July 21, 2009

ウィーン世紀末 エゴン・シーレ

Nacked boy lying on a patterned blankett

Nacked boy lying on a patterned blankett 
1908年 Egon Schiele

エゴン・シーレの横たわる裸の少年は、クリムトの接吻のあとの作品。

ウィーン工房、クリムトの作品にみられるモティーフが下半分を占める。

シーレにしては美少年を描き、また汚れた気配のない身体。醜く描くことをしていない。

少年のフォルムが美しく描かれて、空間が微妙なのがいい。壁、床、寝台があるのかないのか。

タイトルにあるのは柄のブランケット。ブランケットの上でふける姿。

頭部は高めに描かれているから、寝台のイメージはある。奥行きはみえないのに、身体がおさまっている気がするのが不思議だ。

ところで、「模様のあるブランケットのうえに横たわる裸の少年」ってことでいいのか。この邦題は。

removeremove at 20:59│TrackBack(4)世紀末ウィーン 

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