2011年08月24日

SSDとHDDの交換方法 [C・Dドライブ:1つのHDD] ⇒ [Cドライブ:SSD] [Dドライブ:HDD]

PCの中

4年くらい前に購入したVISTA(32bit)デスクトップPCの動作が遅くなったので、CドライブをSSDに、DドライブをHDDに換装させようとしました。
SSDへの換装は、PCの高速化に最も有効だとよく聞きますしね。

3年程度前にメモリを最大の4GBほど積み(32bit機は3.2GB程度まで認識)、それなりの速度は出ているものの、PC作業を生業としている身としては「もっと快適にしたいなぁ」という欲求がありましてですね。

それで、少し前に新しいSSDとHDDの換装が完了しました。
いやあ、さすがSSDですわ。ホント早い、驚くほど早かった。
別の用途で新たに購入したPCより明らかに早かったのには驚いた。
以前は、「ようこそ」の画面からデスクトップのアイコン絵が表示されるまで、20秒ほど待たなければならなかったのですが、SSDに交換したらデスクトップの表示と同時にアイコン絵が表示されるようになりましたよ。

そして換装後、しばらく使っていても不具合はなさそうでしたので、私が行った換装手順と必要な製品を紹介したいと思い、記事を書いてみました。

ノートPCのHDDをSSDに移行されたい方は、別記事ノートPCのHDDをSSDに交換する方法も併せてご参考下さい。

また、手軽にPCを高速化させるためにはメモリの増設が最も効果的です。
興味のある方は、【PC初心者の方へ】メモリ増設 買い間違えなくメモリを選ぶ方法をご参照下さいまし。

 

私の願望

現在、1つのHDD(500GB)にC/D/Eの仮想ドライブがパーティションで分かれている

  • Cドライブ(60GB)をSSD(120GB)へ移したい
  • Dドライブ(430GB)を新しいHDD(1TB)へ移したい
  • Eドライブ(10GB)をSSDか新しいHDDへ移したい
SSDは書き換え可能回数に上限がありますから、あまり書き換えを行わないシステムファイル等をSSD(Cドライブ)に、頻繁に書き換えを行う保存データ等を新しいHDD(Dドライブ)にコピーさせたいわけです。

私が使用した製品

SSDとHDD

HDD革命

ドライブコピーソフト・パーティション管理ソフト

パーティション管理ソフト

 
(左:Ver.4・自分は当時コレを買った|右:Ver.5)
「ドライブコピー」と「パーティション管理」ソフトが同梱

ドライブコピーソフトパーティション管理ソフトは必須です。 
専用ソフトを使えば、PC中級者程度の方でしたら複雑な操作なしにHDDを換装できるでしょうし、専門的な知識はさほど必要としません。

私は「有料ソフトなら動作が安定しているだろう」と見込み、「HDD革命」というソフトを購入しましたが、フリーソフトにもおおよそ同様の機能を持つものもあります。
データは移動ではなくコピーなので、例えフリーソフトでコピーを試み失敗したとしても、コピー元は大丈夫だろうと思います、が、動作保証外なので不安が残るやもです。

SSD

 
(左:intel製・60〜240GB・SATA3|右:Crudial製・64〜512GB・SATA3)

SSDは、intel製、2.5inchサイズ、120GBの(当時は最新だった)ものを購入しました。
パッケージに3.5inchの金具が入ってましたので、デスクトップPCの3.5inchのHDDスロットに収まります。
他に、SATAケーブル、電源ケーブル、PCのHDDスロットに取り付けるネジが入っていました。

HDD

 
(左:WD製・2TB・SATA3|右:日立製・2TB・SATA3)

HDDは、1TB(SATA2、3Gbps、3.5inch)のものを使用しました。
2TBのHDDも選択肢にありましたが、私はそんなに容量は使わないし、なにより1TBのHDDが手元にありましたもので。

