2017年08月03日

「敬語の本」を就活生・バイト・キャバ嬢におすすめしたい

敬語これだけBOOK

先日に「物を下に置かず上に置けば部屋は広くなり、しかもきれいに見える」といった私の整理術を当ブログにて書いていました。
その棚には何年もほったらかしにしていた書籍が並んでいます。よく読んだ本から手つかずの本まであり、活字の本という理由だけで捨にくくそのまま残っていんですよ、もー。
そのときに、ふと、「あっ、これ、よく読んだな」と2冊の本が目に留まりました。



敬語 本

就活が盛んにおこなわれる大学3年生のころ、みんなが自分の生き方や就職先を模索しては苦悩しているときに、私は起業するという選択をしました。
ある種、社会に属さずに自分の力でやっていく決断だったために、自分にはまだ至らない点がたくさんあることは承知しています。それを補うためにはまず、言葉遣いをきちんとしておこう、という思いが強くありました。
その折に購入したのが、この敬語の本、「敬語これだけBOOK」「敬語すらすらBOOK」です。

 

きれいな敬語を扱える人は、大人でも思いのほか少ない
言葉が汚い人は損をして、言葉がきれいな人は得をする

ところで先日、私は10年以上にわたって契約していた生命保険を継続せず、解約してしまいました。
その大きな理由の1つは、担当の保険外交員とこれ以上関わりたくなかったことが挙げられます。
この人は妙にため口で、立場が私より上であるかのような物言い、そして自分には非が無いことを私に確認するかのような口ぶりで語るんです。
「聞いてください」を間を空けて2回言って、ようやく私の話を聞こうとします。
担当者を変えたら良いだけのことでしょうが、この際だからと円満に解消することを選択しました。

また、以前のことですが、実家の定期的な掃除を依頼していたシルバー人材センターを打ち切って、別の人に依頼するようにしました。
派遣されたシルバーさんはしっかりきっちりと作業されていて、不満はまったくありません。
ですが、人材センターの職員の語尾を上げて他人を小ばかにする言い方と、敬語に見せかけたため口に腹が立ちました。
シルバーさんには申し訳ありませんが、これがもとで打ち切りました。

この2つは、相手の言葉遣いが悪いため契約や依頼を打ち切りました私の例です。
両者ともおそらく60歳くらいなのかな。そういった人でもうまく敬語を扱えません。
もっと言うと、きれいな敬語を話される方は、コールセンター以外では経験上ほとんどいません。稀にいる程度でしょうか。
営業マンに限ると、それっぽい敬語はわきまえているものの、その程度だとの印象があります。

だけに、本当にきれいな敬語な敬語を扱える人とお話しすると、私がただのお客さんからお客様に格上げされた気がして気分が良いです。相手への印象は格段に良くなります。商品を販売されていたら、なにか1つでも買ってやろうかな、という気持ちにもなります。
実情、大人でもまともな敬語を話せない人が多い中、自分だけすらすらと敬語で年上やお客さんと会話できることは、大きなスキルなのではないでしょうか。

だから、SPIで勉強するよりも、私なんかはしっかりとした敬語を話せることの方がずっと大切だと思っているんです。

敬語の本の紹介
「敬語これだけBOOK」「敬語すらすらBOOK」

敬語 本

1つの事柄ごとに、普段使いの言葉(若者言葉)と適切な敬語が対比されている構成です。だけに、言葉をどうあらためるべきなのかがよりはっきりとします。
厚い本ではありませんが、要所がコンパクトにまとめられています。日常や接客等の会話で頻繁に用いられる言葉がほとんどで、普段はまず使わない事柄は省かれているため、返ってすっきりとしています。
この本の内容だけで、敬語はたしかにこれだけで充分だな、と思いました。

敬語 本

発行は10年以上前ですが、内容は今の時代と比べて遜色ありません。
そんなわけで、こちらの2冊を当記事にてご紹介しますね。
私はたくさんの敬語の本を読んだというわけではありませんが、それでもこちらはとても良い本だと思うんです。

敬語 本

「入ってください」

○ … どうぞお入りください
◎ … どうぞお上がりになってください
花 … お足元に気を付けて、どうぞお上がりください

敬語にも格付けがあって、一番下は高級料亭だとかで聞きそうな敬語ですね。
私なんかは「どうぞお入りください」くらいしか言わないのですが、もし私がその辺の店で「お足元に気を付けて、どうぞお上がりください」と優しく言われたら、もうびっくりしますよ。うぉって。
「どうぞお上がりになってください」くらいは言えるようにしたいものです。

