女性宮家に「反対」
2012.4.10 21:12
 女性皇族がご結婚後も皇室にとどまる「女性宮家」の創設に向けた政府の「皇室制度に関する有識者ヒアリング」は10日、第3回会合を終え、論点が鮮明になった。

これまで創設への賛成意見が相次いでいたが、この日の会合でジャーナリストの櫻井よしこ氏と百地章・日本大教授(憲法)が「女系天皇」につながりかねないとして反対する考えを表明したからだ。拙速な結論を戒める声も多い。

 櫻井氏は「民間人との結婚を前提とした女性宮家創設は、皇室の本質を根本から変える女系天皇につながりかねない」と指摘。「(天皇の)お血筋を現在に伝える男系男子」である旧皇族の復帰や皇族方への養子を可能とする皇室典範の改正を求めた。皇籍を離れる女性皇族は「内親王」などの「終身称号」を持つことが望ましく、「活躍の場を整えることが皇室の未来に明るいエネルギーを注入する」とも述べた。

 百地氏も「『女性宮家』は歴史上、一度も存在したことはない」「『女系天皇」への道を開き、極めて危険だ」と主張。天皇、皇后両陛下の公務のご負担軽減の解決策として「女性宮家の創設を挙げるのは本末転倒」とも指摘。公務を「祭祀(さいし)」「国事行為」と、行事への臨席や外国訪問などの「象徴行為」とに分け、「国事行為の代行や象徴行為の整理縮小を議論するべきだ」と主張した。

 23日の第4回会合では、市村真一・京都大名誉教授と笠原英彦・慶応大教授から意見を聴く。

以上