ちなみにですが、現行の2TB以上のHDDによくある仕様、「SATA3(6Gbps)」の製品をPCのSATAスロットに接続する際は、「SATA3」のケーブルで接続しないとPCがHDDを認識してくれません。
また、PC中・上級者以外は3TBのHDDを使用されないほうが良いかと思います(OS等の制限により、HDDの最大容量まで認識されないこともある)。

SATAケーブル


(SATA3)

新しいHDDとPCのSATAスロットに接続する、SATAケーブルです。
「SATA 6Gbps(SATA3)」のケーブルは下位互換性があますので、マザーボードが「SATA 3Gbps(SATA2)」の仕様であっても使えます。

換装作業時に行うHDDへの電気の供給は、CD・DVDドライブに接続している電源ケーブル(2股)の使用していない方をHDDに接続します。
2股になっていない場合は、CD・DVDドライブから電源ケーブルを抜き、HDDに一旦接続させます(あとで付け直す)。

 

換装前と換装後(私のPCの環境)

PC C・D・Eドライブの容量
(交換後の容量)

メーカーのPCを購入すると、大抵は1つのHDDに「Cドライブ」と「Dドライブ」がパーティション分けされてあるかと思います。
そして、リカバリのデータが入っている、Eドライブがある場合もあります。

交換前の容量

1つのHDD(500GB)が、C、D、Eドライブにパーティション分けされてある

  • Cドライブ: 60GB
    • システムファイルと実行ファイルのみ置くようにしている
  • Dドライブ: 430GB
    • マイドキュメントやデスクトップなどは、Dドライブへ移動させてある
    • 保存データ等はここへ
  • Eドライブ: 10GB
    • リカバリ用の領域
      (購入したPCにあらかじめ割り当てられていた)
交換後の容量
  • Cドライブ(SSD): 110GB 
  • Dドライブ(HDD): 1,000GB
  • Eドライブ(SSD): 10GB
    (EドライブはSSDじゃなく、新しいHDDにコピーさせた方がよかったかな)

 

SSD・HDD交換手順

再起動 パーティション

ドライブコピーソフトを使いますと、作業中に何度もPCの再起動させる必要があります(再起動しないと、OSがHDDを認識しない等の理由)。
また、ドライブコピーソフトとパーティション管理ソフトは必須だと思います。

1. SSDと新しいHDDをPCに接続
  1. 「HD革命 CopyDrive」と「HDD革命 Partition EX」をインストールする
  2. PCの電源を消し、PCケースのフタを開ける
  3. SSDのパッケージに入っていたSATAケーブルを、SSDとPCのSATA空きスロットに接続する
  4. PCのHDD電源ケーブル(空いている方)をSSD(120GB)に接続する
    (HDD電源ケーブルは、大抵二股になっている)
  5. 新たに購入したSATAケーブルを、新しいHDD(1TB)とSATA空きスロットに接続する
  6. CD・DVDドライブに接続している電源ケーブル(二股)の空いている方を、新しいHDD(1TB)に接続する
    (電源ケーブルが2股ではない場合、CD・DVDドライブに接続している電源ケーブルを外し、HDDに接続する(あとで付け直す))

SATA端子
(SATA空きスロット2つ / SATAケーブル)

電源ケーブル
(空いている方のHDD電源ケーブル(2股))
(CD・DVDドライブの電源ケーブルも、HDDのものと同じ仕様)