敬語 本

「○○してもらっていいですか。」

なんだか若いおにーちゃんから聞いたことがありますね。
「敬語ってなんとなくこんな感じだろう」と歪められた敬語です。
(ちなみにですが、その理由で「言葉は変わりゆくもの」の理屈が好きではありません。)

敬語 本

「これでいいですか」

「恐れ入ります、こちらをお目通しいただきたいのですが、よろしいでしょうか」と、もし私が部下に言われたとしたら、これもまたびっくりしますよ。
そして、これはちょっと丁寧に対応しなきゃならんな、という気持ちになります。

敬語 本

「飲めません」

「もうヤバいんで、勘弁してください」なんて言うと、相手の心象は悪くなって、もう酒を注がれることは無いでしょう。
「お気持ちだけいただいておきます」と返すと、おそらくは酒を注がれるでしょうが、次からは忖度してもらえると思うんです。

全ページのほとんどはこのように構成されています。

敬語 本

黄色の方の本。

「○○とか行きます」ではなく、「○○に行きます」。
「タバコのほうは吸ったりします?」ではなく、「タバコは吸われますか?」

こちらも上図と同じ構成が全ページのほとんどです。

 

はい、そんなわけで、敬語の本をご紹介しました。
私なんかは学力より敬語を上手に扱えることが大事だと思っているんです。
この本でなくても良いですが、学生や就活生、アルバイター、または接客することの多い方は、あらためて敬語を学ばれてはいかがでしょう。
きれいな敬語をすらすらと話せるようになると、結構得するものだと思いますよ。逆に言うと損することはありません。



投稿日時: 2017年08月03日 23:58 | 記事URLコメント(6)
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コメント

1. By  もやし  2017年08月04日 00:36
9月から働き始める自分にはなかなかタイムリー記事だ...参考にさせて頂きます。
2. By  まささん  2017年08月04日 00:59
もやしさん

♪〜
3. By  liszt  2017年08月04日 13:41
とても良さそうな書籍ですね。

仕事柄、敬語については日々意識しているつもりですが、それでも咄嗟のタイミング等で誤ってしまいがちです。
そもそもの敬語を知らない場合は別として、誤った敬語を使ってしまうタイミングって返答を焦ってしまって気持ちに言葉が追い付いてない、なんて事が多いと思うんです。
このようなシンプルでわかりやすい書籍で学ぶのは焦ったときにも思い出しやすくて良さそうだなと思います。

言葉が持つ人の気持ちに対する影響力は本当に強いと思いますし、自身もこういう良書で日頃から気を付けていこうと思います。
4. By  まささん  2017年08月05日 19:44
lisztさん

記事を書いているときに、なんとなくキャバ嬢を思い浮かべました。
彼女らは作法はわきまえているのですが、言葉遣いは指導が無いのか、何というか知性がまったく感じられないんです。
客の好みに応じた知識を身につけろとまでは言わないにせよ、ちゃんとした敬語くらいは話せたらいいんじゃないかなぁ、と友人に連れて来られたお店でぽつりとお酒を飲んでいました。

人の気持ちに対する影響力は、おっしゃるように強いと私も思います。だけに、接客業だとなおさら言葉遣いは大切で、差別化のポイントになると思うんです。
5. By  邂逅  2017年08月07日 20:55
きれいな言葉が話せるようになりたいとは思いつつもなかなかできていません。
知らず知らずのうちに誤用していることも多く、偉そうなことは言えないなと日々思っています。

よく医者が患者にため口で話すのが不快だと言われますが、僕はそうならないよう少なくとも丁寧語は心掛けてはいます。おそらくため口も混ざってしまっているとは思いますが・・

ところで、キャバクラは行かないので知りませんが、いい店になれば言葉遣いの指導もあるのでは?
6. By  まささん  2017年08月09日 13:28
POM〜

普言葉遣いの良さが求められる職柄の人以外は敬語や丁寧語を学習する機会は滅多にないから、普通の人がそれを学べば有利になるのはまず間違いないと思うんよ。
お医者さんの場合は、どうだろね?おばあちゃんから「あのお医者さんはいい人でねぇ〜」って言われるかも?

キャバクラは、たぶんどんな店でも言葉遣いの指導は特にないんじゃないかな?
昔、お金持ちな人にクラブ(たぶんキャバクラの上位)へ連れてってもらったとき、嬢の言葉遣いに際立った印象は無かったような。容姿とドレスはきれいだった。

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