2. CドライブをSSDにコピー
  1. PCの電源を付ける
  2. 「HD革命 CopyDrive」を用い、換装前のHDD(500GB)を新しいHDD(1TB)にコピー
  3. 「HDD革命 CopyDrive」を用い、新しいHDD(1TB)のDドライブを削除し、CドライブとEドライブを残す
  4. 「HDD革命 CopyDrive」を用い、新しいHDD(1TB)をSSD(120GB)にコピー
  5. 「HDD革命 Partition EX」を用い、SSD(120GB)の空き領域をCドライブに結合させる
    これにより、Cドライブの容量が110GBになる(Eドライブは10GB)
3. Dドライブを新しいHDDにコピー
  1. 「HDD革命 CopyDrive」を用い、換装前のHDD(500GB)のうち、Dドライブのみを新しいHDD(1TB)にコピー
  2. 「HDD革命 Partition EX」を用い、新しいHDD(1TB)の空き領域をDドライブに結合させる
    (私の場合、CドライブとEドライブがあった空き領域を結合するため、2回結合を行った)
4. PCのHDDスロットに収める
  1. 新しいHDDを取り外す
  2. 旧HDDをPCのスロットから取り外す
  3. そこに新しいHDDをスロットに取り付け、SATAケーブルと電源ケーブルを接続
  4. SSDをHDDスロットに収める
  5. PCのフタを閉めて完了
その他

交換したSSD・HDDを1週間程度使用し、動作に問題がないことを確認する。
問題があった場合は、旧HDD(500GB)をPCに取り付ければ以前の状態に戻る。

換装作業時間は、おおよそ3,4時間程度かと思います。
私が当初、手探りで換装を行ったときは5,6時間くらいかかったような。

パーティションの結合は「ダイナミックディスク」を使う手もあるが、これを行うと元には戻せないので止めた。非推奨です。

 

CドライブをSSDにコピーすることに関して(結構重要

  • 交換前のHDDの容量は500GB
    そのCドライブの容量は60GB(システム・実行ファイルが入っている)
  • SSDの容量は120GB

500GBのHDDをSSDへそのままコピーするには、SSDの容量が最低500GB必要です。
ですが、私が購入したSSDの容量は120GBです。

Cドライブの容量は60GBなので、その領域のみをSSD(120GB)にコピーできれば問題はないのですが、どうやら1つのパーティション(Cドライブ)のみをコピーすることはできないみたいです(正確に言えば、できなかった)。

なのでドライブコピーソフトを用い、交換前のHDDのデータ(500GB)を新しいHDD(1TB)にすべてコピーさせたのち、パーティション管理ソフトでCドライブ(60GB)以外のパーティション(Dドライブ)を削除させました。
これにより、SSD(120GB)にコピーさせられる容量(60GB)になります。

そして、新しいHDDのCドライブをSSDにコピーさせ、パーティション管理ソフトでSSDの未使用領域をCドライブに結合させます。
(未使用領域をCドライブに結合させないと、SSDで使える容量は60GBのまま)

私はその手順で、CドライブをSSDにコピーさせることができました。

 

SSD換装後の最適化について

SSDはデータの書き換え可能回数に上限があります(HDDには無い)。
SSDの寿命を延ばすには、頻繁に書き換えを行わないことです。

延命するには、たとえばマイドキュメントなどのディレクトリをDドライブ(HDD)へ移すなどの対策があります(CドライブはSSD)。

その他の最適化の方法は、「SSD 換装後」や「SSD 最適化」のキーワードで検索してみてください。



投稿日時: 2011年08月24日 16:46 | 記事URLコメント(2)TrackBack(0)
カテゴリPCパーツ交換・高速化・静音化
 
 

トラックバックURL

コメント一覧

1. By  あばばばば  2011年08月27日 23:05
SSDに環境写した後の最適化とか設定とかを記事にしてくれたらそれはとっても嬉しいなって。と、あからさまな記事リクエストしてみる。

というか僕もIntelの320にお引っ越しを最近したからこの記事俺得すぎますわー。
2. By  まささん  2011年08月28日 00:39
あばばばばさん

ああ、そういえばそうですね、仮想メモリ作らないように設定したりだとか、最低限やっておきたいことを書くべきですね。

明日辺りに書いてみます。

コメントを投稿する

名前:
  情報を記憶: 評価:
 
 
  名前の入力は必須、文字数は800字以内です。